【まとめ】小学生の不登校は親が原因?解決への対応と対策

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不登校 小学生

「小学生のうちに不登校になってよかったじゃないですか。」

小学生の不登校についての相談で来店されたとき、私はご両親に口癖のようにそう声をかけます。なぜなら、不登校が解決されると、ほとんどのお母さんから次のようなお話を頂戴するからです。

「親として、子育てでもっとも重要なことは何なのかわかりました。」
「おかげさまで子育てがとても楽になりました。」

なぜ、こんなお話を頂戴できるのか?

この記事では、小学生の不登校についてその特徴から原因と対策(解決策)をご紹介しています。心のケアというアプローチに限界を感じている方は、問題解決に向けてお役立てください。

1.不登校になった小学生に見られる特徴

私たちは花を見ますが、葉や茎などを見ません。まして、根のことなど気にもとめません。私は不登校も同じだと考えています。どのご両親も「不登校」という花に目を奪われ、子供からのSOSを見過ごしています。

1-1.小学生の不登校でみられる特徴その1.腹痛や吐き気などの胃腸症状

「お腹が痛い!」
「気持ち悪い!」

登校前になるとお腹の調子が悪くなる。不登校になる前から、嘔吐や腹鳴りも含めてさまざまな胃腸症状を訴えるケースは少なくありません。また、次のような胃腸症状に思い当たることはないでしょうか?

・ゲップ 
・シャックリ 
・口臭
・オナラガ多い
・ガスがたまる
・腹部膨満感
・胃もたれ
・食欲減退
・食べるとすぐにいっぱいになる 

意外に思える症状もあると思いますが、これは子供たちからのSOSですから、決して見逃してはいけません。

1-2.小学生の不登校でみられる特徴その2.肩や首のコリ、頭痛などの不調

小学生が首や肩のコリを訴える。私の経験では、ご相談をいただいた不登校の子供たちはみな肩こりがありました。なかには肩こりなどを自覚しない子供もいましたが、肩を押せば「痛い!」と例外なく肩こりがありました。もちろん、この肩や首のコリ、頭痛なども子供たちからのSOSです。

重要なのは、前述した胃腸の不調を訴える子供たちですが、彼らには必ず肩や首のコリがあったという事実です。したがって、不登校の子供たちは自律神経が乱れていることが予想できます。後ほど説明しますが、私はこの自律神経の乱れが不登校の原因だと考えています。

1-3.小学生の不登校でみられる特徴その3.朝が起きれない

「声をかけてもゆすっても、朝起きれません!」

不登校の子供たちのなかには、朝が起きれないため学校に行けないというケースが少なからずあります。こういった朝起きれないという訴えは、診察を受けると起立性調節障害と診断されることがほとんどのようです。

この起立性調節障害について、医学では有効な治療方法がありません。その理由もまた、この病気が自律神経の乱れが原因だからだと私は考えています。いずれにしても、朝起きれないのなら、学校に行けるはずもありません。

2.小学生の不登校は親が原因?

「主人の暴言や子供への威圧的な態度も治りますか?」

不登校の子供にはさまざまなタイプがあります。落ち込みがひどい子供。イライラして癇癪をおこす子供。なかには母親に手が出る子供もいます。そんな子供たちが明るく元気に学校に通うようになると…、お母さんから前述したような質問をいただくことが少なくありませんでした。このような言葉や態度による精神的暴力をモラハラと言います。

想像できると思いますが、モラハラなお父さんは子供が不登校になるとそれを母親の子育てが原因と攻撃します。また、子供に対しても威圧的な態度で接したりすることも多々あります。さらに、そういった言動により、子供が委縮してしまうことが不登校の一因となることもあるでしょう。

しかし、私はほとんどケースで、次にご紹介している「当たり前の事実」が不登校の本質的な原因だと考えています。

3.小学生が不登校になる原因

不登校の特徴でご紹介しましたが、私は不登校の原因は自律神経の乱れにあると考えています。交感神経が過剰に働き続けると、体にはさまざまな不調が現れます。また、このとき情緒も不安定になります。なぜなら、交感神経が強く緊張したとき、例外なく体に次のような指令が下されるからです。

1) 活動のため筋肉に血液が送られる - これが持続するとコリが生じる
2) 胃腸への血液の流れが抑えられる - これが続くと胃腸がうまく働かなくなる
3) 副腎からアドレナリン(不安・恐怖)とノルアドレナリン(怒り・イライラ)が分泌される

