モラハラは離婚をするしかないの?モラハラ離婚【まとめ】

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「もし、モラハラが解決するのなら、あなたは離婚をしますか?」

なぜ、私がこんな質問をしたのか?その理由を知れば、あなたはきっと驚かれることでしょう。

モラハラを克服した加害者は、人が変わったように明るく穏やかになり、明るい家庭を取り戻すことができます。これは私の著書でご紹介したアプローチ(詳しくは別記事、モラハラの治療方法まとめをご覧ください。)により、すでに数百名を超える方々がモラハラを解決されていますから、まぎれもない事実です。

私の経験では、「モラハラは解決することができない!」という誤った情報を鵜呑みにしたからこそ、離婚を選択されている方がほとんどでした。

繰り返しますが、モラハラは解決できる問題です。それでもあなたは離婚を望みますか?

・解決するのであれば離婚を回避したい
・解決すると分かっていても離婚を望む

この話を聞いたあなたは、きっとこの2つのいずれかを望まれることでしょう。まだ、時間はたっぷりあります。以下をお読みいただき今一度、考えてみましょう。離婚を選択することはカンタンですが、私がいただいてきた相談では離婚に至るまでにもさまざまな試練がありました。
また、離婚後もそれは同じです。子どもがいるのならいたなりの離婚後の試練があり、いなければいないなりの試練があります。まずは1章をご覧いただき、そういったことの理解をしてください。

その上で、離婚を回避したいのであれば、4章を。
離婚をしたいのであれば、5章を読み進めてください。この記事があなたのお役に立てれば幸いです。

目次

1.離婚前に確認!モラハラな人はどんな行動が特徴的?

モラハラとは、例えば下記のような言動を指します。

「俺を怒らせるお前が悪い」
「ママは馬鹿だからね。ママみたいな人と結婚者しちゃだめだよ」
「誰の金で生活ができると思っている」

威圧的な態度や暴言、嫌み、無視など自分の意に沿わないことにはとにかく不機嫌に振る舞うのがモラハラの特徴です。そんなモラハラな人ですから、パートナーからの一方的な離婚の申し立てに対し、さらに不機嫌に振る舞うことは想像がつくことでしょう。
私がいただいた相談でも、離婚裁判において、パートナー(夫)からの理不尽かつ嫌がらせのような要求があったというお話がありましたのでご紹介しましょう。

1-1.金銭面においてもめたモラハラ離婚裁判

「生活費をまったくくれず、すべて自分の趣味や付き合いのために使ってしまいます」
「子供が2人もいるのに、夫から渡される生活費は月に立った3万円です」

このように金銭面における経済的なモラハラに苦労された方も少なくないでしょう。離婚裁判においても、このモラハラの特徴は続くため、次のようなケースがありました。

1-1-1.ケース1.離婚裁判で根負けし、結婚前の貯金もモラハラ夫に取られました!

「離婚裁判が始まると、モラハラ夫は弁護士を通じて次から次へと理不尽な要求をしてきました。例えば、金遣いの荒かった夫は貯金がなかったのですが、裁判中に結婚前に私が貯めていた貯金があることがわかると、それを公平に財産分与するように求めてきました。

当然私は拒否をしました。すると、モラハラ夫はなんと『妻との生活で精神的苦痛を受けた』と、逆に私を訴え慰謝料を請求。2年以上の裁判に疲れた私は、結局、結婚前の貯金をモラハラ元夫に渡すことでやっと離婚することはできました」。

1-1-2.ケース2.モラハラ夫と離婚はできましたが住宅ローンの債務がついてきました・・・

「結局、離婚できるまで裁判は3年もかかりました。それも完全に相手の条件を飲んだ上でやっとです。運が悪かったのですが、結婚後すぐ私(妻)の親名義の土地に新居を建てました。離婚裁判でモラハラ夫から『離婚するならそこに住めないのだから、新築時にかかったお金を全額返済しろ!』と要求されました。

両親と相談し、離婚後は土地建物を処分して住宅ローンの返済に充てるつもりでしたから当然私は拒否しました。すると一旦は受け入れた子供との面会や養育費、慰謝料などもゴネルようになり、平行線のまま離婚裁判は続きました。

モラハラ夫と別居し、一旦は回復していた体の不調も裁判を重ねるごとに悪化し、見るに見かねた両親からの言葉に甘えモラハラ夫の主張通りの条件で離婚は成立しました。ある程度もめると予想はしていましたが、ここまでもめるとは思ってもいませんでした」。

1-2.モラハラな人は、そもそも離婚に応じない!

