一人で抱え込まない為には?介護ストレスから抜け出す8つの相談場所

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介護ストレス 相談

介護を一人で抱えていると様々な病気を引き起こしかねないということを前回以前の記事でも紹介してきました。

本来であれば、周囲の色々な方に相談をして一番良い選択をとる必要がありますが、なかなかうまくいかない状況もあります。例えば、

「家族が介護を手伝ってくれない。」

「金銭的にも余裕がない」

などの理由から 介護を一人で抱え込んでしまう方も少なくないようです。

 

介護を続けていると介護をしてる人の方が精神的・肉体的に参ってしまうことも多々あります。精神的なストレスは判断を鈍らせしまいには、「誰かに頼る」という脳の思考が出来なくなってしまいます。自分で考えるのではなく介護のプロに任せたり、ご家族の方、知人友人に相談することも必要です

今回の記事では、どのようなところに相談するべきなのか?分からない方に、

あらゆる相談場所について書きましたので、ぜひお役に立てて頂ければと思います。

1.自分の状態を知る。

介護をされている方は自分が周囲に相談できる方がどれくらいいるのか?まずは、客観的に知る必要があります。できるだけ相談相手は多い方が良いですが、親身になって聞いてくれて考えてくれる一人の相談役でも大変心強いものです。自分の環境を見直すきっかけになりますので、ぜひ相談相手の顔を思い浮かべながらチェックシートに印をつけましょう

1-1.相談できる人を自分で知る。チェックシート

まずはチェックシートに目を通して、自分のことを客観的に把握しましょう。

【相談できる人チェックシート】

□親       □兄弟(姉妹)

□子       □親戚

□友人      □職場の方

□近所の方    □介護事業所(ヘルパー等)

□ケアマネージャー

□役所      □病院、薬局

□インターネット □その他

いかがだったでしょうか?

意外と相談できる方が多い?と感想を持たれた方もいらっしゃると思います。

親身に聞いてくれるかもしれないので、勇気を出して話されてみるのも良いかもしれません。

1-2.相談する方に優先順位をつける。

チェックシートで相談できる方が思いついたら具体的に名前を書いてみましょう。

次に、その中で話を聞いてくれそうな方に優先順位付けて出来る限り、親身になって話を聞いてくれたり、専門の知識や介護の経験を持っている方、頼りやすい人を優先的に相談されてみるのも良いでしょう。

「あの方は忙しいから・・・」

と思っている方が実は介護に詳しかったりすることもあります。

相手の都合を聞いて、悩んでいることを話したら思ってもいない解決策が出てくるかもしれません。

少しずつ自分の状況と折り合いをつけながら解決の糸口を見つけましょう。

2.ストレスを抱え込まない為の相談者や場所8選 

ここでは、ストレスを抱え込まない為に相談できる人や事業所などをご紹介いたします。

ぜひ、ご活用頂ければと思います。

2-1.相談(1) 家族

やはりなんと言っても一番相談しやすいのは家族でしょう。兄弟や姉妹でしっかり話し合って自分の親の恩返しとして親身になって話し合うべきです。

もし、親の介護で悩みがある場合は、家族である兄弟姉妹さらに少し離れたいとこや親せきに相談するのも良いかと思います。

しかし、一方で親の介護を家族間で押し付け合いになっている場合は相談すると、さらにストレスが溜まってしまうので他の方に相談することを検討しましょう。

これは他人ごとではなく誰が介護するかということで、一人に押し付けたり、全く関心がない方も家族の中にはいらっしゃいます。そんな方にアドバイスをもらったとしても逆効果効果の可能性がありますので、相談する優先順位は下げましょう。

2-2.相談(2) 友人

親身になって聞いてくれる友人に相談してみるのも良いかもしれません。

話すだけでストレスを発散することも出来ますし、聞いてくれる人がいるだけで人間は安心するものです。さらに、友人が介護施設で働いていたりしたら、思いがけないアドバイスをもらえる可能性もあります。信頼できる友人に自分の介護状況を聞いてもらうことも良いかもしれません。

当然ですが、良い面だけではなく状況を悪化してしまう場合もあります。

相手を間違えば、嫌な顔をされたり、友人関係を壊したりする可能性があります。

聞いてもらう身としては相手に配慮しながら話を聞いてもらいましょう。

さらに、友人が教えてくれる間違った情報には注意しましょう。インターネットが普及してから様々な間違った情報が世の中に流布しております。相談に乗ってくれた友人が故意ではないにも関わらず、違った情報を教えてくれる場合がありますのであくまで参考程度にして自分で調べるようにしましょう。

2-3.相談(3) ケアマネージャー

とても重要な介護の専門家です。

いわゆるケアマネさんです。正式名称は介護支援専門員と呼ばれており、介護者やその家族からの相談に応じたり、利用者の希望を聞いたうえで、

適切な介護保険サービスが受けられるように考える。

関係機関との連絡や調整をする。

という仕事を主に行っています。

つまり、ケアマネジャーには

「介護が必要な人と介護保険サービスをつなぐ」

という大切な役割があるのです。

では、どこに行けば相談できるのかと言えばまずは、

近くの役場の福祉課や地域包括支援センターに行きます。そこで、

 

・居宅介護支援事業所(ケアマネジャーが勤務している)

 

を聞いてみることです。それか、ケアマネージャーい相談したいと役所の福祉課に相談するのも良いでしょう。

はじめてケアマネージャーに相談される際に準備しておくことは、自分が介護している方の状況をきっちり整理しておくことです。

①家族・・・家族構成はどうか?

②生活・・・身の回りのことをどこまで自分でできるのか?

③経済状況・・・介護や医療に係る経済的負担はどうか?

④地域とのつながり・・・近隣や民生委員とのつながりはあるか?

