脳の病気!?モラハラの加害者の治療方法はあるのか?

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言葉による陰湿な“いじめ”とも言えるモラハラ。DV(ドメスティックバイオレンス)のように、身体的な暴力に及ぶことはなくても、被害者は心に障害を負ってしまったりトラウマを抱えることになってしまいます。モラハラの加害者は無意識に言葉の暴力を行使していることがほとんどで、一種の病気とも言われています。

夫婦であれば、好きで結婚した相手が実はモラハラ夫またはモラハラ妻だったということもあります。そんな時、加害者である夫や妻に、脳の病気を疑い治療を受けてもらいたいと思う人もいるのではないでしょうか。自覚のない相手に治療を受けさせるのは可能なのか?ご説明しましょう。

1.モラハラ加害者に治療を受けさせますか?

もし、自分がモラハラを受けたら加害者に治療を受けさせるかどうか?アンケートをとりました。その結果は次の通りです。

【質問】
もし自分がモラルハラスメントを受けたら、加害者に治療を受けさせますか?

3

 

【回答数】
受けさせる:43
受けさせない:57

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年08月19日~2015年09月02日
■有効回答数:100サンプル

1-1.モラハラ加害者に治療を受けさせない!

モラハラ加害者に治療を受けさせない。そう答えた方が57%で、受けさせるという回答を上回る結果となりました。

・モラハラをするぐらいだから、治療を促しても本気で取り組もうとはしないと思う。自分もあまり関わりたくないので離れます(20代/女性/専業主婦)

・モラハラ加害者にわざわざ受けて下さいなんて怖くて言えない。そもそも、何も言えないからこそこうなっているわけだし(20代/女性/専業主婦)

・モラハラ加害者はおそらく自分がモラハラをしていると気が付いていないと思うし、本人が心を入れ替えない限り、無理だと思うので(40代/女性/パートアルバイト)

・ モラハラの訴えがあったときに、何らかの行政機関が加害者に面会し受診や治療をすすめるような制度があれば話は別ですが…。今は、加害者自身が自ら相談に行かない限り、加害者側に何一つアプローチがないのが実情です。被害者側が逃げて身を守るのが精一杯です。(40代/女性/専業主婦)

モラハラの加害者に、治療を受けてなんて言えないという意見がほとんど!もう関わりたくないという声も多数あり、人の話を聞くようならこんな状態になっていないと諦めている様子がうかがえました。
加害者本人の問題であり本人がどうにかしたいと思わない限り、無理と受けとめているのが一般的なようです。行政機関などが治療をすすめるような制度でもないと加害者は治療を受けないとのでは?という意見もありました。当事者同士だけでは、加害者が治療を受け入れる難しいのかもしれません。

ですが、回答を観る限り、「治療を受けさせたくない」のではなく、話しても拒否されることが容易に想像できるから…。という、あきらめの気持ちが強うことがわかりました。

1-2.治療を受けさせる!

43%の人が加害者にモラハラの治療を受けさせると回答しており、半数までになりませんでしたが、かなり多い結果となりました。

・モラハラを受けたとしても嫌いになれない方でしたら、治療を受けさせてまた対等な関係を築きたいと思うので。(10代/女性/専業主婦)

・自分がもしモラハラ加害者から解放されても、結局、他の人にも同じことを繰り返すと思うから。(30代/女性/専業主婦)

・被害者と加害者が客観的に判明しているならば責任問題が生じるので当然、モラハラの治療を受けさせる。(50代/男性/無職)

・治療というと大げさだが、モラハラ行為をするのは本人の性格的な部分が大きいので、その後の人生や他者のためにも原因等を探り、治療・改善した方が良いと思うから。(30代/女性/パートアルバイト)

治療を受けさせると回答した人では、被害にあってもまだ好きであれば、関係を修復したいのでは?との意見がありました。そのために相手に治ってほしいと期待するのでしょう。
また他には、加害者が別な人に同じことを繰り返し、これ以上被害者が増えてほしくないといった意見も目立ちました。自分が苦しんだことを考えれば、他の人がそうなるのを見るのは居た堪れないのかも…。
加害者本人や他の人のために原因を探り改善した方が良いといった声もあるように、根本的な解決に取り組まない限り負の連鎖はなくならないのかもしれませんね。

1-3.そもそも、モラハラ加害者は治療を受け入れるのか?

