慢性的な介護ストレスが引き起こす体の不調とその対策

「介護していて全く笑わなくなりました。」

「これ以上続けていると私の身がもたないと感じました。」

 

このように、介護ストレスで悩まれている方は沢山いらっしゃいます。

 

「最初は親の恩返しと思って張り切って介護を始めました。しかし、介護を続けているうちに心が乾いていき、だんだん無気力になっていくのが自分でもわかりました。」

 

「笑うこともなくなった・・・ただ、機械的に世話をしているだけ。」

 

介護を始めてから3年目までは自分を叱咤激励し

「つらいのは分かっていたはず」

「親にはもっと迷惑をかけてきた」

「私が見ないでほかに誰がみるのか」という気持ちで前向きに介護をしていたところ、それが4年、5年、6年・・・と続いていくと最初の前向きな気持ちはなくなってしまい、親にイライラし、「自分の人生は親の介護の為だけにあるのか?」と思うようになってしまいます。

同じように介護の事で悩んでいる方は世の中にたくさんいらっしゃいます。

ぜひ記事を読み進めて下さい。きっとあなたのヒントになることが書かれているかもしれません。

1.ストレスの原因と介護の実態

この章では、様々な調査による介護の実態についてご紹介します。

1-1.子による介護

内閣府の「平成27年版高齢社会白書」によると、主な介護者(介護をする人)の6割以上は同居している家族で、一番多いのが配偶者の26.2パーセント、次いで子が21.8パーセント、子の配偶者が11.2パーセントとなっています。この配偶者も「義理」ではあるものの息子・娘ですから、30パーセント以上の高齢者が「子による介護」を受けていると言えます。

平成27年版高齢社会白書 高齢者の介護

高齢者は増える一方で、「子による介護」の割合は減ることはありません。そうなると、働き盛りの世代が身を粉にして親の介護をしないといけないという状況は益々増えていきそうです。

1-2.憎しみを感じる

身近な人を介護している人の実態を調べた日本労働組合総連合会(連合)の報告によると、約8割の人が介護に対してストレスを感じていると回答、約3人に1人は「憎しみを感じている」と答えています。

要介護者を介護する人の意識と実態に関する調査より

 

いくら家族といえども介護を続けていくうちにストレスがかかり、さらに憎しみに変わってしまうこともあるようです。

それだけ自宅での介護が大変であるということを示しています。

1-3.介護者の自殺、虐待

警察庁のデータによると、平成25年の自殺者のうち「介護・看病疲れ」が理由のものは268件で、60歳代が51件、70歳代が64件、80歳代が43件となっており、介護という重荷が当事者の心を相当蝕んでいることが分かります。

さらに、近年では虐待や殺人の動機で「介護、看病疲れ」が4~5%を占めていることがわかっております。

この数値は近年増加しており、今後もますます割合が増えてくるのではないかと予想されています。

2.介護者の心理とは

介護を続けていると様々な事件が起こります。また、介護をしている方の気持ちの変化も様々です。ここでは、代表的な介護者心理を4つ後紹介いたします。

2-1.介護者の心理(1)親孝行という優しさ

「親には散々迷惑をかけてきた」

「生きているうちに親孝行しなければ」

親の最後を意識するようになり、親孝行を意識することは人間として当然の心理です。

血肉の争いをした親子でも最後は涙を流して別れを惜しむことも珍しくありません。

家庭内介護のきっかけもつきつめれば親孝行という恩返しが土台となっているようです。

 

さらに、介護が始まると「今まで行ったことないところに連れていきたい」「思い出を作ってあげたい」など親を喜ばせたいという気持ちが強く出る方もいらっしゃるようです。

しかし、この優しさは介護年数を重ねると憎しみに変わりやすいという現状もあります。

ですから、やはり最初から飛ばしすぎるのではなく長い目で見ていくというスタンスも必要でしょう。

2-2.介護者の心理(2)周囲からの白い目でみられる不安感

日本では介護というと、生活面での不便を手助けするために年寄りのお世話をする、という根強いイメージがあります。年老いた両親などが要介護状態になったときは、できるだけ家族が行うべきだ、と考えている人が比較的多いようです。

このような考えから、

「自分で介護しないと近所の人から白い目で見られるのでは・・」

「施設に入れるのを近所の人が良く思っていないのでは・・」

「近所の人が母の様子を見に来る。」

など考えるようになり、ますます介護サービスを受けられない心理状態になり、自分で全部何とかしないといけないと間違った心理状態に陥ってしまう方も多いようです。

2-3.介護者の心理(3)介護を受ける方の「早く死にたい」への裏切られた感

「早く死にたい」

せっかくの身を粉にして親の介護をしているのに、このような自殺をにおわせる言葉が発せられると胸に深く突き刺さり介護へのモチベーションが下がってしまいます。

 

こんなに頑張っているのに・・・

なんで私の気持ちを分かってくれないの・・・

 

と裏切られたような感覚に陥り強いショックとストレス感じてしまいます。

 

介護を受けている親の立場からしてみると、自分のかわいい娘が寝る時間を削り、自分の楽しみや仕事を犠牲にしてまで介護をしてくれているので「申し訳ない」という心理が働いているとも考えられています。

 

しかし、介護で手一杯、長期にわたり介護ストレスを受けていると脳は思考停止状態になり、発せられた言葉をそのまま悪い方向に受け取ってしまい、裏切られた感覚がより一層増してしまいます。

2-4.介護者の心理(4)「虚しさ」からくる介護への虚無感

親の介護は大切な介護の為に行う営みですが、介護者は自分の時間を犠牲にしていることは間違いありません。

友人や職場の人などとのつながりも薄れてしまうため、人とのコミュニケーションは損なわれがちです。気ままに出かけたり、自分ひとりで何かを楽しんだりする「自由な時間」は激減するのが一般的です。

ところが、多くの介護者は人生を捧げた対価としてほとんど何も得ることはできません。

どれほど頑張って完璧に介護をしたとしても、親は徐々におとろえ、最後は悲しい別れが待っているからです。介護者は遅かれ早かれ大きな虚無感を抱えることになってしまいます。

介護ストレスの最大の原因はこの「虚しさ」にあるとも言えるでしょう。

 

介護者の心理としてこのような「虚無感に襲われる可能性がある!と言うことを知っているだけでずいぶん心構えができるのではないでしょうか?

また、この虚無感を取り払うことができれば介護に対するモチベーションを維持することも可能になるでしょう。

3.介護ストレスが引き起こす体の不調とは?

2章で介護者の心理をご理解いただけたかと思います。さまざまな心理が複雑に絡んで介護ストレスが生じています。

そしてそのストレスにより様々な体の不調を起こすことも。その中には、思いもよらない症状も含まれています。この章では、ストレスと体の関係をさまざまな角度からひも解いていきます。

3-1.交感神経とストレス

私たちの体は自律神経という神経で体の機能が調整されています。その自律神経はさらに交感神経と副交感神経に分けることができます。

交感神経は車でたとえると「アクセル」の働き、副交感神経は「ブレーキ」の働きをする神経です。ストレスと病気に深いかかわりがあるのが交感神経で、この神経が緊張を続けると車がスピードを出し続けている状態となりますので、当然体にとって無理を強いられている状態であることは明らかです。さらにこの時、体で一番影響を受けのが “心臓”です。

 

・おへそのあたりに手をおいたらドクドクと音がする

・動悸がして体がだるい

などの症状があれば体は緊張の状態が続いている可能性が高いと言えます。

そして、肩こり、頭痛、めまいなどの症状も交感神経のバランスが崩れることにより発症すると考えられておりますので、このような症状が出ている方は注意が必要です。

3-2.長期のストレスにより思考停止

前項3-1でストレスがさまざまな病気の原因になる可能性があることはご説明いたしました。さらに、このストレスが長期にわたり続くと思いもよらない場所に影響が出てきます。それは、私たちの大事な「脳」です。

ストレスにより私たちの体は交感神経が緊張します。これはある意味体の防衛本能でもあります。それが、短い期間ならそれほど問題にはならないのですが、長期にわたるストレスは、交感神経を常に緊張させ、血管を収縮して血液の流れを悪くしてしまい、結果的に脳への血液の量は減少してしまいます。

血管は酸素や栄養分を運んでくれる唯一のパイプラインのようなものです。

ストレスにより、流れが悪くなり脳に酸素や栄養が慢性的に不足してしまうことになります。

3-3.思考停止になると解決策ですら考えられなくなる

寒いので暖房、ご飯を温めるので電子レンジ、髪を乾かすのにドライヤーと電気製品を同時に使うと突然電気が消えてしまった経験があるかと思います。これは、「ブレーカー」が落ちることにより電気が流れなくなってしまったのが原因です。

実は脳も「ブレーカー」が落ちたような状態に陥ることがあります。

 

それは、慢性的な酸素不足や栄養失調が続いた時です。

 

脳は「考える」という高度な機能を持っていますが、それが停止してしまうことになります。当然、根本的な原因は長期にわたるストレスです。

介護ストレスにより脳のブレーカーが落ちてしまい大変な現状を解決しようとする解決策(例えば、役所に相談するなど)ですら考えることができなくなります。

また、介護を受けている方の暴言などを聞き流すこともできなくなってしまいそのまま受け止めてしまって「私が悪い」と考え込んでしまう方もいらっしゃいます。

 

ひどい方になると「介護うつ」と呼ばれている病名を言い渡されることになります。

そうなると薬が処方されて一生飲み続けないといけない・・・なんてことになりかねません。

 

私たちは、「介護うつ」でさえ、「脳のブレーカー」が落ちてしまっている状態だと考えております。

 

・十分な栄養が摂れていない。

・睡眠不足が続いている。

・体が緊張している。

・毎日毎日ストレスを感じている。

・運動不足

このような状態が続けば「介護うつ」になりやすいのは当然です。薬を飲み始める前にまず自分の体に良いとされている“当たり前”のこと実践されてみてはいかがでしょうか?

4.介護ストレスから身を守る対策とは?

介護ストレスで自分が病気にならない為の対策をご紹介いたします。

親を介護するつもりが、自分が病気になってしまった!

これでは本末転倒です。ぜひ、ご活用できる部分があれば参考にされてください。

 

4-1.介護に対する考え方を変える

介護ストレスは考え方ひとつで気持ちが軽くなることもあります。「介護はこうなければならない!」と考えずに、様々な考え方をご紹介いたします。

4―1―1.介護ストレスから身を守る対策(1)頑張りすぎない介護

2章の介護者の心理でご説明いたしましたが、介護を続けているうちに様々な感情に変化していきます。それが、良い方向になり介護のモチベーションが上がればいいのですが、たいていの場合は悪い方向に行きがちです。

 

「親の面倒は全部自分で見ないといけない」

 

と思い詰めるのではなく、行政や民間の企業の力、介護の専門家に任せることも必要な時期も必ずやってきます。

もし、すでに介護される側と介護する側の関係が悪化しているのだとすれば一旦介護から離れる時間を多く作ることが大切だと考えます。

介護は「マラソン」のようなものです。長い時間をかけて歩いたり、人の助けを借りたりして前に進むことが大切です。積極的に手抜きしてもいいのです。

 

4―1-2.介護ストレスから身を守る対策(2)自分の自由時間を持つ

先ほども述べましたが、介護は「マラソン」のようなものです。

平均して4年間、長ければ10年以上介護することになります。

・仕事もできていない

・友達と会う機会もない

・やっていた趣味を諦めた

このように社会からの疎外感や虚無感を感じる方も多くいらっしゃいます。ひどい方になると、外に出られなくなってしまう方もいらっしゃるようです。

周囲の方に助けをもらいながら自分の自由な時間を作るようにしましょう。

「趣味に時間を使う」「読みたかった本を読む」「友達とカフェに行く」。

介護という「マラソン」を走りながら景色を楽しむ余裕も必要でしょう。

4-2.介護ストレスで病気にならない為の対策

介護は介護者が健康でいることも大事です。介護していて本人が病気になってしまったら本末転倒です。当たり前のことを心がけるだけで、ストレスからの病気は減らせると考えております。

ぜひ、参考にされてください。

4―2-1.介護ストレスによる病気の対策方法(1)十分な栄養を摂る

ストレスを慢性的に感じている方は確実に栄養不足です。

例えばビタミンC についてストレスとの関連を見てみましょう。

ストレスを感じると副腎からアドレナリンが分泌されます。これは血糖値を上げ、エネルギーを増やすことでストレスに対抗しようとしているためです。ビタミンC は、このアドレナリンが作られる際に必要な部品として使われます。このことから、ビタミンC の消費量はアドレナリンの分泌量が増えれば増えるほど、つまりストレスが長く続けば続くほど増えることになります。

ビタミンC は人間の体で作ることができませんので、食事から摂取することしかできません。従って、ストレスが長く続けばこのビタミンC を大量に使うことになります。

もし介護ストレスを抱えている時に、十分量のビタミン C をとることができないのであれば、体はストレスに対抗することができなくなります。さらに、ビタミンC はストレス時だけではなく様々な体の重要な機能に関係しておりますのでこれらが不足していると体の不調を訴えても不思議ではありません。

そして私たちの経験上、ビタミンC が不足している場合、他の栄養も不足している可能性が高いですので、相当意識していただかないと十分に栄養をとれていると言うことはできないでしょう。

4―2-2.介護ストレスによる病気の対策方法(2)体の緊張をほぐす

ストレスがかかっている時は、交感神経が緊張した状態であることはおわかりいただけたかと思います。

これは例えば、就職活動の面接を考えていただければイメージがしやすいです。

面接を受けている本人は緊張して手に汗を握り、肩もガチガチに緊張して、呼吸も荒くなっています。

この状態が普段から続いていると頑固な首、肩こりになってしまうのは当然のことです。肩こりを抱えたまま介護をしていると、痛みを伴いますので介護をする事が苦痛となってしまいさらにストレスを感じて悪循環に陥ってしまいます。

ですから、ストレッチをしたり、お風呂にゆっくり入り緊張をほぐしてあげることが重要な対策となります。

4―2-3.介護ストレスによる病気の対策方法(3)適度な運動を心がける

適度な運動は、普段のストレスの生活から開放されて心地よい寝汗をかくことができます。

運動することにより体の緊張はほぐれて、体中に血液が行き渡ることになります。

そうなると体温は上昇し、体の免疫機能が正常に働く事になります。当然ですが免疫機能だけではなく、私たちの大事な臓器である脳も活性化します。これは介護うつの予防にもなります。