⑤居住環境・・・戸建てか?マンションか?来住期間は?

⑥介護状況・・・ヘルパーさんの頻度、家族の協力はどうなっているか?

⑦日常生活動作・・・排泄はできるか?どこまで自立しているか?

⑧医療情報・・・どんな病気を抱え、いくつの病院に通っているか?

工藤広伸『医者には書けない!認知症介護を後悔しないための54の心得』より引用

これだけ整理しておけば、相手にも状況が伝わり介護者にあったサービスを提供してくれること間違いないです。

また、精神的な面や肉体的な面も含めてすべて相談されてみると良いでしょう。

基本的に人間として悪い方はいないのですが、

稀にケアマネージャーと人間的に相性が合わないと悩まれる方もいらっしゃるようです。その時は、思い切って別の居宅介護支援事業所を訪ねて相談されるのも良いかと思います。

その代わり、自分の介護状況はきっちり整理して都度報告する必要もあります。

2-4.相談(4) 役所(市役所、町役場など)、地域包括支援センター

介護が必要になった時に最初に相談を聞いてくれる2つの窓口をご紹介いたします。

「介護が必要になったけれど、どこの相談に行けばいいか分からない」

そんな方にむけて介護の相談に乗ってくる窓口を二つ紹介いたします。

それは 高齢者相談窓口か地域包括支援センターです。

市町村の役所に設けられている「高齢相談窓口」。

もう一つは、

市町村事業である「地域包括支援センター」。

 

「これから介護をしていくうえで、公的にはどんなサポートが得られるか?」

「今、介護が大変で少しでも負担を軽減できないか?」

などの相談ができます。さらに、

介護保険に関する質問や市町村が独自で用意しているサービスにはどんなものがあるのかといった問い合わせに応じてくれるなど、どちらも相談機能についてはほぼ同じですが、地域包括支援センターの方が医療、福祉、保健など介護保険以外の様々な制度まで含んだ、より総合的な相談、支援を行っています。

公の機関なのでぜひ活用されてみてください。

2-5.相談(5) 病院や薬局

病院や薬局で介護のことを相談する方は年々増えています。特に病院であれば、介護事業所を併設しているところもありますので介護の仕組みには詳しい方も増えていらっしゃる様です。薬局ではどこの相談窓口があるのかをすぐ調べることができますので、これらの医療機関を受診された際に相談されることも検討されてみてください。

2-6.相談(6) 電話無料相談

ここでは、電話で相談できる窓口をご紹介いたします。

 

・「認知症110番」

 

です。無料で頼りになる相談窓口です。

1992年7月から「認知症予防財団」が行っている無料電話相談です。

休日を除く月・木10時~15時 専用番号0120-654874

平日のみなので、会社員の方はお昼休みを利用して電話してみると良いでしょう。

平均すると1回あたりの時間は約30分くらいのようです。具体的なアドバイスや認知症の一般的な事例、対処方法などを聞くことができます。各家庭の事情にあったアドバイスをもらうことが出来ますし、電話だから即回答をもらえます。

他にも厚生労働省のHPに悩みを持っている方が電話相談できる一覧がありましたのでぜひご活用ください。

他にもインターネットで「介護 電話相談」などで検索すると様々な相談窓口が出てきますので、ご自分でも覗いてみてください。

電話相談は相手に顔が見えないので誰でも使いやすい相談所である事は間違いありません。

あとは、電話をかける勇気だけです。

2-7.相談(7) インターネット掲示板

介護の仕事をされていたり、親の面倒を見ていると日々さまざまな事に悩まされる方も多いでしょう。

「みんなどんな風に対処しているのか?」

「急ぎじゃないけれど、ちょっと知りたいことがある」

「専門家に聞くほどではないのかも……でもどうしても気になる!」

こうした疑問をインターネットが解決してくれるかもしれません。

以下、介護の悩みQ&Aサイトをご紹介いたしますので、

・自分と同じ様な悩みを持った方を探したい。

・何か質問をしてみたい。

等ありましたらこちらのサイトをご利用していただければと思います。

【専門家Q&Aサイト】

安心介護 

わかるかいご 

介護110番 なんでも相談室 

相談e-65.net  

【介護の現場で働く人全般向け掲示板】

けあとも 

参考HP:介護に疲れた時に相談できるサイト5選

 

2-8.相談(8) 集まりに参加する。

「家族の介護で出かけられない」

「誰に相談したら良いか分からない」

などの悩みを解決するために最近では「認知症カフェ」という集まりの場が急増しているようです。

・認知症の人、家族、専門家、地域住民が集まる

・交流や情報交換

・定期 開催のケース

・参加費数百円~2000円程度

で誰でも参加できるようです。

また、メリットとしては、

・本音で話せる

・様々な情報を受け取れる。家族同士の情報交換。

・心理的な不安の軽減

・地域や社会との関わりで友達や仲間ができる

・専門家(医療従事者、ケアマネージャー)との繋がりができる。

このようなメリットがあげられます。

デメリットとしては、

・開催場所が遠い

・参加費が生活の負担になる。

・人づきあいが苦手

・被介護者(介護を受ける方)と一緒だと気軽に話せない。

 

このようなデメリットもあります。

もし、ご近所で開催される場合がありましたら一度参加されるのも良いかもしれません。

3.まとめ

「今まで相談する場所がなかなか見つからなかった」

「どのようなところにすれば良いのか分からない」

などの悩みがある方は今回の記事で様々な相談場所があるという事を分かって頂けたかと思います。ぜひ一人で悩まずに、

ご家族や被介護者(介護を受ける方)の生活状況やご自身の状態、職場の状況に合わせて優先するべき相談場所を考えていただき活用していただければ幸いです。

最後に、一人で悩むのはもうやめましょう。

 

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