パニック障害は克服できる!克服するために必要な3つのこと

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
panikkukokuhuku-215

「電車にのるのが怖い。人混みが怖い。だから出かけたくない…」

「人からは気のせい、気のせいと気楽に言われ、乗れないのは自分が悪い。」

そう思い込みやすいのがパニック障害です。

私は、20年のカウンセリング経験から、パニック障害は風邪や熱などの症状と同じように、必ず治る病気だと考えています。事実、数百人の患者さんたちが私のカウンセリングを受けて、パニック障害を克服してきました。

私自身と患者さんの体験から学んだ事例をもとに、パニック障害の原因その克服方法についてご紹介していきたいと思います。

この記事を読んでくれたあなたの悩みが、少しでも解決されますと幸いです。

1.パニック発作を繰り返すことでパニック障害になる

1-1.パニック発作とは

例えば、Aさん(20代女性)は、車の運転中にトンネルを通っていると急に気分が悪くなりました。運転中にも関わらず、気が遠くなり、死んでしまうのではないか、という強い恐怖感に襲われました。

「あの日から恐怖感を感じることが多く、トンネルを通ることが出来ません」といって私の元を訪れました。

このように何の前触れもなく、突然激しい動悸や発汗、息苦しさ、めまい、恐怖感、不安感を感じてしまう症状を「パニック発作」と言います。

このパニック発作は、Aさんのように

・トンネルの中を運転する
・人混みが多いところに行く
・人と話をする

など、人によって発作を起こすタイミングや場所が異なります。

人によって発作を起こすタイミングや場所が異なるのに加え、パニック発作は長い間続くことはありません。人によって発作の時間は様々ですが、平均して数分、長くても1時間程度で治まります。

1-2.パニック障害とは

パニック発作を何度も繰り返すことで、生活がままならなくなってしまう症状のことをパニック障害といいます。

(パニック障害を説明する上で、パニック発作の理解が必要となるため説明は必須となるため、前章では、パニック発作について重点的にお話しさせていただきました)

パニック障害をかかえている方は、病院で血液や心臓の検査をしても異常が見られないため、時には気のせいなどと思われていました。そのためか、いまだに気持ちの問題だと勘違いされることがあるのが、パニック障害です。

2.パニック障害の原因

パニック障害 原因

諸説はありますが、多くの患者さんとの実体験を考えると、パニック障害の原因は「脳の栄養不足」と「体調不良」によるものだと確信しています。(詳しい原因は、別記事でご紹介するため、ここでは簡単に解説したいと思います)

パニック障害は、前章でも記述した通り、病院で血液や心臓の検査をしても、何の異常も見られません。なぜ病気なのに、検査で異常がないのか?身体に変化が見られないの?そう疑問に思った方も、多くいらっしゃるかと思います。

その理由が、パニック障害の原因が、脳の栄養不足や体調不良にあるからだと私は考えています。

脳には、興奮状態とリラックス状態(どちらも脳の感情物質です)をバランスよく保つ天秤があります。健康的な人の脳は、常に興奮状態とリラックス状態をフラフラしながら、天秤のバランスを保っています。一方で、パニック障害の人の脳は、脳の栄養不足や体調不良から、天秤のバランスが取れず、常に興奮状態の偏り続けている状態です。

パニック障害の方が、日々の生活の中で、何故かソワソワする、落ち着かないといった症状(この症状がパニック発作をおこす前の興奮状態)を頻繁に感じるのは、この感情物質のバランスが偏っているためなのです。

興奮状態が続く脳では、正常な判断がつかず思考力も低下します。そのため、ただただ怖い、異常なまでに不安を感じる、といった感情だけを覚えます。そういった恐怖感や不安感といった感情は強く記憶されることで、普段から恐怖感や不安を思い出してしまい緊張するようになります。

こういったことを改善するには、私は「脳の栄養不足」と「体調不良」の改善するようにお勧めしています。

3.パニック障害を克服するための3つの方法

3-1.パニック障害を克服する方法その1.薬と漢方薬による治療

この場を借りて、あなたに守っていただきたいことがあります。

様々なサイトで「パニック障害には、この薬、漢方が効きます」と、薬の効果や効能について謳われていますが、サイトの情報を鵜呑みにして、自己判断で薬を購入するのはやめましょう。