「絶対に離婚はしない!」

気に入らなければ何ヶ月でも無視を続けるモラハラな人も少なくありませんから、たとえ離婚を切り出したとしても「絶対に離婚はしない」の一点張りというケースもあります。こういった場合には、証拠をしっかりと固め、事務的に法的な手続きに入りましょう。

1-3.親権と面会、養育費の自分勝手な解釈!

「子どもに会えないのなら教育費は払わない。子どもに会えないのに養育費を請求されることなど、まったく納得できない」

「親権を妻は取るのに、なぜ養育費を払わなければいけないんだ」

こんな話を聞いている側こそ意味がわかりませんが、モラハラな人は親権や面会と養育費についてなぜか勝手な解釈をするケースが多いようです。また、このような意味不明の解釈を当然のように主張する特徴があるモラハラな人との裁判ですから、スムーズに離婚にいたることのほうが不自然なのではないでしょうか。

自分の意に沿わないことは絶対に認めない上、とても不機嫌に振る舞うのがモラハラの特徴です。別居しても、離婚裁判でここまでもめてしまうケースがあります。離婚成立までもまた、モラハラ被害は続くことになります。

2.モラハラ夫は離婚すれば変わることがあるのか?

外面は良くても、一旦家に帰ると別人のように妻に否定的な言葉や態度を執拗に取り、モラハラを繰り返す夫!相手の身体に暴力を加えず、言葉の暴力で相手の心を傷つけて精神的に追い込んでしまうモラハラ。それが原因で離婚するケースも少なくありません。
このようなモラハラ夫は、離婚したとしても悪いのは相手と考え、再婚してもやはり同じようなことを繰り返してしまうものなのでしょうか?また、同じような悲しみを作り出してしまうのか、ちょっと気になりますよね。
そこで、アンケートを取り皆さんの意見をうかがってみました。

【質問】
モラルハラスメントの夫が妻と離婚した後、別の女性と再婚しても同じことを繰り返すと思いますか?

3

 

【回答数】
思う:90
思わない:10

■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性
■調査期間:2015年08月19日~2015年09月02日
■有効回答数:100サンプル

2-1.原因と結果の法則!?離婚しても再婚後、モラハラを繰り返す!

「思う」と回答した人が9割と、ほとんどの人が繰り返すと考えているようです。

・相手の問題ではなく、その人の性格が影響していると思うので、もらはらが原因で離婚して同じことを繰り返すと思います。再婚後、きっと奥さんはモラハラに苦しめられると思う。(30代/女性/専業主婦)

・モラハラな人が離婚して反省なんてしないと思います。再婚相手もきっと同じようにモラハラをすると思う。きっと同じように支配すると思う(30代/女性/専業主婦)

・DV男と一緒で、もうそういう人なのだと思います。もしも相手に原因があったとしても、モラハラのような方法でしか対応できないのならば、そこが問題。そもそも悪いとも何とも思っていないからモラハラができるのであって、すぐにかえられるものではないのでは。(30代/女性/会社員)

モラハラをするような性格なのだから、再婚しても繰り返すという意見が数多くありました。三つ子の魂百までと言われるように、大人になってから性格が変わることは難しく、相手が変わっても同じように行動してしまうと考えているようです。また、再婚しても同じように言いやすい相手を選ぶだろうから、やはり繰り返してしまうという声も!自分のしていることに疑問を持たない限り、モラハラが変わるのは難しいようです。

2-2.変わる可能性も否定出来ない!繰り返さないという人も

少数派でしたが、「思わない」という回答も1割ありました。

・モラハラは、する側とされる側と両方に原因があると思うので、モラハラをさせないタイプの女性と再婚すれば大丈夫だと思う。(40代/女性/専業主婦)

・モラハラをする男性は自分が上位に立ちやすい相手を選ぶことが多いと聞きました。年齢や性格が違う相手、対等に付き合える相手を選ぶと変わってくると思う。さすがに、離婚すれば反省をするのでは?(40代/女性/その他専門職)

・相手の女性がドMなら大丈夫なんじゃないでしょうか?それか一枚上手だったりしても大丈夫そう。(40代/女性/パートアルバイト)

思わないと回答した人の多くの意見としては、相手によって変わるのではないか、というものでした。モラハラをするような男性は自分が上位に立ちやすい相手を選ぶことが多いとの声もあり、そうでない相手との結婚ならモラハラにならないと考えているようです。逆に、ドMな相手なら大丈夫という意見も!モラハラを繰り返すことになっても大丈夫ということのようです…。相手によりけりというのが、思わないと回答した人の大半の考えと言えそうですね。

2-3.モラハラ夫は離婚の原因が自分にあると気づかない?

