デートDVは論外!DVは結婚前に気づけるのか?【保存版】

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最近離婚の原因として増えてきていることとして、DVやモラハラがあります。DVは相手に暴力を振るわれるので、体が傷つけられ、心にも大きな傷を負うこととなります。

またDV加害者はモラハラ的な言葉や態度の暴力も伴いますから、精神的にも深い傷を負うためにとてもつらいもの。さらに、周りに気づいてもらいにくいのでその点もまた心の傷になりえます。そんなDVやモラハラですが、結婚前にDVになるかどうか見抜くことは可能なのか考えてみました。

また、運悪く結婚後に DV 被害にあった場合、どうしたらいいのか考えてみましょう。

1.結婚前にパートナーがDV加害者だと気づけるのか?

【質問】 DV・モラハラは結婚前に気付けると思いますか?

8

 

【回答数】
思う:26
思わない:74

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年03月12日~2015年03月26日
■有効回答数:100サンプル

1-1.結婚前にDVやモラハラを見抜くことはできない!

アンケートの結果、DVやモラハラをしそうな人は見抜けないだろうという人の方が多い結果となりました。

気づいていたら結婚しないし、結婚前はお互い見せない部分、見えてない部分が多いと思うから。(50代/女性/パートアルバイト)

結婚する前は、自分を全て出さないと思うし少し自分を良く見せようとする部分があるのでなかなか分からないと思います。(30代/女性/専業主婦主夫)

結婚後に豹変する場合もあるので、難しい。人を見る目にあまり自信がない。(30代/女性/会社員)

結婚前は愛し合う彼氏と彼女の間柄なので、お互いのすべての部分に目が向くとは限りませんし、相手が自分に少しでもよく見られようと努力をしているかもしれません。しかし、結婚して一つの家族として一緒に暮らしていると新たに気付くことや、本性が表れてくることもあり得ます。そういった可能性を全て考慮すると、いくら好きな人を知る努力をしても、結婚前に本当にすべてを理解することは難しいのかもしれません。

1-2.結婚前にDVを見抜くことはできる!

一方見抜けないと答えた人より少なかったですが、見抜けるだろうと答えた人の意見は次のようなものでした。

同居していれば絶対気づくと思います。もしかしたら他の人の情報を得られるかもしれません。(20代/女性/学生)

結婚前に付き合う時間が長ければ長いほど、気づきやすいと思います。同棲してみるのも一つの方法かも。(20代/女性/パートアルバイト)

結婚する前に一度くらいは大きな喧嘩をして相手を知っておくのも大事だと思います。(20代/女性/パートアルバイト)

見抜けるだろうという人の意見としては、結婚までに相手とより深く付き合っていればどこかにその兆しは感じるだろうというものでした。例えば同棲などをしている場合、結婚後の生活ととても近い状況になるので、しないよりかは気づきやすくなりそうです。結婚前に相手の生活面を知っておくということは、いい相手と結婚するためだけではなくDVやモラハラを防ぐ意味でも有効なのかもしれません。

1-3.結婚前にDVをするかどうか見抜くのは困難?

結婚前には、どうしても結婚後ほど親密な関係にはなれないので相手の性格などについて見落としてしまう部分が出る可能性は大いにありそうです。同棲などをすれば少しは気づけるのではないかという意見がありましたが、すべての人が同棲をするわけではありません。もちろん防ぐには同棲をした方がよく相手を知れていいのは確かですが、それでも万全ではないでしょう。結婚前にDVやモラハラの兆しに気が付ける場合もあるとは思いますが、気付けないケースも少なくはなさそうです。しかし、少し目を向けてみて、もしわずかでも心配に思うことがあれば、一人で悩まず誰かに相談してみてもいいかもしれません。

2.デートDVの経験があれば、結婚後にそれはエスカレートする可能性大!

私の指摘するまでもなく、男性と女性では腕力が違います。また、体のつくりから考えても男性が女性に暴力を振るえば、どんなことになるのか誰にでも容易に想像できます。したがって、結婚前にデート DV の経験が一度でもあるのなら、結婚後、 DV の頻度や程度がエスカレートする可能性があります。なぜなら、家庭内は密室であり、 DV 加害者はガマンをする必要がなくなるからです。

2-1.デートDVを受けた経験はありますか?

身近な暴力を経験したことがある人はどのくらいいるのでしょうか。アンケートを実施してみました。

【質問】 
パートナーから「身体的暴行/心理的攻撃/性的強要」のうちいずれかを受けたことがありますか?