なぜならば、サイトに載っている薬が、必ずしも万人に効くわけではないからです。

私の患者さんでも、自己判断で薬を服用し、パニック障害が悪化してしまったケースがありました。

薬や漢方薬を購入する際は、必ず医師や薬剤師の指示に従うようにしましょう。

3-1-1.薬による治療

パニック発作を引き起こす原因である「脳の感情物質」を上手くコントロール出来るように作られているのが病院の薬です。

パニック発作での恐怖心を感じさせないためには有効なものだと言えます。しかし、脳の感情物質のコントロールはなかなか難しく、薬を服用しても完治することはなかなか出来ません。

病院の薬は、根本的な解決策ではなく、あくまで症状を抑える対症療法と考えてください。また副作用があるため、薬を処方される際に、必ず医師に相談しましょう。

3-1-2.漢方薬による治療

パニック障害の患者さんたちはパニック障害以外にも様々な体調不良をかかえています。「頭重感」「胃腸不良」「寝付きが悪い」「熟睡感がない」「手足の冷え」といった、病院で検査をしても異常が見られない様々な症状です。

体調が悪いとき、誰もが気分はすぐれなくなり、些細なことでイライラしやすくなります。このような様々な症状は身体に緊張を生み出します。この緊張がパニック障害の大きな原因の一つです。

この様々な体調不良を改善させるものが漢方薬です。病院の薬でパニックが治らないのなら、私はこの体調不良を改善するアプローチをぜひお試しいただきたいと考えています。

漢方薬は、自律神経失調症、胃腸の回復、食欲を増進させる、といった体質改善の補助をする役割をしています。

3-2.パニック障害を克服する方法その2.栄養を補う

患者さんで多いのが、朝パン、昼はおにぎりといった炭水化物や糖質に偏った食事です。

この食事では、脳の感情物質(興奮物質・リラックス物質・調整物質)を作るために必要なタンパク質やビタミン、ミネラルといった栄養素がほとんどとれません。

私事ですが、大学時代の4年間パニック障害で苦しんでいました。今考えると貧乏で1日2食がほとんど、食事内容はご飯とコロッケという炭水化物と糖質でしたので、栄養が不足していたためだったんだと納得しています。また、一人暮らしで夜更かしなど生活リズムも崩れていたため自律神経の働きも悪かったのも事実です。

オススメの食事は、脳の感情物質を作るために必要な栄養素(タンパク質、ビタミン、ミネラル)が含まれる和食です。旅館の朝食に多い、ご飯に味噌汁、海苔に卵、魚などが理想的です。食べる順番は、ご飯と味噌汁とおかずを順序よく食べる三角食べにしましょう。

また、胃腸が弱っていてあまりにも食欲がない人には豚汁をオススメしています。汁物で色々な食材が含まれているので最適です。

私はお客様にこの食事を続けていただいた上で、さらにサプリメントで栄養を補っていただいています。コップに水を入れても、それが溢れだすまで水はこぼれません。長年にわたる栄養不足の影響は、ある瞬間にパニック障害としてあらわれます。私は、そういったことの積み重ねが体に大きなダメージを与えていると考えています。

 

3-3.パニック障害を克服する方法その3.時間が短い感じる運動をする

 パニック発作時の脳の働きは自律神経の働きに密接に関係しています。パニック障害という病名がなかった時には自律神経失調症と診断されたこともあったようです。

自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあります。この神経はそれぞれ活動する作用にとリラックス作用があります。パニック障害の人は交感神経の働きが強く、逆に副交感神経の働きが低下している傾向があります。だからこそ副交感神経の働きを活発にさせてあげる必要があります。

自律神経の働きを改善するには、楽しく歩く運動が最適です。リラックスする運動とは楽しく感じる事が大事です。健康になりたいからといって「やっと30分歩いた…」といった苦痛を感じる運動は、かえって脳を興奮させることにつながります。

