パチンコ依存症の原因と対策・治療方法とは?【まとめ】

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パチンコ依存症の原因と対策・治療方法とは?【まとめ】

「パチンコに勝って帰るととてもご機嫌!

パチンコに負けたとき、すごく不機嫌!

だから、パチンコに行ったかどうか?すぐにわかります。

わかりやすいんですよ。パチンコ依存症ですから。(笑)」

 こんなコメントをくれたのはある40代の男性のお母さん。息子さんは20代でパチンコにはまり、20代後半からサラ金で借金を重ねました。ご家族が借金をしてまでパチンコに行っていたことに気づいたのは、息子さんが30歳のとき。あまりの金額に、この男性は自己破産をしたそうです。

 しかし、それでもパチンコ通いは止まりません。もちろん、ご家族は何度も息子さんと話し合いをしました。なぜなら、パチンコ依存症の原因は「気持ちの問題」だと思っていたからです。

そういった話し合いをしたとき「もう行かない!」と、その場では口にするもののパチンコに通い詰める息子さんに、このご家族は殺伐とした毎日を過ごしていたそうです。

 そんなとき、「知人から紹介された」と私を訪ねてきたわけですが、今もこの男性はパチンコに通っています。ただし、冒頭のようにお母さんが笑って「パチンコ依存症ですから…」と言えるレベルになりました。

 なぜなら、男性は給与がでるとそれをすべてご両親に預け、毎日1,000円の小遣いを受けとっています。そしてその範囲で飲み食いや交際費を使い、残ったお金で0.5円パチンコに通っています。

 「前のように、仕事帰りにパチンコ通いをすることはありません!」

「休日、何もやることがなくてヒマだと、どうしてもパチンコに行っちゃうんですよね。」

 さて、パチンコ依存症の原因は何なのか?また、パチンコ依存症でお悩みの方、ご家族の方はこの記事をお役立てください。

 1.脳が原因!誰もがパチンコ依存症になる可能性がある

フトしたきっかけでパチンコに通い、パチンコにはまってまった人がほとんどである。この事実から、誰もがパチンコ依存症になる可能性がありますが、それは次のような脳の働きが原因です。

 1-1.パチンコ依存症の原因その1.パチンコに勝つと快感物質ドーパミンが放出される!

パチンコに勝つと、脳ではドーパミンが放出されます。このドーパミンは「快感物質」と呼ばれ、おいしいものを食べたり、趣味を楽しんだり、快楽を強める薬物(麻薬など)を摂取するとき必ず放出されます。

 重要なのは、このドーパミンは「予期報酬」が働くとより多く分泌されること。そして薬物などの摂取でも放出されるという事実です。

 パチンコをして儲かった。この快楽を経験すればするほど、「パチンコに行けば儲かるかもしれない!」と想像するだけでドーパミンがドバっと分泌されますから、その強力な欲望に負けてしまうことになります。パチンコにはまるのは、このドーパミンによる強い快感が原因です。

 1-2.パチンコ依存症の原因その2.ドーパミンは勝った記憶を呼び覚ます

梅干しを見ていると、口の中に唾がたまります。

甘いものが好きな人なら、ケーキを見てもよだれがこみあげます。

 このように、ドーパミンは何かを思い出す「合図」と結びつきます。パチンコ屋さんで流れる軍艦マーチ、騒がしい音などはもちろん、ありとあらゆる情報によりドーパミンの分泌量が増え、パチンコの情報を記憶から呼び覚まします。

 そしてまた、「パチンコに行けば儲かるかも…」と想像しただけでドーパミンの分泌量はさらに増えることになります。つまり、ドーパミンの分泌量が増えることで、それが記憶と結びついてパチンコのことを呼び覚ますことになる。これが、些細なことでパチンコに行きたくなる原因となります。

2.欲望を抑えられないのがパチンコ依存症の原因

ドーパミンは、その快楽の経験回路を刺激します。「パチンコに行けば儲かる(かも)。」という行動を強いるため、その欲望は意思の力だけでは簡単には太刀打ちできません。「意思<欲望」意思が欲望に勝ることがパチンコに依存する原因となります。

 2-1.前頭葉から発せられるのは「理性の声」

人間以外の動物にはない、論理的な思考ができる部位は前頭葉にあります。ここは自分に害を与えるものについて「やめなさい!」という意見を発してくれます。

 パチンコ依存症の人もまた、誰もが「パチンコは良くないこと!」だとわかっているのも、この前頭葉の「理性の声」があるからです。

 2-2.理性の声と欲望の力関係

「パチンコに行けば儲かる、こともある。しかし、パチンコをやり続けたらお金をドブに捨てることになるし、このままでは生活に支障が出る。」

 前頭葉は、儲かるという報酬を得た場合にもたらされる結果をシミレーションできます。そのため、「やめなさい!」という理性の声を発するのですが、パチンコ依存症の人はその声を無視します。つまり、理性の声を欲望が上回るからパチンコ依存症になります。そして、それは次のことが原因です。