「自分に問題があると気づいていないのがモラハラの加害者。治療を受け入れることなどあり得ない!」

「モラハラ加害者が話を聞くわけがない!」

今回のアンケートで、加害者に治療を受けさせないと答えた方はモラハラの本質をご理解されているかたでしょう。逆に、治療を受けさせると答えた方は、モラハラ加害者の本質を理解されていないようです。

事実、私はモラハラの相談をいただくようになって、すでに20年以上経過しますが、加害者が自ら相談に訪れたのはモラハラ相談の7%ほどです。それも、後ほどご紹介しますが、ある出来事がきっかけです。それで事の重大さに気づき、慌てて相談に来店されています。

ですが、モラハラの治療は、加害者が受け入れなくとも可能なケースは少なくありません。なぜなら、モラハラは専門家たちが指摘する、自己愛性人格障害者ではないからです。これは、私の経験上あきらかなこと。したがって、モラハラの解決策もまた確かに存在します。専門家の指摘する、「縁を切るのが唯一の解決策」というのは絵空事にすぎません。では、どういった治療法があるのか?まずは、モラハラの原因を理解した上でご紹介しましょう。

2.モラハラの原因は大きく三つ!

モラハラの原因は大きく次の三つです。

  • 栄養失調
  • 体調不良
  • 寝不足

したがって、モラハラは脳の病気という指摘もあながちマチガッテはいません。また、これらは独立した問題ではなく、寝不足になれば栄養失調や体調不良は悪化しますし、栄養失調になれば体調不良は悪化して睡眠の質も悪くなります。さらに、体調不良になれば、その回復のためにより栄養が必要になり、やはり睡眠の質が悪くなることも容易に想像できることでしょう。

2-1.1日3食とっていても、栄養が不足している

「ラーメンを食べて、栄養は十分ですか?」

「コンビニ弁当で、必要な栄養がとれると思いますか?」

「外食やコンビニ弁当で、十分な野菜がとれていますか?」

そう聞けば、誰もが「十分ではない!」そう答えます。しかし、普段からそういったことを意識する人はいません。また、栄養不足が続くことがどんな結果になるのか?それは、人により違った形で現れます。精神面に影響が出る人もいれば、高血圧や糖尿病などの病気になる人もいます。そのため、同じことが原因だと考えません。ですが、こういったことはすでに多くのテレビ番組でも取り上げられています。

例えば、すでに2010年、NHKのためしてガッテンで「まさかわたしが?急増する新型・栄養失調の恐怖」という放送がありました。また、以下のように他のテレビ局でも栄養失調について放送されています。

おそらく、探せばまだまだ他の番組でも現代人特有の栄養失調、カロリーは足りているのにたんぱく質やビタミン、ミネラルが不足する栄養失調について放送されていることでしょう。そして、こういった報道の一方がなされる一方で、残念ながら次のような事実はまったく知られていないようです。

実は、栄養不足は「こころ」を乱す原因になります。

2-1-1.栄養素の不足が「こころ」に与える影響

例えば、ビタミンやミネラルの不足で次のような問題が生じることがあります。

栄養素の不足 精神・神経症状
ビタミンB1 ウェルニッケ脳症(記憶力や時間認識の喪失、健忘症、作話)
ビタミンB2 性格の変化、知能障害
ビタミンB6 聴覚過敏、脳波異常
ビタミン B12 慢性疲労、イライラ、無気力、うつ、記憶障害
ビオチン うつ症状
カルシウム イライラ
マグネシウム 精神疾患、イライラ

たったひとつの栄養素の不足でこういった問題が起きる可能性があるのですから、それが広範囲の栄養で起きれば脳の働きが悪くなるのは自然なことではないでしょうか。

2-1-2.食生活が性格に対する影響

食生活が性格に影響を与える。これは次のような論文からも明らかです。

論文: 「女子学生の幼少期か らの食生活 と青年期の性格特性」

この論文では、次のようなことが考察されています。

食事内容が好ましかったことと、現実的な性格や優しい性格が関連しているのに対し、食事内容が好ましくなかったことと、几帳面でない性格や、優柔不断な性格が関連していることが示された

食事内容では、食べていた食品の種類(多いほど高得点となる)や、手作りのものを食べていたかなどを問う質問が主であった。

優良群では、様々な食品を摂取していたことで栄養バランスが良く、心身ともに安定していたため、優しい性格に影響した可能性が推察できる。また、不良群では、摂取する食品の幅が狭かったこと、インスタント食品や出来合いの調理済み食品を食べることが多かったことが、好ましい食品を選択する几帳面さが乏しいという性格傾向に影響したのではないかと考えられる。

出典:天使大学、2010

2-2.体調が悪くて明るく元気になる人はいない!

