なぜ、再婚相手もモラハラ!というケースが少なくないのか?

「モラハラな主人とやっと離婚したのに、再婚相手もまたモラハラでした。」
「私はこういう星のもとに生まれたのでしょうか。今回3度目の結婚をしましたが、3度目の主人もモラハラでした。」
私はモラハラという言葉が世に知られるずっと以前、おおよそ20年前から夫婦間における暴言や嫌み、無視などの精神的暴力の相談をいただいてきました。そんな相談では、冒頭のように結婚相手がすべてモラハラなご主人だったというお話を少なからずいただいて参りました。
こういった話を聞いて、あなたは単に運が悪いと思われるのかもしれません。もちろん、私も当初はそう思っていました。しかし、こういった相談が度重なるうちに、私はある事実に気づきました。そして私は、10年ほど前よりモラハラの相談では、被害者のケア、被害者が自分を取り戻すことを優先するようにしました。
もし、あなたがモラハラなご主人と離婚を考えているのなら、ぜひこの動画を参考にされ、ご自分を取り戻すことをお勧めします。

 

まとめ

 なぜ私がモラハラ被害者のケア(自分をとり戻すこと)も優先するのか?その理由がお分かりいただけたと思います。そして、自分を取り戻すことができた上で知り合い結婚を考える相手なら、おそらくモラハラの心配はないでしょう。
逆に、この事実を知らずに精神的に立ち直れないでいたのなら、新たに近寄ってくる相手はモラハラの傾向がある人の可能性が高いといえるでしょう。
なお、以下に私が書いたモラハラの小冊子をご紹介しておりますので、併せてお役立ていただければ幸いです

ストレスの元凶!旦那がモラハラだったら離婚しますか?

「旦那がストレスです。些細なことですぐ暴言を吐きますし、子供たちには何かにつけて『お母さんは馬鹿なんだから…』と口にします。その上、いつの間にか100数十万円の借金をしていることが発覚しました。モラハラな上に借金。もう、旦那のことを考えただけでストレスで頭がおかしくなりそうです。離婚したほうがいいのか?真剣に考えています。」

「愚痴になりますが、旦那がストレスです。モラハラの旦那はやばいほどイライラします。まだ1歳の子供が夜泣きをするだけで『うるさい!泣き止まさせろ!』と怒鳴ります。自分は絶対に子供の面倒を見ず、仕事から帰宅するとずっとゲームです。家ではまったく動くこともせず、夏なら『暑いじゃないか、疲れて帰ったんだからクーラーくらいつけておけ!』をつけろとか、『寒いから温度を温度を下げろ!』、『今日はそんなに暑くないだろ。もったいない!』など揚げ足取りのような言い回しばかりで嫌になります。まともなコミニケーションがとれないモラハラ旦那。一緒にいることだけでストレスですから、離婚を検討中です。」

最近よく聞くようになった「モラハラ」こと「モラルハラスメント」。殴る蹴るなどの身体的暴力ではなく、怒鳴ったり嫌みを言ったり、暴言を吐いたり、無視をしたりと、相手を精神的に追い詰める精神的暴力のことを言います。今回、自分の旦那がモラハラだったら離婚するかどうかについて、アンケート調査を行いました。旦那がモラハラ…あなたならどうしますか?

【質問】
自分の旦那がモラハラ。離婚しますか?

12

【回答数】
する:69
しない:31

1.旦那がモラハラならストレスで我慢できない! 離婚するが約7割!

旦那がモラハラなら離婚する。そう答えた方が約7割近くいらっしゃいました。

旦那がモラハラなら離婚します。ストレスで自分が我慢できる気がしないし、モラハラを見て育ったら子供に悪影響だと思うので。(30代/女性/専業主婦主夫)

旦那がモラハラならストレスで精神的に病んでしまう前に、離婚すると思う。モラハラは、本人に自覚がないことが多いと思うので、治らないと思うから。(30代/女性/契約派遣社員)

ストレスで我慢できないと思うので、旦那がモラハラなら離婚します。実は、従妹のおねえちゃんが旦那のモラハラで離婚しており、その話を聞いてはじめは驚きました。そんな旦那さんのモラハラ行為を知り、絶対にストレスでおかしくなってしまうと思いました。(20代/女性/学生)

離婚すると答えた方は断固離婚する!という強い考えの方が多いようです。自分のためにも子どものためにも、モラハラは悪影響しかないから別れた方がいいという考えですね。確かに、無理をして耐えてしまって精神病になったり、子供の将来に影響があったりしては大変です。モラハラは治らないという厳しい意見もありました。

2.モラハラ旦那でも我慢、やり返す、ATMに…離婚しない理由は様々

例え旦那がモラハラでも、約3割の方は離婚しないと回答しました。しかし、その理由は以下のように人それぞれでした。

旦那がモラハラでも離婚しないかもしれません。ストレスでもほっておけばいいと思うし、離婚後の生活を考えると不安です。割り切ってATMにします。(40代/女性/パートアルバイト)

旦那からモラハラな発言をされても、私はもっときつい事を言い返します。モラハラでストレスを受けても旦那に負ける気はありません。(30代/女性/専業主婦主夫)

ストレスが続くとは思いますが、子供が自立するまではモラハラをひたすら我慢します。自分自身が子供に手をかけたいし、旦那と離婚したら金銭的にも苦労させることになりますから、このストレスの方が大きいと思います。(40代/女性/パートアルバイト)

自分の旦那がモラハラになってしまったとしても、精神的にストレスを受け続けていたとしても、好きな気持ちが残っていれば離婚できないと思います。(20代/女性/会社員)

ほうっておいてATMにするという意見や、子供に金銭的な苦労をさせたくないから離婚しないという意見など、金銭的な理由で離婚しないことを選ぶ人は多いようです。好きな気持ちが残っていれば離婚できないというピュアな意見がある一方、負ける気はないからやり返すという強い意見もあり、離婚しないという人たちの理由は様々です。

3.モラハラは本質的な解決が可能です!

専門家はもちろん、一般の方もモラハラの唯一の解決策は縁を切ること。モラハラ加害者は人格障害だから、決して治ることがない。こういった常識を信じていらっしゃるようです。
しかし私はすでに20年以上前から、旦那の暴言や嫌み、無視などの問題について具体的にアドバイスし、すでに多くの方々がモラハラを本質的に問題解決していらっしゃいます。詳しくは末尾に、私の書いたモラハラの小冊子をご紹介しておりますのでお役立てください

3-1.そもそも、モラハラの加害者は本当に自己愛性人格障害なのか?

