モラハラ夫は本当に自己愛性人格障害?加害者の心理とは…

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芸能人の離婚問題などで認知が進みましたモラハラとは、怒鳴ったり、にらむ、疑問系の言い回しで相手に責任を押し付けたり、無視や舌打ち、ため息など言葉や態度により相手を精神的に追い詰める行為です。大ざっぱに言うなら、繰り返される嫌がらせがモラハラです。
なかでも深刻なのが家庭という密室で繰り返される夫から妻へのモラハラです。モラハラの専門家は、そんなモラハラ加害者について自己愛性人格障害と断じていますが、私は本当のところそれはマチガイだと考えています。(詳しくは別記事「モラハラの原因」をご覧ください)

そこで自己愛性人格障害とその特徴。また、モラハラ行為をする夫の心理について一般の方はどう思われてるのかアンケートをとりましたのでお役立てください。

1.自己愛性人格障害とは?

自己愛性人格障害とは、常に不満を持った人たちです。そのため、他者に共感できず、職場に限らず家庭でも常に人とぶつかってばかり。周囲との摩擦を繰り返すパーソナリティー障害のことです。

人間関係をうまく保つためのコミュニケーションの基本は、互いに相手の気持ちを思いやることです。しかし、自己愛性人格障害の人は相手の気持ちを思いやることはありません。そのため、その人間関係には常に摩擦を伴うことになりますが、そこでも大きな問題が生じます。

例えば、自分が原因でトラブルが起き、周囲から攻撃されても無視をしたり、気づかないふりをしますので、周囲とのトラブルが絶えることはありません。

2.自己愛性人格障害の特徴

良好な人間関係を築けない。これが自己愛性人格障害における最たる特徴ですが、他にも次のような特徴があります。

2-1.自己愛性人格障害者の特徴その1.表情が乏しい

他者への共感性は表情や目に現れます。例えば、赤ちゃんを見れば誰もがにこやかで穏やかな顔になります。また、肉親に不幸があれば辛い表情になります。

一方で、一般に自己愛性人格障害者は、爬虫類顔で目つきが悪いとされています。例えば、普段は表情が乏しいことがほとんどですが、たとえ笑っていても目が笑っていないなど、何を考えてるのかわからないといった傾向がありますから、共感性が欠如していることが容易に想像できます。

2-2.自己愛性人格障害者の特徴その2.はじめは優しくて魅力的!

自己愛性人格障害者の男性は、特に知り合った当初の女性にとってとても魅力的に映ります。なぜなら、彼らはとても自信に満ち溢れ、注目されるような言動をとるからです。

自分のことを過大評価したり、誇大妄想を抱いているのが自己愛性人格障害です。こんな特徴も初対面の人や詳しい性格も知らない人。とくに女性には非常に魅力的に見えるのは自然なことです。

ただし、つき合いが長くなれば話は別。過度な自己評価や自信の悪い面が目につくようになります。また、このときすでに自己愛性人格障害者の人が、あなたに攻撃的になっている可能性もあります。

2-3.自己愛性人格障害者の特徴その3.自分を正当化する!

自分は素晴らしく、特別で偉大な存在。そう思い込んでしまうのが自己愛性人格障害ですから、自分にとって何か不都合な事が起きた時、次のような行為で自分を正当化するという特徴があります。

2-3-1.平気でウソをつく

自己愛性人格障害者は、仕事のミスや遅刻なども認めることはありません。自分の非を認めることなく、それを正当化するために嘘をつく傾向があります。ただし、本人には嘘ついているという意識はありません。単に話のつじつまを合わせようと自分本位の物語を作ってしまうに過ぎないのです。

ですが、非の責任を同僚や友達に押し付けたりするため、良好な人間関係どころか周囲からの信頼を失い孤立することになります。

2-3-2.被害妄想が激しい

塾外生人格障害の人は、自分が特別な才能を持っている人だと思い込んでいます。そのため、周りの人から「注目されている」とか「嫉妬されている」と思い込む傾向があります。

そのため、例えば会社で連絡ミスをすれば「あいつにはめられた」とか「あいつらに仕組まれた」などと被害妄想を抱き、職場を大混乱に陥れることがあります。

こういったことが原因で人間関係が破綻し、仕事が長続きしないことで転職を繰り返すことが少なくありません。

2-3-3.自分の意に沿わない人を批判する!

「弱い犬ほどよく吠える」と言いますが、それは自己愛性人格障害者も同じです。彼らは自信満々な態度から人を批判します。例えば…

・ミスを指摘されたり、反対意見
・批判はもちろん、親切な忠告

など、人の成長にとって必要な指摘に対しても批判や侮辱ととらえ、激しい怒りと憎しみ、復讐といった感情をあらわに相手を執拗に攻撃します。もちろん、自分の意に沿わないことは絶対に認めることはありません。この傾向はとくに夫婦間においては駄々っ子のような反応となります。

妻に対し暴言を吐いたり、物を投げたり壊したり、時には暴力になることもあります。またこの時の常とう句が「なぜ俺を怒らせる!?」で、自分を怒らせたことに対し、必要に妻を責め立てます。

3.モラハラ行為を繰り返す夫の心理とは?

