うつ病になりやすいSE。その原因は職場環境にあった!?

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いまや国民病ともなりつつあるうつ病。厚生労働省が3年ごとに全国の医療施設に対して行っている「患者調査」によると、平成26年のデータですが、医療機関を受療したうつ病・躁うつ病の総患者数は112万人にものぼります。

その中でもSE(システムエンジニア)が特にうつ病にかかりやすい職業といわれています。実はSEにうつ病が多いことはよく知られており、あるデータによれば、ITエンジニアの2割が医師からうつ病をはじめとする心の病であると診断されたことがあるというほどです。今回は、SEのうつの原因について詳しくご紹介いたします。

1.うつ病にかかる人かからない人

まずうつ病の話になると、必ず「こういう傾向にある人がかかりやすい」という説明があります。もちろん内容によりますがその考え方は間違っておらず、統計的にもうつ病にかかりやすい人というものはあると考えられています。

自分は○○な性質ではないから、△△な性格ではないからといって、自分はうつ病にかからないという保証はどこにもありません。そのため、うつ病に関しては『自分もその可能性はある』ということを頭の中に入れておくことが必要です。

2.うつ病の原因の多くはストレス

いわゆる心因的なうつ病(事故や病気で起こるものではない)の原因の多くがストレスといわれています。

ただストレスがかかっていたとしても必ずうつ病になるというではありません。ですが、ストレスとの向き合い方やストレスのかかり方がうつ病の要因になってきます。

3.SEがうつになりやすい要因には大きく分けて圧迫感と孤独感の2つがある

ここではSEの人がうつ病になりやすい要因についてご紹介いたします。

3-1.仕事の納期という圧迫

もちろんどんな仕事にも納期はありますが、SEの納期は成長産業だけにタイトでシビアなものが多く、またその仕事量も膨大です。そうなると残業や泊まり込みが当たり前になり、休憩や睡眠が後回しになってしまいます。さらに、常に迫りくる納期の中でそんな過酷な仕事が続いていくので、精神に大きなダメージを与えます。

3-2.業績という圧迫

SEにとっての業績は、与えられた仕事の完成度よりもどれだけの仕事をこなせるのかのほうが大きいようです。そのため、特に中小のSE事務所などは多くの仕事を抱えがちで、同時進行のタスクにまみれて過重労働を強いられる傾向にあります。

しかも、SEにとってミスは禁物です。ミスをするというのは会社や個人の信用を落とすだけでなく、ミスが出た場合の処理は普通の業務より数倍時間がかかることはいうまでもありません。しかも、常にそれは業績に響くため、その精神的負担は計り知れません。

3-3.孤独な仕事環境

SEは仕事の特性上、その仕事が個人の力量にかかっている部分が多くなります。極論を言えばパソコンが一台あればできる仕事であり、ほとんどの仕事が自分一人の責任の中で行われる孤独な作業といえます。

そのためSE個人はどんどん人間関係が細くなっていき、なおかつ自分自身で抱え込むストレスはどんどん膨らむ一方なので、かなりの精神的ダメージを負うことになります。

SEの方は、仕事の納期が迫ってきて急がなければいけないプレッシャーに加えてミスが許されないプレッシャーによってストレスが蓄積する→孤独な仕事環境のせいでストレスを発散することができない→仕事の納期が迫ってきて急がなければいけないプレッシャーに加えてミスが許されないプレッシャーによってストレスが蓄積する→・・・この負のスパイラルに陥ってしまうためうつ病になってしまうのです。

4.うつ病にならないためには

うつ病にならない方法には大きく分けると2つあります。以下にそれぞれご紹介していきます。

4-1.SEの仕事を辞める

今の自分のいる環境が大きな原因となっているので、その環境から離れることが手っ取り早い対策といえるでしょう。ですが、いきなり仕事を辞めるというのは難しいという方も少なくはないでしょう。そういった方は、病院でちゃんと診てもらい診断書を書いてもらい、休職するのも一つの手かもしれません。

5-2.幅広い栄養を十分にとる

人間はストレスを受けると副腎という臓器からアドレナリンが分泌されます。これは、血糖値を上げ、エネルギーを増やすことでストレスに対抗しようとしているためです。このアドレナリンが作られる過程でビタミンCは補酵素として働いています。

このことから、アドレナリンの分泌量が増えれば増えるほど、つまりストレスが長く続くほどビタミンCの消費量が増えることになります。つまりストレス時には十分なビタミンCが必要だということです。

ストレスが続くとコルチゾールが副腎で合成されます。この副腎の機能を助け、コルチゾールの合成を促す働きをするのがパントテン酸です。そのほかにもカルシウムやマグネシウムが不足してしまうと神経が興奮しやすくなるため、イライラしやすくなってしまいます。

マグネシウムはそのほかにも精神を安定させる神経物質であるセロトニンが作られる過程で必要であり、また、副腎の機能を助ける働きも持っています。

ストレス時には、いまご紹介した栄養素だけでなく様々な栄養素が様々な過程で関わり合い消費されています。そのため、非常に大きなストレスを受けている状態では、様々な栄養素が大量に消費されている、いわゆる栄養失調の状態といっても過言ではありません。

食生活を見直すことはもちろんのこと、幅広い栄養を十分に摂ることがストレス軽減の第一歩となります。どのような栄養をとればよいのか?に関しては分子栄養学に詳しい薬剤師に相談するようにしましょう。

5.まとめ

SEという職業はその特性上、多大な精神的ストレスを抱えやすい仕事だといえます。だからといって、劣悪な環境で我慢して働き続けてストレスをためても自分にとって何一つよいことはありません。

今回ご紹介したような方法を出来るだけ早くはじめることが解決の糸口になります。少しでも今回の記事を読んだ方のお役に立てたならば幸いです。

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