実例から学ぶ認知症介護ストレスとその対処方法

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「夜中に何度も呼び出される」

「大声を毎日出している」

「もう疲れた」

 

この様に介護で悩まれている方は非常に多いです。これは高齢者が年々増えているからです。そしてそれに伴い認知症の患者さんもこれからはどんどん増えていき、より介護を受ける方が多くなっていきます。そうなると認知介護でストレスが溜まり病気、とくに介護うつになる方が増えることは容易に想像ができます。どの様な対策をとるべきか今回の記事をご活用頂ければ幸いです。

1.認知症の方は増えストレスは増加する。

超高齢化時代を目前に日本は認知症という重大な問題に直面しようとしています。認知症の国内患者数は500万人(2015)を超えて2025年には約700万人に増加すると予想されています。この時65歳以上の高齢者の割合は現在の7人に1人から5人に1人と上昇します。認知症は社会的、経済的に深刻な影響をもたらす点が他の病気と大きく異なり、介護をする方も大変な苦労をされています。

中には手に負えない認知症の高齢者も増えてきており、介護者のストレスは今後増すばかりと考えられています。

2.認知症介護ストレス5つの実例

ここでは3例ですが、様々な認知症の介護ストレスの実例をご紹介いたします。

同じような境遇の方もいらっしゃる方思います。これを読まれてから対処方法を読めば良い方向に考え方も変わるでしょう。

 

2-1.認知症介護ストレス実例①

Aさんは奥さんと二人暮らししておりましたが、5年前に心筋梗塞を起こして入院しました。退院後に奥さんがお話しされたのは、「入院中ご飯に毒を盛られた」と被害妄想が激しくなっていたそうです。

さらに病院やスーパーの中で出口が分からなくなったり、鍋に火を忘れてしまう様になり メンタルヘルス科の病院を受診したところアルツハイマー型認知症診断されました。

Aさんはこのことを娘さんに相談されました。それから娘さんは頻繁に実家に通うようになり奥さんの介護を手伝ってくれる様になりました。これで安心していたAさんでしたがさらに奥さんの症状が悪化してしまいます。

特に困るのが服を着替えさせたり入浴させたりしようとすると抵抗し暴れることです。失禁があるのでオムツを使用していますが交換しようとすると激しく抵抗し、Aさん1人では交換できないため娘さんと二人がかりでやっと交換されているようです。

入浴は二人でも対応できないため、週に1回ヘルパーさんがお手伝いに来られてやっとお風呂に入れるそうです。夏場は1週間風呂に入れられない、娘さんが来られないとオムツも交換できず匂いもひどい事になるようです。

毎日毎日、排せつ(オムツ交換)、入浴が大変な上に認知症の症状は悪化していくばかりでAさんはストレスから体調を崩してしまいました。具体的には不眠、胃のムカムカ、肩こりそして急に涙が止まらなくなり病院を受診されたようです。

2-2.認知症介護ストレス実例②

旦那のお義父さんの認知症介護をしていますが、あまりにも被害妄想がひどく毎日がストレスです。Aさん(55歳)はお義父さん(80歳)を介護しております。認知症がひどく私に対する風当たりもとても強いです。最近言われた言葉が『お前は家族じゃない』などと義理の娘の私を目の前に罵声を浴びせてきます。家族はみんな私のことを守ってくれますが、日中でみんなが出払っている時に私に「金を盗んだな」どと言って大声を出して今にも襲いかかってきそうな感じです。旦那に相談しても、私の事は守ってくれますが最終的には「病気だから」で済まされてしまいます。このままでは私の方が病気になってしまいそうです。

2-3.認知症介護ストレス実例③

寝たきりの母(75歳)を介護しています。毎日毎日聞かされる言葉が「死にたい。」です。

認知症を発症してから約3年間毎日のように聞かされて、こちらが死にたくなるような思いをしています。

そして、最近ひどいのは夜中に呼び出されて意味不明の言葉で話されます。

最初は聞いていましたがあまりにもイライラするので「うるさい!寝させて。」と怒鳴ってしましました。それからも毎日のように呼び出され眠れなくなりイライラして食事もとれなくなりました。