モラハラ専門家たちは、モラハラ加害者について自己愛性人格障害者と断じています。しかし、私の実務経験からすると専門家の意見は明らかに間違っていると断言できます。その点については、以下の記事で詳しくご紹介しておりますのでお役立てください。

本当にモラハラ加害者は自己愛性人格障害なのか?【動画】

3-2.では、モラハラの原因とはいったい何なのか?

モラハラ加害者は、決して自己愛性人格障害者などではない。これは、すでに多くのモラハラ加害者がとても明るく穏やかになっているという私の実務経験から明らかです。では、モラハラの原因はいったい何なのか?
以下の記事にて詳しくご紹介しておりますのでと役立てください。

モラハラを脳科学する!モラハラの原因とは?【まとめ動画】

3-3.モラハラが本質的な解決できるとわかっても離婚を望む方!

「モラハラのストレスにより、もうこれ以上我慢できない。」
「例えな旦那のモラハラが治っても、ストレスを受け続けた過去は忘れることができない。」

そう思われる方も少なくないでしょう。しかし、旦那がストレスだ。という感情だけで離婚に走ってはいけません。なぜなら、モラハラな旦那との離婚は相手がモラハラな人だからこそ、簡単なものではないからです。そこで、モラハラな旦那との離婚を望まれる方は、次の二つの記事を参考にしてください。

1.モラハラ夫と離婚したい!ならば、これを知らなきゃ致命傷!

2.モラハラは離婚をするしかないの?モラハラ離婚【まとめ】

ご覧いただければわかりますが、モラハラな旦那との離婚にはさまざまなストレスと試練があります。ぜひ、離婚後の生活を後悔しないように上記の記事をお役立てください。

まとめ

旦那のモラハラで離婚をするという人もしないという人も、その理由の多くは自分や子供の将来を考えたものでした。もしもあなたの旦那からモラハラを受けていると感じているのであれば、一度自分や子供の将来への影響をよく考えてみてください。結婚生活を続けることによるストレス、離婚することによる経済的な影響。様々なことを天秤にかけて、自分が正しいと思う決断をしてください。ひとりで考えられない場合は信頼できる友人などに相談したり、モラハラの相談機関などを利用しましょう。

■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性
■調査期間:2015年03月12日~2015年03月26日
■有効回答数:100サンプル

 

 

 

モラハラ旦那が嫌い。そんな被害者がすべき優先事項とは?

「旦那が嫌いです。日頃の言動が余りにも幼稚すぎる旦那。幼稚園児並みの理由でキレたり暴言を吐いたりします。そんなモラハラ旦那と初めは話し合いで解決しようと思いましたが、毎日のように同じことを言うのにも疲れ、今は旦那の顔を見るだけでイライラします。もう、何も言う気にはなれません。」
「旦那が嫌いで、嫌いで、嫌いで仕方がありません。2人の子供がいますが、旦那が嫌いで家族一緒に出かけるのもいいやです。結婚当初からモラハラな旦那でしたが、子供が生まれれば変わってくれると信じていましたがダメでした。顔も見るのも嫌だし、声を聞くのも嫌です。離婚したいと思ってる毎日ですが、経済的なことを考えると踏み切ることができません。」

モラハラの相談を受けたとき、私はこういったお悩みをよくお聞きします。そしてそんな時、必ず次のようなアドバイスをします。
1.旦那のモラハラは本質的に解決ができる。つまり、モラハラな旦那が穏やかで優しい人になる。
2.モラハラな旦那と離婚する。という選択もできる。
3.上記いずれの場合にも、まずは被害を受けた奥さんがストレスを解消し、自分を取り戻す必要がある。

つまり、私は旦那のモラハラを解決する以前に、被害者を優先するという立場です。そしてその理由は二つ。
ひとつは、旦那のモラハラを解決するにしても、離婚を選択するにしても被害者である奥さんが適切な行動を選択しなければいけないからです。
もうひとつは、モラハラな旦那と離婚した後、再婚相手もまたモラハラだったという問題です。この動画は、前者についてのお話ですが、とても重要なことですのでお役立てください。

まとめ

「旦那が嫌い」
長年モラハラの被害を受けていたわけですから、そういった気持ちもよくわかります。精神的な暴力は、時には肉体的な暴力以上にこころと体にダメージを与えることにありますから。
だからこそですが、私は被害者のこころと体の回復を優先する立場です。そしてこの動画で、その理由がよくお分かりいただけたことと思います。また、この動画でご紹介したことは氷山の一角です。ご自身のことを後回しにしたため、本質的な問題解決が遅れた方は山のようにいらっしゃいます。
頭の回転が悪くなるといいますが、ストレスを受け続けていた方は物事を点で考える傾向があり、点と点をつなげることができません。そのため、適切な対策対処がとれなくなっていることがほとんどです。ぜひ、以下にご紹介しているモラハラの小冊子を問題解決にお役立てください

近年増加し続けている精神的虐待。その原因と対策とは?

「虐待」という言葉を聞くと、殴る、蹴るといった体罰のようなものを思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、最近ではそのような類の虐待ではなく精神的虐待というものが増加しているようです。

昔はしつけという意味での体罰が学校や家庭でもありました。しかし、最近子どもを無視する、ひどい言葉を浴びせ続けるなどといった精神的な暴力のニュースをよく見かけるようになりました。

子どもへの影響として、精神的に不安定になる、人とうまく関われないなどといった精神面への悪影響が懸念されます。虐待が続いてしまうと精神状態がさらに悪化し、不登校やうつ病、最悪の場合、自殺や犯罪を起こしてしまう可能性もあります。

「かわいいはずのわが子なのに、イライラしているとついキツくあたってしまう…」

「ダメだと分かっているのに、どうしてもやめられない…」

このように精神的虐待で悩んでいる方に今回の記事をお役立て頂けたら幸いです。

1.そもそも精神的(心理的)虐待とは

精神的虐待とは、児童の周囲の人間(保護者、学校教師、施設職員など)が、児童に対して、言葉による脅し、無視、兄弟間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるうなどといった虐待を加える、もしくは育児放棄することを指します。

精神的虐待は、児童虐待の分類の中の一つであり、そのほかには身体的虐待、性的虐待、ネグレクトなどがあります。これらの分類について、詳しくは可愛いはずの子どもになぜ虐待してしまうのか?児童虐待の実態とその対策の記事の児童虐待は4つのタイプに分類できるをご参照ください。