今回のアンケートでは、モラハラ夫が離婚しても変わることはない。そもそも、自分に問題があると思っていないのだから、再婚しても同じようにモラハラを繰り返すと、ほとんどの人が考えていることが分かりました。モラハラをするのは、その性格に原因があって、たとえ離婚しても性格が変わらなければ再婚後もまた言葉や態度による暴力を繰り返すと考えているようです。
一方、相手によって関わりも変わるだろうから、相手次第ではモラハラにならないことだってあり得るとする人も少数ながらいました。しかし、大多数が「モラハラ夫は変わらない!」と考えています。これは、逆に同じ質問を「もし、モラハラ妻が離婚したとしたら、再婚後モラハラをやめると思いますか?」という質問をしても同じような結果となるでしょう。そのため、離婚を選択するのかもしれませんんが、その前に離婚後の試練について確認しておきましょう。

3.モラハラで離婚した後の試練!

離婚によりパートナーからの辛い言葉や態度、束縛から解放されると精神的にも自由になれますが、その代償もありますので確認しておきましょう。

3-1.離婚後の男性のケース

離婚後の男性は、モラハラの加害者であるか否かよりも、子どもがいるかいないかによりその試練は大きく異なるようです。

3-1-1.子どもがいない男性の離婚後

子どもがいない男性の場合、本人にその気がありさえすれば第2の人生が歩めます。養育費の支払いもありませんから、一般的には経済的な心配もありません。その意味で離婚後の女性よりも随分恵まれているといえます。ただし、私の経験では、次のようなケースが多々あったことをご紹介しておきます。

・モラハラ被害者の男性:再婚したら、2度目の結婚相手もまたモラハラ妻だった
・モラハラ加害者の男性:再婚したら、再びモラハラ行為を繰り返して離婚した

私はモラハラという言葉が一般に知られるようになるずっと以前から、およそ20年以上前から精神的暴力の相談をいただいて参りました。そんな経験の中では、2度目どころか3度目の結婚でも上記のようなことが繰り返されたという話が少なからずありました。なかには、4度目の結婚も同じだったと言う方もいます。
こういったことから、モラハラの被害者は加害者を、加害者は被害者を引き寄せるような何らかの精神状態(おそらく精神不安)があるのだと確信しています。その意味で、後述しているモラハラを改善するアプローチは加害者だけでなく、被害者の方も必要だと確信しております。

3-1-2.子どもがいる男性のケース

「毎日毎日、1人になると涙が出ました!」

「子どもには申し訳ない気持ちで、家に帰って一人になると気がおかしくなりそうでした!」

一般的に子ども供の親権は、母親が取ることがほとんどです。普段は帰宅すると当たり前のようにいた子どもですが、いなくなって初めてその存在の大きさに気づきます。なかには、「子どもと生き別れたことで死にたい」とか「なぜ、親権は母親に有利なのか?」、「なぜ、子どもは母親を選ぶのか?」そう、いつまでも悩み苦しみを酒に溺れる男性は少なくないようです。

3-2.子どもがいる女性の離婚後の試練

一般的に男性に比べ、離婚後の女性の生活水準は低くなります。例えば、結婚後の女性の場合扶養者控除の範囲内で働くケースが多く、収入はおおよそ月に8万円程度です。離婚後は、当然フルタイムで働くことになりますが、それでも収入は手取りで15万円程度でしょう。そのため、離婚後は次のような問題が出てきますので周到な準備が必要です。

3-2-1.離婚後、もっとも費用がかかるのが住居費です!

