なぜ起きてしまう?!年々増える高齢者虐待の現状と3つの対策

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高齢者の虐待は年々増えています。最近おきた事件ではでは、川崎市で起きた施設入所者をベランダから突き落として殺害した事件が記憶に新しいかと思います。このような事件の背景には、人で不足による肉体的・精神的ストレスや施設入所者が認知症であることなどがあるといわれています。

いまや日本では平均寿命が延びたおかげで高齢化が進み、2007年には高齢化率(総人口に対して65歳以上の人口が占める割合)が21%を超えており「超高齢社会」に突入しています。このことから、今後も介護施設に入所する人の数は増えていくと考えられます。しかし、逆に介護職員の数というのは今でも非常に不足しているというのが現状です。

介護施設への入所者は増え、介護職員の数は不足していることを考えると、こういった高齢者の虐待事件が減ることはないということはもちろんですが、このような事件が今後も増えていくであろうことに何の不思議もありません。

今回の記事では、高齢者の虐待の現状とその原因と対策について詳しくご紹介いたします。介護施設における高齢者の虐待でお困りの方にお役立て頂ければ幸いです。

1.そもそも高齢者虐待とは

高齢者虐待とは、家庭内や施設内での高齢者に対する虐待行為であり、高齢者の基本的人権を侵害・蹂躙し、心や身体に深い傷を負わせるようなものを指し、老人虐待ともいわれます。

また、児童虐待に比べると高齢者虐待はメディアでの報道は少ないですが、潜在的なケースはかなりの数が存在するといわれています。

2.高齢者虐待は5つのタイプに分類できる

高齢者虐待は以下の5つに分類することができます。

2-1.高齢者虐待のタイプ(1)身体的虐待

殴る、蹴る、つねる、本人の意に反し手足を縛る身体的拘束など

2-2.高齢者虐待のタイプ(2)心理的虐待

脅迫や侮辱などの言葉による暴力、恫喝、侮蔑など

2-3.高齢者虐待のタイプ(3)性的虐待

性的な暴力(高齢者夫婦間でのドメスティックバイオレンスも含む)など

2-4.高齢者虐待のタイプ(4)介護放棄

生活に必要な介護の拒否、意図的な怠慢、必要な医療や食事、衣類や暖房の提供をしない、病気の放置、生活上の不合理な制限、戸外への締め出しなど

2-5.高齢者虐待のタイプ(5)経済的虐待

年金・預貯金・財産を横取りする、不正に使用する、売却するなど

3.高齢者虐待の現状

高齢者虐待はあってはならないことですが、厚生労働省が発表した資料によると、H22年度では約15000件の虐待事例があったようです。その件数のうち、65%が身体的虐待、40%が心理的虐待、24%が経済的虐待であることがわかっています。

やはり、高齢者虐待においては身体的虐待が多くを占めるようです。

4.高齢者虐待の原因

介護をする現場では、介護スタッフの不足による激務、認知症の入所者に対する介護ストレス、人手不足のため新人も即戦力として扱われるため新人教育ができない現状などが存在し、これらが絡み合うことで高齢者虐待が起きるといわれています。

そのため、以下に示すことを根本的に解決することが高齢者虐待を減らすために重要だと考えられます。

・介護ストレス

・職員に対する教育不足

・高齢者の認知症状

5.高齢者虐待を減らすためには

以下に高齢者虐待を減らすための具体的な対策をご紹介します。

5-1.高齢者虐待を減らすための対策(1)介護ストレスを減らすために幅広い栄養を栄養をとる

人間はストレスを受けると副腎という臓器からアドレナリンが分泌されます。これは、血糖値を上げ、エネルギーを増やすことでストレスに対抗しようとしているためです。このアドレナリンが作られる過程でビタミンCは補酵素として働いています。

このことから、アドレナリンの分泌量が増えれば増えるほど、つまりストレスが長く続くほどビタミンCの消費量が増えることになります。つまりストレス時には十分なビタミンCが必要だということです。

ストレスが続くとコルチゾールが副腎で合成されます。この副腎の機能を助け、コルチゾールの合成を促す働きをするのがパントテン酸です。そのほかにもカルシウムやマグネシウムが不足してしまうと神経が興奮しやすくなるため、イライラしやすくなってしまいます。