今回の記事では、精神的虐待の現状と原因および対策についてご紹介していきます。

2.精神的虐待の現状

・相談件数

全虐待の相談件数は年々増加の一途をたどっており、日本における児童虐待相談件数は統計が開始された平成2年度の1101件から比べると、平成27年度では103260件とおよそ94倍にまで増加。さらに、精神的虐待に関していえば、平成20年度から平成25年度のうちに約3倍にまで増加しています。

・相談内容

身体的虐待、ネグレクト、性的虐待、心理的虐待のすべてにおいて相談件数自体は年々増加しています。そのなかでも精神的虐待は、総数に占める割合が昔は一番低かったのに対して、現在では一番大きくなっています。

・ 虐待の主な加害者

虐待の加害者には実父・母、実父・母以外の父・母などがおり、ほとんどを実父と実母が占めます。そのうち、およそ60%を実母が、30%を実父が占めています。やはり一番身近な肉親である母親からの虐待が多いようです。

3.虐待の原因

児童虐待は、多くの場合、

・保護者側のリスク要因

・子ども側のリスク要因

・養育環境のリスク要因

これらの3要因が複雑に絡み合って起こると言われています。詳しくは、可愛いはずの子どもになぜ虐待してしまうのか?児童虐待の実態とその対策の記事の児童虐待の原因をご参照ください。

2章の相談件数のところで虐待件数は増加する一方であると述べました。またそのなかでも精神的虐待の件数が年々増加しています。

その背景として、児童虐待の防止等に関する法律が改正され子どもにドメスティック・バイオレンス(DV)を見せることも精神的虐待とみなされるようになったことで、警察や近隣住民などからの通報が増加したためだと考えられます。

一方で、精神的虐待の相談件数は実際に起きている件数に近づいているのではなく、純粋に増加しているともいわれています。

不景気の影響で仕事や家計が上手く行かず、つい子どもに手を上げてしまったり、酷いことを言ったりしてしまう、子どもには幸せに育ってほしいという気持ちはあるけれどどうしても虐待をやめられない、という状況が家庭の中に潜んでいることが精神的虐待の増加の原因の一つであると考えられます。

また、虐待というと殴る蹴るなどの暴力のことを思い浮かべる方も多いことでしょう。そういったことから、加害者に「子どもに手を出すのはいけない」という心理が働いた結果、精神面への虐待が増えていることも考えられます。

4.精神的虐待を減らすためには

精神的虐待を減らす対策として、加害者に虐待をやめさせることと、虐待を見かけたときに専門の機関に通告をすることの2つが有効だと考えられます。

4-1精神的虐待を減らす対策(1).精神的虐待を受けた・見かけたときの然るべき機関への通告の徹底

虐待は、深刻化する前の早期発見・早期対応も重要です。子どもの様子が著しくおかしい、いつも暗い顔をしている、話しかけても反応がないなどと気づいた方は地域の児童相談所に通報してください。このような虐待に関しては事実を目で確認しなくても、匿名でも通報することができます。

相談窓口一覧の詳細は、可愛いはずの子どもになぜ虐待してしまうのか?児童虐待の実態とその対策の記事の相談窓口一覧をご参照ください。

4-2精神的虐待を減らす対策(2).育児ストレスの改善

2章で虐待の加害者として一番多いのが実母であると述べました。このことから、いかに育児によるストレスが大きく、その多大なストレスのダメージが虐待の原因となっているかが分かります。

父親が仕事、母親が家で育児をする家庭ほど母親が孤立しやすく、ストレスを発散する場所がないため、そのはけ口の対象が子どもに向けられてしまうのです。

そのため、そうなるまでストレスを溜めこまないようにすることが大切です。以下にストレスを溜めこまないための方法をご紹介します。

4-2-1.パートナーやママ友、パパ友、親に相談する

自分と同じ境遇や考えを持った人と話をするだけでも気が楽になったり、ストレスが解消されることは確かです。様々な情報を共有することで、子育てのヒントが見つかり、育児の負担が減ることもあるかもしれません。

親ともなれば、子育てと人生における大きな先輩です。思い切って相談してみましょう。よいヒントをもらえるかもしれません。

育児を共に行うパートナーは一番身近な存在であり、そのパートナーとのコミュニケーションは特に重要です。けっして一人で抱え込まず、まずは周りの人たちに相談することが大切です。

4-2-2.幅広い栄養を十分に摂る

人間はストレスを受けると副腎という臓器からアドレナリンが分泌されます。これは、血糖値を上げ、エネルギーを増やすことでストレスに対抗しようとしているためです。このアドレナリンが作られる過程でビタミンCは補酵素として働いています。

このことから、アドレナリンの分泌量が増えれば増えるほど、つまりストレスが長く続くほどビタミンCの消費量が増えることになります。つまりストレス時には十分なビタミンCが必要だということです。

ストレスが続くとコルチゾールが副腎で合成されます。この副腎の機能を助け、コルチゾールの合成を促す働きをするのがパントテン酸です。そのほかにもカルシウムやマグネシウムが不足してしまうと神経が興奮しやすくなるため、イライラしやすくなってしまいます。

マグネシウムはそのほかにも精神を安定させる神経物質であるセロトニンが作られる過程で必要であり、また、副腎の機能を助ける働きも持っています。

ストレス時には、いまご紹介した栄養素だけでなく様々な栄養素が様々な過程で関わり合い消費されています。そのため、育児ストレスのような非常に大きなストレスを受けている状態では、様々な栄養素が大量に消費されている、いわゆる栄養失調の状態といっても過言ではありません。

これらのことから、食生活を見直すことはもちろんのこと、幅広い栄養を十分に摂ることがストレス軽減の第一歩となります。

そして、もちろんのことながら虐待の被害者である子どもは精神的虐待により多大なストレスを抱えています。その状態を放っておくと子どもの心身の状態が悪化してしまい、不登校やうつ病、最悪の場合自殺などにつながる可能性もあります。

この子どもの精神状態を改善しないことには精神的虐待の根本的解決にはなりえません。このことからも、加害者の方だけではなくお子さんも一緒に栄養を摂ることがとても重要です。

5.まとめ

児童虐待は年々増加しており、なかでも精神的虐待が近年増加しています。この虐待の被害を減らすためには、精神的虐待の予防と早期発見・早期対策が非常に重要です。

そのため、今回の記事でご紹介した、

・「おかしいな」と感じたら相談窓口を利用すること

・身の回りの人(パートナー、家族、友人など)に相談すること

・加害者だけでなく子ども一緒に幅広い栄養を十分に摂ること

上記の3つを実行していただくことで、精神的虐待を減らし、子どもの心の傷を癒すことができると考えています。

今回の記事を読まれた方のお悩みが解決し、精神的虐待に苦しむ子どもが少しでも減ることを切に願っております。

 