離婚後、最も大きな出費となるのが住居費です。特に未成年の子どもを引き取ったとき、働きながらの子育ては大変な上、将来の教育費を貯えなければいけません。中には、今まで子どもが通っている学区に家を借りようとお考えになる方もいらっしゃるかもしれませんが、頼ることのできる実家があるのなら頼ってしまいましょう。

数万円のお金を浮かせることができるだけでなく、実家ならばいろんな支援をもらえます。また、現実として仕事をしなければなりませんから、子どもの風邪など何かがあった時に両親に頼れるのはとてもありがたいことです。

3-2-2.離婚後、生活が苦しい時は市町村の窓口や福祉事務所に相談を!

離婚後、どのような形で生活費を確保できるのか。経済的な自立ができるかどうかはとても大きな問題です。たとえ別れた夫から慰謝料や養育費などがもらえたとしても、それをすべて貯えにまわすくらいの覚悟で行きましょう。その意味で40代はもちろんですが、50代以降の女性は特に覚悟が必要です。正社員はもちろんですが、フルタイムのパートすら見つけることは困難でしょう。パートを掛け持ちするぐらいの覚悟をもって、あなた1人の収入で生計を立てる必要があります.

繰り返しますが、母子世帯の生活費実態はとても厳しいのが現実です。そのため、経済的に困窮する可能性もあります。そんな時は公的支援・手当を調べましょう。各自治体には、母子家庭を含めひとり親家庭をサポートする支援や手当があります。なかには、母子家庭なら誰でも受けられる制度もあります。また、お子さんがいれば受けられる制度もあります。3章でこういったた制度をご紹介していますのでお役立てください。

3-2-3.離婚後、子供との面談で元パートナーがゴネルことがある!

「今度の土曜日、部活の大会があって行けないんだって」
「約束と違うじゃないか」
「だって、小学生の時には部活などなかったから…」
「俺は約束と違うと言ってるんだ」

私がいただいた相談でもよくあったのが、こういった子どもとの面会のトラブルです。例えば子どもが小学校の時と、中学で部活をするようになった時では状況がまったく違います。離婚しても何の手だてもしなければ相手のモラハラは治りませんから、こういった状況の違いを受け入れることはありません。結婚していた時と同じように聞く耳を持たず、不機嫌な言動に終始することになります。

3-3.離婚後、子どもがいない女性のケース 

子どもがいないケースでも、離婚後の女性の生活水準はほとんどのケースで低下します。また、離婚年齢が上がれば上がるほど、正社員の仕事に就ける確率は下がります。したがって、子どもがいるケースと同じようにできるなら実家に帰って生活することが望ましいでしょう。

3-3-1.再婚について

3-1-1子どものいない男性の離婚後でもご紹介しましたが、モラハラが原因で離婚された方々は、再婚時の相手もまた、モラハラだったというお話を私は耳にタコができるほど聞いてきました。
その意味でモラハラ加害者に限らず、被害者の方もまた、自分が取り戻せるように5章でご紹介しているアプローチをお役立てください。
そしてご自分を取り戻された後、あなたが惹かれる相手はきっと良い方でしょう。繰り返しますが、調子の良い方は良い方を引きつけ、調子の悪い方は悪い方を引き付けるという傾向があるというのは、私の経験上明らかなようです。

4.離婚後に受けることのできる公的支援・手当!

ご夫婦で協力しても子育ては大変ですから、片親で子育てと仕事の両立は想像以上に困難です。特に母子家庭なら生活費、父子家庭なら家事や育児の面で困ることが想像できます。そんな時、1人親家庭をサポートする支援・手当がありますので代表的なものをご紹介します。

※ 制度の利用には申請が必要です。お住いの自治体に問い合わせて手続きをしましょう。
※ 他にも支援制度はありますので、自治体にお問い合わせの際に確認しましょう。

4-1.離婚後に受けることのできる支援その1.児童扶養手当(母子・父子家庭ともに受給可)

母子家庭・父子家庭など、ひとり親家庭のために設けられた手当で、地方自治体から支給されます。両親が離婚した場合や、父または母が死亡した場合など、父母のどちらか一方からの養育しか受けることができない世帯が対象です。支給は、子どもの年齢が0歳から18歳に到達して最初の3月31日(年度末)までの間にある世帯が対象になります。

【支給額】
・全部支給:月額42,330円
・一部支給:所得に応じて月額9,990円~42,320円まで10円単位で変動

[2人以上の場合]
◆第2子の加算額
 ・全部支給:10,000円
 ・一部支給:9,990円~5,000円
◆第3子以降の加算額(1人につき)
 ・全部支給:6,000円
 ・一部支給:5,990円~3,000円)