また、適度な運動することによって疲れることによる夜もぐっすり眠れるなど様々の効果が期待できます。

毎日介護で家に引きこもっている状況から外に出ることによって、一緒の運動仲間などもできて社会からの孤立感から解消されます。

激しい運動ではなく、有酸素運動などの適度な運動をすることを心がけましょう。

5.まとめ

「親の面倒はわが子がみるもの」

日本にはこのような価値観が古くからありました。その価値観で育った子供たちがやがて大きくなり親を介護している状況は現在も増え続けています。

 

親に介護が必要になった時、「介護してあげたい」と感じるのはごく自然な感情です。

 

・苦痛や不自由なく暮らせるように手伝ってあげたい

・何かあってもすぐに対応できるように見守ってあげたい

・慣れ親しんだ家で最後を迎えてほしい

親族介護のベースにあるのはそんな思いやりや優しさです。

前にもお伝えしましたが、このような優しさではじめた介護で自分自身が病気になってしまったら、本末転倒です。

 

「頑張り過ぎない介護」

 

これを目指して自分のペースでできたら介護ストレスも減ると思います。

 

 

 

更年期障害のめまいの原因と改善対策

「めまいが毎日のようにあります。色々な病院で検査を受けましたが異常はありませんでした。婦人科では更年期障害と言われました」と相談にいらしたのは40代後半の女性です。

めまいは更年期の症状のなかで比較的起こりやすいので多くの女性が経験します。ひどい場合は、普段通りの生活が送れないくらいつらい症状に。今回は、更年期のめまいについてお話しします。

 

1.めまいの種類と原因

更年期障害でおこるめまいは大きくわけると下記の回転性めまい、浮動性のめまい、立ちくらみによるめまいの3つほどに分類することが出来ます。

1-1 .めまいの種類(1)回転性めまい

天井がぐるぐると回転するようなめまいです。突発的に起こる事が多く、長くは続かない事が多いのが特徴です。

回転性めまいの原因は、耳の三半規管の異常です。三半規管は耳の中にあり、中はリンパ液で満たされています。体が動くとこのリンパ液もいっしょに動き、体がどの方向に動いたかを三半規管の神経が察知します。

しかし、リンパ液が多くなりすぎたりすると体が動いていないのに、リンパ液の圧力でリンパ液が動いてしまい、体が動いていると勘違いしてしまいます。すると、ぐるぐると回るようなめまいを感じることになってしまいます。

1-2. めまいの種類(2)浮動性のめまい

雲の上を歩いているような、ふわふわ体が浮く感じがするのが浮動性めまいです。めまいがひどい場合には、まっすぐ歩けないこともあります。この浮動性のめまいの特徴は慢性的になることです。

浮動性のめまいの原因は、自律神経の乱れや、神経の圧迫にあると考えられます。

1-3. めまいの種類(3)立ちくらみによるめまい

立ち上がると、目の前が急に暗くなったり気が遠くなったりするようなめまいです。ひどい場合には失神したり意識を失ったりすることもあります。

脳貧血もこのめまいの1つです。自律神経の乱れが原因になっていることが多いです。

参考:【医師監修】めまいはどんな病気で起こる?めまいの種類と対処法 | ヘルスケア大学

 

2.めまいを改善する

更年期障害は、自律神経の働きが乱れやすくなっています。また、この自律神経の乱れが原因でむくみやすくなっています。この2つを改善することが更年期障害のめまいを改善する事につながります。

2-1. めまいの改善方法(1)回転性めまいの改善

更年期障害の回転性めまいの原因として一番多いのが、むくみによるものです。人によってはめまい以外にも耳鳴り・耳が詰まっている感じがする人もいます。

2-1-1 運動不足による血行不良

むくみの原因は血流が悪化することにあります。無駄な水分は血液中で取り込まれ腎臓で排出されるようになっていますが、この働きが悪くなっていることが原因となります。

血管は毛細血管を入れると数万キロメートルあると言われています。これだけの長さの血液を循環するためには筋肉が動くことが必要です。筋肉が収縮することにより血液を循環させるポンプの役割を果たします。

運動をしないことで、この筋肉ポンプが働かず身体の中の水分が停滞してしまうことでめまいが起こリます。これが運動不足によるめまいの原因です。

2-2. めまいの改善方法(2)浮動性めまいの改善

浮動性めまいの原因は自律神経の働きと神経の圧迫です。自律神経の乱れの原因は、不規則な生活があげられます。

不規則な睡眠・不規則な食事時間・ストレスの高い生活などがあげられます。規則正しい生活をすることが重要になります。

神経の圧迫に関してですが、頚椎ヘルニアなどの場合もありますがそれだけではありません。スマホやタブレットなどが原因の場合もあります。これはスマホやタブレットをやる時に、長時間の下向きの姿勢などが原因で、首の骨の本来のS字カーブが真っ直ぐになる事で神経が圧迫されてしまうためです。

その為、スマホやタブレットを長時間見た後に浮動性めまいが出る方もいらっしゃいます。

浮動性めまいでも手足のしびれ・ろれつが回らない・激しい頭痛などをともなう場合は、「脳梗塞」「脳溢血」「脳出血」など重篤な病気の可能性もありますので、この場合はすみやかに病院への受診が必要です。

2-3. めまいの改善方法(3)たちくらみのめまいの改善

立ちくらみの原因は自律神経の乱れによるものです。特に身体を動かしていないことで自律神経の働きは低下します。

適度な運動を行うことでこのたちくらみによるめまいは改善されていきますので、定期的に散歩や運動を行うことが重要です。

3.まとめ

更年期障害のめまいの原因は自律神経の乱れが原因の事が多くみられます。そしてその多くは生活習慣と密接しているのが現実です。

自分の生活習慣を改めて規則正しい生活をおくるだけでも改善する場合もあります。治らない病気ではありません。諦めないで下さい。

もしかして自分は不眠症?睡眠障害の原因と対策【睡眠セルフチェック付】

「なんか朝起きた時体がだるくて重い、、、」

「最近夜寝られないことがあるけどこれって不眠症?」

このような症状は程度の差こそあるものの、経験したことのある方は少なくはないでしょう。現に日本人の5人に1人は、不眠症をはじめとした睡眠障害を抱えていると言われています。このような症状を経験すると、「自分は不眠症なのでは?」と、心配になってしまう方もいらっしゃると思います。

今回はそのような方たちのために、睡眠に関するセルフチェックをご用意しました。最近寝られないことが多い、、、自分が不眠症なのか心配などという方はぜひセルフチェックをご活用ください。あわせて、今回の記事をお読み頂き、少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

1.そもそも「不眠症」とは?

睡眠は体が発する健康のサインともいわれています。何らかの原因で睡眠が妨げられてしまうと、体調や精神面、学業や仕事にも影響を及ぼし、深刻な問題に発展することもあります。ただひとことに寝られないと言っても、不眠症には様々な症状があり、その原因も様々です。そして不眠症は、「睡眠障害」という大きな括りの中の一つの症状に過ぎません。この睡眠障害の分類も含めて、その原因と対策についてご紹介していきます。

2.睡眠障害は4種類に分類できる

睡眠障害は大きく以下の4つに分けられます。

・不眠症

・過眠症

・概日リズム睡眠障害

・睡眠呼吸障害

これからご紹介するそれぞれの特徴が「週に3回以上、1か月以上継続している」場合、あなたはもしかすると不眠症などの睡眠障害を抱えている可能性があります。

2-1.不眠症に該当するかのセルフチェック

不眠症とは、よく眠れないため日中の眠気、注意力の散漫、疲れや種々の体調不良が起こる状態を指します。

日本では約5人に1人が、このような不眠の症状で悩んでいるとされています。不眠症は、小児期や青年期にはまれですが、20~30歳代に始まり加齢とともに増加し、中年、老年と急速に増加します。また男性よりも女性に多いといわれています。

不眠症には様々な種類があり、以下の4つに分けられます。

2-1-1.不眠症(1)入眠障害

<セルフチェック項目>

□ ふとんに入っても30分~1時間以上眠りにつけない。

□ 眠りにつけないことがストレスである。

2-1-2.不眠症(2)中途覚醒

<セルフチェック項目>

□ いったん眠りについても、翌朝起床するまでの間、夜中に何度も目が覚める。

□ 目が覚めたあとに再度眠りにつくことができない。

2-1-3. 不眠症(3)早期覚醒

<セルフチェック項目>

□ 希望する時刻、あるいは通常の2時間以上前に目が覚めてしまう。

□ 目が覚めた後に再度眠りにつくことができない。

2-1-4. 不眠症(4)熟眠障害

<セルフチェック項目>

□ 眠りが浅い。

□ 睡眠時間は十分とったが、熟睡した感じが得られない。

□ 体の疲れが残っている。

2-2.過眠症の種類

過眠症とは、夜眠っているにもかかわらず、日中に強い眠気が生じ起きているのが困難になる状態です。過眠症は以下の3つに分けられます。

2-2-1. 過眠症(1)ナルコレプシー

世界的には1000人~2000人に1人にみられる病気で、10歳代で発症することが多い疾患です。症状としては以下のようなものがあります。

<セルフチェック項目>

□ 日中の耐え難い眠気と居眠りが繰り返し生じる。

□ 居眠りは長くても30分以内と短く、目覚めたあとは一時的にすっきりする。

□ 笑ったり怒ったりすると、突然体の力が入らなくなり、ひどいときにはへたり込んでしまう。

□ 寝入りばなに金縛りにあったり、現実と区別がつかないような夢を体験したりする。

2-2-2. 過眠症(2)特発性過眠症

発症は10~20歳代で、有病率はナルコレプシーよりやや少ないと推測されています。症状には以下のようなものがあります。

<セルフチェック項目>

□ 昼間の眠気と居眠りを主症状とする。

□ 居眠りは1時間以上続き、目覚め後はすっきりと覚醒できずに眠気が持続し、リフレッシュ感が乏しい場合が多い。

□ 夜間睡眠が10時間以上と著しく長い場合がある。

2-2-3. 過眠症(3)反復性過眠症

非常にまれな疾患で、発症はほとんど10歳代で、女性よりも男性で頻度が高いとされています。症状としては以下のようなものがあります。

<セルフチェック項目>

□ 強い眠気を呈する時期(傾眠期)が3日から3週間持続し、自然に回復してまったく症状がなくなる。

□上記の症状が不定の感覚で傾眠期が繰り返し出現する。

2-3. 概日リズム睡眠障害

昼夜のサイクルと体内時計のリズムが合わないため、1日の中で社会的に要求される、あるいは自ら望む時間帯に睡眠をとることができず、活動に困難をきたすような睡眠障害をいいます。症状としては以下のようなものがあります。

<セルフチェック項目>

□ 夜間不眠、日中の眠気、作業能率の低下、倦怠感、食欲不振などの身体・精神症状が出現する。

□ 明け方近くまで寝つけず、いったん眠ると昼過ぎまで目が覚めないという状態に陥る。無理をして起床すると、眠気や強い倦怠感などの症状がみられる。

□ 夕方から眠くなり、起きていられなくなり早朝に目が覚めてしまう。

□ 寝つく時間、起きる時間が毎日1~2時間ずつ遅れていく。

□ 睡眠と覚醒の出現が昼夜を問わず不規則になる。夜間の不眠や、日中の眠気、昼寝の増加などがみられる。

2-4.睡眠呼吸障害

睡眠中に異常な呼吸を示す病態の総称です。主なものに、睡眠時無呼吸症候群(夜寝ている時に何度も呼吸が止まる)というものがあります。

睡眠時無呼吸症候群の症状には以下のようなものがあります。

<セルフチェック項目>

□ 日中の眠気

□ 大きないびき

□ 寝ている時の窒息感

□ 夜間の頻尿

□ 起きたときの体のだるさ

□ 頭痛

特に寝ている時の症状に関しては、本人が自覚することができない症状のため、家族や周りの人にいわれて気づくことがあります。

3.睡眠障害の原因

睡眠障害の原因には様々なものがあり、以下のようなものが挙げられます。

・環境要因

・身体要因

・心的要因

・生活習慣要因

3-1. 睡眠障害の原因(1)環境要因

睡眠を妨げる原因の中には、下記のような環境によるものがあります。ライフスタイルや寝る周りの環境が変わってしまうことで眠ろうとする機能が低下してしまうことがあります。

・時差がある場所

・枕が変わる

・気温

・騒音

・明るさ

対策)

少しでも眠りやすい環境(寝るときは部屋を暗くする、室温を25~29℃にするなど)を整えてみましょう。心と体がリラックスできる空間づくりが大切です。

参照:快適な睡眠を得るために意識すべき5つの寝室環境

3-2. 睡眠障害の原因(2)身体要因

下記のような身体的特徴や病気が原因で睡眠障害が起こることもあります。尿意や痛みやかゆみといった物理的刺激が睡眠のサイクルを乱してしまいます。

・尿意

・痛み

・かゆみ

・しびれ

対策)

尿意、痛み、かゆみ、しびれといった症状を改善することで乱れた睡眠のサイクルを戻すことができます。必要に応じて、病院の薬や漢方薬を利用しましょう。なお漢方薬を利用する際には、必ず医師や薬剤師などの専門家に相談するようにしてください。

3-3. 睡眠障害の原因(3)心的要因

精神的な症状から睡眠障害になってしまうことも少なくありません。下記のような状態が続いてしまうと、脳が常に興奮している状態になり寝ることができなくなってしまいます。

・うつ

・悩み

・イライラ

・極度の緊張からの精神的ストレス

対策)

精神症状や不眠の症状が非常に辛い状態であれば病院を受診することも1つの手段です。しかし、精神症状のおおもとの原因は、栄養不足や様々な体調不良だと言われています。そういった意味では、栄養を十分に摂る、体調不良を改善するといった根本的なところを改善することがとても重要です。

詳しくは下記の記事を参考にしてください。

参照:新型うつ病5つの特徴と対処方法眠れないには原因がある!不眠の原因と睡眠の新しい常識とは

3-4. 睡眠障害の原因(4)生活習慣要因

下記のような生活習慣でも不眠の症状の原因になります。タバコやカフェインには脳を覚醒させる作用があり、これらを摂り過ぎると睡眠のサイクルが乱れてしまいます。また寝られない時に寝酒をする方も少なくないでしょう。

一見アルコールは寝るためにはよさそうに思えますが、実は逆効果です。アルコールを解毒するときには大量の栄養素が使われてしまうため、栄養不足になり、その結果不眠になってしまいます。

参照:アルコール依存症は治せる~アルコール依存症は慢性的な栄養失調~ 

・アルコール

・タバコ

・カフェイン

・運動不足

・服用している薬

対策)