参考HP:http://www.orangeribbon.jp/

もう悩まない!介護ストレスを解消する方法

介護ストレス 解消法

介護にはストレスがつきものだと考えられています。全くストレスを感じず楽しくやれる方もいますが、ほとんどの方がストレスを感じている現状があります。特に性格的に優しい方や一生懸命になりやすい方はストレスを感じやすいと言われています。

この記事では ストレスを感じる実例やストレスの解消法などをご紹介していきます。

ぜひお役立てください。

1.介護ストレス実例

この章では 介護ストレスの実例を3つご紹介いたします。

介護ストレスを感じている方に同じようなお悩みがあるかと思います。是非お読みください。

 

1-1.介護ストレス実例(1)被害妄想が毎日続く認知症のご主人

「お前金を盗んだだろ!」と私を責めるようになりました。最近特にひどいです。

2年前に起こした脳梗塞の後遺症で左足に軽い麻痺があります。杖をつくとなんとか歩くことができますが、なかなか自分では生活することができません。

ボケも始まって最近では探し物が多くなり、「さっきも探していたけどどうしたの?」 と聞くと、急に怒り出して「お前も探せ」「何を言ってるんだ。早く探せ」と命令口調で怒鳴られます。さらに「俺の金を盗んだだろう」とか「貯金通帳を持ってこい」など私を責めるような言葉も出てくるようになりなりました。興奮すると手が付けられなくなり、さらに大声で怒鳴ってきますので、とても怖いです。

昔は優しい旦那でしたが病気になって人格が変わってしまいました。

毎日毎日ストレスで泣いています。

ついには娘に「死にたい」と無意識で助けを求めていました。

 

1-2.介護ストレス実例(2)腰が痛いと夜中に呼び出す義理の母

私の義母の話です。自宅から50m先のところに一人暮らしをしています。

私はパートで働いており、家にいる時は義母の様子を毎日見に行っております。義母は腰が曲がっており、自分でなんとか歩くことはできますが、そう遠くへ歩くことはできません。

抱っこして布団から起こしたり、トイレに連れて行ったりなど介護をしておりますが、私も60歳間近なので体への負担は相当なものがあります。

さらに、困ったことに毎日のように寝不足です。

理由はしかも、腰が痛いこと。毎日のように「腰が痛い腰が痛い」と言っています。

最近それが特にひどくなって、夜中何度も何度も「なんとかして欲しい」と電話がかかってきます。そうなると、毎日眠れたという感覚がなく朝の目覚めも非常に悪いです。

もう1年以上もこんな状態で私もイライラするようになり旦那に強く当たったり、泣いたりしてストレスを非常に強く感じています。

 

1-3.介護ストレス実例(3)「もう死にたい」と毎日聞かされます。

私は介護施設で働いています。施設の利用者の方から毎日のように「死にたい」と言われます。「どうやったら死ねるの?」「早く楽になりたい」など毎日のように聞かされます。こちらは仕事なので、励ましたり、体をさすったりしてなんとか日常生活を

送って頂けるように介護の仕事に取り組んでいました。

しかし、毎日毎日そのような言葉を聞かされると私の性格上放っておけなくて、聞き流すことができませんでした。一生懸命介護してもその利用者さんは良くならずに、逆に私がストレスをもろに受けてしまい、最近では眠れなくなり、生理も来なくなってしまいました。私はどのようにしたらよいのか分かりません。

介護の仕事は続けたいのですがストレスで体がついていかない状況です。

 

2.介護ストレスからくる自律神経障害

ストレスと言えば代表的なのが自律神経障害です。自律神経とはどんなものか?

それが体に及ぼす影響とはどんなものなのか?ご説明いたします。

 

2-1.自律神経から考える。

ストレスを慢性的に感じていると自立神経が障害されます。

この自律神経は車で言うとアクセルとブレーキのようなものです。

体を活動的に動かしたりする神経を交感神経。いわゆるこれがアクセルの役割を果たしています。

一方、体を休ませたり食事をとったりするときに働く神経が副交感神経で、これがブレーキの役割を果たしています。

これの2つの神経がうまく噛み合って私たちは活動したり休んだりすることができます。 しかし、ストレスを感じているとこの神経のバランスが乱れ体に様々な影響を与えます。

例えば、自律神経と胃腸は密接に関わっています。ストレスを感じた時に胃や腸がムカムカし食欲がなくなるのは、この自律神経が乱れている時です。

具体的には食前や食後に関係なく胃腸が動いてムカムカすることが原因の1つです。

 

2-2.介護ストレスと自律神経

介護ストレスを感じている人はどうでしょうか?

これも全く同様です。たとえ睡眠をとったとしても日々ストレスでイライラしていたら、休んでいるのに休めないという体の状態になってしまいます。

先ほどの車で例えるとブレーキを踏んでいるのに、アクセルも同時に踏んでいるようなものです。

これでは自律神経の切り替えがうまくできず、私たちの体は悲鳴を上げてしまいます。先ほどは自律神経と胃腸との関係を例に出しましたが、

自律神経は脳や副腎皮質、更に心臓まで幅広く密接に関わっていますので様々な体調不良が起こる可能性があるのは当然のことだと考えられます。

3.介護ストレス解消法

この章では介護ストレスの解消方法をご紹介いたします。

 

3-1.一般的な介護ストレスの解消法

 

一般的な介護ストレスの解消方法をお伝えします。インターネットでも勧められている方法です。ぜひ参考にされてください。

 

3-1-1.介護ストレス解消法(1)涙を流す

涙を流すことはストレス発散に繋がります。これは、医学的にも証明されているようです。

簡単にご説明しますと、涙と一緒にストレス物質が外に排泄されるのです。

泣けるマンガや映画をみて感情的に泣くとストレス解消に良いでしょう。

 

3-1-2.介護ストレス解消法(2)適度な運動

適度な運動はストレス解消効果があります。激しい運動は体に負荷がかかってしまいますので適度な運動を心がけましょう。さらに、太陽の光を浴びることによりセロトニンが増えてうつの予防などに効果があります。

仲の良い友達とワイワイ賑わいながら運動するのはもっとも効果的でしょう。

 

