パワハラ上司のストレスからさよなら!パワハラ環境改善とタイプ別対処法

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「あいつがいるだけでストレスだ。あいつがいなければ幸せなのに」

「仕事は好きだけど、会社に行きたくない。だって、うちの上司は・・・」

 

これを読んでいるあなたも、仕事上でそう思ったことがあるかもしれません。1935年にカナダの医学者ハンス・セリエ氏が医学の中で初めてストレスという言葉を使いこう述べています。

「ストレスというものは悪い(有害な)ものだけではなく、良い(有益な)ものもある。」

言い方を変えると、ストレスには「快」 と「不快」の2つがあるということ。

「ストレスは人生のスパイスである」という言葉もあるように、多少のストレスは人生を豊かにしますが、不快なことが続けば、いわゆるストレスがたまった状態になります。

特に職場でのパワハラはもちろん「不快」にあたり、しかも毎日続くことが考えられますので、ストレスが溜まりやすいと言えるでしょう。また、最近の研究では職場でのストレスはプライベートにも影響するということがわかっています。あなたが被害をうけるだけでなく、間接的に家族や友人を傷付けてしまうことになりかねません。

もし現在、あなたが職場でパワハラを受け、ストレスを感じているのであれば、ストレスを解消する必要があります。それはあなたのためだけではなく、愛する家族や友人のためでもあるのです。

ここではパワハラによるストレスを解消する方法を紹介します。それは以下の3つです。

  • パワハラストレス対策その1.パワハラが起きにくいような環境にする
  • パワハラストレス対策その2.パワハラ上司のタイプを知り、対応を変えてみる
  • パワハラストレス対策その3.考えかたを変えてみる

この中の一つだけを実行するのではなく、それぞれ関連があるのでぜひ全てにトライしてみて下さい。

1.パワハラストレス対策その1.パワハラが起きにくいような会社環境にする対策

パワハラをする上司も毎日常にパワハラをしているのではないはずです。

上記内容を上から順番で行うと良いでしょう。

1.パワハラ対策その1.会社内の見た目を変える

会社が汚れていたり、空気が悪かったり、寒かったり暑かったり、普段あまり気にならない些細なことでも積み重なると大きなものになります。これぐらい関係ないだろうと思っても改善するようにしましょう。

電気を明るいものに変えてみる。掃除をして、空気の入れ替えをし、花を飾る。

これだけでも、雰囲気が変わります。少しずつでも、できるもの考えられるものから改善してみましょう。

注意点としては、あまり個性的にならないように。みんなが気持ち良くできる環境、要するに清潔感が大事です。自分が好きだからと押し付けてはいけません。

1-2.パワハラ対策その2.仲間を作る

職場でのパワハラの大部分は一部の人に対して行われていますが、複数の相手に行われていることも考えられます。直接パワハラ受けていない人でも、あなたの環境に同情、理解をしてくれる人もいるでしょう。

一人より仲間がいると心強いものです。ぜひ、あなたに賛同してくれる仲間を持ちましょう。和気あいあいとした活気が生まれると、会社の雰囲気も良くなります。また、仲間同士で上司に対しての意見を聞いたり、愚痴を言ったりするのもストレス発散になります。

「なんだ、みんなもそういう風に思っていたんだ」と、自分だけではないと思い、ココロが和らぐでしょう。

また、上司も相手が複数だとパワハラをしにくくなることが統計で出ています。複数の目が光っていると思うと身勝手な行動をしにくいようです。

1-3.パワハラ対策その3.会社でのパワハラ教育を導入する

会社内のハラスメントに対しては国家でも大きな問題として捉えています。国は積極的にハラスメントの研修を受けるように会社に対して指導しています。

会社としても、社内でハラスメント行為があることは好ましくありません。ハラスメントの研修を導入するように促しましょう。

率先して行ってくれるような上司がいたら協力をお願いする。実際に、ハラスメントの教育を取り入れてから、ハラスメントの発生件数が減っているというデータもあります。以下の厚生労働省からの委託事業のセミナーも参加されると良いでしょう。

参照先→平成28年度 厚生労働省委託事業パワハラ対策取組支援セミナー 2016

ハラスメントに対し、きちんとした意識を社員全員で持つことができれば、ハラスメント発生の抑止力となり、会社全体の雰囲気も良くなることでしょう。

また、パワハラをする上司もそれとは気づかないでパワハラをしていた可能性があります。セミナーを受けることで、「あれはパワハラにあたるのかもしれない」など気づくようであれば、必然的にパワハラの度合いが減るでしょう。また、周りも意識しやすくなります。