重要なのは脳や心臓はもちろん臓器、組織はすべて、そこにある細胞ひとつひとつがエネルギーを産み出し活動しているという事実です。そして、そのエネルギーの原料とは、血液中の酸素やブドウ糖、栄養です。

交感神経が強く緊張したとき、筋肉優先で血液が送られます。だからこそ、私たちは100メートル走や重いものを持ち上げることができます。一方で、このとき胃腸への血流が抑えられますから胃腸の動きは悪くなります。走りながら食べ物をとったらきっと吐き出しますが、それはこういったことが原因です。

不登校の子供たちは肩コリなどがあります。このことから、ふだんから交感神経が過剰に働いています。そして登校しようとしたとき、交感神経はさらに緊張しますから胃腸への血流が抑えられます。これが登校前に腹痛や吐き気などがおきる理由です。

また、交感神経が強く緊張すればするほど、副腎はノルアドレナリンよりアドレナリンの分泌量を増やします。崖から下界を見ようとすると、誰もが崖に近づけば近づくほど足取りが遅くなるように、学校に行こうとすると不安や恐怖(アドレナリン)が強くなり、足がすくんで動けなくなります。

3-1.小学生の不登校原因そのその1.食生活の偏りが脳の働きを悪くする

あまり知られていない事実ですが、小学校や中学校の給食にビタミンB1の添加が義務付けられています。なぜなら、一般の家庭での食事では、もはや一日に必要なビタミンB1をとることができないからです。この事実を前提にすると、夏休みなど長期休暇明けに不登校が増えるのは自然なことです。

3-1-1.偏食では食欲を満たすことができない

食欲とは、単に腹を満たすという欲求ではありません。すべての栄養を十分にとれという本能の叫びです。飢えた獣が獲物を探すように、偏食で栄養が満たされていなければ交感神経が緊張することになります。栄養が満たされるまでずっと交感神経が緊張することになります。

すでに説明したように、このときアドレナリン(不安・恐怖)とノルアドレナリン(怒り・イライラ)が分泌され続けることになります。猫ににらまれたネズミのように、「はじめから不安とイライラ」を抱えていますから、情緒が不安定になるのは自然なことです。

3-1-2.嗜好品のとりすぎが脳を不安定にする

繰り返しますが、国は家庭での食生活で十分なビタミンB1がとれないことを認識しています。だからこそ、とくに夏休み明けに不登校が増えます。なぜなら、夏はジュースやアイス、お菓子などの嗜好品をとる量が増えるからです。

糖分の代謝には必ずビタミンB1が使われます。つまり、ジュースなどをとればとるほどビタミンB1が不足します。そして、このビタミンB1は組織がエネルギーを作るときに欠かせませんから、不足するとエネルギーが作れなくなります。

脳は体で使われるエネルギーの20%以上を使っています。ならば、ビタミンB1の不足により脳が不安定になること。情緒が不安定になることに私は疑いをもちません。

ジュースやアイスなどをとる習慣があるお子さんなら、こういったものをやめることは不登校改善のために必要不可欠だと認識してください。

3-2.小学生の不登校原因その2.体の不調もまた脳の働きを悪くする

冷たい風にあたると体は硬直します。また、注射のとき誰もが無意識に体が緊張します。このように、五感からの情報はもちろん、体からの情報は常に脳に届けられています。また、その情報をもとに、脳は体に指令を出し続けています。

インフルエンザや嘔吐下痢症、風邪をひいた結果、明るく元気になる人など大人でもいません。誰もが不快ですし、やる気もなくなりますから、肩や首のコリ、頭痛などがある子供ならそれはなおさらでしょう。

3-3.小学生の不登校原因その3.朝が起きれない

私は朝が起きれないのもまた、自律神経の乱れが原因だと考えています。また、すでに説明したように、ビタミンB1をはじめとした栄養が不足すると組織は十分な活動ができなくなることが朝、覚醒できない原因でしょう。

3-4.小学生の不登校原因その4.発達障害

体で使われるエネルギーの20%以上を使うのが脳です。私は発達障害の一因に、栄養素の不足と体調不良が関わっていると考えています。また、事実、これらの改善により発達障害が改善したケースが少なからずあります。このことから、発達障害もまた自律神経の乱れが原因だと考えられます。

