誰でもできる!自宅でおきる高齢者の虐待を防ぐ3つの対策

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高齢者の虐待ときくと、最近ニュースでもよく取り上げられている介護施設での虐待を思い浮かべる方も多いのではないかと思います。しかし、高齢者の虐待というものはなにも介護施設だけで起きていることではありません。

厚生労働省によると、H26年度に、家庭における高齢者虐待が疑われる通報は25791件で、そのうち、虐待と判断された件数は15,739件でした。それにくらべて、介護施設の従業員による虐待の報告は1120件、虐待と判断された件数は300件で、家庭における高齢者虐待の件数の方がはるかに多いことがわかります。

やはり介護施設と違って普段明るみにでない場所だからこそ、自宅で虐待を受けている高齢者は数多く存在しているようです。

今回の記事では自宅でおきる高齢者虐待を防ぐ対策を詳しくご紹介していますので、自宅での高齢者虐待で悩まれている方にお役立て頂ければ幸いです。

1.自宅でおきる高齢者虐待の原因とは

高齢者虐待がおきる原因については、「なぜ起きてしまう?!年々増える高齢者虐待の現状と3つの対策」の記事でもご紹介しましたが、

・介護者のストレスや介護疲れ

・虐待される側の障害や認知症状

この2つが原因の約半分を占めるようです。

また虐待を報告した人は、「ケアマネージャー」が30.0%、「警察」が15.2%、「家族・親族」が10.4%で、やはり、家族以外の第三者が介入しないと、表に表れにくいことがわかります。

さらに、虐待者は「息子」が40.3%、「夫」が19.6%、「娘」が17.1%、「息子の配偶者」が5.2%、「妻」が5.1%と、圧倒的に男性が多いです。年齢に関しては、若いほうが虐待に至りやすい傾向にあるようです。

なお、高齢者虐待の種類については「なぜ起きてしまう?!年々増える高齢者虐待の現状と3つの対策~高齢者虐待は5つのタイプに分類できる~」をご参照ください。

2.自宅でおきる高齢者虐待を減らすための対策

以下に自宅でおきる高齢者虐待を減らすための具体的な対策をご紹介します。

2-1.自宅でおきる高齢者虐待を減らすための対策(1)然るべき相談窓口に相談する

・市役所

高齢者虐待の実情把握と虐待に対する対策や支援策について対応してくれる公共機関です。

・地域包括支援センター

高齢者虐待被害の早期発見や、その後の対応など地域住民が安心して暮らせるようにサポートしてくれる公共機関です。

・法務局

高齢者・障害者の人権を守るための各種活動を行っており,その活動の一つとして,常設の人権相談所を設置するなどして,高齢者・障害者をめぐる様々な人権問題について,電話で無料相談に応じています。

TEL:0570-003-110

月~金(祝日を除く)8:30~17:15

・民生委員

地域社会の中で社会福祉関係について問題(高齢者虐待など)を抱えている人の現状把握や相談の受付、その他の援助を行っている公共機関です。 

・認知症110番

「認知症予防財団」が行っている無料電話相談で、具体的なアドバイスや認知症の一般的な事例、対処方法などを聞くことができます。各家庭の事情にあったアドバイスをもらうことが出来ます。

TEL:0120-65-4874
休日を除く月・木の10:00~15:00

高齢者虐待は、認知症の有無や介護度などによっては本人が自覚できなかったり、逆に被害妄想だったりする場合があるため、一概に虐待と判断しにくいケースも考えられます。また、介護施設や在宅介護においても、故意に暴力を振るったのではなく、高齢者を危険から守ろうとした結果、傷つけてしまったというケースもあるでしょう。

しかし、実際に虐待が起きているのが現状です。そのため、「自分は関係ない」「うちは大丈夫」と思わず、高齢者虐待に対する理解を深めることが大切です。

2-2.自宅でおきる高齢者虐待を減らすための対策(2)介護ストレスを減らす

人間はストレスを受けると副腎という臓器からアドレナリンが分泌されます。これは、血糖値を上げ、エネルギーを増やすことでストレスに対抗しようとしているためです。このアドレナリンが作られる過程でビタミンCは補酵素として働いています。

このことから、アドレナリンの分泌量が増えれば増えるほど、つまりストレスが長く続くほどビタミンCの消費量が増えることになります。つまりストレス時には十分なビタミンCが必要だということです。

ストレスが続くとコルチゾールが副腎で合成されます。この副腎の機能を助け、コルチゾールの合成を促す働きをするのがパントテン酸です。そのほかにもカルシウムやマグネシウムが不足してしまうと神経が興奮しやすくなるため、イライラしやすくなってしまいます。

このようにストレス時には、いまご紹介した栄養素だけでなく様々な栄養素が様々な過程で関わり合い消費されています。そのため、介護ストレスのような非常に大きなストレスを受けている状態では、様々な栄養素が大量に消費されている、いわゆる栄養失調の状態といっても過言ではありません。

これらのことから、食生活を見直すことはもちろんのこと、サプリメントなどを利用して幅広い栄養を十分に摂ることが大切です。

また、これに併せて、自分の自由時間や趣味の時間をつくるなどといったリフレッシュできる時間を確保することが望ましいです。

2-3.自宅でおきる高齢者虐待を減らすための対策(3)介護している高齢者の認知症の予防と改善をする

認知症は、様々なことが原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりしたためにもの忘れ、気分の落ち込み、イライラするなどが起こる病気といわれています。

最近の研究では、認知症の初期症状が出始めるきっかけに海馬(記憶を担当するところ)の委縮が関係していることがわかっています。この事実を前提にすると、海馬の委縮を防ぐことで認知症の発症を予防することができると考えられます。

海馬は脳の中で唯一新しく生まれ変わることができる場所です。海馬も脳細胞の一種ですから、生まれ変わるためには細胞の材料であるアミノ酸や脂肪酸、ビタミン類、ミネラル類が常に必要です。

もしも、この細胞の材料が脳に届けられないとしたら、海馬は材料不足で新しく生まれ変わることができません。ですので、海馬が委縮しないように幅広い栄養を十分にとることが大切です。

3.まとめ

自宅における高齢者虐待は、介護施設でおきている件数よりもはるかに多く存在しています。また、自宅という目の届きにくい場所ゆえに取り返しのつかないことが起きてしまう可能性があります。

そのため、虐待かな?と思った時には今回ご紹介した然るべき相談窓口に相談すること、そして介護者の介護ストレスを減らすこと、高齢者の認知症の予防と改善に努めることが非常に重要です。

この記事を読むことで、自宅における高齢者の虐待がすこしでも減ることを心から願っております。

参照HP:https://seniorguide.jp/article/1001653.html

 

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