「改善されるかもしれない」という期待があるだけで、少しはあなたのストレスが減るのではないでしょうか。

2.パワハラをする上司のタイプとは?タイプ別ストレス対処法

前章では、環境を変えて全体的にパワハラが起こりにくいように働きかけることを紹介しました。これでパワハラが改善していればラッキーです。しかし、やはりそれだけでは変わらないパワハラ上司が多いと予想されます。今度はパワハラをしてしまう上司にクローズアップして、直接働きかけてみましょう。

そもそも、パワハラをする人としない人がいますし、もちろんされた側がパワハラだと受け取らない場合はパワハラにはなりません。しかし、基本的に嫌だと思う行為であるため、多くの人はストレスを抱えてしまうことになるのです。そのパワハラ行為はそれぞれ特徴があり、大きく分けて6種類あると言われています。

参照→あかるい職場

また、パワハラする上司にも性格があり、それにより対処が変わってきます。性格は大きく分けて4つのタイプに分けられます。それは、インスピレーションの「右脳型」か、分析型の「左脳型」、また部下を引っ張っていく「リーダー型」か、部下の手助けを得意とする「フォロー型」を合わせて考えます。

つまり、

の4つです。それぞれの特徴と対処法を見てみましょう。

2-1.<右脳リーダー上司>
    前線で突き進む体育会系タイプのパワハラ

(特徴)情熱を持っている人を好む傾向があります。さっぱりとした性格の上司と言えるでしょう。

(対処法)新しいことにチャレンジするのは好きだが、細かい点で欠落も多いタイプ。

イケイケドンドンなため、コツコツとした作業が苦手で、細かい段取りや作業をおろそかになりがちです。段取りや細かい作業を率先して行うと良いでしょう。上司に話しかけるときは、ストレートにものを言っても根に持たないので自分の思いをはっきりと伝えましょう。

2-2.<左脳リーダー上司>
    物事を冷静に考えてチャレンジタイプのパワハラ

(特徴)新しいことにチャレンジし引っ張っていく上司ですが、常に静かで冷静なため、チーム全体の士気を盛り上げて引っ張るタイプではありません。思慮深く、頭が良い人に多い。

(対処法)このタイプは尊敬の念を持っていることを日頃から全面に出して上司を持ち上げましょう。仕事に対しては進捗状況を細かく伝えることが必要です。チームの雰囲気を明るくするように振る舞うムードメーカーになると良いです。

また、他部門へのお願いや調整役を引き受けると喜ばれるでしょう。

2-3.<右脳フォロワー上司>
    マジメ、人当たり、気遣い重視タイプのパワハラ

(特徴)新しいことに取り組んだり、企画を考えたりするのは苦手なタイプ。あまり能力はなく、人当たりがいいという評判の人が多い。周りに気を使い、なかなか話し合いに応じようとしないことがあります。

逆に、周りを気にしすぎていることで、逆に周りが見えなくなっていることが考えられます。

(対処法)部下としては課題整理やプロジェクト推進といった側面からフォローすると重宝されるでしょう。細かいことの作業を忘れないように。

また、上司が話し合いに応じようとしない場合、同じ立場の同僚などと話し合い、意見を一致させましょう。自分の立場が悪くなると思ったら、話し合いに応じるでしょう。

2-4.<左脳フォロワー>
    データ分析、資料作成のみ重視タイプのパワハラ

(特徴)推進力や突破力は弱く、社内での浮いてしまうこともあるタイプ。表に出ようとはしないので、自らは動かない。また、新しい企画などをやりたがらない。

(対処法)「一緒にがんばりましょう」と元気づけ、慎重派の上司の背中を押してあげると頼りにされる。他人とのコミュニケーションが苦手なだけかもしれませんので、上司とのコンタクトを密にすると、理解が早いかもしれません。

参照:『コクヨのコミュニケーション仕事術』(総合法令出版)

 

この4つにきれいに分かれるとは言えませんが、上司の性格の傾向がわかると、対処の方法が見えてきます。もし、2つが入り混じっていたらその両方を試せば良いのです。

苦手なこというのは、うまくこなせないのでストレスになります。もちろん上司にも苦手なことがあり、その苦手な部分を補ってくれる部下はありがたい存在で重宝されます。信頼関係が築ければ、こちらの言い分や立場も考えてくれるようになり、すれ違いなどにより起きる問題も解消するかもしれません。