もし日常的にお酒、タバコ、カフェインなどを摂取しているならば、それを見直す必要があります。なお栄養ドリンクにはカフェインが含まれていますので、栄養不足を補うためにそういった類のドリンク剤を飲んでいる方は注意が必要です。

運動に関しては、忙しくて運動する暇がないという方でもできるラジオ体操がオススメです。ラジオ体操には血行を良くする効果がありますので、ベッドに入る30分前に行うと効果的です。

服用している薬についてですが、もしこの薬を飲み始めてから眠れなくなったといったことがありましたら、そのお薬に作用や副作用によるのもかもしれません。その場合は受診されている病院の先生やお薬をもらっている薬局の薬剤師にご相談ください。

4.まとめ

今や5人に1人が不眠症をはじめとする睡眠障害で悩んでいます。今回の記事でご紹介した通り、睡眠障害の症状とその原因は様々です。まずは睡眠セルフチェックで自分がどのような症状なのかを把握していただき、そして自分の食生活や生活習慣、体調不良などを見直してみましょう。

今回の記事を読んで、あなたの睡眠に関する悩みが解消されるように心から願っております。

参考HP:http://www.suimin.net/

「もう限界!」となる前に!認知症介護でストレスを溜めない方法

「この前言ったことがなんでわからないのよ」

「火をつけっぱなしにしないで」

「もうこれ以上大声を出させないで」

親族(特に親)の介護で疲れ果ててしまって、ストレスから様々な病気を発症する方が増えています。

例えば、

・認知症の母を介護している娘さんが、毎日のように夜中にトイレを付き添ってあげて起こされ睡眠不足が続いている。

・料理が得意だった母が認知症を患い、ガスコンロの使い方すら忘れてしまい火をつけっ放しにして外出することが多くなった。ついには、家の火災報知器が作動して近所に迷惑をかけてしまったことがある。

・認知症の父が急に奇声をあげて殴りかかってきました。私は父を抑えることで必死でした。当然、体はアザだらけです。

親は認知症とわかっているのに・・・毎日毎日介護ストレスから解放されない日々が続きます。

病気とわかっている相手をつい怒鳴ってしまう。分かっているのにイライラしている自分を抑えられない方は大勢いらっしゃるようです。

特に働き盛りの方が多く、子供が大きくなり子供の事で悩む時期と重なる場合も多いようです。さらに仕事の責任も増え、介護だけに時間を使うということが難しい中年層の方々が介護ストレスに悩まされています。

・全く自分の時間がない・・・。

・ストレスを発散する場所もない・・・。

・先が見えない・・。

認知症の介護ストレスで苦しんいでる方々がどれくらいいるのか具体的に知っていただき、その対策としてどのようなことを考えていけばいいのか、この記事でご紹介いたします。

1.認知症とは

1-1.認知症の患者数

世界トップレベルの高齢化社会である日本で、増加の一途をたどっているのがこの認知症です。2015年1月の厚生労働省発表によれば、2025年には全国の認知症患者数は700万人を超えると推計されています。これは65歳以上の5人1人という数字です。

この700万人のうちに誰かの介護が必要とされるのが約半分(350万人)だと言われています。

介護が必要な高齢者は年々増え、それに伴い家族の負担が増えるのは間違いありません。

1-2.認知症の種類とは

現在日本で確認されている認知症の種類は大まかに4種類に分けられております。

・「アルツハイマー型認知症」

・「脳血管性認知症」

・「レビー小体型認知症」

・「前頭側頭型認知症」

その中で、半数を占めているのが「アルツハイマー型認知症」と呼ばれているものです。

1-3.アルツハイマー型認知症の段階症状

では、認知症の中で最も種類が多いアルツハイマー型認知症を段階的に解説いたします。

初期から末期にかけて、当てはまる症状があればあるほどそのステージの可能性が高いと考えられています。

【初期(発症から1~3年)】

・近時記憶(数分から数ヶ月の記憶)の障害 ・実行機能障害(日常行為の手順がわからなくなる) ・時間の見当識障害(日時がわからなくなる) ・判断力障害

さらに、やる気の低下も見られることがあります。

【中期(発症から5~9年)】

・遠隔記憶(数年から数十年の記憶)の障害 ・場所、人物の見当識障害(今いる場所や、自分が誰なのかわからない) ・失認(対象を認識できない)、失行(簡単な行為ができない)、失語(言語使用ができない)

・徘徊、迷子 ・興奮、多動

この中期くらいから、人の介護が必要となってきます。もちろん、介護する方はとても大変です。

【末期(発症から10年以降)】

・記憶障害(全般) ・人格の変化

・不潔行為(便をさわる)

などの症状や行為が見られ、専門の施設でないと介護できない状況になってしまいます。

自分の家族が長生きしてくれるのはありがたいですが、10年以上介護を続けると介護者の方が精神的に病んでしまいます。

1-4.認知症の具体的な症状と介護の大変さ

認知症の症状でもっとも家族を困らせるのは「徘徊(はいかい)」です。

徘徊とは、突然家の中や近所を歩き回る行動のことを言います。一見目的がないように見えるこの徘徊ですが、実はご本人にとって目的を持って行動していることが多いと言われています。ですから、無理やり徘徊を抑えようとすると抵抗したり、殴りかかられたりすることがあります。

それだけではありません。徘徊により、ご本人がどこに行ったかわからなくなり家族が夜中中探し回るということも珍しくはありません。そして見つからない場合は、消防や警察へ連絡して捜索願を出すことも多々あるようです。こうなれば、家族だけでは解決できる問題ではなくなります。

やはり家族としては他人に迷惑をかけたくないと思うことは当然であり、そうならないために家族の中だけ解決しようと必死になるために自分たちに負担がかかり、介護ストレスが生じてしまうのです。

徘徊で例を示しましたが、いつ症状や行動がおこるか分かりません。ですから、家族は常に気をはって生活していないといけません。それが介護の大変さに繋がっているのです。

2.認知症高齢者の介護者心理とは?

昔は家族介護の平均期間は約半年といわれていましたが、医療技術の発達等により現在は、10年以上介護をされる方も増えてきています。

24時間年中無休で介護をされるご家族の方は

「今の介護がいつまで続くかわからない」という不安感を持たれたり、「常に心身の疲労感が抜けない」という状態になったりしてしまうことも少なくありません。

それならば、介護をやめてしまえばいいという極論になってしまいますが、

やはり「血の通った家族をほったらかしにすることはできない」や「かわいそう」などの心理が働いてしまい、私が見るしかないと家族の分まで背負ってしまうようです。

3.過度なストレスから発症する病気

私たち人間はストレスを和らげるメカニズムを備えています。しかし、それは短期間での話です。例えば、介護ストレスの様に数年間にわたりストレスを受け続けた場合は様々な病気を発症すると考えられています。

3-1 ストレスから起こり得る代表的な6つの病気

過度なストレスからよく起こりうる病気を6つご紹介いたします。

私も実務上、家族介護をされている方によく多い傾向にあります。

ですから、これらに当てはまる方は注意が必要です。

①片頭痛・・・神経のバランスが崩れて、血管が緩んで頭痛を起こす

②胃痛・・・ストレスにより交感神経が緊張し、胃酸が増えてしまう。

③うつ病・・・介護者に非常に多い。ストレスから心の病になってしまう。

④不眠症・・・体の緊張、脳の興奮が収まらずに眠れなくなってしまう。

⑤蕁麻疹・・・日々のストレスからの緊張が皮膚症状に出て場合

⑥食欲不振・・・体の緊張で胃や腸に血流が行かなくなり食事を受け付けなくなる。

以上、代表的な6つの病気です。しかし、これはあくまで初期症状であってこれらの症状を見て見ぬフリをしながら、ストレスを受け続けたとしたら思いもよらぬ病気を引き起こす可能性もあります。

3-2 ストレスから難病やガンを引き起こす。

前の項目でお話したような症状が続くようであれば、私たちは様々な病気を引き起こす可能性があると考えております。

例えば、ストレスが原因でリウマチを発症したり、難病である潰瘍性大腸炎を発症する方も多いようです。

そして、最近の研究で分かってきていることはストレスをずっと体が感じていると、脳の一部が委縮してしまい認知症になりやすくなってしまうということも分かってきました。

さらに、ガンもストレスを感じている人になりやすいと言われています。

それは、日常的な体の緊張で免疫細胞のバランスが崩れてガンになってしまうと考えられています。

このように、ストレスは初期症状の病気を発症し、それが思いもよらない病気を発症する可能性があるので、出来るだけ減らしておくことに越したことはありません。

4.認知症による介護ストレスを減らす対処方法

認知症で問題となるのが、普段していることができなくなってしまうということです。

例えば、トイレや家事、服の着替えまでも家族の方が手伝ってあげないとろくにできない状態です。認知症の方を家族だけで介護をしている場合これらのことをすべて手伝ってあげないといけません。要するに、ほぼ起きているときは付きっきりで介護することになります。

これでは、介護者は自分の時間を取りストレスを発散することはできません。

家族の介護は一般的に3年が限界といわれています。

この長寿国で昔のようにご家族だけで認知症の方のお世話をしていたら、介護者のほうが先にまいってしまいます。

4-1.介護のプロに任せる

「自分で何とかしないといけない」これでは介護者が、病気になってしまいます。

今では、行政が中心に様々な介護サービスを受けられますので、ぜひご活用いただければ自分のストレスを発散する時間も作れるでしょう。

4-1―1.市町村窓口、保健所・保健センター

やはり一番相談しやすいのが、行政です。認知症の相談は年々増えているので行政の方も特別な部署を作って対応されているようです。

どこにどのように行ったら最後のサービスを受けられるのか?など多方面からアドバイスをいただけるのは間違いありません。

4-1-2.地域包括支援センター

地域の高齢者の皆さんが住みなれた地域で暮らし続けられるよう在宅生活を支援します。

地域で認知症の患者さんをケアするような取り組みも行われていますので、ぜひご活用ください。

4-1-3.居宅介護支援事業所

最後の専門家であるケア・マネージャーのいる組織です。

特に認知症の方々は様々なタイプの患者さんがいらっしゃいます。それに合わせて、ご家族の環境も同時に考えなくてはなりません。

ケア・マネージャーさんはそれらを考慮しながら介護のプランを作成するプロです。

そして、介護情報など豊富に持っていますので、ぜひ相談されてみてください。

4―2.同じ悩みを持った人に相談したり、話を聞く

4-2-1.地域の取り組み、集会に参加する

現在、行政が主導となって認知症の介護でお悩みの方の相談を受けています。

時には集会を開いたり、セミナーを開いたりしておりますので同じ悩みを持たれている方もいらっしゃることがわかれば自分も心強く感じるのではないでしょうか。また、同じような悩みの方に相談されるのも一つです。意外な解決策も見えてくるかもしれません。

介護の合間を見て、このような集会に参加されるのも一つかと思います。

4-2-2.電話で無料相談 認知症110番

電話で相談できる窓口もあります。他の人に相談内容を聞かれたくない、自分の話を聞いて欲しい、でも介護でなかなか外に出られないなどお悩みの方は電話で無料相談されるのも一つかと思います。

相談のプロが、お話を聞いてくれたり、悩みを解決してくれる可能性もあります。

4―2-3.認知症の人と家族の会

実際に認知症高齢者を抱えている人や、認知症高齢者を看取った方などが組織する日本最大の会員組織です。

このような財団の情報を得たり、直接話を聞くのも参考になるのではないでしょうか。

公益社団法人 認知症の人と家族の会

4-2-4.インターネットの掲示板を利用する

インターネットを利用できるならば、掲示板を使って自分の悩みを投稿してみるのも一つかもしれません。自宅にいながら全国に同じような悩みを抱えている方に話を聞いてもらったり、意見をもらったりできるのでとても便利です。

ご自身の悩みを聞いてもらってストレスも発散できるかと思います。

しかし相手の顔が見えないので、不確定な情報も多いので気をつけましょう。

ヘルパーや施設など家族以外に介護を依頼するのは、高齢者に対する愛情が無いのではなく、介護をする方の心身の健康を守るための当然の権利です。

繰り返しにはなりますが、行政の相談窓口で介護者の悩み、ご自分の置かれた状況など話せば考えつかない解決策を提案してくれる可能性もあります。

さらに介護者サロン、認知症カフェなどを地域で行われている集会を活用して同じ悩みを持つ方や自分の悩みを聞いてくれる場所に参加するのもストレス解消になるでしょう。

高齢化社会が進む日本では、介護を行なうことはますます当たり前のことになっていきます。そうなると、介護ストレスで悩む方が増えるのも当然です。

肩の力を抜いて、周りに協力してもらいながら無理をしないようにすることが大切です。

5.まとめ

認知症の患者さんは、ますます増えてくると言われ、困ったケースもこれからたくさん出てくるでしょう。

ご自分から、施設に入所する!と言ってくれればご家族の負担も減りますが、

施設には入らない。

自宅で生涯過ごす。

まだボケていない!

