簡単改善【ストレスと体調不良】負のスパイラルと自律神経の乱れ

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職場の環境も悪くはなく、ストレスを感じているわけでもないのに、仕事になると体調が悪くなる。そんな状態でお悩みですか?

原因のわからない体調不良は、自分ではどうしようもなく本当に辛いもの。

原因不明の体調不良改善のキーポイントは、【ストレスと体調不良の負のスパイラル】です。

どこかでつながりを断ち切れば、するりと糸が解けるように楽になるかもしれません。

今回は、実際の30代女性が苦しんでいる事例を交えながら、ストレスと体調不良の関係性をはじめ、体調不良を簡単に改善できる方法を解説したいと思います。

1、ストレスと体調不良の関係性

ストレスのしくみ

私たちが、さまざまな要因で常に受けているストレス。

ストレスの要因はストレッサーと言います。

  • 物理的要因:天候・気温・湿度などの環境など
  • 化学的要因:化学物質・薬品や添加物など
  • 生物的要因:栄養不足・睡眠不足・過労・ウイルス細菌
  • 精神的要因:人間関係・社会的な立場や環境

そして心と体は、それらから【身を守るための防衛機能】=以下の3つに分類される【ストレス反応】が働きます。

  • :精神的・イライラや不安を感じる心理的な影響
  • 身体:倦怠感・頭痛・腰痛・睡眠障害などの身体的な影響
  • 行動:暴飲暴食・依存・ミスや失態

心や身体が何らかの影響を受ければ、当然行動にも影響してきますね。

焦ると失敗してしまうのも然り、体調が優れなければ、何をするにも円滑に事が運びません。

ギャンブル・買い物やアルコール依存症も、ストレス反応にあたります。

そして心は身体(体調)を、身体(体調)は心の状態を大きく揺り動かします。

  1. 【1】ストレスが引き起こす体調不良
  2. 【2】体調不良が引き起こすストレス

自分でコントロールできない心と身体、以下で詳しく解説します。

【1】ストレスが引き起こす体調不良

一般的に認識されているのは、体調不良を引き起こすストレス。誰もがご存知ですね。

大きくのしかかったストレスは、うつ病などの病・肩こり腰痛・喘息・メニエール病など…身体のあらゆる箇所に悪影響を及ぼす可能性があります。

しかし同じストレスでも、感じ方も原因も千差万別。

ストレスの原因はもちろん、ストレスを感じていることすら自覚していない方もいます。

「私はストレスが溜まるのが、どういうことかわからない。」こういう方でも、実はストレスを感じているのです。

たとえば、以下のような身体的ストレスはどうでしょうか。

これらは、特に『心』へのストレスを感じていないでしょう。

現代、スマートフォンはなくてはならないものですね。自分で求めているのですから、逆にストレス発散になっていると考えている方も多いはず。

しかし、実は『心』ではなく『身体』は大きなストレスを感じているのです。

つまり、ストレスが溜まっている状態を、きちんと自覚できていないというわけですね。

【2】体調不良が引き起こすストレス

一般的な認識の『ストレスが体調不良を引き起こす』その一方、逆も全く同様です。

たとえば、風邪をひき体調がすぐれない時、健康な精神ではいられません。

熱で身体はだるい・頭痛・咳など、元気な時の感情ではいられないでしょう。