3-1-3.介護ストレス解消法(3)快適な睡眠

人間の三大欲の1つである睡眠は最も大切だと言っても言い過ぎではありません。

この睡眠が上手く取れないとストレスを感じやすくなるのも事実です。

かといってストレスを感じているとなかなか考え込んで眠れないという方もいらっしゃるかと思います。快適な睡眠をとるためにご自分の儀式(入浴、好きな匂い、軽い運動、好きな音楽など)をして布団に入るのも良いでしょう。また、「今日は寝るぞー!」と決めた日はいつも以上に布団に入ると自然と眠れていることもあります。ぜひお試しください。

 

3-1-4.介護ストレス解消法(4)仕事から離れた趣味を持つ

 

自宅で介護されていたり、毎日介護の職場と家の往復だったりされる方は仕事と関係ない趣味を持たれる方もいいでしょう。

例えば、自宅で介護されているAさん(60歳)はボクシングジムに通われるようになってからストレスが発散されて、「介護を続ける気持ちが出てきた」とおっしゃられていました。

とても大人しそうな方ですが、ボクシングが意外にハマって楽しそうにジムに通われているようです。ご自身でも意外と思われる趣味も試してみてはいかがでしょうか。

 

3-1-5.介護ストレス解消法(5)親しい友人と楽しく過ごす

 

介護をしているとなかなか食事に出かける機会がありません。そこで、介護のサービスを利用して友達と外食でも行く機会を作られるのもいいでしょう。

目が離せないと自宅にこもっていてはストレスが溜まる一方だと考えられます。

 

 

ここまで、一般的なストレスの解消方法をご紹介いたしました。

私たちは、これとは別のアプローチを考えております。次の項目3-2でご説明いたしますので読み進めてください。

 

3-2.十分な栄養を摂りストレスに対抗できる体を作る

介護によるストレスを慢性的に感じていると胃腸の動きが悪くなり、食欲がなくなってしまいます。

その状態が続いていると体の抵抗力が落ち、ますますストレスに対し体が準備することができなくなり正常な判断力も出来なくなってしまいます。

私たちはその根本的な原因は栄養不足にあると考えています。

3-2-1.介護ストレス解消法(6)慢性的な栄養不足は自律神経を乱す

栄養が不足すると私達の体はエネルギーを作り出すことができなくなります。

例えば偏食や少食、さらに甘いものやアルコールを摂取していると慢性的な栄養失調に陥ります。特にストレスがかかっている状態では、なかなか食が進みません。もしくは自分の好きなものばかり食べてしまう傾向があります。

そうなると

食事が取れない→偏食もしくは少食になる→栄養不足に陥る→調子が悪くなる→また食事がとれない・・・

と悪循環を繰り返してしまいます。

 

さらに、栄養失調と自律神経には深い関係があります。

それは栄養不足の状態が続くと、人間の体は栄養を補うために「狩りをしろ!」と体に指令を送ります。先ほどもご説明しましたが「狩りをする」という状態は自律神経で説明すると交感神経が優位に働いている状態です。ですから、栄養不足が続いていると常に交感神経が緊張している状態と言い換えることが出来ます。

こうなると、十分に睡眠をとったつもりでも翌日頭がボーっとしたり、体がだるいのはブレーキと同時にアクセルも踏んでいることが原因であるとご理解いただけるかと思います。

 

ここで言う栄養不足とは、「お腹が満たされる」という事とは話が違います。

ただ、お腹を満たすための食事では栄養が摂れているとは考えにくいです。

具体的にはカップラーメンやコンビニ弁当、ファストフードなどはお腹を満たすためのものだとご理解ください。

ですから栄養を摂るために食事をしっかりとり、足りない分はサプリメントなどで補い十分な栄養を摂ることが大切であることはお分かり頂けたかと思います。

特に慢性的なストレスを感じている方は食事だけでは栄養が満たされているとは絶対に考えない方がよいでしょう。

 

3-2-2.介護ストレス解消法(7)最終的には脳の性能を上げる

十分に栄養を摂ると最終的には脳の働きが活性化されます。

介護によるストレスを感じるときに必ず脳が深く関わっているということはみなさんもお分かりいただけたかと思います。

脳の性能をあげると「ストレスと感じなくなる」もしくは「受け流すことが出来る」などの切り替えが早くなることが知られています。

これが最も有効なストレスを溜めないもしくは解消する方法だと考えております。

ではどうやって脳の性能をあげるかと言うと、

①十分な栄養をとること

②緊張をほぐすこと

③十分な睡眠をとること

この3つが挙げられます。そして優先順位をつけるのであれば当然①十分な栄養をとる

ことが最優先となります。

体にストレスがかかった場合、最終的にダメージを受けるのは私たちの脳です。

そうなると様々な病気を引き起こしてしまう可能性があります。

そうなる前に脳の性能を高めることは必須だと考えることが出来ます。

 

4.まとめ

介護ストレスが毎日続けば様々な病気を引き起こしかねません。今回の記事ではストレスの解消法として栄養を十分に摂ったり、自律神経を整えたりなど様々な方法ご紹介いたしました。

ご自身の生活習慣とあわせて参考にしていただければ幸いです。

 

モラハラ夫の両親や兄弟までモラハラ!もしかして遺伝する?

「旦那がモラハラ夫で、旦那の父親もモラハラです。義理の母も『二人ともそっくりで、あなたも大変ね。』と言うほどです。遺伝なのか、育て方なのか、環境なのか。子供が二人いるので、遺伝だとすると心配です。」

「夫のモラハラに悩まされています。自分のキャパがいっぱいになると、妻の私だけでなく子供や義母(主人の母)などにも暴言や八つ当たりを浴びせます。義母に言わせると『あの子は昔のお父さんのよう…」だそうです。そんなお母さんもとても口が悪く、いつも人の批判や悪口を聞かされてまいっています。実は今、結婚5年目にして初めても子供妊娠しています。しかし、夫とその両親を見ていて、遺伝的なものではないのかと心配です。」

「舅。姑。そして主人。3人は同じ性格ですね。人を罵倒することは悪いと解っていても、いざ自分の期待や思い通りにならないと、感情が抑えきれなくなって、暴言・罵倒する言葉が飛び交います。誰かが黙って聞き流せばいいのに、といつも思います。息子が二人にますが、モラハラを見て育った子供はどうなりますか?」

お読みになれて「これは家のことだ。」そう思われた方も少なからずいらっしゃったと思います。むしろ、「夫の兄弟も…」「夫のお父さんも…」そう思い浮かべた方のほうが多かったかもしれません。私の経験でも、こういった傾向はとても顕著でした。そのため…
・主人のお父さんもモラハラなんですが遺伝でしょうか?
・子供に遺伝することありますか?
・主人はお父さんからモラハラを受けていました。やはり、モラハラは連鎖するのでしょうか?
こういった質問をいただくことが少なくありません。この動画セミナーではそんな「モラハラは遺伝するのか?」と言うことについて解説しましたので、お役立てください。