などの理由から自宅で介護される場合は、ご家族が負担を強いられることになります。

その場合は、様々な介護サービスをできるだけ利用しご自分の介護ストレスを上手に発散し、病気にならないようにしましょう。

特に、認知症の介護であれば、お互いコミュニケーションが取りづらくなっているでしょう。

さらに親子となれば、聞こえてないだけで腹が立ってしまうこともあります。

介護をしている側からすれば、「なんでこんなにお世話しているのに・・・」「言うことをきいてくれない」と考えるようになり、ある日突然ストレスが爆発し関係を壊してしまうことも多々あるようです。

自分自身の体と精神を適宜調整しながら頑張りすぎない介護生活を目指していきましょう。

 

強迫性障害の治療方法と薬の効能効果

「身体のどこかがちょっと痛くなると重病ではないかと怖くなり、病院にかかっています。病院での検査では異常が無いと言われても安心できなくて、他の病院にかかりますがやはり異常は出ません。しかし、痛みが治まるまで安心できなくて、何件もの病院で検査を繰り返してしまいます」と、相談にいらしたのは30代の男性です。

つまらないこと、大丈夫だと自分でわかっていてもそのことが頭から離れない。わかっていても何度も同じ確認を繰り返してしまうことで、日用生活に影響が出てしまう症状のことを強迫性障害と言います。

強迫性障害とは頭から離れない考えのことです。その内容が「不条理」だとわかっていても、強迫な観念が頭の中にあり、追い払うことができません。

 

強迫観念からうまれた不安にかきたてられて行う行為で、自分でもやり過ぎ・無意味だとおもっていてもやめることが出来ない強迫行為があります。

上記の男性の場合は、強迫行為のある強迫性障害と言えます。今回は、強迫性障害の方への治療方法についてお話しをします。

 

1.強迫性障害の原因

強迫性障害では、その原因や発症に関わる特異的な要因は、いまだに特定はされていません。

 しかし、大きなストレスやショックなどをおこした後に、強迫性障害を発症することが多いことから、神経伝達物質の一つであるセロトニン・ドーパミンなど神経系・脳の機能に異常をきたしていると推定されています。

私はこれらの機能異常は「脳の栄養不足」と「体調不良」からおこると考えています。

参考 強迫性障害|疾患の詳細|専門的な情報|メンタルヘルス|厚生労働省

1-1.脳の栄養不足

私達の感情は、脳の中で3つの感情物質によって出来ています。それは興奮、抑制(リラックス)、そして調整です。身体を動かす時は興奮感情物質が、リラックスさせたい時には抑制感情物質が、そしてその時の状態に応じて調整感情物質が興奮、抑制を判断しておのおのの感情物質を出すようにしています。

これらの感情物質はすべて食べ物から作られています。そして食べ物が不足することで最初に不足する感情物質が抑制と調整感情物質です。というのも、栄養不足は人間の生死に関わる状況です。その危機的な状況に対抗するために興奮物質を作り続けるからです。

この興奮物質が強迫性障害の原因だと考えています。というのも興奮物質にはアドレナリン・ノルアドレナリン・ドーパミンがあります。この3つの興奮物質のバランスがとれている時は、精神的に安定します。しかし、興奮物質が過剰に働く事で精神的なバランスが崩れます。

バランスがとれている正常な時には、アドレナリンは身体を動かす活力、ノルアドレナリンはやる気・意欲、そしてドーパミンは動機・学習に関わっています。しかし、バランスが崩れるとアドレナリンは怒り・イライラ。ノルアドレナリンは不安・緊張・恐怖。ドーパミンはこだわり・依存という感情に変化します。

強迫性障害の症状は、何かにこだわって不安を感じる為に行動を起こすことです。よってノルアドレナリンとドーパミンが一番関係していると考えられます。

この脳の栄養不足が原因であると考えている何よりの理由は、強迫性障害の方達の多くは胃腸が弱い、食欲もあまりない、偏食で栄養バランスが悪いといった事が発症前にあることがほとんどだからです。

1-2.体調不良

栄養が不足することで、興奮物質が脳に過剰に分泌されることで身体は緊張状態となっています。それによって自律神経のバランスは崩れ、これによって様々な体調不良がうまれます。

強迫性障害の方たちの多くは

・そわそわと落ち着かない、緊張してしまう、過敏になってしまう
・疲れやすい
・倦怠感
・動悸・息切れ
・めまい
・ふらつき感
・集中できない、心が空白になってしまう
・刺激に対して過敏に反応してしまう
・頭痛や肩こりなど筋肉が緊張している
・眠れない又は熟睡した感じがない

といった原因不明の体調不良をもっています。

さまざまな体調不良がおこる事で身体にはさらにストレスがかかります。

これらのストレスのために、さらに身体から興奮物質であるアドレナリン・ノルアドレナリン・ドーパミンが分泌されることになり強迫性障害は悪化することになります。

2.強迫性障害の治療方法

強迫性障害の治療方法は、薬物治療、認知行動療法、漢方療法の3つがあります。それぞれの特徴を説明します。

2-1. 強迫性障害の治療方法(1)薬物療法

薬物療法の第一選択は、強迫性障害の保険適応を有しているSSRI(フルボキサミン、パロキセチン)、あるいはクロミプラミン(アナフラニ―ル)などが使われます。

これらは強力なセロトニン(5-HT)再取り込み阻害作用をもつ抗うつ薬となります。セロトニンは感情をコントロールする調整感情物質です。これらを服用することで感情をコントロールすることができるようになります。

これらの薬の副作用は安全性に優れていますが、吐き気や不安増強などを一過性に認めることがあります。そして効果が出るまで1~2週間かかります。

2-2. 強迫性障害の治療方法(2)認知行動療法

強迫性障害もそうですが、不安障害と呼ばれるものはすべて、症状を意識することが悪化させる原因となります。自分の行動に対して不安を感じることでストレスを感じる事が原因です。

その為、認知行動療法でも「曝露反応妨害法(ばくろはんのうぼうがいほう)」と呼ばれる方法と使います。

この曝露反応妨害法とは、強迫症状が出やすい状況に患者さんをあえて直面させ、かつ強迫行為を行わないように指示し、不安が自然に消失するまでそこにとどまらせるという方法です。

まだ専門家が少ないのが難点ですが、薬物と同等以上の効果があるといわれています。

2-3強迫性障害の治療方法(3)漢方療法

病院での強迫性障害の漢方薬の使い方は不安や緊張を緩和するものを、その方の体調や体質に合わせて処方しています。病院の治療薬、行動療法と併用することが多いようです。

私の漢方薬の使い方としては、不安や緊張を緩和することは当然として、それ以外の体調不良を改善することを意識します。

体調不良はストレスと感じることで、強迫性障害の原因である興奮感情物質をさらに分泌することとなるからです。

3.まとめ

強迫性障害の治療方法は、薬物治療、曝露反応妨害法と呼ばれる認知行動療法、そして漢方薬治療の3つが主なところです。

これらの治療法をうまく使うことで強迫性障害を克服することが出来ます。

 

 

 

眠れない理由を脳科学から改善!知っていたけど知らなかった正しい睡眠について

「全く眠れないというわけではないが、朝起きた時にすっきりしない」

「寝付くまでに時間がかかってしまう。また、考え事や心配な事を考えて途中で目が覚めるとそれから眠れない」

 

などといったようなお話をよく耳にします。老人会や地域の健康セミナーなどで、質問や困ったことなどを調査すると必ず話題にあがるのが先ほどの、眠れないとか寝つきが悪いなどの不眠の症状です。

日本睡眠学会のガイドラインによると成人の30%以上が入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠困難など、いずれかの不眠症状をもっており、6〜10%が不眠症にかかっているようです。しかし、実際に困っている人はもっと多いのではないでしょうか。

これだけ多くの方が安眠できないということは社会にとっても重大な損失となります。

なぜならば、不眠を起こしてしまうと脳やカラダのメンテナンスがうまく行われず、疲労が残ってしまいます。そのため日常生活に支障が出てしまう恐れがあるからです。

例えば、翌日に疲労が残ってしまうと仕事の効率が悪くなり、通常の業務時間では終わらず、残業時間が増え、さらに疲労の度合が増えるといった悪循環に陥ることも。

ここでは不眠を改善するといったアプローチ方法をご紹介します。

1、正しい睡眠時間とは?

人間はそれぞれ顔や体が違うよう、脳や体の機能にも個人差・個体差が存在します。同じように睡眠に関しても特有な個人差・個体差が出るのです。

「一体私は何時間寝ればいいのか」と聞かれることがありますが、個人差や個体差の観点からすると、自分で検証する以外に方法がありません。

年齢を重ねると、どうしても不眠症状になりやすいといわれておりますが、ご高齢であっても不眠とは全く無縁の方もいらっしゃいます。また不眠であっても、その症状をまったく気にしない方もいます。例えば、人によって4時間も寝たら満足するという人もいますし、8時間寝ても寝たりないという方もいらっしゃるでしょう。

なぜそういったことが起きるのか。おそらく4時間でも満足するという方は、日常生活に問題がなく、また目覚めがすっきりし、眠れていると感じていると考えられます。いわゆるショートスリーパーという人で、睡眠の質がよく、体や脳が短時間でもすっきり休めているのではないかと考えられています。

逆に8時間寝ても寝足りないと思う人は、他の方に比べて睡眠の質が悪いため、朝起きてもすっきりせず、また昼間に眠気を感じてしまうなどの不都合を感じているのでしょう。

ですので、ベストな睡眠時間の判断基準は睡眠時間ではなく日常生活に支障が出るかどうかということを判断材料にします。

一般的には1時間半の倍数(3時間、4時間半、6時間、7時間半、9時間など)がよいと言われますが自分に合った時間を探しましょう。

眠の改善には睡眠時間ではなく睡眠の質を変える方法が効果的と言えます。

2、原因を探り、睡眠の質を上げる

現在の睡眠の質が下がっていると自覚し、何が睡眠の質を下げているのかを探し出す必要があります。原因を改善して、睡眠の質をあげることが狙いです。

良質な睡眠を確保するためには、睡眠に関する正しい知識を持ち、生活を改善する必要があります。

2−1、睡眠の質を下げる要因

下の表は日本睡眠学会のガイドラインに掲載されているものです。不眠の原因としては様々な要因がありますが詳しくはこちらを参照してください。

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参照:「睡眠薬の適正な使用と休薬のための治療ガイドライン」

参考記事:眠れないには原因がある!不眠の原因と睡眠の新しい常識とは

これらの睡眠の質を下げる要因は共通点があります。それは脳が興奮している状態にあるということです。人間には、交感神経と副交感神経の二つの神経があり、合わせて自律神経と言います。自律神経とは文字通り自分の体を律する神経であり、この二つの神経がうまくバランスをとることで体のリズムが整うのです。

不眠の共通点である、脳が興奮しているという状態はすなわち、自律神経がうまく調節できておらず、交感神経が優位になっている状態が寝ている時にも続いているということなのです。

2−2、交感神経が興奮するとどうなるのか

睡眠をする時、人は本来、交感神経の活動が弱くなり、副交感神経の活動が優位になります。

・交感神経というのは体を活動的にさせる神経であり、興奮したり緊張したり物事に集中するなどを行う神経です。

・副交感神経というのは、いわゆる体のメンテナンスを行う神経です。食べ物を消化したり、体を休めたり、睡眠を促し体の修復やメンテナンスを行うといったことを司る神経です。

ですので、本来睡眠の時は副交感神経がしっかり働いて脳の疲れや体の修復を行うのですが、たとえばアルコールを飲みすぎたり、夜遅くまでゲームをしたり、スマホを見たりすると交感神経が興奮し、副交感神経が優位になりにくくなります。そのような場合、寝つきが悪くなったり体のメンテナンスをするのがうまくいかなかったりという不都合が生じてきます。

つまり車で言うアクセルを踏みながらブレーキをかける。こんなことを続けていたら、車はきっと壊れてしまうでしょう。同じように、交感神経が働いたまま寝ていたら、寝ているけど起きているという状態なので、疲れが取れないというよりはむしろ疲れて起きるということになります。

ですので、交感神経を興奮させないようにすることが肝心です。

さきほどの図にあるように寝る前にコーヒーを飲んだり、アルコールをとったり、喫煙をしたりすることは交感神経を興奮させます。また寝る直前までゲームをしたり、パソコンやスマートフォンをみたりするのも同様に交感神経を興奮させてしまうので注意が必要です。

2−3、交感神経の興奮は寝ているときの様子でもわかる

交感神経が興奮している場合、周りの人も気づくような変化が出てきます。それは寝ている時に歯ぎしりをしたり、寝相が極端に悪かったり、寝汗をよくかいたり、夜中にムクッとおきあがったりという症状が出てきます。その現象が多い場合、しっかりと眠れていないことが考えられるため、時間を長く寝たとしてもすっきり起きられないということが起こってくるのです。

朝起きた時に顔のむくみがひどかったり、腫れぼったかったりという症状が出ることも、代謝が悪くなっていて体のメンテナンスがうまくできていない証拠。

つまり、交感神経が興奮している状態であるといえます。

3、交感神経を鎮めて不眠を改善

交感神経を鎮めるには、原因を取り除くことが必要ですが、それだけでは解決しない場合があります。それは栄養が不足している状態です。また、自律神経を整える方法として呼吸があります。

3−1、交感神経を鎮める方法(1)栄養不足を解消する

脳は栄養不足を危機感と感じます。いわゆる飢餓状態です。この時、脳では飢餓状態は危険だと認識するので、体や脳が栄養不足だということを察知すると交感神経を興奮させ、「栄養とりなさい!」という命令を出します。そのため、太古の昔、人々は獲物を取ってくるために活動的になるよう、脳が体に指示をするのです。

交感神経の働きが強くなると血圧を上げるため心臓の動きは活発になります。周囲の様子や変化をすぐ気がつけるように神経が過敏に。人前に出てしゃべると緊張するという人は、このことがよくわかると思います。

緊張すると手に汗をかき、口の中は水分がなくなりカラカラ。心臓はドキドキ、人によっては頭が働かず、真っ白になることもあるでしょう。

この状態は栄養分がしっかり補われるまで続きます。ですので、栄養不足の状態で睡眠をとろうとしても交感神経が興奮している状態にあるため寝つきが悪くなり、睡眠の質が下がることに繋がって、結果的に朝起きた時にすっきりせず、不眠が改善しません。

3−2、交感神経を鎮める方法(2)栄養不足を解消し、ホルモンの働きを良くする

ゆったりするというホルモンの1つであるセロトニンは脳内の伝達物質の1つです。不眠の治療としても使われるメラトニンは、このセロトニンから作られます。またセロトニンを作るために必要な栄養素はトリプトファンというアミノ酸です。

ですので、しっかりアミノ酸が入った大豆や卵、肉類を食事で摂ることでこのトリプトファンは十分に補えます。しかし、食事をしっかり摂れているにもかかわらず、眠れないなどの不眠の症状を訴える方がいらっしゃいます。

この場合の原因はトリプトファンを体の中で合成するときに、実はビタミンやミネラルといった栄養素が必要となってきますが、これが不足している可能性も。そうするといくら大豆や卵・牛肉や豚肉などをしっかり摂ったとしても、体の中で必要なトリプトファンが合成されません。

栄養として、アミノ酸、ビタミン、ミネラルを大量に幅広く摂りましょう。

また食事を消化するのにも栄養素が必要なのですが、交感神経が興奮している時には、消化吸収は後回しにされるので、栄養素が不足している状態で食事をとっても、その食事の栄養素を吸収することができないという悪循環に陥ってしまいます。

また、食事の後に強烈な眠気が出てくるかたは要注意。とくに昼ごはんの後に眠気が出る場合は、胃腸の働きが落ちているところに食事が入ってくるため、消化吸収に大量のエネルギーを使用します。そのため脳の活動や血流が減り、強制的に眠気が起きてしまうことになります。

また、昼間の眠気は脳の活動が落ちたために起きたものと考えられるため、通常の睡眠とは違い血流が悪い状態であるため、体のメンテナンスを行う機能は期待できません。

3−3、交感神経を鎮める方法(3)呼吸で神経をコントロールする

自律神経はからだの動きを調整するという神経で自分ではコントロールすることが基本的にはできません。しかし、その自律神経が関与している臓器で唯一コントロールできるものが肺、すなわち呼吸です。ゆっくり深い呼吸をすると副交感神経が働きます。眠れないとか不安なことを考えているというときには必ず呼吸が浅く早く不安定になります。これは交感神経が強く働いているため起こる現象です。

