酒癖の悪い人は認知症になりやすいことをご存知ですか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

「旦那の酒癖が悪いことに困っています。さんざん暴言を口にするのはもちろんですが、特に困るのがオシッコ。ひどい時はどこででもオシッコして、トイレを探すのに家中歩き回ります。私もおちおち寝ていられない状態です。素面になったときに悪酔いしたときのことを話すのですが、本人に記憶がなく、自分の都合のいい話しばかりで何度も繰り返すので嫌になります。」

「酒癖の悪い兄は悪酔いして夜中に大声を出したり物を壊したりするので、一緒にいる母が困りきっています。兄はこのところ物忘れもひどく、アルコール性の若年性認知症と言われたようです。」

「夫が2年ほど前から、いつもお酒を飲むようになり、最初は注意すればやめることも多かったのですが、最近は 隠れて飲むようになってしまい酒癖もひどくなりました。だんだん覚えていることがなくなったりと、認知症というかアルツハイマー的になってきています。」

お酒を飲む人は、飲まない人に比べて認知症のリスクが高くなると言われています。そして、お酒を飲む人の中でも、酒癖の悪い人はなおのことを認知症のリスクが高まります。私は、その原因は大きく二つあると考えていますが、この動画はそのひとつである海馬の働きについて解説しております。
酒癖の悪い人。飲み会でいつもやらかしてしまう人は転ばぬ先の杖としてお役立てください。

1.酒癖が悪いのは性格が原因ではない!では、なぜ?

ほとんどの方は酒癖が悪いことに対し、その人の性格の問題だと思われているようです。しかし私の実務経験から、それは明らかな間違いだと断言できます。では、何が原因なのでしょうか?

1-1.酒癖の悪い人の特徴

・ふだんは良い人
・気が小さい
・お酒がガマンできない(飲みすぎてしまう)
・性格が幼い

酒癖の悪いその特徴は以上のようなものです。そしてこの事実を脳科学で考えると、次のようなことがわかります。

1-2.酒癖が悪い人は交感神経が緊張している!

呼吸や心臓の拍動、食事の消化吸収など、私たちは自律神経の働きによって当たり前のに生きています。その自律神経のひとつが活動の神経である交感神経ですが、ストレス社会と呼ばれる現代は、その交換神経が過剰に働く要因に囲まれています。
長時間労働はもちろん、パソコンやスマホ、ゲームなどから出るブルーライト。手軽さ便利さと引き換えに冷凍食品やコンビニ弁当などから取ることになる食品添加物や着色料、防腐剤など。挙げればキリがありませんが、その交換神経が緊張すると次の二つのホルモンが分泌されます。
・アドレナリン:不安・恐怖
・ノルアドレナリン:怒り・イライラ

1-2-1.酒癖が悪いのは、アドレナリンやノルアドレナリンで情緒が混乱するから!

不安や恐怖な増えれば、誰もが気が小さくなります。また、これは気を使うということにつながりますから、ふだんは優しい良い人を演じることができます。
また、これらの物質は「いつでも逃げることができるように」(不安:アドレナリン)そして
「いつでも戦うことができるように」(イライラ:ノルアドレナリン)という備えでもあります。そのため情緒が不安定になりますから、性格が幼いことにつながります。さらに、情緒が不安定だからこそ、お酒の酔いを感じにくくなります。その結果が、お酒を飲むと酒癖が悪いということにつながります。
なお、酒癖が悪くて暴言や暴力といった問題については、別記事「脳のカン違い!アルコール依存症の暴言や暴力の原因とは?」をご覧ください。

2.酒癖が悪いと、なぜ認知症(認知機能の低下)につながるのか?

交感神経が緊張すると、副腎からアドレナリンとノルアドレナリンが分泌されますが、それ以外にもコルチゾールというホルモンも分泌されます。そしてこのコルチゾールが持続分泌されると、海馬が萎縮することが知られています。この事実を前提に、なぜ酒癖が悪いと認知機能の低下につながるのか。考えながら次の動画をお役立てください。

3.酒癖を治す方法とは?

人は情報の9割近くを視覚と聴覚に頼っていますから、見聞きしたことにとらわれがちです。そのため、酒癖の悪さに目を奪われてしまいます。強調しますが、酒癖の悪さはその人の一面に過ぎません。この事実を認めない限り、決して酒癖の悪さの本質的な原因にたどりつくことはできません。
そこで別記事で、次のような事実についてご紹介していますのでお役立てください。
酒癖の悪い人で見逃してはいけない事実
酒癖の悪い人はみな栄養失調である

3-1.酒癖を治すための具体的かつシンプルな方法とは?

なぜ、酒癖が悪いのか。上記でご紹介した動画でご理解いただけたと思います。そして、原因がわかったわけですから、酒癖を治すために取るべき行動は明らかです。そしてこの点についても別記事でご紹介しておりますので、酒癖の悪い人への対策・対処方法をお役立てください。

まとめ

 酒癖が悪い。これが、単に性格の問題ではなく、体や本能的な脳の働きも関わる複雑な問題であることがお分かりいただけたと思います。そして、酒癖の悪さの具体的な原因もご理解いただけたことですから、その対策・対処方法についても簡単です。
どんなご家庭でも、多少の温度差こそあれ、今日から取り組むことができます。なお、以下に私の書いたアルコール依存症の小冊子をご紹介しております。無料でご利用いただけますので、併せてお役立てください

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

【無料】アルコール依存症でお悩みの方は
小冊子をお役立てください

アルコール依存症について「お酒をやめさせたい!」「お酒さえ止めてくれれば…」そうお考えになっている方に、この小冊子はとても重要です。

例えば、80万人と言われるアルコール依存症の患者の中で、治療を受けているのは数万人にすぎません。また、入院治療を受けた患者さんで2年以上男子は続く人は2割程度とされています。つまり…

1.80万人中治療に行く人が4~5% 80万×4%=32,000人 80万×5%=4万人

2.そのうち2年以上断酒が続くのが2割 32,000人×20%=6,400人、40,000×20=8,000人

このことから、ご家族がいくらお酒をやめて欲しいと願っても、その思いが届くのが100人中1人にすぎないことがわかります。この事実を前提にすれば、今までと違ったアプローチが必要であるとお分かりいただけることでしょう。そして、この小冊子にはそんな今までと違ったアプローチをご紹介しています。

この小冊子をお読みになると次のことがわかります。

・アルコール依存症で見逃してはいけない事実とは?
・アルコール依存症の対策・対処において、気をつけるべきポイント
・やめさせたいのは本当にお酒?暴言や暴力、問題行動ではありませんか?

など、アルコール依存症の解決に必要な行動とは、多少の温度差こそあれ、どんなご家庭でもすぐに実行できる内容です。

まずは以下のボタンから小冊子をダウンロードしていただき、改善への第一歩を踏み出しましょう。


小冊子をダウンロードする

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*