マグネシウムはそのほかにも精神を安定させる神経物質であるセロトニンが作られる過程で必要であり、また、副腎の機能を助ける働きも持っています。

ストレス時には、いまご紹介した栄養素だけでなく様々な栄養素が様々な過程で関わり合い消費されています。そのため、介護ストレスのような非常に大きなストレスを受けている状態では、様々な栄養素が大量に消費されている、いわゆる栄養失調の状態といっても過言ではありません。

これらのことから、食生活を見直すことはもちろんのこと、幅広い栄養を十分に摂ることが大切です。。

5-2.高齢者虐待を減らすための対策(2)社員教育

新人の職能教育を行うことで防ぐことができる高齢者虐待もあります。ですので社内教育を充実させることが重要です。また、職能だけでなく、高齢者虐待に関する教育や研修も併せて行うことで相乗効果を期待できます。

参考:介護現場のための高齢者虐待防止教育システム

厚生労働省からも、介護施設内で影響力のある職員(施設長レベル)を対象に、研修や教育を実施し、法制度・介護技術・認知症への理解、職員のストレス対策、虐待事案が発生した場合の迅速な報告体制の整備なども推進しているようです。

5-3.高齢者虐待を減らすための対策(3)認知症の予防と改善

認知症は、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりしたためにさまざまな障害(もの忘れ、気分の落ち込み、イライラするなど)が起こる病気といわれています。

最近の研究では、認知症の初期症状が出始めるきっかけに海馬(記憶を担当するところ)の委縮が関係していることがわかっています。

この事実を前提にすると、海馬の委縮を防ぐことで認知症の発症を予防することができると考えられます。海馬は脳の中で唯一新しく生まれ変わることができる場所です。海馬も脳細胞の一種ですから、生まれ変わるためには細胞の材料であるアミノ酸や脂肪酸、ビタミン類、ミネラル類が常に必要です。

もしも、この細胞の材料が脳に届けられないとしたら、海馬は材料不足で新しく生まれ変わることができずに委縮してしまいます。ですので、海馬が委縮しないように幅広い栄養を十分にとることが大切です。

6.まとめ

今後も高齢化がさらに進むことにより、高齢者虐待はますます増えていくと考えられます。

高齢者虐待の原因には介護職員のストレスや介護の業務に関する社内教育不足、高齢者の認知症の症状などがあるとお話しました。これらの対策として、職員のストレス軽減と高齢者の認知症の症状の改善に対して栄養をとらせること、社内教育を充実させることが重要です。行動あるのみです。

今回の記事を読んでいただき、この世から高齢者虐待が少しでも減ることを心から願っております。

参照HP:https://www.minnanokaigo.com/guide/care-trouble/elder-abuse/

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海外旅行が好き。海外旅行を計画されている方へ!

自己破産

テレビや新聞などで耳にしたことはあるものの、身近で自己破産をしたという話はめったにないと思います。しかし、昨年3名、一昨年2名の私のお客様が自己破産しました。

・3名の方は若者で、カナダでスノーボードで頸椎や脊髄を骨折。治療費や入院費、家族の渡航費用などでご家族が自己破産をされました。

・70代の男性は、ヨーロッパにトレッキング旅行に出かけ、到着後すぐに脳梗塞。こちらは、息子さんが自己破産をされています。

もう一人の方は、思い出したくないと言って理由はお話にならなかったのですが、まだ30代前半の女性でしたので、きっと両親のいずれかが原因だと思われます

原因は海外旅行保険に加入していなかったから。そして、突き付けられた治療費を目の当たりにして、そのショックからうつ状態(うつ病ではない)となり私を訪ねていらっしゃいました。幸い、どなたも我をとり戻されましたが、かかった治療費がなくなるわけではありません。そのため、不動産などを処分した後、自己破産を選択されました。

 

こんな話を聞き、私はあらためて自分が旅行したときの保険を確認してみました。というのも、私も「カードに旅行保険がついてるから!」と、旅行保険に加入せずに海外旅行に出かけていたからです。そして、私はカードで保証されている保険金額を確認し、愕然としました。なぜなら、「ゴールドカードだから…」と高をくくっていましたが、病気やケガの補償はたったの300万円だったからです。

実は、先日あるお客様が海外旅行に出かけるというので、今回のようお話をさせていただきました。すると、このお客様から、海外旅行保険をお得にカバーする方法についてのサイトを教えていただきました。海外旅行を計画されている方。旅行保険について、私と同じように高をくくっていた方はお役立てください。


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