じつは危険?!ショートスリーパーは憧れないほうがいい

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1日は24時間。

これだけはどんなに努力しても増えることはありませんし、どんなに忙しくて、時間を工夫しても一日が30時間になるようなことはありません。

そうなると、やはり忙しい時にはどこかで時間を削らなければいけなくなります。

通勤や通学、出社や登校準備は切り詰めることはできませんし、ご飯の時間がもったいないからといって食べないわけにはいきません。スキマ時間を利用する!というのもありますが、それほどたくさんの時間が切り詰められるわけでもないでしょう。

忙しい時ほど、短く感じるこの24時間。

そこで注目されるのは、ショートスリーパーという人たちです。

 

1、ショートスリーパーとは? ・・・寝なくても平気な人たちです

ショートスリーパーというのは、短い睡眠時間でも元気に生きられる人のことを言います。

しかもなんと、一日4時間程度の睡眠で良いそうなんです。

忙しい日常、これが本当にできるなら、これほどうらやましいことはありません。

 

1−1、人間は一日の3分の1は寝ています。

人間の睡眠時間は8時間といわれています。

「え?そんなにゆっくり寝てなんかいないよ!」という人も多いかもしれませんが、もちろんこれには幅があって、人は、だいたい6~9時間の睡眠が必要だといわれています。

実際、人間はそれくらい寝ないと身体に悪い影響が出るということでもあります。

一方ショートスリーパーという人たちは、なんとこの睡眠時間が約半分の4時間くらいでOKという人たちです。

しかも、ここで大事なことは、歯を食いしばってまぶたを無理やりこじ開け、真っ赤な瞳で無理やり起きて4時間睡眠というのではなく、それが普通だということ。

それだけの睡眠時間でも、自然に起きているというだけではなく、それで健康が保てているというのですから驚きです。

 

1−2、ショートスリーパーは不眠症ではない

自然に起きれていて健康だという時点で、それが不眠症ではないことはわかると思います。

ショートスリーパーは当然、不眠症といわれる症状を抱えている人ではなく、眠れなくて苦労をしているわけではないのです。眠れないのではなく眠らなくていい。

こういう苦痛を伴わない短時間睡眠をする人がショートスリーパーなのです。

 

1−3、ショートスリーパーには偉人が多い

しかもこのショートスリーパーには偉人が多いのです。

有名なのは、あのナポレオン・ボナパルト。

もちろんこれには異説もありますし、きちんと証明されている事実でもないのですが、一説には彼は1日3時間しか寝なかったといわれています。他にもトマス・エジソン、孫正義、ドナルド・トランプなど、多くの偉人がショートスリーパーだといわれています。

ショートスリーパーに憧れる人がいるのも頷けますし、実際に「睡眠時間が短くて済むと、色々とこなせて充実している!」という人もいる話もあります。

このように努力次第でこのショートスリーパーになれるとしたら、皆さんはどう思いますか?

 

2、ショートスリーパーにはなれるのか? 

一般的には先天的な才能とされるショートスリーパー。しかし、最近このショートスリーパーに努力でなれるという説もあるのです。

しかし、それは本当になれているのでしょうか?

結論から言うと、それはやはり無理のようです。それについては以下のことからのようです。

 

2−1、短時間睡眠に慣れることはできる

人間は適応力の高い生き物ですから、努力次第で睡眠時間を短くすることはできます。

それこそ、過酷な受験地獄をくぐり抜けてきた人は経験があると思いますが、ねぼけ眼をこすりつつ、努力と根性と強い意志で起き続けていると、睡眠時間が短くなります。

また軍人さんや警察官の中には、職務上短い睡眠をしいられることがあります。そこまで特殊ではなくても、仕事が忙しくなれば、無理やりにでも睡眠時間を減らして、いつの間にかそれが習慣づくことはあるということは、みなさん納得されることでしょう。

では、「それはショートスリーパーになったといえるのか」と言われればそれはNOです。

厳しい受験戦争の経験がある人にはわかると思いますが、寝る時間がどんどんと短くすることができても、疲れがすっきりととれているというわけではない。しかも、実は集中力は落ちる、思考能力は低下すると、さんざんな経験をした人もいる事でしょう。

そう、ショートスリーパーとは「睡眠時間が短くても問題なく、全く苦にならない人」なのですから、それをショートスリーパーとは言わないわけです。

 

2−2、科学的に後天的ショートスリーパーは否定されている。

じつは、ショートスリーパーの人には一つの共通点があります。

それは何かというと、ショートスリーパーの人にはDEC2という遺伝子突然変異が認められており、どうやらこれがショートスリーパーの素だということがわかっています。

つまり、ショートスリーパーとは先天的遺伝子で決まるのです。

当たり前の話ですが、どれほど努力しても工夫を凝らしても、遺伝子の形を変えるようなことはできません。

そう、結局は、ショートスリーパーに努力でなることはできないのです。

 