一方、副交感神経が働く場合、呼吸はゆっくりと深く行われます。すなわち呼吸をゆっくり深く行うことにより、副交感神経が働いていると脳が捉え、その結果、副交感神経が十分に働くことになり気分が落ち着きます。

交感神経が緊張している場合、呼吸に関する筋肉も緊張している状態に。呼吸に使われる筋肉は首や肩、胸、背中、おなかなどの様々な筋肉を使います。呼吸を深くゆっくり行うことで、それらの筋肉も緩和。直接マッサージなどで筋肉をもみほぐすことも良いですが、交感神経が興奮している場合は筋肉が炎症を起こしているような状態ですので、無理に行うとかえって逆効果になることもあります。

4、睡眠に対する間違った認識を改める

質が悪い睡眠の解決方法は、世間でいろいろと紹介されています。原因が明らかに判明できるもので改善できるものもありますが、何が原因かわからない場合は栄養不足を疑いましょう。それ以外にも、間違った常識がまかりとおっていることもあります。

ここであげるのは、睡眠薬の治療、運動、早寝早起きについてです。

4−1、誤った認識(1)睡眠薬での治療で不眠の原因を解決する

睡眠薬での治療は症状が強い場合、一時的には有効であると思いますが、その不眠症状を起こす原因を治していかないといけません。

なぜならば睡眠薬では対症療法となり、睡眠薬をとらないと眠れないといった慢性的な不眠症状に陥りがちですので、不眠の原因をしっかり探り、これを対処するようにしましょう。ただ、急に薬をやめたりするのはかえって良くありません。

ぜひ、栄養学と薬に詳しい医師や薬剤師などの専門家に相談してください。

4−2、誤った認識(2)運動をすると寝つきがよくなる

運動しすぎるとかえって眠れないということが起こってしまいます。

運動をするためには体を動かすのには栄養が必要ですし、運動すると体の筋肉が収縮を起こし、そこにいわゆる乳酸がたまるという状態になります。筋肉がこり、血流が悪くなりますので、回復させるためには栄養分がやはり必要となってきます。

血流を良くするという目的の運動であればよいのですが、筋肉が緊張しコリがある状態が続けば、その状態を脳が感じ取り、逆に交感神経を興奮させてしまうことにもなりえます。普段から続けて運動する方も栄養が不足する場合、回復が遅くなり慢性的な未回復の状態が続き、疲れやだるさが慢性化する恐れがあります。

激しい運動ではさらに酸素を多く必要とします。

酸素は体にとって必要なものですが、体に取り込んだ酸素のうち2%は攻撃性のある活性酸素に変化。活性酸素というものは、体の中に存在するとき、病原菌やウィルスを攻撃するような働きを持っていますが、無作為に攻撃をしてしまう性質も持っており、体の中細胞などを傷つけてしまいます。

例えば、血管を傷つけてしまうと、キズを修復しようとして体の免疫システムが働きます。傷口を塞ぐためにその部分の止血を実施し、血を固めてしまいます。これがふたの代わりになるので出血が止まるということですが、言葉を言い換えると、血栓の元ができてしまうということです。

つまり活性酸素が多く発生すると、血管内では血栓がたくさんできてしまいます。それがうまく処理できなければ血栓が残ってしまい、その血栓が剥がれて、脳に詰まってしまえば脳梗塞を起こしてしまいます。激しい運動を常にされる場合、その傷ついてしまう血管を修復する作業が多くなってしまいます。

その作業をするのが栄養素、つまりビタミンやミネラル類が必要なのです。修復の材料となるのはアミノ酸。こういった栄養素を大量に幅広くとることが必要です。

アミノ酸を摂取するには、前章でも紹介した動物性たんぱく質である肉や魚、卵類や植物性たんぱく質の豆類の他に貝類なども積極的に摂ると良いでしょう。しかし、実際食事で摂る場合は注意が必要です。一つの種類だけではアミノ酸のバランスが崩れてしまいます。またタンパク質は実は吸収があまり良くありません。だからと言って多く摂りすぎるとカロリーオーバーになりやすいです。

種類を幅広く摂るようにするのと、食事だけで効果が見られない場合は、サプリメントをうまく取り入れましょう。

4−3、誤った認識(3)朝起きられないのは早く寝ないから?

「夜、早くに寝ないため、朝はなかなか起きられない」といった考えも間違いです。

交感神経が緊張し、アドレナリン(不安・恐怖)とノルアドレナリン(怒り・イライラ)がでるということは、「危険を回避しないといけない!」という人間の本能的な反応です。ヒトもまた動物ですから本能的に警戒します。

動物を例に考えればわかると思いますが夜はキケンです。小動物は暗闇では周りが見えないため、安心して眠れません。夜行性が多いのはそのためです。無意識に警戒して早く寝ないというのは交感神経が緊張しているための自然な現象であると考えます。ですので、その状態で布団に入ったとしても寝付けるわけがありません。

早く寝ることにだけ意識を持たないようにしましょう。

5、まとめ

不眠に関しては体調不良の改善を優先することが重要となってきます。

無理に長時間寝ようとせず、まずは日頃の体調不良を改善する。すなわち交感神経を興奮するということを行わないように、それを改善することを中心に行ってみてください。栄養を補っただけで、その日からぐっすりという方も珍しくありません。

あなたが不眠を改善し、1日も早く心地よい睡眠をとれることを心から願っております。

結婚前は優しかった夫がなぜ?モラハラ夫になったのか?

夫のモラハラについての相談をいただく時、最も多いのが「結婚してすぐにモラハラ夫になってしまったのですが、原因は何なのでしょうか?」というものです。

一般に大恋愛をしてラブラブで結婚した夫婦であっても、月日が経つ間にその関係性が変わってしまうことがあると思われることでしょう。事実、「すぐにキレる夫になってしまった理由に思い当たることありますか?」というアンケートをとりましたが、モラハラ夫についての本質的な理解がまだまだだと感じています。

お互い幸せになろうと誓ったはずなのに、どこでどうすれ違うようになったのか?お悩みの方も少なくないでしょう。また、夫のモラハラについてお悩みで解決の方法をお探しの方もいらっしゃると思いますので、この記事をお役立ていただければ幸いです。

【質問】
最近すぐ怒る夫。結婚当初と変わってしまった理由はなんだと思いますか?

3

【回答数】
悪意の遺棄(家族・配偶者をほっておくこと):17
DV・モラハラ:8
セックスレス:7
不倫・浮気:6
その他:62

1.結婚前は優しかった夫が、些細なことで怒るようになったのはなぜだと思いますか?

「これだけ言っても理解できないの?」
「何回同じことを言えばわかるの?」
「これだから低学歴は困る!」
夫から妻へのモラハラとは、ひどい暴言や無視などあからさまな精神的な暴力に限りません。上記のような疑問形の言い回しを繰り返すことで、あたかも妻に非があるかのように追い詰めたりすることもモラハラです。
したがって、以下のアンケート結果では家族や配偶者をほっておくこと。セックスレス、不倫浮気を DV やモラハラと切り離して回答いただいておりますが、これらすべてがモラハラ行為の一種だと考えられます。

1-1.妻にかまってもらえない不満や仕事・会社でのストレスが原因!?

モラハラの夫にもタイプがあります。例えば…
・外出先で不機嫌になったりトラブルを繰り返しため、モラハラ夫は家族との外出の好きなのに、妻や子供は仕方なく一緒に行動している。
・妻にはモラハラな態度に終始するが、子供は溺愛している。
・妻にはモラハラな態度に終始するが、子供が目に入っていない。
・妻だけでなく子供に対してもモラハラな態度に終始する。

アンケートの結果、その他の選択肢以外では悪意の遺棄(家族・配偶者をほっておくこと)が原因だったと考える人が最も多いようでした。モラハラの夫の中には、友人との遊びや飲み会、自分の趣味に没頭したりと、家族を省みないケースが少なくありません。

・子供の中心の生活になってしまい、子育ての疲れとかでかまっていられなくなった。外出先も子供向けで恋人気分が全くないため(40代/女性/専業主婦)

・家庭の為に頑張っている夫が妻にかまわれなくなると、満たされずイライラして怒りに発展してしまうのかも。(40代/女性/専業主婦)

・仕事が忙しすぎて、家族のことまで考えられない感じ。慣れもあると思います。(40代/女性/専業主婦)

・独身時代と違い、配偶者が家族が出来、かつ会社内でも文句のいえない管理職になるなど、自由が効かないもどかしさがあるのかなと思います。(40代/女性/その他専門職)

一方で、妻が子ども中心の生活になってしまうことで満たされなくなった夫が不満をつのらせるということもあるのでしょう。一方で男性自身の仕事の忙しさ、会社で責任が増えるプレッシャーなどが原因と考える人も見受けられました。そこに独身時代とは違う家庭を守るという責任が加わることでストレスに感じてしまうことがあるのかもしれません。

1-2.DV夫、モラハラ夫になりそうな傾向が見抜けなかったかも!?

2章で詳しく紹介しますが、一般に言われる「モラハラ夫は結婚前に猫をかぶっている。正体を隠している。」というのは間違いです。アンケート結果の2番目では、DV夫、モラハラ夫だと見抜けなかったという回答でしたが、2章をお読みいただければ、それも仕方のないことだとお分かりいただけることでしょう。

・元々そういう気質のある人だったのでは?結婚した当初は新鮮味もあり、猫かぶっていたんでしょうね。だんだんその化けの皮がはがれてきたんだと思います。(30代/女性/専業主婦)

・結婚前は正体を隠していたんだと今になってわかる。モラ夫診断をやってみてもどの項目も当てはまったのでやっぱり…と言う感じだった。(30代/女性/専業主婦)

・仕事などのストレスを、私にあてているのだと思う。疲れ気味なのかも。(40代/女性/専業主婦)

・日頃のストレスをぶつける対象が妻になってしまったのだと思う。(20代/女性/専業主婦)

DV・モラハラを選んだ人の場合、性格として、もともとそういう傾向があったのでは?と感じている人が複数見受けられました。ただ実際に結婚してみるまで気づかなかったという様子がうかがえます。また日頃感じているストレスを発散する先が他になく、妻に対してDVやモラハラという形で現れるのかもしれないと考える人もいるようです。

1-3.マンネリ化や子育てに忙しくなるとセックスレスになりがち…

私ないただいてきた相談では、モラハラ夫のセックス問題は大きく二つに分かれる傾向がありました。ひとつは、以下のようにセックスレス。もうひとつは、時と場合を選ばずにセックスを強要するというものです。アンケートの結果では、セックスレスになったため、夫が些細なことで怒るようになったという回答になっています。

・結婚生活が長くなると、夫婦生活がマンネリ化してくるから。刺激が無くなってくるから。(30代/女性/専業主婦)

・兄妹のような何でも言い合える家族になってしまったため、お互い相手に対する気遣いがなくなってしまったから(40代/女性/パートアルバイト)

・子供を産んでから、夫となんとなくする気がなくなってしまってストレスなんだと思う。(20代/女性/専業主婦)

・子どもができ、家事に育児に忙しく旦那にかまっている時間がなくなったので(30代/女性/専業主婦)

夫にとっては夫婦生活がマンネリ化したり新鮮味がなくなったりしたことで不満がたまってくるということもあるのでしょう。また子どもが生まれたことをきっかけに、妻としては家事に子育ても加わり忙しくなってしまうのは仕方ないことかもしれません。しかし夫に目が向かなくなることでセックスレスになり、結果として夫の不満が増えていくということもあるのかもしれませんね。

1-4.不倫や浮気をしていると夫の心にはやっぱり葛藤もある!?

妻に対する言葉や態度による嫌がらせ、精神的暴力など、モラハラ夫の言動には倫理感のカケラすらありません。私がいただいてきた相談では、特にセックスレスのご家庭ではモラハラ夫が不倫や浮気をしているケースが多々ありました。

・自分に後ろめたさがあるので、態度に出てしまい、イライラするのかと思います。(40代/女性/パートアルバイト)

・悪いことをしているという気持ちがあって優しくしたいけど、逆にイラついてしまうのかな。(40代/女性/専業主婦)

・浮気かなと思います。気持ちが他に行ってるので、妻に対して冷たく、何かにつけてイライラするんだと思います。また、寄せ付けたくない、余計な事を聞かれたくない気持ちからも、そういった態度をするのかなと思います。(40代/女性/専業主婦)

・他に居心地のよい場所を見つけたので、すぐに怒るのかな、と思う。(30代/女性/会社員)

不倫や浮気をしていた場合、後ろめたさや悪いことをしているという意識が怒りっぽくさせるのでは?と考える人が複数見受けられました。また妻のいる家庭よりも居心地のいい場所を見つけてしまったことで、夫自身の心の中に葛藤もあるのかもしれませんね。そうした気持ちがイライラを引き起こすこともあるのでしょう。

2.結婚前にモラハラ夫が優しかった理由とは?

詳しくは「モラハラの2大原因!脳の栄養不足と体調不良を理解しよう!」をお読みいただければわかりますが、モラハラの原因は大きく二つあります。
1.脳の栄養不足
2.体調不良
また、寝不足なども夫がモラハラになる原因となりますが、体調不良や寝不足も栄養不足に繋がることは容易に想像できると思います。要は疲れている。これが夫がモラハラになる原因で、これを脳科学で説明すると次のようになります。

2-1.モラハラ夫の脳では、はじめから不満の感情が居座っている!

脳には扁桃体と呼ばれるセンサーがあります。この扁桃体は五感からの情報はもちろん、体の内部情報を常に監視しています。そしてその上方を「快」か「不快」か、大ざっぱに評価しています。
お腹がすけば誰もがイライラします。また、風邪をひいたりすれば誰でも表情が乏しくなります。さらに、寝不足になれば元気がなくなり、些細なことにイラっと反応することになる。これは誰にでも経験があると思います。栄養不足や体調不良、寝不足という内部情報でこの扁桃体が「不快」と評価するのが自然なことです。
つまり、モラハラ夫の脳では、このイライラという感情がはじめから居座っています。そのイライラという感情に、妻の表情や声など視覚・聴覚の情報が上書きされ、本人も勘違いと自覚せずに不機嫌に振る舞っているのがモラハラなのです。
※詳しくはモラハラの原因でご確認ください。

2-2.結婚前に優しかったのは脳の報酬系の働きです!