まとめ

 ここで解説していることは、決して机上の空論ではありません。モラハラという言葉が世に知られるずっと以前、20数年前より「夫の暴言は治りますか?」とか「夫の無視や嫌がらせが続くので、これが治らなければ離婚を考えています。」といった相談をいただき、当たり前のように問題解決のアプローチをご紹介してきた私です。もし、この動画を見て今ひとつ納得ができないようでしたら、モラハラの原因についての記事をご覧ください。
なお、以下に私の書いたモラハラの小冊子をご紹介しています。無料でご利用いただけますので、併せて問題解決にお役立ていただければ幸いです

介護ストレスの原因とは?その正体と対策

「母の介護でいつもイライラしています。」

「私が先に病気になってしまいそう・・・。」

 

介護はゴールが分からないマラソンのようなもの、とよく例えられます。普通のマラソンであれば、ゴールが決まっています。少しでも前に進めば、ゴールは近づきます。さらに、走っている自分の位置も分かります。そして、声援を送ってくれる方々がいらっしゃいます。

 

一方、ゴールが分からないマラソンとはどういうことでしょうか?

いつまで走ればいいのか分からない。進んでも今どの位置にいるのか分からない。さらに、声援を送ってくれる人がいなければ・・・やる気もでないことは容易に想像できるかと思います。

介護ストレスが溜まる原因の根本はここにあると考えられています。具体的にどのようなことなのか?

介護ストレスでお悩みの方は、今回の記事をお役立て頂ければ幸いです。

 

1.介護でストレスが溜まる根本は達成感

冒頭でご紹介いたしました。マラソンの例え話ですが、達成感の違いがあります。

人間は、物事が少しでも前に進むと自分の選択や決断、それに伴う行動が間違っていなかったと確信でき、達成感を感じることが出来ます。

 

では、ゴールが分からないマラソンはどうでしょうか?

進んでも進んでも達成感が感じられないのは明白です。この状況が介護ストレスを引き起こしている大きな原因の根本だと言われています。

 

具体的には、

 

・介護を受ける方の病状は悪くなる一方

・介護を受ける方の寿命はわからない

 

これらを詳しく見ていきましょう。

 

1-1.介護を受ける方の病状は悪くなる一方

例えば、認知症の介護であれば、患者の病状はよくなることはほとんどないと言われています。

基本的には病気を遅らせることが、認知症治療の基本となります。それでも、一時的に良くなったりすることは実務的にあることは間違いありませが、やはり基本的には悪化していきます。認知症だけでなく高齢者の介護は、悪くならないようにすることが基本です。

 

では、介護をする側にとってはどうでしょうか?

一生懸命介護をしているのになかなか病状はよくならず、しかも悪くなる一方。

その中でも、時には病状が良くなったりして、自分の達成感が少しは感じられるかと思うと、急降下したように病状が悪化することもあります。

そんな時、自分が責任を感じてしまう方が非常に多いようです。

 

「昨日、食べたものが悪かったのだろうか?」

「少しきつく言いすぎたのではないか?」

「もう少し自分でやれることはやらせてみてはどうか?」

答えの出ない問いが頭の中をグルグルと駆け巡ります。何をやっても介護を受ける方は良くならない。結果が出ない。こうなると、

 

頑張っても、頑張っても達成感が得られない。

 

このように感じてしまいます。これが、介護ストレスの根本的な原因だと言われています。

 

「病気の方を相手するのが介護だから、達成感がないのは当たり前だ!」と思われる方もいらっしゃると思いますが、それが分かっていても毎日毎日頑張って接している方の病状が悪くなると、

介護をする方は精神的にも辛いようです。

 

1-2.介護を受ける方の寿命はわからない

当然のことですが人の寿命は何歳までか分かりません。これが、ゴールが分からないマラソンと言われる所以です。「人の命をゴールだと何事か!」と批判もあるかと思いますが、毎日介護をして疲れ切ってしまっている方にとって、その時を待っている方もいらっしゃるとよく耳にします。

 

年々平均寿命は延びています。介護をする期間も3年、5年、長い時は10年以上介護をされている方もいらっしゃるようです。

 

1-1.介護を受ける方の病状は悪くなる一方 でもお伝えしましたが、5年間も家族のために一生懸命介護をして、達成感が感じられないとなると介護者の精神的ストレスは相当なものだと考えることが出来ます。

 

2.介護ストレスが溜まる3つの環境要因

 

第1章では、介護ストレスが溜まる根本的な原因を解説いたしました。

第2章では、介護ストレスをさらに溜めてしまう環境的な要因を3つあげます。

この辺りから少し具体的な話に入りますので、該当される方もいらっしゃるかと思いますのでしっかりお読みください。

 

2-1.家族が協力的ではない。

介護をしていて、全く家族に協力してもらえない方もいらっしゃるようです。様々なケースを見ていきましょう。

 

2-1―1.夫や子供が非協力的

介護をされているある方の悩みです。

「旦那の母を介護していますが 旦那は全く協力してくれません。それどころか、私に文句を言ってくる始末です。自分は仕事で忙しいなどと言い訳をし、私の相談に耳を傾けてくれません。さらに息子は義理の母に向かって『早く死んだ方がいい』などと、暴言を吐く始末です。義理の母も認知症がひどく、私ひとりで手が負えません。しかし、介護をできる者が自宅にいるので、なかなか十分な介護サービスを受けられない状況です。」

 

義理の両親を介護するご家庭は非常に多いようです。そうなると、家族の協力は絶対必要です。しかし、旦那さんから「介護はお前の役割だ」「俺は仕事しているんだ」などと、全く協力してくれないと介護されている奥さんは、

「他人なのに何でこんなに苦しまないといけないの?」

という感情が湧いてきてもおかしくはありません。

 

この例だと、休みの日にはご主人が実の母を介護されて、奥さんは外出してストレスを発散できるような家族の協力が必要かと考えることが出来ます。

 

2-1-2.家族の誰からも感謝されない。

「介護しているのが当たり前だと思われている」

「誰からも感謝されない」

「孤独感がある」

 

毎日毎日介護ばかりしているとかなり精神的にも、肉体的にも疲労を感じます。

それはへたをすると会社で仕事をするよりもハードな場合が多いです。

それなのに介護することが当たり前だと思われて、誰も感謝の言葉をかけてくれいないと嫌になってくるのは当然です。介護をされる方も一生懸命されているので、一言「いつもありがとう」や「感謝しているよ」などと声をかけてあげればストレスも軽減されることでしょう。