3、「ただ眠らない人=偽ショートスリーパー」は危険がいっぱい

ショートスリーパーに努力でなれないとはいえ、努力と根性で睡眠時間が短くなった人(ここでは便宜的に偽ショートスリーパーと呼びます)が存在します。

確かに少々身体はつらいかもしれませんが、できるんだったらできるようになりたい。

偽でもいいからショートスリーパーになり、忙しくてできなかったことをこなしたい!と思う方もいるでしょう。

しかし、実はそれはとても危険な行為で、推奨されるものではないのです。

 

3−1、睡眠は何のためにとっているのか。

睡眠とは何のためにとっているものなのか。

感覚的には、睡眠でからだの疲れが取れるものですから、疲れた体を回復するためにとるのだと思う人は多いと思いますが、それは半分あっていますが、半分間違っています。

もちろん体の疲れも取れますが、一番の目的はそこにはありません。

一番の目的は、脳の休養と脳内情報の整理のために睡眠というものは存在しています。つまり、睡眠は脳という器官にとって一番大切な行為なのです。

 

3−2、脳の健康を保つことの重要性

なんといっても、脳というのは体全体の動きや人間の知識や知能にかかわっているのは当然のこと、精神や心というのもまた、脳の中に存在します。そう考えると、睡眠がいかに重要なのかがわかるはずです。

人間の身体では、脳が働かなくなると致命的なダメージとなるため、最重要器官と言えます。だからこそ、人間は一日の30%以上の時間をも使って睡眠時間をしっかりととっているのです。

先ほどの後天的な偽ショートスリーパーは、努力と根性でこの大事な睡眠時間を削っているのです。脳はすっきりと休ませてもらえず、また、寝ている間に整理されるべき脳の中の情報はその整理に時間を使うことができないため、頭の中で散らかりっぱなし。

いわば、頭の中がゴミ屋敷の様になっているといってもいいのです。

しかもそれが習慣化されていけば、脳の中の散らかり具合はどんどんとエスカレートしていき、休養も取れない脳は疲労困憊。これでは脳が健康でいることなど、きっと出来っこありません。

4、偽ショートスリーパーの弊害。

努力と根性で手に入れた後天的ショートスリーパーこと偽ショートスリーパー。

その無茶の代償は、かなり深刻なものと考えていいでしょう。

4−1、偽ショートスリーパーの身体的代償

まず体の不調、つまり偽ショートスリーパーになるために払う身体的な代償の話をしましょう。

基本的に、睡眠不足による体の酷使とバランスの崩れによって起きる症状が主です。

便秘や生理不順、ホルモンバランスの異常、アレルギー疾患や食欲の極端化(過食や拒食)、筋肉痛や関節痛、アレルギー疾患の発生まで報告があるほど、身体はボロボロになる可能性があります。

4−2、偽ショートスリーパーの美しさの代償

次は、美しさ、そう美容的な代償です。

これは寝不足の諸症状と同じで、まずは肌トラブル。しわ・くすみ・シミ・吹き出物・肌のキメは整わなくなりますし、乾燥肌が進むことも往々にしてあります。

また太りやすくなったり老化が促進されることにもなりますし、それによって、体のラインは崩れ、肌や顔だけではなく、全体的な見た目の印象がぐんと悪化してしまうことがあるのです。

4−3、偽ショートスリーパーの精神的代償

そして、やはり一番厄介で深刻なのがこれです。

一般に身体の病よりも精神的な疾患の方が治りにくく、様々な点で大変だといわれていますが、これは偽ショートスリーパーの症状でも同じです。

ですので、ゆっくり休養が取れず情報の整理もやりっぱなしになっている脳が起こすトラブルはかなり深刻と考えられます。

思考がネガティブになりやすい、自信喪失状態に陥ったり、イライラが募って感情の起伏が激しくなったり、うつなどの原因になるとも言われています。

5、ショートスリーパーには憧れない、目指さない

結論。簡単に言えばショートスリーパーには後天的にはなれませんし、ならない方が身のためです。

睡眠時間は短くなったとしても、集中力はかけるし、体の切れは悪くなるし、見た目はきれいじゃなくなるし、しかも身体はもちろん、心もボロボロになる恐れを秘めているのです。

しかも、それだけ弱ってしまえば大きな病にだってかかりやすく、はっきり言って寿命にだって影響はあるでしょう。

もともとショートスリーパーに憧れる人たちはなぜ睡眠時間を短くしたいと思ったのか。それは、言うまでもなく睡眠時間を短くすることで余裕ある暮らしを送りたいからです。

しかし、そんなに身体も心もボロボロの生活が、余裕ある人生といえるでしょうか?

どう考えても、それは幸せな生活でも余裕のある生活でもありません。

そうです、つまりは、忙しさのあまりなんとか睡眠時間を短くしたいと思っても、ショートスリーパーなんか絶対にあこがれてはいけないですし、目指すことも、そのために努力してもいけません。

睡眠は人生において最も大切な時間の一つです。

その時間を無理やり削って眠らない人間になることに、メリットなんてあるはずがないのです。

今、現在あなたは睡眠が足りていますか?人生がうまくいかない。それは睡眠が影響しているかもしれません。長く眠っていても疲れが取れないことも同じように、対処が必要です。あなたはあなた以外に代わりはいません。大切にしましょう。

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