・車の運転が乱暴だった。
・私には優しかったが、店員さんなどにはよくクレームをつけていた。
・政治や社会などに対し、よく不満を言っていた。

結婚前にもしこのような覚えがあったのなら、あなたの夫はその時からモラハラな傾向がありました。ではなぜ、妻になるあなたには優しかったのでしょうか?モラハラの専門家が言うように、本当に正体を隠していたのでしょうか?

2-2-1.「こうすれば結婚してくれるかも?」という脳の予期報酬は快感です!

この理由も脳科学から考えれば簡単です。脳には報酬系という回路があり、ここが反応すると快感物質のドーパミンが分泌されるため、その強力な作用により「不快」な気分など一掃されます。特にこの報酬系は予期報酬、「こうすれば〇〇ができるかも…」といったときに強力に働きます。
例えば、いつもは朝起きが苦手な人でも楽しみにしていた旅行の朝、目覚まし時計もなしに目が覚めることがあります。「明日になれば楽しみにしていた旅行に行ける。」と報酬系が働き、ドーパミンが分泌されているためスッキリ目覚めることができます。
ならば、結婚前のモラハラ夫の報酬系はなおさらのこと強い快感に満たされていることが想像できるはずです。
・このレストランに連れて行けば気に入ってもらえるかもしれない。
・このデートコースなら俺のことを好きになってくれるかも…
・このプレゼントなら喜んでくれるだろう!
ドーパミンの働きにより脳が快感に満たされると、モラハラな夫でもとてもマメで優しくなります。またこの時、モラハラ夫も楽しくて仕方がありません。これは、趣味などにのめり込んでいるモラハラ夫をお持ちの奥さんならおわかりいただけることでしょう。

2-2-2.結婚したら報酬系の働きはどんどん弱くなります!
しかし、結婚するとこの報酬系の働きは失われます。なぜなら、繰り返しますが報酬系は「予期報酬」こうすれば…という時に強く働くため、初めは多少の余韻があったとしても徐々にその働きは失われていることになります。

すると、ドーパミンによる強い快感で打ち消されていた感情がよみがえります。深いという感情が脳に居座り、視覚や聴覚からの情報がそこに上書きされ、本人も自覚しないまま勘違いして不機嫌に振る舞ってしまう。これがモラハラです。

3.夫のモラハラ問題を解決する方法とは?

脳の栄養不足や体調不良、寝不足などがモラハラの原因です。決して、人格や性格の問題ではありませんから、モラハラの解決も簡単です。ただし、中にはすでに夫のモラハラに疲れ果て悩み切ってしまったり、離婚を望む方もいらっしゃることでしょう。そんな方は、以下にご紹介した別記事を参考にしてください。

1.無料電話相談もできる公的機関も!モラハラの相談窓口まとめ

2.【モラハラは治せる】諦めないで!今日から出来るモラハラの治療方法まとめ

3.モラハラは離婚をするしかないの?モラハラ離婚【まとめ】

 

まとめ

結婚後、すぐにモラハラ夫に豹変したのなら、ご主人は結婚前からモラハラな人。また結婚後、時間を経てモラハラになったのなら、仕事が忙しくて食事がおろそかになったり、疲れがたまったり、寝不足などが重なった結果です。
ご紹介したアプローチにより、モラハラは必ず解決できます。また、すでに夫のモラハラ問題を解決された方は皆、次のような事を口にされていることを最後にお伝えします。
「普段の夫は本当に優しくなり、全く問題がなくなりました。たまにイライラすることはありますが、そんな時は『疲れているんだな~』と思えるようになり、サプリメントを余分に飲ませたり、早く寝させるようにしています。」

なお、モラハラは被害者はもちろん、家族の人生を台無しにするほど、とても大きな問題です。一人で悩んでいても解決できませんから、真剣に解決を望んでいる方は以下の小冊子をお役立てください

■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性 【結婚】既婚
■調査期間:2015年09月15日~2015年09月29日
■有効回答数:100サンプル

母親のモラハラの特徴と問題解決のための対処・対策方法!

「母親と仲良くしたい。母親なんだから親孝行したい。」
母親に愛されたい。良好な親子関係を築きたい。そう子供の頃からずっと悩み続けてきたものの、
「母親が重い。」
「母親と性格が合わないことが苦痛。」
「母親の理不尽な言動がきつくて精神的に参ってしまう。」
このように母親からのモラハラでお悩みの方は少なくないようです。事実、私は母親からのモラハラについて次のような相談をいただいて参りました。
「子供の頃から母親のモラハラに苦しみ、高校卒業後すぐにアパートを借りてからほとんど実家に帰っていません。たまに帰っても、すぐに口論になり疲れてしまいます。」
「結婚が決まりましたが、彼や彼のご両親に母を合わせるのは苦痛です。結婚式にも呼びたくありません。」
「子供ができましたが、出産後に実家で過ごすなど考えられません。両親に孫を見せたいと思うものの、モラハラな母親のことを思うと気持ちが重くなります。」
母親からのモラハラでお悩みの方は皆、このようなお話をされる一方で、「たった1人の母親だから親孝行をしたい。できれば良好な親子関係を築きたい。」と、どなたもそう願っていらっしゃいます。しかし…
ですが、もう悩む必要はありません。なぜなら、モラハラは解決が可能な問題だからです。(詳細はモラハラ治療まとめをご覧ください)
そこでこの記事では、母親からのモラハラの特徴と、解決に向けた対策・対処方法をご紹介しますのでお役立てください。

1.母親からどんなモラハラ行為を受けましたか?

母親に自分のことをわかってもらえない。理解してもらえないというのは、子供にとってとても辛いことです。また、どう考えても理不尽だと思うことを言われたりされたりして、納得がいかないと感じることもあるでしょう。それが本来安らぎの場である家庭内で繰り返されているのならなおさらのこと。そこで、母親からどんなモラハラを受けた経験があるのかアンケートをとってみました。

【質問】
自分の母親からモラルハラスメントを受けていると感じたことは何ですか?

3

【回答数】
理不尽な怒りをぶつけてくる:36
その他:23
兄弟間での差別:21
他の家庭の子どもと比較する:13
会話をしてくれない:7

1-1.母親から受けたモラハラその1.理不尽な理由で一方的に怒りをぶつけられた!

母親から受けたモラハラについて、最も多かったのは理不尽な怒りをぶつけてくるというケースでした。

・私は母から理不尽な八つ当たりというモラハラを繰り返し受けてきました。例えば、中学や高校のとき学校の愚痴を言うと母はひどく怒ります。しかし、母は仕事がうまくいかないときは不機嫌で、そんな時は私が帰宅をしてその顔を見るなりいろいろと怒り出します。私が社会人になってからも、仕事で遅くなれば怒りだし、たまに残業なしで帰ると「なんで早いの!」と不機嫌になり八つ当たりされます。完全にモラハラな母親です。(30代/女性/会社員)

・母は働いているので会社で何か嫌なことがあったらイライラし怒りをぶつけてきます。それが毎日のように繰り返されますから、これはモラハラだと思います。 理不尽な怒りをぶつけられる一方で、私が大学のグチをポロッと口にするとさらに怒りがヒートアップして止まらなくなりますから修復が不可能だとあきらめ、卒業したら家を出ようと思っています。(10代/女性/学生)

・私の母親は何かの問題が起きたとき、その理由や原因を懇切丁寧に説明しても感情的になってすぐに怒り出します。その怒りを鎮めようと、こちらはさらに丁寧に説明しようと努めるのですが、どんなに丁寧にそして穏やかに説明しても必ず母のモラハラはヒートアップし、怒鳴り散らします。(40代/男性/会社員)

・私の母親は完全にモラハラです。会話をしていても決めつけるような会話だったり、自分勝手な会話で怒りながら会話をします。とにかく自分の思い通りにならないとすぐ怒り出すので気が休まりません。(20代/女性/専業主婦)

母親から受けたモラハラでは、直接自分には関係の無いようなことに対して怒りをぶつけられたという人が比較的多く見受けられました。職場など、別の場所で受けたストレスを家に帰り子どもに対してぶつけてしまうという行為は、まさしく母親からのモラハラでしょう。またこちらの話を聞いてくれる様子が無く、一方的に自分勝手な感情をぶつけてくるということもあるようでした。

1-2.母親から受けたモラハラその2.出来が良い悪い?と、兄弟間で差別された…

母親から受けたモラハラ行為で2番目に多かったのは、兄弟間での差別というモラハラでした。

・モラハラな母親は頭が良かった兄をベタ褒め。「お兄ちゃんと比べてあんたは…」とか「同じ兄弟でも…」、「どうしであんたみたいな…」といつも言われて長年苦しみ、家の中で孤立しています。(20代/女性/パートアルバイト)

・私の母親は妹ばかりかわいがってました。プレゼントもお年玉も私はなく、それは母に伝えると「わざとそうしているわけではないけれど、もしそうだとすればあんたとは相性が悪いのよ!」と言われました。経済力があれば、一日も早くこんなモラハラの母親の元から去りたいです。(30代/女性/パートアルバイト)

・私には一つ下の弟がいますが、母は昔から弟にはとても甘くいつも猫なで声で話しかけていました。しかし私には些細なことで機嫌が悪くなり、怒鳴ったり理不尽なことで責められました。兄弟ゲンカでは必ず「お兄ちゃんなんだから!」と我慢させられました。二人とも大学大学生のとき私は一切お小遣いをもらえずバイト代から携帯代を払っています。しかし、モラハラな母親は、弟の携帯代は払ってあげますし、お小遣いも必要以上に渡していました。今でも母親は相変わらずモラハラですから、修復したいとは思いません。(20代/男性/会社員)

・モラハラな母にとって兄が一番でした。あの子は大事な跡取り、女の子の私は嫁に出す人間だからと、いつも差を付けられて育ちました。モラハラな母の頭は古くて硬過ぎて、修復不可能。距離を置いています。(50代/女性/専業主婦)

自分以外の兄弟姉妹ばかりをかわいがるなど、何らかの差をつけられるという経験が繰り返されたという人が複数見受けられます。また他の兄弟と比較されるというのも子どもにとっては辛いのかもしれません。さらに兄弟の順番で上が我慢させられる、家の跡取りかどうかという立場で対応が異なるなど対応の違いも見られるようでした。母親からのモラハラは、一緒に生活をしている限り続きますから、子供の精神的ダメージは図りしれません。

1-3.母親からのモラハラその3.友達や他の家庭の子供と比較する!

母親からのモラハラで3番目に多かったのは、他の家庭の子どもと比較するという結果でした。

・私があまりできが良くなかったので仕方がないのですが、親友だった友達と比較されるとちょっと辛かったです。親友はサッカーも他の運動も、勉強も絵や作文、習字と何でもできる優等生でした。そのため、母親の口癖は「00君のお母さんは幸せね~。」とか「私も00君のような子供の母親だったら楽だったのに…」で、常に親友と比べられて「お前は劣っている!」と言わんばかりの母親のモラハラな発言に苛立ちを感じ続けてきました。(30代/男性/会社員)

・成績については、自分ができなかったので仕方がないのですが、私の母は何かにつけて「あんたはだめだね~」と友達と比べられて辛かったです。しかし、それ以上に辛かったのが私の容姿を友達と比べることで、「A子ちゃんは顔がちっちゃいけどあんたはでかいね!」とか「あんたは眠っているような目をしているね。B子ちゃんみたいに二重だったら良かったのに。」などと言われ続けずっと傷ついて育ちました。結婚して子供ができましたが母のモラハラは変わらず、孫を容姿についても同じことを言い出したので、もう3年ぐらい母親とは会っていません。(40代/女性/専業主婦)

・私が進路を決める時期に、母親が色々と他の子がどうしたという話をしてくるのはストレスでした。自分も自分の子にモラハラをしないように気をつけます。(30代/女性/自由業・フリーランス)

・いつでも親戚の子供や、友達の子供と比較してくる母親。モラハラなため、どんなに良いことをしても誉めてくれないし、寂しくて泣いても理解してくれない。むしろ、悪い所ばかり見つけて批判や暴言を繰り返し、それを指摘すると逆切れする。そんなモラハラな母親に育てられた私もまた、同じことを自分の子供に繰り返してしまいます。(40代/女性/専業主婦)

兄弟間でもほかの兄弟と比べられたという回答がありましたが、他の家の子どもと比べられて嫌な思いをしたといった母親からのモラハラを受けていた人もいるようです。また、どんなに良いことをしても誉めてくれないという母親もいるようで、あまりにも自分の個性を認めてもらえないと辛さが増すこと自然なことでしょう。さらに、そんなモラハラな母親に育てられ、自分が母親になって同じことをくり返しているという回答もあり驚きました。

1-4.母親からのモラハラその4.無視!話しかけても返事が返ってこなかったらやっぱり辛いもの…

母親からのモラハラで4番目に多かったのが無視、会話をしてくれないという回答です。

・デキの悪いこどもだったので、ほぼ存在を無視されていました。物心ついた時には、母親から無視されることが恐怖で止まらなかったことを覚えています。そのため、私は中学に入った時には不安障害と診断され、いまだに自分の感情をうまくコントロールできません。正直、モラハラの母を許せません。(40代/女性/会社員)

・母は私が話しかけても全然答えないことがしばしばでした。正直、腹が立っちました。そしてそんな私の顔を見て冷笑してくる母親でしたから、マチガイなくモラハラでしょう。就職してから一度も会っていません。(30代/男性/会社員)

・自分の機嫌次第で返事をしたりしなかったりする。自分の機嫌取りを子供のさせるようなモラハラな母親なので、会話も気分次第で当たり前である。そのような関係は修復するよりも距離を置いて関わらないようにした方が子供の心にはよいと思う。よって修復をしたいとは思わない。(30代/女性/専業主婦)

・一緒に住んでいても会話がなければ意味がないと思うからです。会話をすることでお互いのことがわかり関係の修復の近道になると思います。(20代/男性/会社員)

家庭の中で子供が話しかけても母親から答えが返ってこない、会話が成り立たないというのはやはり腹立たしく思うとともに、子供にとってはひどい恐怖やストレスになることは容易に想像できます。また、機嫌の良し悪しで返事や態度が違えば、子どもは親の顔色をうかがいながらの生活になり更なるストレスが溜まるかもしれませんよね。さらにコミュニケーションが取れず、存在を無視されているように感じたならなおさら辛いことでしょう。母親のモラハラとは、子供の精神面に大きな影響を与えることを忘れてはなりませんね。

2.母親のモラハラ。その7つの特徴とは?

アンケートの回答でお分かりいただけたように、モラハラとは決して夫婦間だけの問題ではありません。普通のご家庭に育った方は「親がまさかこんなことを…」と思われるかもしれませんが、母親からのモラハラは確かに存在します。そこで、改めて母親からのモラハラの特徴をご紹介します。

2-1.母親のモラハラの特徴その1.子供に大きな見返りを求める!