 

2-2.意思疎通ができない。

5分おきに同じことを言われ、イライラしてしまう。」

「何度も言っているのに理解できないので、思わず大きな声を出してしまった。」

「お金が無くなったと騒ぐ。説明しているのに理解しない」

 

年齢を重ねると認知症の症状が進行し、耳の聴力が衰えてしまうと上記のようなことは→が起こりえます。介護をするにあたって双方の意思疎通は非常に重要です。

しかし、相手の聞く能力が衰えてしまい、一方方向の会話になりがちです。最初は介護者が相手の事を思いやり理解を示すことが出来ますが、何度も何度も数年単位で繰り返していると お互いイライラしてしまい関係性が悪化してしまうことが起こりえます。

これが介護ストレスにつながることが非常に多々あるようです

 

介護施設の現場ですら資格を持った介護職員がストレスに駆られ、虐待などの行動に走ってしまうのですから、家庭での介護ではそれ以上の頻度で悲惨な出来事が起こっているのかもしれないと当然予想できます。介護者の意思を理解できなかったり、思い通りに動いてくれない要介護者(介護さる方)を否定しないようにと自分を思いつめるあまり暴力を振るうことはないにしても、イライラして言い方がきつくなったり、逆に無視したり、世話がぞんざいになってしまうといったことは十分考えられます。

 

2-3.社会からの孤立感

「テレビを観ていても、すぐに呼ばれるのでゆっくりできない。」

「友達から食事に誘われても行けない、誘われることが少なくなってきた。」

「社会から孤立しているような気がする。」

 

介護をしていると、上記のようなことはしばしば起こりえます。

 

人生にとって大切なものは何か?これは、その人が一度は考えるテーマではないでしょうか。あるアンケート調査で、

 

「家族」

「健康」

「人とのコミュニケーション」

「平凡な生活」

「自由な時間」

 

 

と、言った答えが上位に並んでいます。親の介護は大切な「家族」のために行う営みですが、一方でそれ以外の大切なものを失ってしまうことも少なくありません。

介護者の心身は疲労し、健康について不安を感じるケースが増えています。場合によっては「介護うつ」になったりして、自分が寝込んでしまうこともあるようです。

職場や友人の人などのつながりも薄れてしまうため、「人とのコミュニケーション」は損なわれがちです。気ままに出かけたり自分一人で何かを楽しんだりする「自由な時間」は、激減するのが一般的です。

 

人の三大本能と言うと、「食欲」「性欲」「睡眠欲」が、一般的な意見でした。

しかし、脳科学では人の三大本能を「食欲」「性欲」「集団欲」と考えられています。

集団欲とは文字通り集団に入りたいという欲求です。この集団とは、言い換えれば人と関わりたいという願望です。

しかし、介護に毎日追われてしまえばこの「集団欲」は満たされず社会から孤立したように感じられます。これが、介護ストレスの原因の一つとなってしまうようです。

 

3.介護ストレスを溜めない対策

介護ストレスが溜まる根本的な原因や環境的な要因を前章でお話ししました。

 

この章では、ストレスを溜めない為の対策をご紹介いたします。

 

具体的には、

介護ストレスを溜めない為の思考法

をご紹介いたします。

 

3-1.介護ストレスを減らす思考法

老いていく親や配偶者はそれまで出来ていた事が一つずつできなくなっていき、本人もその焦りや悲しみから、感じ方や周囲への接し方が変わってきます。

そうなると、それまでのコミュニケーションは基本的に通用しないという風に気持ちを切り替えてから介護に取り組むようにすればいいのです。相手に期待をしすぎないという言い方もできるかもしれません。このように、今までの考え方を改めて、このように考えればいいのかと思考法を変えて頂ければ幸いです。

 

3-1-1.調子がいい日を多くする。完治は目指さない。

基本的に、認知症や脳卒中などで病気をされたかたは、完治することはほとんどありません。 それなのにもかかわらず、家族が介護していると「治してあげよう」とか「良くしてあげよう」というふうに考えてしまいがちです。その思いが強すぎると、相手も良い状態のあなたしか認めないという風に捉え、介護を受ける方も反発することが多くなります。そうなると、介護する側も思い通りにしないと気が済まなくなり、悪循環に陥ってしまいます。ですから、完治を目指すのではなく、「できるだけ調子がいい日多くなればいいや」と、いう思考で毎日の介護に向き合ってはいかがでしょうか。

 

3-1-2.介護に効率を求めない

ビジネスの世界では、効率を優先的に求められることが多いです。

そして、世の中で評価される方々は効率的に仕事を消化していくことが望ましいとされています。

一方、介護では効率よく処理して行こうと思っても、要介護者のペースがあるために効率を追求することは必要ありません。

 

しかし、そんなことは当たり前のように分かっていても、介護の現場では効率を求めてしまい相手を思い通りに動かそうとしてしまうことが多々あるようです。

完全に従わせることはできない存在を自分の効率のために従わせようとすると心身の疲労になり、ストレスが溜まってしまうという状況になりかねません。 効率を求めない介護を目指す思考も重要だと考えられます。

 

3-1-3.積極的に手抜きをする。

介護をしていると特に真面目な方は、「相手と真摯に向き合わないといけない」と思いつめてしまう方もいらっしゃいます。そうなると完璧を求めて疲弊してしまい、例えば「絶対ボケさせたくない」「会話をしっかり成立させないといけない」「 相手が何を望んでいるのかしっかり受け止めないといけない」とあまりに考えすぎてしまうと必ず失敗し、焦りやストレスを抱えてしまいます。

さらに、こうした思いが裏返してとなり相手を軽蔑するような感情が芽生えてしまう場合もあります。

介護では事故を防ぐために手を抜けない部分はもちろん存在します。その反面コミュニケーションの場面では気を使いすぎて、疲れ切ってしまっている方も多く見かけます。完璧を求め過ぎず、積極的に手を抜くことがあってもいいでしょう。

 

また、デイサービスなどの介護施設を利用して手を抜くということを積極的に考えてもいいと思います。完璧を求め過ぎると人はどうしても見返りを求めたくなってしまいますので、考え方を少し楽な方に持っていきましょう。

 

4.まとめ

介護ストレスの原因は介護をされる側と介護する側の微妙なズレから生じます。

それは、ズレが大きくなるとストレスも比例して大きくなっていきます。

繰り返しにもなりますが、完璧を求め過ぎるがゆえに相手を自分の思うように動かしたり、周囲に見返りを求めるようになったりと精神的にも身体的にも追い詰められてしまいます。

介護は少しズルをするぐらいの余裕があった方が、ストレスも溜まりにくいと考えることが出来るでしょう。

 

アルコール依存症で失禁がおきるメカニズムと解決策とは?