仮に体調不良の時、高いテンションで話かけられると、イライラするかもしれません。

「それでなくても頭が痛いのに、もう少し小さな声で話して。」「しんどいから後にして。」当然、そう感じますね。

切っても切れない関係性の心と身体。

ストレスが体調不良となるだけではなく、体調不良がストレスを増大させる引き金ともなり得るのです。

うつ病を患っている方が体調を整えると、うつ病が改善した例もあります。

また悲しいニュースを聞いて、あたかも自分の家族が被害にあったように受け止め泣いてしまう場合も、実は『体調が悪い人』とも言い換えられます。

体調をよくすると、過剰な感情移入が抑制され、自らをコントロールできるのです。

2、体調不良で仕事ができない事例と解決法

私は、ある30代女性から相談を受けました。

長年勤めた会社で職場の人や上司などが変わり、精神的にきつくなりやめてしまった。

しばらくの休養し回復したので、再就職。

しかし、またもや体調不良の症状が表れ、頑張らなければという気持ちとは裏腹に症状は悪化。

帰宅すると気が抜けるせいか、さまざまな症状が現れました。

  • 疲労感に襲われる
  • むかつきで食事も取れない
  • 意味もなく涙が出てしまう
  • 咳や吐き気がひどい
  • 朝起きれない

最終的に、倒れるまでになり、泣く泣く退職…。

ただし新しい会社では、職場の人間関係も良好。忙しいもののやりがいのある仕事のため、充実した毎日だったと語ります。

その女性は、「いったいなぜ、体調不良が起きてしまうのか?」と疑問に感じていらっしゃいました。

この女性の場合、事の発端は前職場の精神的ストレスが要因でした。

新しい職場の人間関係が良好にもかかわらず、この女性の体調不良の症状が表れたのは、以下のような要因が考えられます。

  • 前職場での精神的苦痛を感じたトラウマ
  • 体調不良を起こせば、迷惑をかけるかもしれないという焦り
  • ちゃんと頑張らなくてはいけないという生真面目な性格

この女性は、精神に着目するからこそ、余計に体調不良が悪化してしまった可能性も否めません。

そこで、まず『体調不良が引き起こすストレス』だと考え、体調不良の改善対策をすべきなのです。

なぜなら、体調不良は自分の弱い精神のせいだと、自分自身を責めるからです。

自分を責めると心が健全な状態へ導かれず、ますます体調不良をエスカレートさせてしまいますね。

そのため「体調不良が原因なのだから仕方がない。」と考え、まずはコンディションの改善が先決。

たとえ精神的ストレスがきっかけであっても、身体の面から改善させれば相乗効果となり、負のスパイラルを断ち切れます。

そうすれば、気分が晴れやかになり、おのずと精神的にも体調不良どちらもが良好になっていくでしょう。

3、体調不良からのストレス改善法

3−1、体調不良を改善する呼吸法

原因不明の体調不良に悩んでいる方は、リラックスできる呼吸法を行いましょう。

私たちが意識せずに行なっている呼吸は、運動の一つです。適度な運動は健康な身体へ導きますね。

たかが呼吸…ですが、健康な身体と心をコントロールする運動なのです。

体調不良改善に効果的な呼吸法は、腹式呼吸による深呼吸です。

  1. 楽な姿勢で、目を閉じる
  2. 呼吸だけに意識を向け、他の事は考えない
  3. 時間をかけ、ゆっくりと口から息を吐き切る
  4. お腹を膨らませながら、ゆっくり鼻から吸い込む

