子どもが言うことを聞かないからやった・・・幼児虐待を起こさないための2つの対策

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「しつけのつもりだった…」

「何度言ってもいうことを聞かないからやった・・・」

最近、このような幼児の虐待事件が増えており、ニュースでもよく目にするようになりました。こういったニュースに対して「自分の子どもに虐待するなんてありえない!」と思われる方がほとんどでしょう。

しかし、その一方で

「子どもが何度言っても言うことを聞かないから叩いてしまった」

「実際には叩いていないが、自分の頭の中(妄想)で叩いてしまった」

「気付いたらわが子を虐待する姿を想像していて思わずゾッとした」

このような方たちも少なくないようで、私たちにとっても幼児虐待はけっして対岸の火事などではありません。

子どもがいうことを聞かないから・・・しつけのつもりだった・・・、このように近年増加する悲しい虐待事件。なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか?

今回の記事では、何度言っても子どもがいうことを聞かないこと、親が虐待をしてしまうこと、これらの原因と対策について詳しくご紹介いたします。

子どもが言うことを聞かない、いつか虐待してしまうのではないか・・・このようなことでお悩みの方にお役立て頂ければ幸いです。

1.虐待事件の実例

以下に実際に起こった虐待事件をご紹介します。

1-1.虐待事件の実例(1)沖縄県女児虐待事件

2016年7月28日に沖縄県の宮古島市で起きた悲痛な幼児虐待事件。生後まだ3年ほどの小さい女の子に対して、1歳の次女の面倒を見るよう言ったが、言うことを聞かないので腹が立って暴力を振るい死亡させた事件。

口の周りを数回殴った後に、テーブルの角に頭を強打し、その後さらに床で頭を打った。気付いたときには痙攣しており、救急車を呼ぶも死亡した。警察によると、容疑者は子供たちに日常的に暴行を加えていたようで、「いつも子供の泣き声がしていた」という近所の人たちからの声もあったという。

また、日常生活を送るうえでも虐待を行っていたようで、排便を失敗してしまった女児に対して大便を食べるよう強要させていた。このことに関してはしつけ名目だと供述している。

1-2.虐待事件の実例(2) 広島県小5女児虐待死事件

2012年10月1日におきた、広島県府中町の自宅で母親が小学5年生の女児(11才)をゴルフクラブで30分以上殴打し、死亡させた虐待事件。

加害者である母親は、先端にゴムの丸い玉のついたゴルフクラブを何度も振り下ろして、女児の頭や腹を殴り続けたようです。死因は出血性のショック死で、女児の後頭部は頭蓋骨が陥没、くも膜下出血を起こしていた。また全身には複数のあざがあり、虐待は日常的に行われていた。母親は取り調べに対し『娘がうそをつくのでしつけのためにやった』と淡々と話していた。

加害者である母親は、高校を3か月で退学し、その後、東広島市内のアパートでひとり暮らしを始める。そのアパートは、父親ではない50才くらいの中年男性の名義であり、家賃は全額その男性が負担し、それ以外にも会うたびに5万円程度のお小遣いをもらっていた。

このころ、アパートで同居生活を送ったことがあるという高校の元同級生の話によると、部屋の片付け、掃除、洗濯、料理などは何もできず、全部人任せ。「お米を洗って」と頼むと、食器用洗剤でお米を洗うほどのありさまだったという。

1-3.虐待事件の実例(3)奈良県男児虐待死事件

奈良県生駒市で2016年4月、長男=当時(2)=と長女(4)をプラスチックの収納ケースに閉じ込めて長男を死亡させたとして、会社員の父親(40)が監禁致死罪などに問われた事件。

奈良地裁で9月にあった裁判員裁判で、父親は懲役3年の実刑判決を言い渡された。あくまでも「しつけ」だったという父親は公判で、「ごめんなさいのポーズをするので、しつけとして効果があると思っていた。今となっては浅はかだった」と述べている。この父親は周囲からは非常に子煩悩と評判だったという。

家族4人で買い物に出かけ、帰宅したある日、2人の子どもが自宅のリビングでテレビを見るなどして遊んでいたときのことだった。2人がおもちゃでテレビをたたいているのを注意したがいくら言ってもやめないため、おもちゃ用のプラスチック収納ケースに2人を入れてロックをかけて閉じ込めた。