病院に睡眠剤をだしてもらおうと受診したら、「介護うつ」の1歩出前と言われて精神の薬が出されました。とてもショックで何もかもやる気が出ません。

 

いかがだったでしょうか?認知症を介護されている方は特に悩みも多いかと思います。

次の章では考え方とその対処方法をご紹介していきます。

3.実例から学ぶ認知症介護ストレス対処方法

この章では2つの対処方法をご紹介いたします。

1つ目は、介護者の体調を整えること。

2つ目は、要介護者の気持ちを考えること。

です。

インターネットや本の多くの情報が2つ目について書かれていますが、まずは介護する方の体調不良が続けば心理学的なアプローチは全く無意味なものになりますのでご注意下さい。ですから、まずは1つ目の対処方法に関して考えて頂ければよくなる解決への糸口になる可能性があります。

3-1.介護者(介護をする方)の体調を整える。

介護をするうえで自分自身の体調を整えることは非常に重要です。ぜひ、参考にされてください。

3-1-1.ヒモ(紐)から介護の関係を考える。

突然ですが、

真結びに結ばれたヒモをご想像ください。

介護者(介護をする方)と要介護者(介護を受ける方)の関係はまさにこのヒモで例えられます。

全く問題が無ければ結び目はありませんが、問題が起これば起こるほど結び目は増え、それが重なって真結びになり、ほどくことが困難になってしまいます。

その状態というのは、例えば介護をしている親子関係では修復不可能という状態になってしまいます。

ストレスは関係が悪化すればするほど膨れ上がってしまいさらい体調を崩しやすい状態に陥ります。そして、また親とケンカ・・・。

これでは悪循環に陥ってしまいます。

3-1-2.介護者の体調不良が続くと悪い方向へ進む

慢性的な介護ストレスが引き起こす体の不調とその対策

でもご紹介しましたが、ストレスで体調不良は起こりえます。

食欲がない、眠れない、イライラしやすくなった・・などなど

このように体の状態が良くない場合に要介護者から例えば、

「お金を盗んだな!返せ!」

と急に怒鳴られたり、暴力を受けたら受け流すことはできません。もしかしたら、暴力を受けた場合はやり返す可能性だってあります。

相手が病人である事はわかっていてもついつい相手の土俵にのってしまう・・・。

これはご自身の体調不良が続けば何度でも起こる可能性は高くなります。

3-1-3.栄養を摂り脳の性能をあげる。

体調不良の多くは栄養不足からくる自律神経の乱れだと考えることが出来ます。

まずは、十分な栄養をしっかりとり脳の性能をあげることにより要介護者が起こす問題を受け流し、1つ1つ解決することができるようになるはずです。

3-2.要介護者の気持ちとは?

前章でも話したとおりまずはご自身の体調が良くならなければ相手の事を考えることはできません。もしその問題が解決したのであれば、次のステップとして要介護者の気持ちはどのようなものなのか?と改めてこの章で考えてみましょう。新たな発見があるかもしれません。

3―2―1.申し訳なく思っている。

人間は、だれかに何かをしてもらうと、それを「負債」に感じるようにできています。ですから、要介護者は、介護者に対して、介護の期間が長くなればなるほどに、申し訳ない気持ちになります。もしかしたら、日常的にそのような言葉や行動をこちらに向けて発信しているかもしれません。

少し耳を傾けて相手の事を観察してみましょう。

3-2-2.望みがあるが叶えられない。

年齢を重ねても人それぞれ望みがあります。

例えば、「故郷に遊びに行きお墓参りに行きたい。」「行ったことないところに旅行に行きたい。」

このような望みは100人の要介護者がいれば100通りの希望があります。しかし、身体的な不自由や痛みからおっくうになってしまい、家族にも迷惑がかかるからなかなか行けないというのが本音でしょう。

イライラしたり、暴言を吐いたりする方に声を傾けて何か望みがないか聞いてみるのも良いでしょう。

3-2-3.ダメとすぐにいわれてしまう。

介護者との関係が悪化してしまうと関係が悪化してしまい要介護者の希望に対してすぐに「ダメ!」と言ってしまいがちです。

要求を申し出てきたら、とにかく聞いてあげてそれが可能かどうかゆっくり話し合って決めてみるのはどうでしょうか?