先ほど挙げた上司のタイプ別に置き換えて考え、上司の苦手な事をフォローできれば、あなたに対して上司の見る目が変わるでしょう。

また、毎日観察しているうちに「ああ、そういう風に考えているから、ああいった行動や言動になるのだな」というように上司の考えが理解できるようになり、それだけで悩みのストレスが解決することもありえます。

3.パワハラ上司をこう考えよう

パワハラをする上司を思い浮かべるとそれだけで拒否反応が出る人もいるかもしれません。

上司を嫌いかどうかはここでは一旦置いておいて、ここでは「パワハラ」と「上司」を別に考えてみましょう。

3-1.仕事上の「上司」だけで考える

会社という組織で仕事をする以上、上司は必ず存在します。

また仕事上、上司に対して連絡や相談、報告の義務が生じてきます。いくら上司が気に食わないと言って義務を怠ると、「仕事をしっかりしないくせに一人前の態度を取りやがって!」などかえって、パワハラがエスカレートしかねません。

パワハラ上司が嫌だ!という感情に関係なく、業務上必要なことは必ず行うようにしましょう。

3-2.パワハラ行為に注目し、視点や考え方を変えてみる

上司とは別に、パワハラ行為を考えてみます。パワハラ行為に関しては、もちろん許されないことですが、上司の発言や行動を別の角度から考えてみましょう。

先ほどの分類わけでもわかるように、自分の考えている常識とは違う価値観を持っている人もいます。そうであれば、本人にパワハラをしているという気はなく、表現があなたに伝わらないだけかもしれません。仕事の指示でパワハラを感じた場合、単に伝え方が悪いだけの可能性もあるのです。

もちろん、強い口調で、威圧的に言われたりすると決して心地よいものではありませんが、言葉をそのまま受け取るのではなく、解釈を変えてみるのです。

例えば、「そんなこともできないのか。今まで何を学んできたんだ!」と言われたとします。

それを、「それだけ上司から期待されていた」とか、「今の自分ではなく成長したあなたを見たいという応援の言葉だ」など、都合のいい解釈でも構わないでしょう。

また、言葉だけでなく、性格も同じように捉えてみます。

「本当にそこまで必要なのかというようなことを突いてくる」のであれば、「仕事の穴が出ないように、細かいところまで気がつく。そのおかげで大きなミスにならずに済む」などと言った具合です。

短所は裏を返せば長所です。

ジャンルは違いますが、発達障害の子の声かけの表があります。これは、受け答えの際にトラブルにならないような伝え方、考えかたの一覧です。見ていただくと解釈の変換がどういうことかがわかりやすいですし、実際に使えますよ。

この考えかたや伝えかたが理解できれば、イライラなどのストレスをコントロールすることもできます。言い方ひとつで、上司の悪い機嫌まで変えてしまうことができるかもしれません。是非、参考にしてみてください。

参考→声かけ変換表、凸凹変換表

3-3.上司もその上司の部下である

あなたの上司にも上司がいて、その部下であるため、同じように指示や注意を受けている可能性は十分にあります。

上司にも家庭があり、プライベートがあります。心理学ではストレスの連鎖が起こると言われています。あなたの上司も同じようにパワハラを受けているため、あなたにパワハラを行っているのかもしれません。

もちろんパワハラは起こしてはいけない行為ですが、上司も同じ被害者であれば一緒にストレス解消をすることも解決の方法かもしれません!

4、まとめ

パワハラはもちろんストレスです。

しかし、ストレスかどうかの判断は本人にかかっています。今の仕事が好きで、上司だけが問題だといった場合、簡単に辞めてしまうのは後悔の元になるかもしれません。

上記にあるタイプ別での上司との付き合い方がわかるとスムーズに仕事ができるようになり、またあなたも一回り成長できるかもしれません。それによりパワハラがなくなればそれが一番幸せなことです。やってみる価値は十分にあるでしょう。

しかし、いくらあなたが歩み寄っても対応が変わらないような上司であれば、その時は無理をする必要はありません。ストレスにより、あなたがダメになってしまわないように。その時は会社を辞める決断をしても構わないでしょう。

特に今回のことを全部試したが、ダメだった!という方、それだけ努力できるあなたであれば、新しい職場でも十分活躍できるはずです。

あなたのストレスが解消し、あなたが笑顔になることを期待しています。

なお、職場におけるハラスメントでは、モラハラとパワハラを混同しているケースがほとんどですので、詳しくはパワハラとモラハラの違いとは?職場で確認したい特徴と対策を参考にしてください。

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