当然別の事を考えてしまいますが、何か他の事に気を取られても構いません。違う事を考えた自分を受け入れ、再度呼吸へ意識を戻します。

体調不良の症状が現れたら、上の呼吸法を3〜5回ほど行なってみましょう。

職場はもちろん、自宅でも空いた時間や夜寝る前など、毎日1日に複数回行います。

3−2、呼吸法と自律神経の関係性

心が感じるストレス・体調不良どちらにもかかわっている根本が『自律神経の乱れ』です。

交感神経と副交感神経で成り立っている自律神経は、身体の機能全てを健やかに保つために重要な要素を担っています。

心臓など体内の内臓の働きを正常に保つのも、自律神経の働きによるもの。

緊張している時、人は交感神経が優位に立っている状態です。

落ち着いて呼吸すれば、副交感神経が優位に働きリラックスへ導きます。

私たちが緊張する場面に遭遇すると、ごく自然に深呼吸をするのは、副交感神経の働きを強めバランスを取るためです。

深呼吸のように、自律神経は私たちの意思とは関係なく調整されています。しかし、バランスが崩れるとさまざまな体調不良の症状が現れます。

頭痛・肩こり・腰痛、胃もたれ・不整脈・倦怠感など、体調不良が精神的ストレスに拍車をかけてしまいますね。

この呼吸法は、実はいわゆる瞑想です。瞑想と言えば、宗教的なイメージがあるかもしれません。

しかし現代男女かかわらず注目されているヨガは、難しいポーズを取ればいいわけではなく、呼吸法がポイントになっています。

息をゆっくり長く吐き出す呼吸が、『ストレス』と『体調不良』の要である自律神経を整える役割を持っているのです。

その他にも、血流促進・便秘改善・脂肪燃焼・免疫力向上など、さまざまな効果が得られます。

実は、副交感神経の働きは、加齢とともに低下していきます。

更年期障害が、中年で現れるのはそのせいでもあります。

老化を防ぐためにも、毎日の日課として行いましょう。

4、体調不良とストレスを改善するための【+α】

自分を否定せずストレスと共存する

この女性のような場合、ストレスをため込む傾向があり、「頑張らなければいけない」という強迫観念を持つ特徴があります。

また、いい意味でのサボりができない真面目な人に多いでしょう。

体調を整えるためには、自分の性格を客観的に見つめ、気持ちをコントロールする努力も必要です。

簡単に言えば、少しくらい手を抜いたっていいという考えを持つのですね。

  • 体調不良で仕事を休んでも「私の代わりはいくらでもいる」と考える
  • 仕事でミスを犯しても「完璧な人間はいない」と気楽に考え、次回の成功につなげる
  • 具合が悪ければ、少々部屋が散らかっていても気にしない
  • 髪型が決まらない時は、ラフなゆる系アレンジにする
  • どうしても疲れた日の夕食は、外食やピザなどの宅配で済ませる

疲れた自分を無理に奮い立たそうとせず、時々は楽な生き方をしたっていいのです。

そして、できる限りポジティブな精神を持ちましょう。自分を戒める考えを持ちすぎないことです。

すると、不思議と蓄積したストレスは、幾分か軽くなっていくでしょう。同時に体調不良も改善します。

私たちが生きている中、ストレスは完全に消せません。

光と闇が表裏一体であるように、健康とストレスも表裏一体なのです。

ストレスとうまく向き合い、排除しようとせず共存する気持ちになる必要があるのですね。

ストレスを生かしプラスにつなげる

ストレスは完全な『悪』ではありません。考え方次第で、ストレスをマイナスではなくプラスに働かせることも可能です。

どんな経緯があってストレスを感じたのか自分を分析・把握し、向上へつなげるのです。

机の角で足先をぶつけて、痛みを感じれば、当然大きなストレスがかかります。しかし経験したからこそ、次回は机の角に注意し同じ過ちを繰り返さないでしょう。

アメリカの哲学者エマーソンの言葉をご存知でしょうか。

『恐怖は無知から生まれる。知識は恐怖の解毒剤である。』

ストレスを経験しなければ、知識にはなり得ません。その時感じたストレスは、悪いストレスではなく『いいストレス』になりますね。

ストレスを恐れる必要はありません。ストレスが体調不良を引き起こすと、考えなければいいのです。

ストレスをきっかけに『向上』『やる気』というメリットに変化させられるのですから。

原因がわからない体調不良は、病院で診てもらっても『自律神経失調症』という診断があり、薬を処方されるかもしれません。

しかし、その前に呼吸法によって自律神経のバランスを整えるとともに、ストレスをプラスにつなげ、かつ健康的な生活を心がけましょう。

ストレスを感じても、拒否せず受け入れる。そして体調不良を『呼吸法によるリラックス』とできる限り正しい生活習慣で改善する。

体調不良がひどくなる前に、休憩しながら歩きましょう。

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