いまだに増え続ける性的虐待。その対策と心の傷のケアとは?

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「男性がこわい」

「男性を信じることができない」

「このストレスをどうしたらいいのか分からない」

幼いころに性的な虐待をうけて育った方は、こころとからだに大きな傷をかかえています。しかし、その傷は深く大きいため簡単に癒えることはありません。

また性的虐待ときくとニュースなどではあまり耳にしないため、身近に感じない方がほとんどかもしれません。ですが、実際に性的虐待をうけたことがある方はかなりの数が存在しています。性的という特性がゆえ明るみにでにくく、ほとんどの方がその実態をご存じないようです。

今も私たちの知らないところで性的虐待に苦しんでいる方がいらっしゃいます。今回の記事では、そのような性的虐待をうけて苦しんでいる方にお役立て頂ければ幸いです。

1.そもそも性的虐待とは

性的虐待とは、上下の発生する関係性において、上の立場の者がその力を悪用して、下の立場の者の権利・人権を無視して行う、性的な侵害行為のことです。性虐待とも呼ばれ、広い意味では強姦やセクシャルハラスメントなどが含まれます。

一般には児童性的虐待を指すことがおおいが、実際には性的虐待ならば児童だけでなく高齢者、配偶者(内縁関係を含む)、障害者に対するものも指します。さらに、人間だけでなくペットや家畜などの動物に関するものも含みます。

2.性的虐待の現状

年々増え続けている児童虐待ですが、厚生労働省の調べによると、性的虐待の占める割合は2.2%と非常に少ないです。

2-1.性的虐待は目にみえにくい

この厚生労働省のデータだけ見ると、性的虐待は他の虐待に比べ、極端に少ないといえますが、これは単に明るみにでていないだけで、実際にはこのデータの10倍以上の被害が存在するという専門家の意見もあります。

たしかに、性的虐待という特性上、その実態はベールに覆われやすい。というのも自分を守ってくれる存在のはずの親や信頼している人から想像を絶するほどの苦痛を受け、辱められたショック、そしてその事実を世間に向かって告白する勇気は非常に重大で深刻な行為だからです。

2-2.加害者の特徴

児童虐待のうち、いわゆる4つの虐待(身体的、心理的、性的、ネグレクト)のうち、世間一般のイメージと違い、性的虐待は、加害者が親ではないケースがいちばん多いといわれています。

日本では詳しい調査はされていませんが、国際的には、性的虐待の加害者が親である割合は20%に満たないというデータがあります。残りの80%は、子どもがよく知っている、さまざまな大人、たとえば教師、スイミングコーチ、隣のおじさんなどで、特定することはできません。そして、圧倒的に男性が多いといわれています。悲しいことに子どもがよく知っている人たちが、その信頼関係を逆手にとって虐待しているのが現状です

3.性的虐待によるこころとからだへの影響

性的虐待をうけた子どもの多くが深刻なこころの傷(トラウマ)を負うといわれています。その症状は、さまざまで、抑うつ、不安、自傷行為、自尊心の欠如などがあります。この原因は性的虐待そのものというよりは、性的虐待の最中に虐待者によって行われる問題の否認・矮小化・ごまかし・責任のなすりつけ・侮辱などの結果であると考えられています。

男性の場合は怒りや憤り、女性の場合は悲しみや抑うつといった感情に最初に気づき、復讐を果たそうとほかの人に対して虐待を行う人には特にこのような傾向が見られます。

父親に身体的虐待を加えられさらに性的虐待も受けていた女性が健忘症状を呈した症例において、海馬の萎縮とグリア細胞の傷跡、両側側頭の血流不全が見られたという例も存在します。

いままでは年齢が低ければこころへの影響が少ないということがいわれていましたが、いまではそのことは完全に否定されています。特に5歳以前の場合には感情のコントロールが十分にできず、こころの傷に対してうまく対処できないため、恐怖や怒りといった感情が自分の中の調整能力を超えてしまう現象が起こることが知られています。また性的虐待によって脳が委縮したり、前頭前野への悪影響があることが知られています。

精神的な問題だけではなく行動としてあらわれるものもあります。たとえば、家出や反社会的行動、不適切な怒りや敵意、学校での問題行動などがあります。また性的虐待を受けた人は同性間の友情関係を児童期・思春期にもつことができないともいわれています。

さらに前述のように、不安・抑うつなどの症状が激しいため、自分の苦しみに気づいてもらいたいと、きたない格好をしたり、変わった行動をしたりと同じ年頃の子供とは距離をとる場合が多いようです。

4.性的虐待の対策

以下に性的虐待にあったときの対策をご紹介します。

4-1.相談場所

・東京強姦救援センター

性暴力を受けた女性への法律的・医療・心理的な相談・支援を提供する、日本で初めてできた救援センターです。

TEL:03-3207-3692

・子どもの虐待防止センター

子どもの虐待110番(親や大人から虐待を受けている子ども、身近にそうした子どもを見知っている第三者、現在子どもを虐待している、あるいは虐待しそうだと思う親、または養育者からの悩み相談)に対応するセンターです。

TEL:03-5374-2990

相談時間

月曜日~金曜日:10:00~17:00
土曜日:10:00~13:00

・児童虐待防止協会 子どもの虐待ホットライン

子どもの虐待に関する電話相談です。

TEL:06-6762-0088

相談時間

月曜日~金曜日:11:00~17:00

・東京フェミニストセラピーセンター

女であることから起こるさまざまな事実と率直に向き合い、自分の気持ちを語り、自分を主張する方法を手に入れるための様々な活動ができる場所を提供しているセンターです。

TEL:03-5608-0127

4-2.こころとからだのケア

性的虐待でうけたこころとからだの傷は想像を絶するものです。こういった傷を癒すためには一般的には心理カウンセラーによるカウンセリングが効果的だと思われていますが、じつはそれよりも効果的な方法があります。

それは、幅広い栄養を十分にとることです。この事実は意外なほどに知られていないようです。しかし、実際に普段からの栄養状態が悪いと精神的な症状(不安だ、落ち着かない、怖いなど)があらわれやすいといった研究報告もあります。そういったストレスを軽減し、こころを安定に保つためにも幅広い栄養を十分にとりましょう。以下にどのような栄養をとればよいのかをご紹介いたします。

・アミノ酸

バリン    イソロイシン    トレオニン

ロイシン   メチオニン     リシン

アラニン   プロリン      アルギニン

グリシン   フェニルアラニン  アスパラギン酸

チロシン   トリプトファン   グルタミン酸

ヒスチジン  アスパラギン    システイン

グルタミン  セリン

・ビタミン類

ビタミンA  ビタミンB₁   ビタミンB₂

ビタミンB₆  ビタミンB₁₂    ビタミンC

ビタミンD  ビタミンE    ビタミンK

ナイアシン   パントテン酸   ビオチン

葉酸

・ミネラル類

クロム    マンガン    リン

ナトリウム  マグネシウム  銅

カルシウム  カリウム    鉄

亜鉛     塩素      コバルト

今ご紹介した栄養は、普段の食事だけでは不足しがちなものばかりです。サプリメントなどを利用して不足した分を補うようにしましょう。

5.まとめ

性的な虐待を受けているもしくは受けた子供というのは、その肉体的・精神的ストレスからこころとからだに大きな傷をかかえています。そうならないためにも、こころとからだのケアや然るべきところに相談することが重要です。

この世から少しでも性的虐待が減り、被害をうけた方のこころとからだの傷がよくなることをこころから願っております。

参照HP:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%90%E7%AB%A5%E6%80%A7%E7%9A%84%E8%99%90%E5%BE%85

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