4-2.離婚後に受けることのできる支援その2.児童手当(母子・父子家庭ともに受給可)

児童手当はひとり親家庭に限って支給される助成金ではありません。支給対象となる子どものいる全家庭が対象で、国が行っている支援制度です。児童手当の対象となる子どもは、日本国内に住む0歳以上から中学卒業(15歳に到達してから最初の年度末)までで、扶養家族等の数に応じて所得制限があり、支給金額が変わります。

【児童手当の支給金額】
・0歳~3歳未満:1人につき月15,000円(一律)
・3歳~小学校修了前:月10,000円(第3子以降:月15,000円)
・中学生:月10,000円(一律)

※ 所得制限以上:5,000円(当分の間の特例給付)

4-3.離婚後に受けることのできる支援その3.児童育成手当(母子・父子家庭ともに受給可)

児童育成手当は東京都で行われているひとり親家族への支援制度名で、児童1人につき月13,500円の手当てを受け取ることができます。他道府県では別名称で行われており、制度の名称や詳しい金額、支給対象者などは自治体によって異なるので、お住まいの地域の市役所・区役所などへの問い合わせが必要です。

4-4.離婚後に受けることのできる支援その4.障害児福祉手当(母子・父子家庭ともに受給可)

こちらもお住いの自治体で申請が必要な手当で、精神または身体に重度の障がいがあり、日常生活で常時介護をする必要がある在宅の20歳未満の児童に支給されます。支給額は月14,600円で、原則2月(11月~1月分)、5月(2月~4月分)、8月(5月~7月分)、11月(8月~10月分)に支給されます。ただし所得制限があります。

4-5.離婚後に受けることのできる支援その5.就業支援・学び直し支援

とくに、離婚後の女性において経済的自立はとても重要な課題です。そこで、次のような支援を利用しましょう。

4-5-1.マザーズハローワーク

とくに、子育て中の女性の就職活動サポートに特化したハローワークです。通常のハローワークと同じように、専門スタッフが職業紹介をしてくれますが、子どもを連れていくことができます。また、施設によりますが、相談中に子どもを遊ばせておけるキッズコーナーや、セミナー参加者用の託児スペースを設けているところもあります。

なお、地域によっては予約が必要な場合もありますので、お問い合わせの上ご利用ください。

4-5-2.自立支援教育訓練給付金

自立支援教育訓練給付金は、雇用保険の教育訓練給付が受給できない方が対象で、ひとり親家庭の親の主体的な能力開発の取り組みを支援する制度です。この教育訓練を受講し修了した場合に、必要経費の20%(4,001円以上~上限10,000円が上限)が支給されます。受講前に自治体から講座の指定を受ける必要があるので、事前にお住まいの地域の市役所や区役所に相談しましょう。

5.モラハラが解決するのであれば離婚を回避したい

「パートナーのモラハラが解決する!」

こんな話を聞いても、あなたはきっとすぐには信じることができないことでしょう。
私の経験では、モラハラ被害者は次のような問題を抱えていらっしゃいました。

・思考力がなくなっている
・感情の起伏が激しい
・支離滅裂な言葉に終始する

多少の温度差はありますが、被害者の方はどなたも「我を失っている!」状態の人たちでした。何をどのように行動したらいいのか?どなたも適切な判断と行動力を失っています。そしてこのアプローチを実行することで、あなたは自分をとり戻すことができます。それをモラハラ加害者に置き換えて考えていただければ、きっと「モラハラが解決するかも・・・」とお気づきになるでしょう。(あくまでこちらは私の体験談に基づいております)

相手のモラハラ行為が解決するのであれば離婚を回避したい。そんなあなたに具体的な対策をご紹介します。

5-1.モラハラ離婚を回避する対策その1.脳に必要な栄養を補う

モラハラの原因の多くは脳の栄養不足です(詳しくは別記事「正しく理解しよう!「脳の栄養不足」と「体調不良」モラハラの2つの原因」をお読みください)。
あまり知られていない事実ですが、栄養の不足は、人間の体調はもちろん脳の働きも損なうことになります。したがって、性格や思考、感情の起伏などに問題が起こります。それがモラハラが起こりうる原因です。

栄養が不足すると脳の働きが損なわれ、些細なこともよりストレスと感じやすくなります。また、その結果、さらに栄養が消費され、脳の働きはさらに悪くなる。栄養不足が解消されるまで、この負のループが続くことになります。