 2-2-1.若者がパチンコに依存しやすいのは前頭葉が未成熟だから

前頭葉の発達は幼児期からはじまりますが、その成熟は20代半ばまで時間がかかります。そのため、パチンコをはじめる年齢が若ければ若いほど「理性の声」をうまくコントロールできず、ドーパミンの欲望に負けてしまうことになります。若ければ若いほど、理性を欲望が勝ることになることもパチンコ依存症の原因のひとつです。

 2-2-2.栄養が不足すると欲望に溺れる

あまり知られていないことですが、栄養が不足すると情緒が不安定になります。餓えた獣がイライラしているように、人間もまた栄養が不足するとアドレナリン(不安・恐怖)とノルアドレナリン(怒り・イライラ)が分泌されることで、気分に浮き沈みが現れます。

 日中、パチンコをしている人は昼食をジャンクフードやコンビニ弁当、パンなどで済ませる傾向があります。また、仕事帰りなら、空腹も満たすことなくパチンコに夢中になります。

 こういった食生活の乱れや睡眠不足は栄養不足につながりますから、情緒が不安定になり「理性の声」をコントロールできなくなります。そのため、欲望が理性の声にまさってしまい、これもまたパチンコ依存症の原因のひとつです。

 3.パチンコ依存症になる人の3つの特徴

パチンコに依存する人には、大きく次の3つの特徴があります。

 3-1.ヒマを持て余していることも原因の一つ

・友達が少ない

・他に楽しみがない

 友達が少なかったり趣味がない人にとって、休日はヒマです。楽しみがないので、たった一度でもパチンコで勝ってしまうと、ついフラフラとパチンコ屋に足が向いてしまうようです。そしてヒマだからこそ、フトしたきっかけでドーパミンがパチンコの記憶を呼び覚ますことになります。ヒマで他に楽しみがないこともまた、パチンコにはまる原因のひとつになります。

 3-2.パチンコ屋が近くにあることも原因のひとつ

・近所にパチンコ屋がある

・帰宅途中にパチンコ屋がある

 パチンコ屋さんがなければパチンコはできません。また、車で1時間以上かかるような遠方なら、そうそう足を運ぶことができません。逆に、簡単に通えるところにあるからこそ、パチンコにはまることになります。環境要因もパチンコ依存症の原因のひとつになります。

 3-3.不安や不満、イライラしているのも原因のひとつ

・やたらと不平不満を口にするヒト

・夫婦仲がうまくいっていない人

・仕事などで強いストレスを感じている人

 ふだんから強いストレスを感じていると、どうしても現実から目を背けたくなります。イヤなことを考えずにすみ、大当たりが期待できるパチンコに通いたくなります。また、こういった方々は、パチンコを続けるため、ジャンクフードやカップラーメンなどで食事をすませる傾向があります。

家庭環境や仕事のストレスもまた、パチンコ依存症の原因のひとつです。

 4.パチンコ依存症の治療方法

前頭葉の「理性の声」が欲望(ドーパミン)に勝れば、「遊び」の範囲でパチンコを楽しむことができるようになります。また、他に楽しみをもてればパチンコをやめることもできます。

 冒頭の男性は、パチンコのために夕食はコンビニでカップラーメンやコンビニ食という生活を続けていました。そのため、サプリメントで栄養を補うようにしていただきました。

 その結果、ご家族から「息子が落ち着いてきた」という報告をいただき、今後について話し合いをしていただきました。すると、本人から「お金の管理をお願いしたい!」という申し出があり、また自分で「1日1,000円しか持ち歩かない」と決めました。

 栄養が満たされると、この男性の言葉遣いや態度はとても落ち着きました。そのため、ふだんは仕事のため一切パチンコに行くことなく、家庭でも明るく元気にすごせています。ただし、この男性の仕事は休みが不定期なため、どうしても1か月に2~3日はひとりで過ごすことになります。

そんな日は、スポーツジムや日帰り温泉などで過ごすようにしていますが、それだけではどうしても時間を埋めることができず、0.5円パチンコに出掛けてしまうそうです。

 食生活に問題がある方は、十分に栄養をとるようにしてください。なお、パチンコ依存症の方は「仕事ではやる気がなくミスが多い反面、パチンコに行く時間になると元気になる」といった新型うつ病とよく似た傾向があります。

 したがって、その治療方法は別記事「新型うつ病5つの特徴と対策方法」 を参考にしてください。

 まとめ

パチンコ依存症の原因が単に性格の問題でないことは、この記事でお解りいただけたことと思います。そして「パチンコに勝った!」ことによるドーパミンの放出とその経験があれば、誰もがパチンコ依存症になり得ます。

 

すでにパチンコにはまってしまった人。そのご家族は、ぜひこのアプローチをお試しください。きっと、パチンコ依存症を解決できます。

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