30分ほどたった頃に父親がロックを外すと、長女はケースから出て両手を合わせて「ごめんなさい」のポーズをしたが、長男の方はぐったりしたまま動かなかったため、救急車を呼び病院に搬送されるも、窒息による低酸素脳症で死亡。

警察の詳しい調べによると、このケースに閉じ込めるという行為は、昨年9月ごろから20回以上繰り返されていた「いつも通りのしつけ」だったことが分かっている。

両親はずいぶん前から2人の子供の教育に悩み、痛みや恐怖を与えることで「言うことを聞かせていた」という。「言葉で注意してもきかない場合は軽くたたいたり、親と離れて寂しい思いをするよう寝室に閉じ込めたり、洗濯かごを組み合わせて閉じ込めたりした」と話している。

今回ご紹介した例のように、目を覆いたくなるような悲惨な事件が年々増加しています。こういった事件の背景には、

・しつけのため

・何度言っても子どもがいうことを聞かない

・子どもが泣き止まない

・子どものイヤイヤ期に嫌気がさした

といったことがあり、これらが虐待の引き金になっています。

虐待までにはいかないにしろ、「ウチの子はなんでこんなにも言うことをきかないのだろう・・・私の育て方が悪いのかしら・・・」というように悩まれている方も少なくありません。しかし、育て方が悪いから子どもが言うことをきかないということではありません。このことについて、次の章で詳しくご紹介いたします。

2.なぜ子どもが言うことをきかないのか?

「この部屋には入っちゃダメってさっきも言ったでしょ!何度言ったらわかるの!?」

「はい、ごめんなさい」

・・・10分後

「また部屋に入ってる・・・コラッ!!○○!!さっきも入っちゃダメって言ったばかりでしょ!!いい加減にしなさいッ!!」

「うぇ~ん・・・ごめんなさい・・・」

このように何度言っても言うことをきかない子供にイライラしてつい怒鳴ってしまった。みなさんも一度はこのような経験をされたことがあるのではないでしょうか?

このときは、「何で言ってることがわからないの?」とイライラされる方も少なくないでしょう。しかし、このとき実は子どもは言われたことがわからないわけではありません。

なぜ言うことをきかないのでしょうか?このことには脳における情報の処理が深く関係しています。以下に脳における情報の処理について、脳の構造もあわせてご説明いたします。

2-1.ヒトの脳の構造

ヒトの脳の構造をみてみると、以下のように人間脳(いわゆる右脳と左脳)と動物脳の2つに分けられます。

人間脳・・・考える、話す、計算するなどといった理性的な働きを担当

動物脳・・・怒る、喜ぶなどといった感情、危機回避などの本能的な働きを担当

普段は人間脳が動物脳を暴れださないように制御しています。もちろんですが、人間脳も動物脳も活動するために、常に大量のエネルギー(とくにブドウ糖、ビタミン、ミネラル、アミノ酸など)を必要としています。またこの2つの脳へのエネルギーの振り分けの優先順位は、動物脳>人間脳となっています。

2-2.栄養が不足すると・・・

栄養不足になってしまうと動物脳の方に優先的にエネルギーが振り分けられるため、人間脳がうまく働くことができなくなり、動物脳の制御が外れ、思いもよらない感情的な行動をとってしまうことになります。

また様々な研究から、動物脳は3歳くらい、人間脳は20歳くらいまでに成熟することがわかっています。このことから、人間脳は動物脳に比べるとはるかに成熟の速度が遅いことがわかります。

これらのことから、ヒトは栄養不足になると人間脳がうまく働くことができなくなり、感情的な行動をとりやすくなる。また、子どもの頃は人間脳がまだ発達していないため動物脳を制御することができず、感情的な行動をとりやすかったり、理性的な行動ができないことがお分かり頂けたと思います。

2-3.大人でも栄養が不足すると・・・

このことは何も子どもに限ったことではありません。大人では人間脳はじゅうぶん成熟していますが、栄養不足になってしまうとエネルギー不足になってしまい人間脳がうまく働けなくなってしまいます。その結果、動物脳が暴れてしまい感情的な行動、理性的ではない行動をとってしまいます。

つまり、子どもがいうことを聞かない、子どもが泣きやまないといったことが起きたときに、普段であれば注意する程度ですむことかもしれませんが、叩いてしまったり、ひどい言葉を浴びせてしまったりと虐待につながってしまうのです。