脳には千数百億もの神経細胞によりネットワークが張り巡らされていますが、私たちの思考や感情の主役はアミノ酸やビタミン、ミネラルなどで作られている感情物質です。家をつくるのに木材やセメントなど適切な材料が必要なように、穏やかな感情や正常な思考に栄養は必要不可欠であることを忘れないでください。

なお、モラハラにおける栄養不足は食事レベルで満足できる改善は望めません。分子栄養学など、こころと栄養の関係に詳しい医師や薬剤師などのアドバイスの元、適切な栄養をとるように心がけてください。

5-2.モラハラ離婚を回避する対策その2.体の不調を改善する

風邪をひいたら、誰もが憂鬱な気分になります。これは頭痛や胃もたれなど、ありとあらゆる体の不調時に共通する事実です。そしてこの憂鬱な気分とは、体内で分泌されるアドレナリン(不安・恐怖)やノルアドレナリン(怒り・イライラ)など。これもまた、モラハラの原因となります。

すでにご説明しましたように、栄養が不足すれば誰もが体調を崩します。また、体調が悪ければ、その回復に大量の栄養が必要であることは容易に想像できることでしょう。

私の経験では、モラハラ加害者のほとんどは頭痛や肩・首・背中のこり、胃もたれなど胃腸の不調を抱えていました。こういった体調を改善することもまた、気分の安定には必要不可欠です。

なお、体調不良へのアプローチは、私の場合は漢方という手段です。また、このアプローチで結果が出ていることから、東洋医学や整体、ヨガ、ストレッチなど、症状ではなく体全体へのアプローチを利用しましょう。逆に、鎮痛剤やシップなど、対症療法では思考や感情面は改善できないことを承知してください。

栄養を補うこと。そして体調不良を改善することで、被害者のあなたも適切な判断と行動ができるようになってくることでしょう。

6.モラハラが解決すると分かっていても離婚を望む

1~4章をお読みいただいた上で、それでも離婚を望まれる方もいらっしゃることでしょう。そんなときはなおさら心の安定が必要ですから、別居をすることが入り口の対処として必須です。

6-1.モラハラで離婚する前に、まずは別居をする

別居するとき、実家などに帰れる方は問題がないのでしょうが、そうでない人は経済的な負担がかかります。そのため、別居を決断できない方も少なくないでしょう。ですが、そんな方々のために次のような法律があります。

61-1.モラハラで別居するとき婚姻費用分担請求をする

「婚姻費用」とは結婚生活に必要な生活費のことで、次のような費用を指します。

・衣食住の費用
・医療費
・子供の教育費 など

夫婦にはお互い扶助義務があります。また、夫婦お互いの生活レベルが同等であることが民法で規定されていますから、収入が多い方が収入が少ない方を負担。双方が同レベルの生活を送れるだけの婚姻費用を請求できます。

6-1-2. モラハラで離婚を考えるなら、婚姻費用分担請求調停を行う

多少手間がかかりますが、婚姻費用に関するやり取りを直接相手としたくないという場合には、調停を利用する方法があります。

調停のメリットには裁判所に納める費用が2,000円ほどと、とても安価であることです。また、調停がまとまらない場合、裁判官が審判を下してくれますから、モラハラ加害者との理不尽なやり取りを避けることができます。

6-2.モラハラで離婚をする前に知っておきたい3つのこと

「後先考えず離婚してしまい、子供を抱えながら働いてもうボロボロです」
「子どもに会わないことを条件に養育費を放棄しましたが、現実は厳しいものでした」

ご紹介したアプローチで自分をとり戻したあなたですから、このような後悔をすることのない選択ができるはずです。

6-2-1.モラハラが原因の離婚での慰謝料の相場

モラハラ慰謝料の相場は数十万円〜300万円です。

これがモラハラ慰謝料の相場と言われています。しかし、私がいただいてきた相談では、被害者が長期にわたる調停や裁判に根負けし、慰謝料をあきらめているケースがほとんどです。

ただし、こういった方々は十分な証拠集めを怠っていたことが原因だと私は感じています。

逆に、しっかりと証拠集めをした上で調停や裁判に持ち込めば、より高額な慰謝料を請求できるようです。

6-2-2.モラハラで離婚する際の養育費の決め方

子どもが成長するにつれて、必要なお金は増えていきます。そのため、どもの成長に応じて養育費を上げることが一般的です。金額の目安については養育費・婚姻費用算定表で確認できますが、話し合いで下限が適用されるケースがほとんどのようです。