3-2―4.自分が分からなくなる恐怖

名前が思い出せない。普段できていたことが出来ない。自分が分からなくなってしまうのでは?

要介護者は自分のことがだんだん分からなくなることに恐怖を感じています。

最終的には自分の存在がなくなってしまうのではないか?という不安から様々な症状を引き起こしているという風に言われています。

認知症介護でストレスを受けているのは私たちだけではなく、要介護者もこの様な恐怖からストレスを感じていると言われています。

要介護者の存在を認めてあげるような言葉や行動を心がけてみましょう。

3-2-5.死の恐怖

『毎日ベッドの上で死ぬことについて考える・・・。

なかなか眠れない・・。でも、子どもに訴えても「寝すぎ!」と言われるだけ・・・。』

要介護者は時間があり、自分ことについて考えることも多いでしょう。そうなるとやはり間近に迫っている「死」について考えてしまいがちになります。

自分の中では消化しきれずに、誰かに不安を聞いてほしい・・・。

年をとればとるほど死の恐怖が襲ってきますので、介護者は不安を聞いてあげることも必要でしょう。

4.まとめ

認知症の介護というのは様々な問題があります。そして多くの方が困られているのが実情です。実例にも上げたように様々な問題が絡み合って問題を解決することが難しくなっています。

例えば、介護者が相手を否定するなどの行為をすれば絡み合ったヒモはより複雑なものになりほどくことはできなくなります。

繰り返しますが、まずは介護者の体調を整えることが重要であります。

少しでも体調が悪くなると攻撃的になったり、要介護者を怒鳴ったりする可能性があります。経験されたことがある方も多いと思います。

そうなると、要介護者との関係は悪化していくばかりです。

考え方として、相手を変えることよりもまず自分ができることに取り組み体調を整えてから心理面のアプローチなどを試されるのはいかがでしょうか?

きっと関係は良くなると思います。

 

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海外旅行が好き。海外旅行を計画されている方へ!

自己破産

テレビや新聞などで耳にしたことはあるものの、身近で自己破産をしたという話はめったにないと思います。しかし、昨年3名、一昨年2名の私のお客様が自己破産しました。

・3名の方は若者で、カナダでスノーボードで頸椎や脊髄を骨折。治療費や入院費、家族の渡航費用などでご家族が自己破産をされました。

・70代の男性は、ヨーロッパにトレッキング旅行に出かけ、到着後すぐに脳梗塞。こちらは、息子さんが自己破産をされています。

もう一人の方は、思い出したくないと言って理由はお話にならなかったのですが、まだ30代前半の女性でしたので、きっと両親のいずれかが原因だと思われます

原因は海外旅行保険に加入していなかったから。そして、突き付けられた治療費を目の当たりにして、そのショックからうつ状態(うつ病ではない)となり私を訪ねていらっしゃいました。幸い、どなたも我をとり戻されましたが、かかった治療費がなくなるわけではありません。そのため、不動産などを処分した後、自己破産を選択されました。

 

こんな話を聞き、私はあらためて自分が旅行したときの保険を確認してみました。というのも、私も「カードに旅行保険がついてるから!」と、旅行保険に加入せずに海外旅行に出かけていたからです。そして、私はカードで保証されている保険金額を確認し、愕然としました。なぜなら、「ゴールドカードだから…」と高をくくっていましたが、病気やケガの補償はたったの300万円だったからです。

実は、先日あるお客様が海外旅行に出かけるというので、今回のようお話をさせていただきました。すると、このお客様から、海外旅行保険をお得にカバーする方法についてのサイトを教えていただきました。海外旅行を計画されている方。旅行保険について、私と同じように高をくくっていた方はお役立てください。


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