3.幼児虐待を起こさないための対策

これまでに、なぜ子どもはいうこと聞かないのか、なぜ親があり得ないと思うような虐待行為を起こしてしまうのかということについて、人間脳の働きが深く関係していることをご紹介しました。

栄養不足で人間脳が働けなくなった結果、虐待につながってしまいます。ですので栄養不足を改善することが幼児虐待を防ぐ対策になります。

3-1.幼児虐待を起こさないための対策(1)幅広い栄養を十分にとる

第2章でもお話ししましたが、人間脳が働くためにはエネルギーが必要です。エネルギーというとみなさんは何を思い浮かべるでしょうか?ほとんどの方が「糖分」を思い浮かべるでしょう。

エネルギーを作るために糖分=ブドウ糖はもちろん必要です。しかし、糖分だけでエネルギーを作ることはできません。その他にも酸素やビタミンB1をはじめとしたビタミン、ミネラル、アミノ酸などの様々な栄養素が必要です。

栄養不足と効くと、ご飯をちゃんと食べているから大丈夫!と反応される方がいらっしゃいますが、そのような方に限ってこのような事実は意外とご存じないようです。糖分は十分にとっているけれども、その他のビタミン、ミネラル、アミノ酸類が不足しているため、実は脳内でエネルギー不足が起きているということがあり得るのです。

脳内でエネルギー不足を起こさないためにも、幅広い栄養を十分にとるようにしましょう。

3-2.幼児虐待を起こさないための対策(2)体調不良を改善する

ヒトの体で体調不良(首、肩、背中のコリ、下痢や便秘、ゲップ・しゃっくりなどの胃腸症状、肌荒れ、手足の汗、足がつる、ふくらはぎが硬い、体が硬い、頭痛、めまい、手足のしびれ、関節痛など)が起きると、その情報が脳に届けられます。

体調不良という情報は、脳にとってはもちろん不快な情報ですから情報が届けられたときにストレスを受けます。すると脳はそのストレスを軽減するための反応を起こしますが、そのときにビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養素を大量に消費してしまいます。

体調不良が続けば続くほど脳はストレスを感じ続けるわけですから、その分大量の栄養素を消費し続けてしまうわけです。その結果、脳内でエネルギーが不足してしまい、人間脳がうまく働けなくなってしまうわけです。

体調不良を改善するためには、漢方薬や整体、アロマテラピー、ヨガ、鍼灸などが効果的です。なお、これらを実践することが難しいという方には、ラジオ体操などがおススメです。

体調不良を改善するために病院に行かれる方もいらっしゃいますが、病院の薬は症状を抑えるだけで根本的に治療するわけではありません。根本的に治療しない限り、体調不良という情報がずっと脳に届けられてしまうため、大量の栄養素を消費し続けることになります。この点にはご注意ください。

4.まとめ

近年、目を覆いたくなるような幼児虐待の事件が増加しています。他の人から見るとどれも「わが子にそんなことするなんてありえない!」と思うような内容です。

こういった事件が起きる原因には、理性を司る人間脳がうまく働けていないことがあるとお話ししました。この人間脳がちゃんと働いていないと、感情的な行動をとりやすくなり、些細なことから虐待につながってしまうのです。

これを防ぐためには、幅広い栄養を十分にとること、体調不良を改善することが非常に重要です。もちろんですが、子どもにも栄養をとらせることで人間脳が働くことができるようになりますので、ちゃんということを聞くようになります。

とにかく実践してみないと何も始まりませんので自分にできることをはじめてみましょう。幼児虐待事件が少しでもこの世の中から減ることを心から願っております。

 

参照HP:http://kokorono-soudan.jp/

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海外旅行が好き。海外旅行を計画されている方へ!

自己破産

テレビや新聞などで耳にしたことはあるものの、身近で自己破産をしたという話はめったにないと思います。しかし、昨年3名、一昨年2名の私のお客様が自己破産しました。

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もう一人の方は、思い出したくないと言って理由はお話にならなかったのですが、まだ30代前半の女性でしたので、きっと両親のいずれかが原因だと思われます

原因は海外旅行保険に加入していなかったから。そして、突き付けられた治療費を目の当たりにして、そのショックからうつ状態(うつ病ではない)となり私を訪ねていらっしゃいました。幸い、どなたも我をとり戻されましたが、かかった治療費がなくなるわけではありません。そのため、不動産などを処分した後、自己破産を選択されました。

 

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