ただし、養育費が決定しても支払いが滞るケースがあります。たとえば、離婚後、両親ともに再婚の可能性があります。そんなとき、養育費の支払い義務が免除されるわけではありませんが、支払いが滞ったり少なかったりとトラブルになる可能性も考えられます。

そのため、離婚公正証書を作成し、再婚時の養育費について合意しておくことがよりベターです。なお、養育費相談支援センター(厚生労働省 委託事業)では、養育費についてのさまざまな相談ができます。

6-2-3.モラハラで離婚の前にすべき証拠集め

離婚を望まれるなら、弁護士などに相談を持ち掛けてから証拠集めをするのでは遅すぎます。そこで、最低限の証拠集めに何が必要なのか以下を確認してください。

・医師の診断書
・写真
・電話等の録音、メール
・メモ、日記

▼医師の診断書

もしあなたが、精神的に病んでしまっているのなら、精神科や心療内科などで診断書が有効な証拠となりえます。ただし、医師の診断書で客観的に立証できるのは、うつなど精神的な症状についてであり、その原因がモラハラとまでは立証できません。そのため、後述している日記やメモ、写真などで補強が必要です。

▼写真をとる

モラハラでは身体的暴力はありませんが、加害者が物に当たるというケースは少なくありません。皿や茶碗が割れたとか、イスや壁が壊されたなどの写真も有効な証拠となります。また、これは調停や裁判におけて視覚的に訴えることができますので、インパクトがあります。

▼録音やメール、LINEの保存

モラハラ加害者による長時間にわたる暴言や嫌がらせ。これが録音できたなら、有力な証拠となります。彼らは2~3時間と、通常の精神状態では考えられないほど長時間にわたって嫌がらせを続けることがほとんどです。できるだけ、録音を続けましょう。

また、モラハラ加害者のメールやLINEの文面には、あきらかな攻撃や精神的苦痛をもたらす内容が含まれます。これらは脅迫ですから、有力な証拠となります。

▼メモ、日記

メモや日記は、これだけでは証拠にはなりません。しかし、上記のような録音や写真などの証拠が加わることで、客観的な事実を補強することができますからとても重要です。

メモや日記において意識してほしいのが5W1Hです。

・いつ
・どこで
・どんな状況で(誰が誰に対して)
・何を
・どのように行った
・きっかけや経緯は?

など、できる限り具体的に記録しましょう。

6-3.モラハラについて詳しい弁護士などの専門家に離婚の相談する

現実がわかった上で、それでも離婚を決意したのなら弁護士に依頼しましょう。ただし、同じ弁護士でも得手不得手がありますから、モラハラについての理解がある弁護士を探しましょう。

たとえば、ご主人の暴言や嫌がらせなどをご両親に訴えても、中には「夫婦ではよくあること」とか「我慢が足りない」などと反応されたというお話を耳にすることは少なくありません。同じように、弁護士でもモラハラ問題への理解度は大きく違います。

もし、そういった弁護士を探す自信がないのなら「法テラス」を利用しましょう。この法テラスは、国が設立した法的トラブル解決の総合案内所で、無料の相談も受け付けてくれます。

まとめ

モラハラには上記でご説明したよう原因も考えられますが、今回ご紹介したのはあくまで一例にしかすぎません。
しかし、私の方法でこれまで数百人がモラハラを解決することができたのも紛れもない事実です。

もしかするとモラハラを解消することができるかもしれないので、すぐに離婚と考えず、一度この方法を試してみていただきたいです。
モラハラは被害者の人生を台無しにするほど、とても大きな問題です。一人で悩んでいても解決できませんから、真剣に解決を望んでいる方は以下の小冊子をお役立てください

本サイトは私の実務経験に基づいた考察をご紹介しています。また、解説する病気の症状は典型的なものを紹介しています。記載された症状がその病気をもつすべての方に当てはまるわけではありません。治療法その他についても、あくまでも自分でできうる対処と医療における代表的なもののみを掲載しており、治療法すべてを網羅するものではありません。病気の診断および治療に関しては、必ず医師による説明を受けるようにしてください。

 

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