モラハラの母親は子供に恩は売ります。「誰が育てたと思ってるの…」「大学に行かせてあげたんだから…」など、子供にしたことすべてに恩を売り老後の面倒など親孝行を強要します。ただし、子供が幾ら親孝行をしたとしても、モラハラが母親にとってそれが親孝行にならないということは説明するまでもありません。

2-2.母親のモラハラの特徴その2.しつけや教育と称した精神的虐待!

「お姉ちゃんなのに何でこんなことができないの!」
「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい!」
モラハラな母親は、このように子供に(母親にとって都合の)良い子になるようにしつけます。また、子供も勉強などを強要しますが、それは決して子供のためなどではありません。子供の成績が悪ければ自分のストレスを発散する材料にします。その一方で、子供の成績がよければ他人への自慢の材料にしたいだけなのです。

2-3.母親のモラハラの特徴その3.人の悪口や批判・愚痴がひどい!

モラハラの母親は、とにかく人の悪口や批判・愚痴が多いので、それを聞かされる子供はとても疲れます。例えば、ついさっきまで長話をしていた近所の人を、一歩家に入るなり「あの人大嫌い!」と言い出したりします。また、先日あるお客様から次のようなお話を伺いました。
「私の兄が最近結婚したのですが、それ以来、兄のお嫁さんやそのご両親について悪口や批判・愚痴が続いており疲れてしまいます。そんなこと言うもんじゃないと指摘すると逆ギレし、関係のない話を持ち出して怒り続けます。正直、家に帰るのが苦痛です。」ありとあらゆることに批判的なのも、モラハラな母親の特徴のひとつです。

2-4.母親のモラハラの特徴その4.執念深いし絶対に謝らない!

モラハラの母親は些細なことで腹を立てるとヒートアップし、何年も前のことや今怒り出したことと関係のない話を持ち出してきて怒鳴り散らします。その内容はおそらく、モラハラな母親を持った子供なら「何百回も聞いた!」というものでしょう。それほどモラハラの母親は執念深いものなのです。

また、自分の非を認めることは絶対にありませんから、明らかな非に対しても謝ることなどありません。執念深いし絶対に謝らない。これもモラハラな母親の特徴の一つです。

2-5.母親のモラハラの特徴その5.「あなたのため!」という過干渉!

過干渉であることもモラハラな母親の特徴の一つです。「あの子とつき合ってはいけない!」など、友達を自分の物差しで決めつけ子供も交友関係を制限します。また、子供が自分の意見と違うことが許せず、「あれはダメ」「これはこうしなさい!」など、とても些細なことありとあらゆることに対して指示をします。

2-6.母親のモラハラの特徴その6.人を比較して否定する!

アンケートの回答でもあったように、モラハラな母親は子供を兄弟や他人と比較して否定するという特徴があります。人のことを褒め、間接的に子供を精神的に追い詰める。また、露骨な態度で兄弟の扱いに差をつけるといった言動を日常的に繰り返しといった傾向があります。

2-7.母親のモラハラの特徴その7.子供に対して感情をそのままぶつける!

「理不尽な理由で一方的に怒りをぶつけられた!」
「話しかけても返事が返ってこなかった。(無視)」
アンケートの回答でもありましたが、モラハラな母親は自分の感情の赴くままに子供に接するという特徴があります。モラハラの母親はいつも不機嫌ですから、時にはその感情を怒りとして子供に向け、また時には無視といった形で子供の存在を否定します。

3.母親がモラハラ行為をする原因とは?

私は、モラハラの原因は自律神経の乱れにあると考えています。交感神経が過剰に働くと、アドレナリン(不安・恐怖)とノルアドレナリン(怒り・イライラ)の分泌が増えます。そしてこれらが脳内に居座ることで、語感からの情報がそこに上書きされてしまう。そのため、ありとあらゆることに不機嫌な言動に終始することになります。詳細は別記事「モラハラの原因」でご確認ください。

3-1.母親がモラハラ行為をする原因その1.栄養が不足すると交感神経が緊張する?

「飢えた獣が凶暴である。」これは誰でもイメージできると思いますが、人間も同じように食欲が満たされないとイライラします。重要なのは食欲とは単に腹を満たすという欲求ではなく、「必要な栄養をすべてとれ!」という本能の叫びであることです。

したがって、脳はたったひとつでも栄養が不足すれば、自律神経を介して次のような命令を体に下します。「狩りをしろ!」このとき、交感神経が緊張しアドレナリンとノルアドレナリンが分泌されることになります。この反応は栄養が満たされるまで続くことになりますから、栄養不足が続けば脳内にアドレナリンとノルアドレナリンが居座ることになります。

このとき、視覚や聴覚など、五感からの情報がアドレナリン(不安・恐怖)やノルアドレナリン(怒り・イライラ)の情報に上書きされますから、ありとあらゆることに不機嫌な言動に終始することになります。

3-2.母親がモラハラ行為をする原因その2.体調不良もまた交感神経が緊張を助長する!

交感神経が緊張が続くと首や肩、背中など体のあちこちに凝りが生じます。一方で、胃や腸など消化器系の臓器の働きが悪くなります。モラハラな母親をお持ちのご家族なら、ほぼすべての方が、こういった症状に思い当たることでしょう。そしてこの時、アドレナリンやノルアドレナリンの分泌が続いています。

重要なポイントは、体と脳は情報を互いにフィードバックしている点です。例えば冷たい風を感じると鳥肌が立ちますが、この時、次のような情報の流れが起きています。肌に風が当たり、その情報が脳に送られ不快と判断される。そしてその不快という情報が瞬時に肌にフィードバックされ、鳥肌が立つ。脳はこの時、様々な情報からこの不快という情報に「冷たい」という意味づけをします。

これでお分かりいただけたように、交感神経が緊張すると体に凝りが生じますが、体に不調があればその情報から交換神経はより緊張することになります。このとき、アドレナリンとノルアドレナリンの分泌が続くことは説明するまでもないでしょう。

3-3.母親がモラハラ行為をする原因その3.ホルモンの流れが変わると自律神経が乱れる!

「生理前にイライラしたり落ち込んだりする。」女性なら理解できると思いますが、この理由もまた自律神経の働きにあります。

女性の生理とは子供の授かることが目的ですから、当然のことですが、体がリラックスしていることが求められます。つまり副交感神経が働き、卵巣や子宮に十分な血液が行き届かなければなりません。しかし、交感神経が緊張している時とは戦闘態勢のため、血液の流れは筋肉優先です。つまり、卵巣や子宮は十分に養われてはいません。

生理前や排卵期では、ホルモンの流れが変わるとともに卵巣や子宮の状態も変化します。このとき十分な血液が必要なことはお分かりいただけると思います。そして、交感神経が緊張していたのなら十分な血液が確保できないこと。したがって、栄養や酸素、ブドウ糖などを確保できず、十分なエネルギーを生み出すことはできなくなります。生理前や排卵期に母親のモラハラがひどくなるのは、栄養不足とともに体の余力がないことが原因です。

4.母親のモラハラを治療する対策・対処方法とは?

栄養が不足すれば自律神経が緊張し、首や肩、背中などに凝りが生じます。また、体の不調が続けば栄養が不足することになり、こういった負のスパイラルが続くことになります。そして、栄養不足と体調不良が解消されなければアドレナリンとノルアドレナリンの分泌が続き、これが脳内に居座ることになります。この事実を前提にすれば、どなたでも母親のモラハラへの対策・対処方法はお解りになることでしょう。なお、詳しくは別記事「【モラハラは治せる】諦めないで!今日から出来るモラハラの治療方法まとめ」をご覧ください。

4-1.母親のモラハラへの対策・対処方法その1.幅広く十分に栄養をとる!

私の経験では、モラハラな母親のほとんどがスーパーの惣菜や冷凍食品、パン、パスタ、麺類など加工食品を利用する頻度が多いようです。すでにご紹介したように、食欲とは必要な栄養をすべてとれという本能の叫びです。そして、たったひとつでも必要な栄養が不足すれば交換神経の緊張は続くことになります。

そこで、アミノ酸を中心にビタミンやミネラルなど幅広く十分に栄養をとらせるようにしましょう。なお、食生活レベルの改善で問題解決をしようなどとは考えないでください。ストレス時に人の体は大量の栄養を消費します。モラハラな母親はひどいストレス(アドレナリンとノルアドレナリン)を抱えていますから慢性的な栄養不足に陥っています。

モラハラと分子栄養学などに詳し医師や薬剤師のアドバイスのもと、サプリメントなどを利用して栄養を補いましょう。

4-2.母親のモラハラへの対策・対処方法その2.体調不良を改善する!

繰り返しますが、モラハラな人は皆、交感神経が緊張しています。したがって、体調不良の改善には体全体へのアプローチが求められます。私は漢方というアプローチで実績を上げていますが、この事実を前提に鍼灸や整体、カイロプラクティック、ヨガ、気功などのアプローチでも理屈上効果があるはずです。また、ラジオ体操など体の緊張をほぐすような運動をしていただくことも有効な手段です。

なお、生理前や排卵期の不調は、十分な栄養と体調不良の改善で解決しますので諦めずに地味な努力を続けてください。

まとめ

親にとって子供がいつまでも子供であるように、子供にとっても親はいつまでも親です。また、親は子供がかわいいですし、子供も親孝行をしたいと心から願っています。ご紹介したアプローチで母親のモラハラは必ず解決します。事実、私は次のようなご報告をたくさんいただいております。

「おかげさまで実家で出産ができました。母もとても親身に私を助けてくれて、やっと良好な親子関係が築けました。栄養を摂ることと体調不良を改善すること。こんな当たり前のことで母親のモラハラが治ったことに正直驚きとともに、それに気づいて教えてくれた先生に感謝しています。」

なお、モラハラは被害者はもちろん、家族の人生を台無しにするほど、とても大きな問題です。一人で悩んでいても解決できませんから、真剣に解決を望んでいる方は以下の小冊子をお役立てください

 

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年09月15日~2015年09月29日
■有効回答数:100サンプル

学校でもおこるセクハラ 事例と相談先

セクシャルハラスメント(セクハラ)は職場などでよくおこる問題と思っていませんか?

実は学校での揉め事はいじめ!モンスターピュアレント!などに匹敵するぐらいセクハラの問題は多いのです。

驚く事に先生から又は外部講師など部活動顧問などの問題は特に多いようです。

「私の子供は大丈夫・・・」「他所での話でしょ・・・」など思っていませんか?

最近うちの子が元気がない・・・何か様子が変だな?などありませんか?

もし貴方のお子様がそういった学校での悩みでお困りなら参考にしていただければ幸いです。

1・教職員の懲戒処分の現状

ほんの一部分かっているだけで、年々増えているのが現状です。まだセクハラを受けている学生などは沢山いるでしょう。

 

教育職員の懲戒処分等(平成25年度)

・教育職員の懲戒処分者は1,162人、全教育職員のうち0.13%で過去10年間と同程度である。 (参考:15年度 0.15%)体罰(410人)・交通事故(284人)・わいせつ行為等(180人)が主な処分事由。

体罰により懲戒処分等を受けた者は、3,953人(0.43%)で、平成24年度(2,253人(0.24%))と比べてほぼ倍増。

(参考)平成25年度 懲戒処分 410人、訓告等3,543人

平成24年度 懲戒処分 176人、訓告等2,077人

わいせつ行為等により懲戒処分等を受けた者は、205人(0.02%)で、調査開始以降、初めて200名を超過。(参考)過去10年間の最多年度 15年度:196人

参考:文部省調べ

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グラフはワイセツ行為で懲戒処分を受けた内容のグラフです。

 

 

 

 

 

では学校で起こるセクハラとはどういうことが行われているのでしょうか?

2・先生又は顧問から行われるセクハラ事例

先生又は顧問からのセクハラは、教師と生徒と言う立場又は、子供の心理を利用し

『親にばれたくない、あの子に負けたくないなど』

弱みに付け込むなど断りづらい状況の中で行われる事が多いです。

では実際にどういった事が行われているのでしょうか・・・!

  • 部活活動の一環とし個人レッスンをさせ、必要以上にボディタッチする
  • 「○○ちゃんより○○ちゃんはかわいい」など名指しで言う
  • 身体検査という名目で身体を触りまくる
  • 大学の助教授が卒論の指導の際にキスをしたり身体に触ったりしてくる
  • 部活動中、「レギュラーになりたければ裸になれ」と命令する
  • 塾の先生から性交渉を求められ、断ると辛く当たるようになった
  • 女性教員が、担任している男子児童が鉄棒の逆上がりができないことについて「男のくせに、根性がない。しっかりしなさい」と言って叱りつける

などほんの一部ですがこう言った言動や行動が行われているのが事実です。

又ニュースになった記事です。

横浜市の中学校の男性教諭が、部活動の指導中に女子生徒14人に体罰やセクハラを繰り返したとして懲戒免職になった。

20日付で懲戒免職になったのは横浜市内の中学校の田井哲彦教諭(49)。

横浜市によると、田井教諭は2014年8月頃から今年2月頃にかけて、顧問をしていた女子バレーボール部の生徒14人に対し、体罰やセクハラ、暴言を繰り返したという。

具体的には、「おざなりな練習をしている」などと言って頭をつかんで引き倒したり、レシーブの練習でボールを目にぶつけてケガをさせるなどの体罰を加えたほか、手で尻を触ったり、容姿に関する暴言を吐いたという。

田井教諭は市に「チームを強くしたかった」などと話し、生徒への謝罪はないという。

横浜市は「生徒は精神的に傷ついている。不祥事防止に全力で取り組むよう指導していきたい」としている。

(日本テレビ系(NNN)2016年10月20日)

 

板橋区教育委員会は7日、区立小学校の40代男性教諭が、授業中にガムをかむなど不適切な行動と休憩時間にセクシュアル・ハラスメントの疑いのある行動をしたと発表した。

 区教委は5日と7日、同校の保護者会で経緯を説明。同教委は今後、処分するかどうかも含め対応を検討する。

 区教委によると、同教諭は27年度内から28年6月22日の間、授業中にガムをかんだりペットボトル飲料を飲んだり携帯電話を操作したりした。

 休み時間に中に児童を膝の上にのせたり抱きつくなどセクシュアル・ハラスメントの疑いのある行動をしたとしている。

 同教諭は事実関係を認めているものの、理由について「ガムは口の中をさっぱりしたかったから」「ネットは検索のため」とし「児童の方から近寄ってきた」などと説明している。