「息子は十数年前からアルコール依存になり、今では毎日朝から一升以上のお酒を飲んでいます。仕事もすでに3回クビになり、ここ数年は働いてもおらず、毎日のように酔いつぶれて失禁しており、どう対処したらいいのかわかりません。」
「アルコール依存症の父は退職後、趣味もないため昼間から家族の目を盗んで酒を飲み、飲んでいないふりをします。ですが、家族がいない一瞬を見てラッパ飲みをしているようで、いつの間にか泥酔して酔いつぶれ失禁しています。そんな父の面倒を見ている母が気の毒でたまりません。」

アルコール依存症における問題のひとつに「失禁」があります。そしてこれもまた、ほとんどの方が「お酒はめてさえくれれば…」とお考えのようです。そこで、この失禁という問題の対策・対処方法についてご紹介していますのでお役立てください。

 

まとめ

 アルコール依存症における失禁という問題は、断酒すれば解決できます。しかし、断酒を持続できるアルコール依存者は1%未満であることが現状です。そのため、こういった失禁という問題も解決が困難であることが現実ですが、これもアルコール依存症のさまざまな問題。暴言や暴力、飲酒運転などを改善するアプローチで同様に解決できることがお分かりいただけたことと思います。
なお、以下に私が書いたアルコール依存症の小冊子を紹介しております。無料でご利用いただけますので併せてお役立てください。

家庭でできるアルコール依存症への対策・対処方法【まとめ】

「40代の息子ですが、アルコール依存症で3回目の入院をさせました。いろいろと調べてみると、アルコール依存症は断酒しない。一滴でも酒を飲めばまた同じことを繰り返すとのこと。退院したら一人暮らしのため、途方に暮れています。」
「どうしたらアルコール依存症を治すことができるか悩んでいます。3年前に病院に2ヶ月入院しました。半年は完全に断酒てきましたが、少しずつ隠れだけがはじまりました。家族には暴力はありませんが、ついカッとなって暴言や物に当たってしまいます。会社では酒臭いことについてたびたび注意を受け、仕事も身に入らず迷惑をかけております。このままでは首になるのも時間の問題で、家族には更に迷惑をかけることになってしまいます。そういったことを考え、1人になると暗い気持ちになるとつい飲んでしまいます。」

アルコール依存症の方やそのご家族の方は、「お酒さやめてくれれば…」「断酒して欲しい。」とお酒をやめさせることがすべてだと思い込んでいらっしゃいます。ですが別記事、アルコール依存症の治療と入院後の実態の通り、断酒を持続できるのはアルコール依存症患者さんの1%程度であることが現実です。そしてこの現実を前提にすれば、別のアプローチが必要であることがお分かりいただけることでしょう。そこで重要な質問です。
「毎日人並み以上にお酒を飲んでいるが、明るく元気でコミニケーションもまったく問題がなく、仕事もしっかりやっている。」
こんな人にも、あなたは「お酒をやめて欲しい」とか「断酒さえしてくれれば…」そう思われるでしょうか。また、現実に沢山お酒を飲みながら、明るく穏やかな生活を続けている方は沢山いらっしゃいます。つまり、アルコール依存症の方、そのご家族の方は「お酒を飲んでいる」=「暴言や暴力、飲酒運転などの問題行動」と思い込んでいらっしゃり、本質的な問題に気づいていないのだと私は考えています。

したがって、私がご紹介するアルコール依存症への対策・対処方法とは「断酒」ではありません。お酒をやめるのではなく、暴言や暴力、飲酒運転などの問題行動を改善するアプローチです。問題解決にお役立てください。

 

まとめ

  アルコール依存の氷山

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・いつも飲みすぎている。
・暴言や暴力。飲酒運転などの問題行動。
これら二つが氷山の一角であり、海面下の見えないところに原因が隠されていたことがお分かりいただけたことと思います。また、冷静になって考えてみれば…
・脳が栄養を利用して働いてくれている
・お酒を飲めば飲むほど栄養が不足する
・栄養が不足すれば脳の働きが悪くなる
こういったことはとても自然なことであるとお分かりいただけたことでしょう。
なお、以下に私の書いたアルコール依存症についての小冊子をご紹介しておりますので、併せてお役立ていただければ幸いです。

酒を飲んで記憶がないのに家に帰ることができるのはなぜ?

「何かやらかしてしまってはいないだろうか…」
昨晩の飲み会に参加したことは覚えているものの、その時の記憶がまったくない。そのため、何かやらかして…と心配になる一方で、週明けに職場へ足を向けるのが憂うつになる。そんな経験はお酒が好きな方なら一度くらいはあるのかもしれません。ちなみに、恥ずかしながら私も20代の頃は何度もそんな経験をしています。
一般の方でもお酒で記憶が亡くなるわけですから、アルコール依存症の方はほぼ短期的な記憶がありません。そんなアルコール依存症を理解する上で、「お酒に酔って記憶がないのに家に帰っていた。」といったことがなぜできるのか?この理由の理解が重要ですので、以下の動画をお役立てください。

なお、お酒を飲んで記憶がなくなるといった経験を繰り返す人は、典型的なアルコール依存症になりやすいタイプです。付け加えると、お酒を飲んで記憶がなくなるという人は、あまりお酒に強くない人です。そして酒に強い人よりも、弱い人間の方が圧倒的にかかりやすいのがアルコール依存症です。飲んで記憶がないという経験を繰り返すなら、お酒が弱いことを自覚してできるだけ飲酒の回数と量を減らすことをお勧めします。

まとめ

 記憶に短期記憶と長期記憶があること。そして、その記憶が保存されている部位が、各々違うことがご理解いただけたことと思います。そしてまた、アルコール依存症に置けるコミニケーションが「ああ言えばこう言う…」といった屁理屈に終始すること。そしてこれが、頭が回転が良いのではなく、逆に悪いからこそ起きていること。さらに、昔のことをいつまでも根に持ち、愚痴や恨みを口にする原因もご理解いただけたと思います。ぜひ、アルコール依存症の解決にお役立てください。
なお、以下に私の書いたアルコール依存症も小冊子をご紹介しております。無料でご利用いただけますので、併せてお役立てください