4.小学生の不登校への対策

不登校対策においての正解とは、「本人が回復するまで休ませる」ことです。そして今、不登校の原因が栄養不足と自律神経の乱れとわかりましたら、その回復への手立ては容易にお解りいただけると思います。

4-1.小学生の不登校対策その1.十分に栄養をとる

私たちの体は60兆個もの細胞から成り立ち、そのひとつひとつにランダムな形で栄養が届けられています。また、脳は千数百億もの神経細胞により知的・理性的な働きが営まれていますが、その10倍もの数のおもり役が脳には存在します。

これをグリア細胞と呼びますが、脳の神経細胞はこのグリア細胞から栄養をもらわないと生きていくことすらできません。つまり、ひとつの神経細胞が住人のグリア細胞とう乳母に養われています。

また、体を構成するタンパク質は、およそ10万種類あるといわれています。 人のからだの70%は水分ですが、タンパク質が占める割合は水分に次いで多く、からだの20%近くにのぼります。そして、このタンパク質の構成成分の主役がアミノ酸です。

こういったことから、アミノ酸やビタミン、ミネラルなど幅広く十分な栄養を補うようにしましょう。なお、繰り返しますが、食生活レベルでは通常時でも十分な栄養などとれていません。不登校というストレス状態の子供たちはなおさらです。

不登校や発達障害、起立性調節障害はもちろん、分子栄養学などに詳しい医師や薬剤師のアドバイスの元、サプリメントを選ぶようにしてください。

4-2.小学生の不登校対策その2.体調不良を改善する

雨漏りがして壁紙や畳が濡れたとき、誰もが雨漏りの原因となる穴をふさぐはずです。雨漏りの原因を放置して、壁紙や畳を替えても意味はありません。不登校における体調不良も同じです。頭痛薬や吐き気止めなど、対症療法でごまかしては問題解決ができません。つまり、西洋医学の対処では不登校の解決はムリがあると考えていいでしょう。

私は漢方というアプローチで実績を上げていますが、他の東洋医学である鍼灸や気功、整体やカイロプラクティック、呼吸法、ヨガ、ストレッチなど、体全体へのアプローチでも理屈上は効果があるはずです。体全体へのアプローチを心がけてください。

4-3.小学生の不登校対策その3.フリースクールを利用する

十分な栄養をとりながら体調不良を改善する。このアプローチにより、情緒が不安定だった子供たちが明るく元気になっていくのが観察できるはずです。また、気持ちの切り替えがどんどんできるようになることもわかります。

すると、今までは学校関連の情報で過敏に反応したり黙ったり、部屋にひきこもったりしていた子供に変化があらわれます。学校や友達の話に「聞く耳」をもち、その内容で会話ができるようになります。これが、登校を促して良いサインになります。(詳しくは「不登校の対応はこれ!解決に向け必ずチェックすべきポイントまとめ」をご覧ください。)

このとき、とくに小学生で重要なポイントは「遊ばせる」ことです。小さな子供であればあるほど、楽しい思いを重ねると容易に気分が上向きます。その意味で、フリースクールなどを利用することはお勧めです。

5.小学生の不登校で注意すべきポイント

ジュースやアイスなど、糖分が多いものをとるとその代謝のために栄養素が消費されてしまいます。ですから、不登校になったのなら、せめて嗜好品を減らすようにしてください。また、今までの話でコンビニ弁当などでは栄養がとれないこともお解りいただけると思います。

さらに、最後に強調しておきたいのが、酸化した食べ物の排除です。スーパーのお惣菜やポテトチップスの類をとると、ひどく体が酸化することになります。それが感情を瞬時に狂わせることになりますから、とくにこの類はとらないように気をつけましょう。

まとめ

食生活を改善し、サプリメントなどで栄養を十分にとる。その上で体の調子を整える。この、当たり前のアプローチはメリットこそあれデメリットはありません。その結果、小学生の子供たちの不登校が解決していく。

また、このとき、子供たちは明るく元気に、前向きになります。多少のストレスには負けない、力強く生きていける子供として成長していってくれます。

冒頭で「子育てが楽になった!」そう、不登校を解決したお母さん方から言っていただけるのは、十分な栄養をとり体調が良くなると、子供たちがたくましく成長していくからなのです。騙されたと思ってこのアプローチをお試しください。きっと驚かれると思います。

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