3-3-1.オススメの運動その1.家族や友人たちと話をしながらの散歩

散歩なら一人でもいいのでは?と思われるでしょうが、一人で30分歩いていても時間の経過は長く感じます。しかし、家族や友人たちと話をしながらだと30分はあっという間に過ぎていきます。時間が短く感じている時は、本人は楽しく感じているという事です。

3-3-2.オススメの運動その2.旅行

家族で人混みの少ない場所への旅行も相当有効です。

経験がある方も多いと思いますが、旅行に行ったら一日があっという間に過ぎていく。そして夜は疲れて寝るけど朝はスッキリ起きられる。これが自律神経の働きが活発になった状態です。

4.パニック障害でやってはいけない2つのこと

パニック障害時に、気をつけたいことが2つあります。それは、カフェインとアルコールを摂取することです。

4-1.パニック障害時に控えたいこと その.1カフェイン 

コーヒー
眠気や疲れを感じた時に、珈琲やお茶を1杯飲む。

たったこれだけのことで、眠気が消え、頭の中がスッキリして、再び効率よく仕事や勉強が出来る。これがカフェインの魅力です。

しかし、パニック障害の人の脳は、普通の人よりも興奮しやすくなっているため、脳にカフェインを与えることにより更に脳が興奮してしまいます。(症状が悪化する)

事実として患者さんの中には、コーヒーを飲むことでパニック発作が出やすい人が大勢います。ですが、指摘されるまでそれが原因だと実感していない人ばかりでした。

カフェインはパニック障害を克服するまで控えましょう。

 

4-2.パニック障害時に控えたいこと その.2アルコール 

ビール

アルコールは少量だとリラックス効果があります。お酒を飲んで眠たくなるのは、そのためです。

しかし量が増えていくと、リラックス効果よりも脳を興奮させる効果のほうが強くなります。これは泥酔するとハイテンションになる人が多いのであきらかです。

以前、パニック障害を抱えた男性は、飲み会の次の日には、必ずパニック発作が出ると訴えていました。過度な飲酒が、パニック発作の引き金となっていたのです。

お酒は、ビール1杯〜2杯くらいを目安に、控えめに飲むことが大切です。

しかし、お酒を飲み始めると自制が効かなくなる方は、パニック障害を克服するまでは禁酒しましょう。

5.まとめ

私の実務経験から、パニック障害は改善できる病気だと考えています。

「木を見て森を見ず」ということわざがありますが、私はパニック障害がまさしくこれだと考えています。パニック障害に目を奪われ、体調不良が栄養状態の悪化を見過ごしていた。だからこそ、いつまでも悩み続けることになるのでしょう。

今まで色々なアプローチをしてきたことと思いますが、改善できなかったからこそ違う視点てアプローチをお試しください。

本サイトは私の実務経験に基づいた考察をご紹介しています。また、解説する病気の症状は典型的なものを紹介しています。記載された症状がその病気をもつすべての方に当てはまるわけではありません。治療法その他についても、あくまでも自分でできうる対処と医療における代表的なもののみを掲載しており、治療法すべてを網羅するものではありません。病気の診断および治療に関しては、必ず医師による説明を受けるようにしてください。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

【無料】モラハラの本質的な解決を望まれる方は
小冊子をお役立てください

もしあなたがモラハラについて「縁を切りたい!」「離婚をしたい!」という解決策を探しているのなら、残念ですがこの小冊子は役に立ちません。

しかし、モラハラを本質的に解決したい。穏やかな日々を取り戻したい。そう願っているのなら、この小冊子はあなたにとって、とても重要です。

この小冊子をお読みになると次のことがわかります。

・モラハラの原因を理解し、解決のために移すべき行動
・加害者への接し方において、気をつけるべきポイント
・実際に夫のモラハラを完治できた方の体験談

など、モラハラ解決に必要な行動とは、多少の温度差こそあれ、どんなご家庭でもすぐに実行できる内容です。

まずは以下のボタンから小冊子をダウンロードしていただき、改善への第一歩を踏み出しましょう。


小冊子をダウンロードする

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*