風邪をひいて、気分が良くなる人はいません。

肩や首、背中がこって、明るくなる人もいません。

こういったケースに限らず、体の調子が悪くなると誰でも機嫌が悪くなります。

例えば、いつも優しく明るいお母さんでも、インフルエンザで寝ているときに「さっさと起きてご飯を作って!」そう言われたら「カチン!」ときます。

私の知る限り、モラハラの加害者で体調不良がなかった人はいません。

  • 肩や首、背中のこり
  • ふくらはぎのハリや痛み、こむら返り
  • ため息:コリがひどく呼吸が浅くなっている
  • 口臭
  • 頭痛
  • 胃の不調:体が緊張している証拠

こういった不調があるからこそ、モラハラ加害者の脳は〝はじめから″不機嫌(不安・イライラ)なのです。だからこそ、彼らは他人に嫌われないよう人に気を使います。弱っているからこそ、人に嫌われるのが怖いのです。そして気を使う必要のないご家族、とくにパートナーに対して不機嫌に振る舞ってしまう。これは、本人もカン違いていることに気づかないまま、パートナーを気に入らなくなってしまうから。(詳しくは「モラハラの原因」でこのカン違いのメカニズムをご確認ください

2-3.寝不足もまた、機嫌が悪くなる原因です!

寝不足になれば、誰もがイライラします。また、寝不足になれば、体内における栄養の消費量は増えます。さらに、交感神経が緊張しますから、体調も悪くなります。したがって、十分な睡眠をとれば、不機嫌さはずいぶん軽減されることでしょう。

しかし、この寝不足問題は仕事の都合もありますから、なかなか解決が難しい問題です。ですが、後述しますが、十分な栄養をとり、体調不良を改善すれば睡眠の質が高くなります。ある程度は、このアプローチで睡眠不足のデメリットを解消できます。

3.モラハラ加害者の脳を治療する方法とは?

モラハラの原因が「栄養不足」と「体調不良」、そして「睡眠不足」だとわかりましたから、それを改善するアプローチは誰もが想像できるはずです。重要なのは次のポイントです。

  • 栄養不足:食欲という本能を満たせていない
  • 睡眠不足:睡眠欲という本能を満たせていない
  • 体調不良:生物の生存を脅かす危機

脳は、これら生存本能を脅かす危機がわかっています。24時間365日続くこうした危機的状況に対し、脳は対処し続けている。その対処が、交感神経を緊張させること。つまり、モラハラが脳の病気であるとは、生存本能を脅かす危機に対し、脳が自律神経を介して体に送る指令が原因だからです。(詳しくは「モラハラの原因」をお読みください

3-1.モラハラの治療方法。はじめの一歩は栄養をとらせること。

慢性的に栄養失調が続いていた。ならば、食生活の改善はもちろんですが、サプリメントなどを利用して栄養をとらせることが必要不可欠です。ただし、モラハラ加害者にサプリメントを勧めれば、これもまた拒否するケースがほとんどです。ここは工夫が必要ですので、このアプローチを試してみたい方は、記事下でご紹介している小冊子をご利用ください。

3-2.聞く耳がでてきたら体調不良も改善しましょう!

「栄養をとらせて、いったい何が起きるの?」

ほとんどの方はその程度の認識でしょう。しかし、お酒を飲んで一週間後に酔っぱらう人はいません。そして、不足していた栄養は、すぐに使われて脳と体の代謝という歯車が回りはじめます。一般的に、約3割のモラハラ加害者は栄養をとるだけでほとんど問題がなくなります。

また、それ以外の約3割の方も、栄養をとることで「効く耳」がでてきます。そこで、体調不良を改善するアプローチを勧めてみましょう。私の場合は漢方というアプローチをご紹介していますが、このアプローチが有効であることから鍼灸や整体、ヨガ、ストレッチなどでも十分に効果がでるはずです。

ただし、あくまでも十分な栄養をとった上で、こういったアプローチをお試しください。栄養が不足すれば、それは食欲という本能を満たせていないことになります。すると、脳の視床下部が自律神経を介し、体に「狩りをしろ!」という指令を送ることになります。これが、交感神経の緊張であり、交感神経緊張の持続がさまざまな体の不調を固定化させることになります。栄養をとらずに前述したようなアプローチを試しても、この反応が続きますからほとんど効果がないことを忘れないでください。

3-3.睡眠不足へのアプローチ

栄養をとり、体調不良を改善する。たったこれだけのことでも、睡眠の質はずいぶん改善します。残業や交代制の勤務など、睡眠時間の確保には限界がありますので、まずは前のふたつのアプローチで様子を見ましょう。

ただし、栄養と体調不良の改善で脳の興奮もまた改善します。その結果、より眠気を正確に覚えるようになり、モラハラ加害者が自らいつもよりはやく布団に入るようになることもあります。

まとめ

モラハラは解決が可能な問題です。それも、文字通り「人が変わったように」改善が可能です。強調しておきますが、これは机上の空論ではありません。私はモラハラという言葉が世に知られるずっと以前から、おおよそ20年前から言葉や態度による精神的な暴力について相談をいただいてきました。その実績から著書を商業出版できました。

ですから、モラハラでお悩みの方はぜひ、ここに書かれたことを行動に移してください。なお、モラハラはパートナーやご家族の人生を左右するような問題です。以下に私が書いたモラハラ改善のための小冊子をご紹介しておりますので、お悩みの方は併せてお役立てください

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