 今年4月、保護者から学校側に連絡が入り教諭を追及したところ認めた。

 教諭は体調不良を理由に6月後半から休暇を取っている。教諭の担任学級は副校長が1学期末まで担任して指導する。

(産経新聞 2016年7月7日)

 

無料通信アプリ「LINE」で女子生徒に不適切な内容を含むメッセージを2900回以上送ったほか、セクハラ行為をしたとして、横浜市教育委員会は20日、市立中学校の男性教諭(42)を停職6カ月の懲戒処分とした。教諭は同日依願退職した。

 市教委によると、男性教諭は昨年春から今年2月にかけて、同校の女子生徒ら3人にメッセージを送信した。1人の生徒だけで約2900回に上り、そのうち 約260回が「好き」「かわいい」「会いたい」といった不適切な内容だった。メッセージは放課後の勤務時間に送られることもあったという。

 また、昨年10月と11月に開いた2回の教室内での補習中、このうち2人の女子生徒に抱きついたり、手を握ったりした。

 1人の女子生徒が保護者に相談して発覚。女子生徒は「嫌だった」と話しているという。男性教諭は「生徒との信頼を裏切り、傷つけてしまった。心から謝りたい」と話しているという。

(カナロコ by 神奈川新聞 2016年5月20日)

実際ニュースなどに取り上げられることは少ないので、沢山のハラスメント事件がおこっているのが現状だと思います。

立場が優位な部分から行われるセクハラ!子供達からすれば、反論の余地もない状況なのではないでしょうか。

では実際された場合どう対処したらよいのでしょうか・・・

3・先生又は顧問からセクハラをされていると気付いた時の心得

もし貴方の子供が先生又は顧問のセクハラに我慢していたら、いつまでもそのセクハラは続くかもしれません。つらいセクハラの苦しみを早目に解決しましょう。

1・子供とのコミュニケーションを

2・不快であるということをハッキリと伝える

3・専門家に相談を

が考えられます。

3-1子供とのコミュニケーションを

普段から子供とのコミュニケーションをしっかりとっておくことが重要です。

普段仕事などで、あまり子供とのコミュニケーションが取りにくい場合の方は特に意識をして行って下さい。

たとえ家族であっても子供から相談しにくい内容などもあると思います。

子供のちょっとした変化などに気付けるように日頃から注意をしておく又は学校での出来事などを普段から会話の一部として入れておく事も大切でしょう。

子供が1人で悩み過ぎても良い考えなど浮かばず、マイナスの方向に進む可能性が高いと思います。

また、最悪の場合、『心の病気』になってしまい、せっかくの楽しい学生ライフが送れなくなってしまったり、一生消えない心の問題にもなりかねません。

そうなる前に、コミュニケーションをしっかりとり、ちょっとした子供の変化に気付いてあげて下さい。

3-2不快であることをハッキリと伝える

子供がセクハラをされている!と分かった場合はまずこの行動をとるように進めて下さい。

セクハラを行っている相手(先生又は顧問)は、嫌がっていることに気付いていなかったり、むしろ喜んでいる(ありがたい)と思っていたり又は自分(加害者)の事が好きなのではないかなど勘違いをしている場合が多いようです。

なので、先生又は顧問からセクハラ行為(あなたの子供が嫌だと思った時点)ではっきりと「不快に思っている」という拒絶の意思を示すことが大切です。

まず子供が初めに出来る行動です、嫌な物はイヤと無理なものは無理とハッキリ相手に伝わる様に言葉と行動をとってください。

3-3専門家に相談を

なかなか時間が合わずコミュニケーションを取るのが難しい、お子様がハッキリ嫌だと言えない、などの行動がどちらも厳しい(難しい)方にはこの方法が一番いい方法なのかも知れません。

3-3-1校内の窓口相談を

校内に設置してある、学生相談窓口があります。

校内に設置してある掲示板などに、日程や相談受付場所などを張ってある、又は保健室という場合がおおいようです。

今では、専門の相談員(スクールカウンセラー)が勤務している所が多くあり、H25年度の配置件数は20,300校H26年度は3,000校増やす23,300校の予定のようです。セクハラ相談だけではなく学生ならではの相談も聞いてくれるみたいです。もちろんお金はかかりません、無料相談となっています。

3-3-2専門の相談窓口

次に未成年(学生)専用の相談窓口があります。

文部科学省が設置している『24時間子供SOS』ダイヤルです

子供のSOS全般に悩む子供や保護者等が、いつでも相談機関に相談できるよう、都道府県及び指定都市教育委員会が夜間・休日を含めて24時間対応可能な相談体制を整備しています。

他にも弁護士など専門の相談場所は沢山あるようです。もし専門家に相談する場合は貴方にあった相談場所を探されてみてください。

あくまでも心得なの上記で説明した事をすべてを行う必要はありません、信頼できる先生などに相談をして解決する場合などもあります。

すべてを抱え込まずに信頼できる人に相談してください。

まとめ

セクシャルハラスメントは色々な場所で起こる、ごく身近なハラスメントです。

大人だけでなく、子供にまで起こりえると言うことを知って頂き、もし今現在、悩んでいるのなら、早めの解決方法をとり子供が悩んでいるのなら、早く気付けるように普段からコミュニケーションなどをとり信頼できる方や相談しやすい方(専門科)に相談をしてください。

きっと力になってくれる人はいると思います。

なお、私は企業におけるハラスメント対策もまた、本質的な解決が可能だと考えています。メンタルケアおよびハラスメント対策をお考えの企業の方は、以下に無料相談のご案内をしておりますのでご利用ください。なお、私は企業におけるハラスメント対策もまた、本質的な解決が可能だと考えています。メンタルケアおよびハラスメント対策をお考えの企業の方は、以下に無料相談のご案内をしておりますのでご利用ください。

もしかして自分がモラハラ加害者?パーソナリティを診断!

モラハラは人格障害の一つとされています。中でも「自己愛性パーソナリティ障害」のモラハラが最も多いとされています。自己愛性パーソナリティ障害で最も顕著なのは、自分が特別な存在だという誇大なもつという特徴です。また、パートナーに依存したり束縛をしたり、すぐかっとなって怒ったり不機嫌になるといった精神的なお幼さが挙げられます。
こういった傾向を聞き、皆さんの中で「もしかしたら自分はモラハラの加害者かもしれない?」と思い当たることはないでしょうか。そこで、全国の男女を対象にモラハラのパーソナリティに当てはまるものがあるかどうかをアンケート調査してみました。また、モラハラの特徴的な言動をご紹介しますので、自己診断してみてください。

【質問】
モラルハラスメントの原因と言われる3つのうち、自分にも当てはまりそうなものはどれですか?

3

【回答数】
精神年齢が低い:28
どれも当てはまらない:24
束縛・依存症:24
自信過剰:24

1.モラハラ自己診断その1.精神年齢が低く感情、言動がコントロールできない!

「すぐ怒ったり怒鳴ったりする」
それも、子供の前でもお構いなしに怒鳴り散らす。何か一言でも言い返されると、その何倍も強い口調で言い返してしまう。こんな典型的なモラハラ行為ですが、アンケートの結果、このように自分の感情や言動をコントロールできないという、「精神年齢が低い」と言う回答が約3割と最も多い結果となりました。

1-1.これってモラハラ?幼稚で精神年齢が低い

・小さなことでイライラしてしまうので自分は幼稚だなと思うことがある。(30代/女性/無職)

・自分の思うように物事が進まないとふて腐れる。もういい歳なのに、精神年齢が低すぎて自分でも嫌になります。(40代/女性/専業主婦)

・つい良い大人が言うものでないレベルの嫌味を言ってしまいそうになることがある(20代/男性/会社員)

自分の気に食わないこと、意に沿わないことがあると我慢できずイライラしたり暴言を吐いてしまう。また、露骨に不機嫌な態度をとってしまう。周りに迷惑をかけたり不愉快な思いをさせていることがわかっているのに、自分の感情がうまくコントロールできない。そんな自分に罪悪感や自己嫌悪を抱いている人も少なくないようです。

1-2.モラハラは大人の体をした子供ともいえるかもしれません。

一般的に、モラハラ加害者は自分の言動に問題を自覚していません。不機嫌な態度はもちろん、嫌みや暴言、無視などの行為でパートナーに不愉快な思いをさせていること、傷付けていることに気づいていません。こういったことから、モラハラは大人の体をした駄々っ子といえるかもしれません。
一方で、自分の感情をコントロールできないこと。周りに迷惑をかけていることを自覚し、罪悪感や自己嫌悪を覚えるのなら、それはモラハラではないのかもしれません。

2.モラハラ自己診断その2.パートナーを束縛してしまう!

「主人が他の女性と話しているのを見ると異常なほどヤキモチをやいてしまいます。」
「浮気をしているのではないかと気になり、毎日何回もメールや電話をしてしまいます。」

このように、パートナーを束縛してしまうというモラハラの回答が100人中24人もありました。

・相手を自分だけのものにしたいという意識があるので、束縛してしましそう。(30代/女性/会社員)

・飲み会でどんな人がいたのか、どんな話をしたのか、細かく気になる(20代/女性/会社員)

・子どもに対してあれこれ言いすぎてしまう。強く叱ってしまう。もっと自由にさせて上げればいいと思う。(30代/女性/その他専門職)

「束縛・依存症」を選んだ人の回答には、恋人や子供など愛する対象に依存して束縛してしまう傾向があるという意見が多くみられました。好きな人に頼る、好きな人の行動が気になる、ということはよくありことです。嫉妬心も好きという気持ちの裏返しですが、度を越せばそれは問題行動として現れます。相手の都合や意見を尊重せず、自己中心的に相手の行動を監視束縛してしまうのはモラハラです。

3.モラハラ自己診断その3.「自信過剰」で知らず知らずのうちに相手を傷つける

「自分の非を認めない」
「絶対に謝らない」
「こちらが何を言っても否定する」

モラハラにおける自信過剰な態度は、このような言動に終始する傾向がありますから注意が必要です。

・恋愛相手に対してだととても自信過剰になってしまい、許されると思ってしまう(30代/女性/会社員)

・自信過剰な性格だと自認しているので気が付かないうちに相手を追い詰めているかも知れないです。(40代/男性/無職)

・自分の間違った価値観を人に押し付ける事で相手に嫌な思いをさせているかも、と思う事があります。(40代/男性/契約派遣社員)

自分がすぐれている。絶対に正しいという自信は、相手に自分の価値観を押し付けることになります。また、こういったモラハラな態度は結果的に相手を見下すことになりますから、相手にとってはあなたといることが息苦しく感じるようになり避けるようになることでしょう。
常に自分が上の立場であるかのように振る舞い、相手を責めたてるような発言をしてしまう。それが相手を傷つけ、不快にしてしまう。誰もが自覚があるものの、やはり改善は難しいようです。

4.相手への思いやりを忘れないモラハラに「当てはまらない」人は約2割

最後に「どれも当てはまらない」を選んだ人、モラハラではない人の回答を見てみましょう。

・自分はとくに、相手にモラルハラスメントをしている自覚はない。(20代/男性/自由業・フリーランス)

・自分はそんなに自信過剰でも精神年齢が低いとも束縛や依存症もないと思うので(40代/女性/専業主婦)

・普通に育って来た場合、どれも当てはまらない大人になると思います。育ち方に問題がありそうです。(40代/女性/専業主婦)

「どれも当てはまらない」を選択した人は、他の3つの選択肢に当てはまるものがないという回答が一番多くみられました。
謙虚になる、相手の立場に立って物事を考えるように気をつけているという意見もありました。この回答を選んだ人は、相手を思いやり、客観的に冷静に物事を考えて行動できる人といえますね。

5.モラハラの原因は自己愛性人格障害ではありません!

アンケートの結果、「精神年齢が低い」が一番多かったものの、2位以下との差は僅かでした。モラハラの3つの原因のいずれかに当てはまると答えた人は実に7割以上であり、モラハラ予備軍は多く存在するようです。いずれの回答にも、自分の感情や言動をうまく制御できないという意見が多くみられました。しかし、この事実こそ、モラハラはパーソナリティ障害ではないことがわかります。なぜなら・・・

5-1.寝不足なら誰もが不機嫌(モラハラ)になる

寝不足になると誰でも機嫌が悪くなります。そう自覚しないという人もいらっしゃるかもしれませんが、少なくとも寝不足で機嫌がよくなる人などいません。そしてこの時、自律神経の一つでアクセルの働きをする交感神経が緊張しています。
交感神経が緊張すると、その指令が副腎に届き、ここから二つのホルモンが分泌されます。それがアドレナリンとノルアドレナリンで、それぞれ次のような感情をもたらします。
・アドレナリン:不安・恐怖
・ノルアドレナリン:怒り・イライラ
つまり、寝不足になると、これらのホルモンの感情が〝初めから″脳内に居座ることになります。そのため、些細なことに不機嫌に反応します。

5-2.人は空腹になったときもイライラと不機嫌(モラハラ)になります!

お腹が空いたときも人は不機嫌(モラハラ)になります。そしてこの時もまた、交感神経が緊張しています。空腹とは、血液中の血糖値が下がったことを脳が感知することで自覚します。すると交感神経の働きで肝臓が刺激され、そこに蓄えられたいでる人間が血糖値として血液中に分泌されます。このとき、肝臓を刺激しているのがアドレナリンとノルアドレナリン。空腹時のイライラとは、こういったことが原因だったのです。

5-3.モラハラの本質的な原因とは?

私はモラハラの直接的な原因は、アドレナリンとノルアドレナリンの過剰分泌にあると考えています。また、これらのホルモンが過剰に分泌される原因は交感神経の過緊張にあります。そして、交感神経が緊張する要因は慢性的な栄養不足にあると考えています。

また、寝不足やストレスが交感神経を緊張させ、結果的に体内での栄養の消費を招きますから、以上のようなことが複雑に絡み合った結果、脳の働きが悪くなりモラハラ行為におよんでしまうのだと考えています。これは別記事「モラハラの2大原因!脳の栄養不足と体調不良を理解しよう!」で詳しくご紹介していますのでお役立てください。

まとめ

自己中心的で相手の立場や意見を尊重しないモラハラは、相手が自分の言いなりになるとどんどん言動がエスカレートしていくのが特徴です。加害者であれ、被害者であれ、不幸の連鎖を断ち切るためにも、悩みや問題が解決できるキッカケをつかむことが大切になるでしょう。

モラハラは被害者はもちろん、家族の人生を台無しにするほど、とても大きな問題です。一人で悩んでいても解決できませんから、真剣に解決を望んでいる方は以下の小冊子をお役立てください

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年10月06日~2015年10月20日
■有効回答数:100サンプル