心配性は病気ではない!誤解されがちな心配性の改善方法まとめ

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心配性 病気

ちょっとしたことを心配するのは人にとって当たり前の事です。

 「健康診断を受けた結果、再検査がありました。大腸の再検査なんですが、大腸がんかもしれないと思うと心配で…。」というお話は良く聞きます。

 心配性の人は、この心配が色々なところで出てしまい「子供が出かけた。事故に巻き込まれないか心配だ」「胸が苦しい。心臓病ではないのか?」などと、日常生活のあらゆるところで心配をしている人達です。

1.心配性は病気ではない

心配性は基本的には病気ではありません。

 そもそも、心配性は決して悪いことばかりではありません。というのも心配するという事は、危険を避けて生きていくためには大切なことです。小さな子供が、横断歩道を渡る時に左右を心配しながら確認する。それによって事故から回避されます。

 また、心配性の人は「常に注意深く慎重に考え、行動を起こすことができます。」「いつでも用意周到な部分は、上司や周りの人からも高く評価されています。」と、このように心配性だからこその利点も多々あるのです。

 しかし、心配性が行き過ぎて、病院に行くと、病気と診断されるケースがあります。それが、不安障害と呼ばれるものです。次の章で、あなたがただの心配性なのか不安障害なのかの判断ができるようにしましょう。

2.心配性とよく間違われる病気

私は、心配性の人が病気の状態。いわゆる不安障害になっているのかどうかは、日常生活に支障をきたしているかどうかだと思います。心配性と言われる人達でも仕事も普通に出来る。家事が出来るならば問題ないと思います。それでは具体的に不安障害と心配性のお話します。

 2-1.不安障害

不安障害が心配性と違っている点は、体調不良をもっている人がほとんどだということです。それは頭痛・頭重・慢性疲労・倦怠感といった病気で検査をしても原因がわからない体調不良です。

 また、不安障害の症状の方は、頭がうまく働きません。不安を感じていると何も行動が出来ません。

「保健師さんに子供が発達障害の可能性があると言われてしまいました。それから色々な病院に行って診察してもらっています。問題はないと言われているのですが、子供がちょっと変な行動をするだけで心配になってしまいおかしくなってしまいそうです」と相談にご来店されたのは3歳のお子さんを持つ20代のお母さん(Hさん)です。

Hさんは、子供が発達障害ではないのか?という心配が何をしていても頭から離れませんでした。家の家事も満足にできません。テレビを見ようという気にもなりません。自分自身何をするにしろ「要領が悪い」と感じていました。

Hさんは日常生活を普通に生活することが困難になっています。それは家事なども頭の切り替えがうまく出来ないため満足に出来ない状態です。

このように、心配性と言われる症状は単純に一時的に「心配をするだけ」だと思います。そして、不安障害の場合は、頭がうまく働かず日常生活が困難になってしまっています。

3.心配性の原因

ここでは心配性の原因をお話したいと思います。

 3-1.心配症の原因

脳の働きは3つの感情物質が平常に働いている事で正常に動くようになっています。興奮感情物質と抑制感情物質(リラックス)、そして興奮、リラックスを日常生活でバランスをとる調整感情物質があります。

 この3つの感情物質の中で、私達の性格を決めると言われているものが調整感情物質であるセロトニンです。このセロトニンの量が減ると、感情はうまくコントロール出来なくなり、不安感、緊張感がおきやすくなる事がわかっています。

 そして、このセロトニンを作る能力が人によって遺伝子レベルで違う事もわかっています。

このセロトニンを作る遺伝子をセロトニントランスポーター遺伝子と言われています。

この遺伝子には長いタイプ(LL型)、短いタイプ(SS型)、そしてその中間型(SL型)があるが、ざっくり言ってLL型を持つとセロトニンの働きを強めて楽観的に、SS型は弱めて悲観的性質を作ると言われています。ようするに、SS型の人は心配性(ネガティブタイプ)になると言われています。

 ちなみに病院で処方されるSSRIと呼ばれる抗不安薬はこのセロトニントランスポーターに作用してセロトニンの量を増やすことで不安・緊張をとるようになっています。

参考:電子状態理論・分子軌道

4.心配性を改善

不安障害ではなく、心配性でしたら治す必要はないと思っています。しかし、今の自分の状態を変える方法はあります。

4-1.暇をつくらない

人は物事に集中している時には、無駄な思考はしません。ちょっとした心配事があったとしても、仕事や家事などをやっている時には忘れてしまうのが普通です。

 不安な気持ちもあるでしょう。「ネガティブからポジティブに考えよう。」このようなセリフはよく聞いたことでしょう。しかし、思考を変えることは難しいことです。正直、短期間では無理でしょう。

 だからこそ、何か行動することが重要です。行動している間はネガティブ、心配はしている暇は出ません。好きなテレビを見る。好きな運動をする。ショッピングに行く。なんでも良いのです。行動してみてください。

4-2.心配事を解決するように行動する

米国ミシガン大学の研究チームが行った調査によると、心配事の80%は起こらないとされています。起きるのは残りの20%ですが、そのうちの8割は、あらかじめ準備して対応すれば、心配事には至らずに解決できるそうです。

 つまり、そのときにならないと手の打ちようのない「本当の心配事」は全体の4%にすぎないとのことです。つまり、何をしてもおこってしまうことです。

・物を落としてしまう
・忘れ物をしてしまう
・恋人と別れる

など、だれもが経験することをあなたは心配しているかもしれません。

 心配することは、その心配を解消するためにどうすればその心配を解決できるのかを考える事が重要です。そして、その解決方法に気がついたらとにかく行動することです。

5.まとめ

心配性と不安障害は違います。極度の心配性だといってもそれは個人差かもしれません。不安障害は、思考力の低下や原因不明の体調不良があることがほとんどです。仕事や家事など行動することが難しいのが不安障害です。

 あなたが不安障害に該当しないならば、心配性を病気と気にすることはありません。考え方を変えることは難しいのですから、行動することが一番の方法だと私は考えています。

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