アンケートの結果、ストレスや加害者が育ってきた環境のせいだという回答が多くなりました。他にも妻を支配して自分が優位に立ちたいという回答も多くみられました。

・仕事に対するストレスが原因の一つだと考えられます。うまくいかなくなった時、身近にいる妻に暴力を振るうこともある。(10代/男性/学生)

・幼児期の親から暴力を受けたときの記憶が残っているからと思う。暴力はしたくてする人は少ないのでは。(20代/男性/学生)

・愛する妻を支配したいという欲求があるので、思い通りにいかないと感情的になり、支配しようとして暴力になるのではないかと思います。(20代/男性/会社員)

・愛しているからこそ、自分好みの女性になって欲しいと思いのです。でも妻がそれに抵抗してしまいついつい暴力が出てしまうのです。(60代/男性/無職)

・こいつなら許したくれるだろうという甘さ、習慣的にまでなっている依存(40代/男性/自営業(個人事業主))

3-1.モラハラ夫に対する一般的な認識

仕事で溜まったストレスを、妻にぶつけてしまうことは誰もがもしかすると経験したことがあるかもしれません。最初は話しているだけだったのに、どんどんとエスカレートしてしまったり、妻の反応が自分が思っているものと違った時に、暴力を振るってしまうこともあるかもしれません。

他にも幼いころに虐待をされていた加害者の場合、暴力が本当に悪いことだと認識していない可能性もあります。愛情の裏返しと感じているかもしれません。また、妻を支配したいと感じ、自分の思い通りにいかないことで力任せに支配させようとするのかもしれません。

もしかすると自分の理想とする完璧な女性になってほしくて、口うるさく言ったり、妻の反応によっては手が出てしまう場合も考えられます。加害者自身も理想と現実の間で苦しんでいたりします。最後に、自分が何をしても妻は受け止めてくれるという自信から暴力を振るっているということも考えられます。

3-2.モラハラに対する一般的な認識の問題点 - 心理主義

・幼少期の親からの暴力
・愛する妻を支配したい要求
・自分ののみの女性になって欲しいという思い
・依存

すべてを心の働きに還元しようとする傾向のことを心理主義といいますが、その基礎になっているのが心理学です。そして上記のアンケート結果から、素人の方までがこの心理主義に陥っていることがわかります。こういった意見は心理カウンセラーなど心の専門家に共通したものですが、一般の方々はそんな心理学を「人の心がわかる学問」であるかのようにみなしているようです。しかし、それは私の経験から明らかな間違いです。

4.モラハラ加害者は自己愛性人格障害者などではない!

詳しくは別記事「モラハラの原因」をお読みいただくとわかりますが、モラハラの加害者は決して自己愛性人格障害などではありません。彼らの横暴な言動では想像ができないかもしれませんが、モラハラ加害者とは精神的にとても弱ってしまった人たちです。そして、その原因の多くは次の三つです。

1.脳の栄養状態が悪い
2.体調不良
3.寝不足

「ラーメンで栄養がとれますか?」と聞けば誰もが「無理です!」と答えます。これは、コンビニの弁当やおにぎり、サンドイッチ。外食やスーパーのお惣菜などでも同じです。これは次のようなことからもわかります。

例えば、ビタミン剤を飲むと小便が黄色くなります。これは、体内で使い切れなかったビタミンが尿中から排出されているからですが、そこで質問です。

「あなたの小便の色は何色でしょうか?」

ほぼすべての方が「透明!」とお答えになるでしょう。では、その上で改めて質問です。

「小便が透明なら、果たして体内でビタミンは足りているでしょうか?」

指摘するまでもなく足りているはずもありません。つまり、小便の色が透明な人は栄養失調なのです。

食欲とは「すべての栄養を十分にとれ!」という本能の叫びです。したがって、栄養が不足すれば本能が満たされませんから、脳の視床下部(自律神経の司令塔)は交感神経を介して体に次のような指令を下します。「狩りをしろ!(栄養を満たせ)」

交感神経が働いたとき、副腎からアドレナリン(不安・恐怖)とノルアドレナリン(怒り・イライラ)が分泌されます。これは、飢えた獣がイライラしている(凶暴)ことからも明らかです。また、これは次のような状況に例えることができます。

「ネコに睨まれたネズミ」

このときネズミは不安(アドレナリン)で仕方ありません。その一方で、ネズミも我慢が限界になればネコに襲いかかります。これが「窮鼠猫を噛む」ということであり、この行動がネズミの脳内にあるイライラ(ノルアドレナリン)によるものであることはお分かりいただけることでしょう。

重要なのは、このアドレナリンとノルアドレナリンが脳内に居座るという事実です。そしてこの不安とイライラという情報に、視覚や聴覚など五感からの情報が上書きされ、勘違いが起きるという事実です。

ありとあらゆることに不機嫌に振る舞うモラハラ夫とは、こういった勘違いの連鎖が起きているに過ぎません。

なお、モラハラを本質的に解決されたい方は別記事「モラハラ治療方法をまとめ」をお役立てください。

まとめ

繰り返しますが、モラハラの加害者は自己愛性人格障害などではありません。また、自己愛性人格障害の原因も決して性格や人格の問題などではなく、脳の働きの結果に過ぎません。したがって、適切な対処により必ず改善できます。

なお、モラハラは被害者はもちろん、家族の人生を台無しにするほど、とても大きな問題です。一人で悩んでいても解決できませんから、真剣に解決を望んでいる方は以下の小冊子をお役立てください

■調査地域:全国
■調査対象:【性別】男性
■調査期間:2015年08月19日~2015年09月02日
■有効回答数:100サンプル

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