3

 

【回答数】
ある:19
ない:81

2-1-1.8割以上がDVやモラハラ未経験

多いと見るか少ないと見るか?およそ8割の人がパートナーからのDVやモラハラを受けた経験がないことがわかりました。

私は、あまり交際をしたことがないのでこのような攻撃をされたことはありません。(20代/男性/学生)

心理的攻撃は、受けているのかもしれないが、すぐに忘れるタイプなのでダメージが少ない。暴力をもしも受けたら、わかれる宣言をしている。状況によってはすぐに警察に通報する。(30代/女性/パートアルバイト)

私のパートナーはとても素敵な人なので、今まで経験したことがないです。(20代/女性/専業主婦主夫)

「交際経験が少なく、パートナーから暴力を受ける機会があまりなかった」「もしかしたら被害に遭っているかもしれないが、すぐに忘れるのでダメージが少ない」など、機会の有無や気の持ちようで結果的に被害を感じていないといった声が複数ありました。中には「とても素敵な人とパートナーになったため、暴力を受けた経験もない」というパートナーへの絶対の信頼と愛情が垣間見える声も見られました。

2-1-2.心理的攻撃と身体的暴行を同時に受けた人が多数

しかしアンケートに回答してくださった方の2割近くは、パートナーから何らかの暴力を受けた経験があるという悲しい現実も見えてきました。

過去のパートナーですが、性的な関係を強要されて断れず相手していたことがありますが嫌でした。(20代/女性/パートアルバイト)

人気のないところでいきなり押し倒されそうになった時は本当に怖かったです。(20代/女性/学生)

束縛の強い人で、携帯の履歴チェックはもちろん自分が気に食わないことがある度に殴られてました。(20代/女性/専業主婦主夫)

付き合っていて別れようって言ったら顔面をしばかれました。それから喧嘩の度に蹴られたり物を殴られたりしました。結婚して少し落ち着きましたが気にいらないと暴れたりしてひきずりまわされたりしました。(30代/女性/専業主婦主夫)

「性的な関係を強要された(されかけた)」「束縛が強いパートナーで意に反することがあると暴力で訴えてきた」など、人間として対等に扱ってくれないパートナーと出会ってしまい辛い思いをした人の声も多く見られました。中でも目立ったのは「相手の意見に従わないと暴力を受ける」という声で、心理的攻撃と身体的暴行が同時に発生しやすいことが伺えます。

2-2.結婚前にDVやモラハラの傾向を見抜くヒントとは?

私は過去、多くの DV 被害者の相談をいただいてきました。また、その相談から DV 加害者は、結婚前に次のような傾向があることがわかりましたのでご紹介します。

2-2-1.デートDVを受けた経験がある!

脳には報酬系という回路があり、この回路はとくに予期報酬が働いたときドーパミンという快感物質を分泌し、脳は快適に働きます。これはギャンブルに顕著で、「パチンコに行けば儲かるかもしれない。」とか「競馬にいけば勝てるかも…」といった時、脳はこの快感物質を大量に分泌します。そのため、ふだん新聞や本などほとんど読まないのに、3時間も4時間も競馬新聞で馬券検討ができます。
結婚前のカップルも同じです。とくに男性の場合、「この映画に一緒に行けば…」「このプレゼントをすれば…」など、こうすれば結婚してくれるかもしれないという予期報酬により、脳は快感に満たされるからこそデートコースを考えるのが楽しくて仕方ありません。一方で、結婚後、「釣った魚にえさをあげない。」という話がありますが、これは結婚してしまったからこそ予期報酬が働かなくなったからです。
この脳にある報酬系の働きを前提にすると、結婚前に DV をするような男性は、結婚後、さらにそういった傾向が強くなることが容易に予想できます。

2-2-2.母親や店員さんに不機嫌にふるまう!

「彼は私には優しいのですが、彼のお母さんにひどい言葉や態度で接するのが気になります。また、一緒に出かけたときよくお店で店員さんに文句を言ったり、トラブりなったりすることがあります。」

別記事でご紹介する予定ですが、 DV の加害者はいつも基本的に不機嫌です。そのため、気を遣う必要のない相手には、その不機嫌な気持ちが自然に言葉や態度として現れます。
母親に限らず、ご家族や外出時の店員さんなどに対し、言葉や態度が悪いようなら注意が必要です。

2-2-3.運転が乱暴!

繰り返しますが、 DV の加害者はいつも基本的に不機嫌です。それが車の運転で現れると、前の車を煽ったり、車間距離が異常に狭くなったり、横入りをされると異常に腹を立てたりといった行動になります。
また、一緒に出かけるときさっさと車に乗り込み、クラクションを鳴らして急かすような男性も、結婚したら DV やモラハラの傾向が現れる可能性大です。

2-2-4.他人や会社、政治などの批判がひどい人も注意が必要!

人の批判はもちろん、会社の同僚や上司、政治などを盛んに批判する人たちがいらっしゃいます。また、中にはテレビで芸能人がコメントしたことについて、バカとかこいつは頭が悪い、間違っているとか批判する。こういった人も、結婚後に DV 夫になる傾向が強いようです。

3.気づかずに結婚し、DV被害を受けたらどうしたらいいのか?

DV は家庭内で起きる問題だからこそ、ほとんど表に出ることがありません。そのため、シェルターなどを利用し家庭内から脱出している人もいますが、被害にあっていても自分だけでは解決することができずにひたすら耐えているという人も少なくないのではないでしょうか。そこで、DV・モラハラを受け限界を感じた場合、どのような行動を取るかアンケートをとってみました。

【質問】 
DVやモラハラを受け限界に達したらどうしますか?

4

【回答数】
加害者以外の家族や友人に相談する:28
シェルターへ行く:10
弁護士やカウンセラーに相談する:35
誰にも言えないし行動もできない:3
その他:24

3-1.第三者でもある専門家への相談を選ぶ人が多数

アンケートの結果、弁護士やカウンセラーに相談するという回答が一番多い結果になりました。

一番良い解決策を模索するためには専門家に相談するのが一番だと思うので。(40代/女性/会社員)

家族や友人は、利害があるので言えない。法律の知識があって、経験豊富な弁護士などがいい。(30代/男性/パートアルバイト)

その相手を訴えることを前提に、弁護士に相談しにいくと思います。(30代/女性/専業主婦主夫)

DVやモラハラの具体的な記録をつけたうえで、弁護士を通じて離婚に向けて動き出す(30代/男性/会社員)

DVやモラハラを受けている場合、相手が離婚に納得しないことが多いため、専門家である弁護士を頼って婚姻関係を解消したいと考えている人が多いようです。第三者の助けや法律に則った解決がなければ現状打破が難しい場合も多いため、プロの手が必要になってくるのではないでしょうか。

3-2.家族や友人など、信頼できる相手への相談も

弁護士やカウンセラーに相談するという回答に次いで、加害者以外の家族や友人に相談する、その他、シェルターに行く、誰にも言えないし行動も出来ないという回答の順となりました。

DVやモラハラを受けて限界に達したら一番身近できちんと受け止めてくれそうな家族に相談します(30代/男性/会社員)

1人では解決できない悩みなので、まず身近な人に相談します。そのあと警察などの公共機関に相談すると思います(40代/女性/無職)

まずは、現状を確認しやすい身内などの身の回りの人に相談し、解決策を見出す努力をする(30代/女性/専業主婦主夫)

家族が巻き添えをくわないように、一人で行動して判断して、シェルターを探してそこに行くと思う(50代/女性/専業主婦主夫)

暴力は耐えられない。死んでしまうかもしれないし、とにかく逃げる(50代/女性/専業主婦主夫)

DVやモラハラを受け続けていた場合、心身ともにぼろぼろになっていることも多いため、専門家のところへ行く前に信頼できる家族や友人などに相談し受け止めてもらいたいという声が多く聞かれました。一人で解決することは難しいため、親身になってくれる人とともに解決策を練りたいという思いも窺えます。また、すぐに避難が必要な場合はシェルターを利用したいという人も見られました。

3-3.DVの相談は警察や弁護士など、その道のプロにしましょう!

男性から女性の暴力。これは、一般的な倫理感から考えると、ありえない行為です。そんなありえない行為を繰り返すのが DV ですから、その相談は警察や弁護士など法律のプロにするようにしましょう。
アンケートではカウンセラーや家族、友人に相談するという意見がありました。しかし、DV 加害者の状況次第で逆恨みを買うことになり、返って家族や友人に迷惑をかけることにつながりかねません。こういった選択をするのなら、シェルターへの避難を優先するべきでしょう。

4.配偶者からのDV。離婚裁判もひとつの解決の手段!

縁あって夫婦になった男女ですから、一生涯添い遂げるのが理想的です。しかし、本来は信頼しあい助け合うべき夫婦間に、亀裂が生じることはどんなご家庭にでもあり得ます。そして、その原因がDVならば、結婚生活を続けることが困難になることは自然なことでしょう。そこで、配偶者からのDVで離婚裁判を意識したことがあるかについて、全国の男女を対象にアンケートをとってみました。

【質問】
夫もしくは妻からDVを受けて、1度でも離婚裁判を考えた経験はありますか?

3

【回答数】
DVを受けたが考えたことはない:57
DVを受けて考えたことはあるが、誰にも相談したことはない:21
DVを受けて本気で考えたことがあり、誰かに相談した経験がある:20
DVを受けて本気で考えたことがあり、実際に裁判をしたことがある:2

4-1.DVはあっても、約8割の人は誰にも相談をしていない!

驚くべきことに DV の経験がある人の約8割は、誰にも相談せず、6割近い人が離婚裁判を考えたことが無いという回答でした。

・なかなか人には言えないし、簡単なものではないから、誰にも言ってません。(50代/男性/契約派遣社員)

・他人には仲の良い夫婦を演じているのでDVが他人にバレルのは恥だと思っているからです。(40代/女性/会社員)

・結婚時、両親の反対を受けたので自分の両親に知られたくないから。(30代/男性/自営業(個人事業主))

・子供を片親にすることは考えられず、離婚になった場合、親権で争うことも辛いため。(40代/男性/会社員)

・離婚したあとお金を払う義務がある、って法律ではなってますけど支払わない夫が多いと聞いたので。(20代/女性/会社員)

21人は、離婚裁判を考えたことがありながら、誰にも相談したことがないことが分かりました。
なかなか人には言えない人や、他人にバレるのは恥だと思う人の意見からは、夫婦間の問題を他人に知られたくない気持ちがうかがえました。また、両親の反対を受けて結婚した人もいるようです。結婚時のいきさつが障壁になり、いまさら相談できにくい雰囲気になっているのかもしれませんね。さらに、親権で争うことも辛い、お金を支払わない夫が多いとの回答もあり、離婚に踏み切るためには解決すべき課題が多いと言えるようです。

4-2.DVで離婚裁判を誰かに相談したことがあるのは2割!

DV を受けた経験のある人の約2割は、誰かに離婚裁判の相談をした経験があるという回答でした。次いで、実際に裁判をしたことがある の順となりました。

・さすがにそのままではいけないと思うので、知り合いなどに助けを求めた。(20代/女性/会社員)

・専業主婦の妻のモラルハザードで、ストレスがマックスになったためカウンセラーに相談した。(40代/男性/会社員)

・裁判までは怖いので離婚にも踏み切れず、でも誰かにすがりたい気持ちから友人に相談した。(30代/女性/その他専門職)

・話し合いをしようとしましたが、会話にならないので、離婚しました。(40代/女性/その他専門職)

20人は、離婚裁判を起こそうと本気で考えて、誰かに相談していることが分かりました。知り合いなどに助けを求めた人や、カウンセラーに相談した人がいますが、相談相手は人それぞれと言えるようです。また、友人に相談した人の中には、裁判までは怖いとの意見もあり、離婚裁判を起こすことの大変さがうかがえます。
一方、2名の人は実際に裁判に踏み切っています。そのうちの1人からは、会話にならないので離婚したとの意見がみられました。もし、離婚に向けての話し合いが進まない場合は、離婚裁判が役立つのかもしれませんね。

まとめ

結婚後、パートナーが DV やモラハラになるかどうか、それは正直誰にもわかりません。しかし、結婚前にデート DV の経験があったり、車の乱暴な運転、外出時の店員さんへの態度など、明らかに過剰な興奮が見られるのなら、そういった人は結婚後に豹変し、 DV やモラハラ行為をするようになる。私が DV 被害者からいただいた相談では、結婚前にこういった傾向があったようです。
また、結婚後の DV について、「夫婦の間だからよくある問題…」と、 DV が犯罪行為であるという認識がとても気薄であるということが一連のアンケート結果でわかりました。
繰り返しますが DV は犯罪です。つまり、 DV 加害者は犯罪者であり、家族や友人に相談するという行為はその犯罪者との接点を持たせることになり、ある意味とても危険なことであるという認識を持たねばなりません。
なお、 DV で離婚を真剣にお考えの方は別記事「DVで離婚したい女性がするべき準備と慰謝料【まとめ】」をお役立てください。

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