こんな事件を見かけたら通報を!9の虐待事件の事例付き

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赤ちゃん 足 横たわり

最近は児童虐待の事件もニュースでよく見かけるようになりました。私たちの想像を絶するようなひどい事件が増えており、そういった事件をニュースで見かけるたびに心が痛みます。

このような事件の中にも、もっと早い段階で誰かが気づいていれば…、もっと早い段階で対処していれば…といったような事件が少なくないのも事実です。

未然に防ぐことができれば虐待死につながらなかったかもしれないような事件で亡くなってしまった子供たちのことを考えると、非常に無念です。このような悲劇を防ぐためにも、今回ご紹介する記事をお役立て頂ければ幸いです。

1.そもそも児童虐待とは

児童虐待とは、児童の周囲の人間(保護者、学校教師、施設職員など)が、児童に対して虐待を加える、もしくは育児放棄することを指します。幼児の場合は、特に「幼児虐待」といいます。

児童虐待を行う親は、「虐待親(ぎゃくたいおや)」(もしくは「虐待母(ぎゃくたいはは)」「虐待父(ぎゃくたいちち)」)と呼ばれます。虐待母は「鬼母(きぼ)」とも呼ばれることもあります。

次の章から、実際に起きた児童虐待の事件についてご紹介していきます。

2.児童虐待の事件

児童虐待による死亡事例は年々増えており、2016年の死亡事例は67件(前年比9人増)でした。

これは、1週間に1人以上の子どもが虐待により命を落としていることになります。また、0歳児が死亡事例の半数を占めるという悲しい事実もあります。

2-1.児童虐待の事件(1)神奈川県厚木市 理玖ちゃん所在不明餓死事件

2014年5月31日、神奈川県厚木市のアパートの一室で子どもとみられる白骨遺体が見つかった事件です。食事や水を十分に与えず、約7年前の2007年に男児の斎藤理玖ちゃん(当時5歳)を餓死させたとして、保護責任者遺棄致死の疑いで父親が逮捕されました。

理玖ちゃんは3歳当時、朝の4時半に路上にいたところを警察官が保護し、児童相談所に迷子として保護され、その後3歳6月乳幼児健診未受診でありながら、警察、児童相談所、厚木市ともその後の安否確認を一切行わないまま放置し、その間母親は家を出、同居していた父親から食事を与えられず、5歳当時に餓死させられました。

その後、就学年齢になりながら小学校に入学しなかったにもかかわらず、最初に把握してから10年間の長きにわたり児童相談所、厚木市ともまともに探しもせず、警察に届けもせず放置。理玖ちゃんが中学校就学年齢になりながら中学校に入学せず、厚生労働省から所在不明児童の調査要請があったことから、児童相談所がようやく警察に相談したことから発覚しました。

2-2.児童虐待の事件(2)東京都葛飾区 愛羅ちゃん虐待死事件

2014年1月30日、東京都葛飾区で坂本愛羅ちゃん(2歳)が肝臓損傷で失血死し、ろっ骨が折れ、40か所も体にあざがあり、父親が逮捕された事件です。児童相談所は愛羅ちゃんを「見守り中」でしたが、児童相談所から警察に情報提供はなかったため、殺害される5日前に110番通報で臨場した警察官が「夫婦喧嘩です」という親の嘘に騙され、40か所もあったあざを確認できず、虐待と認識できませんでした。

2-3.児童虐待の事件(3)豊橋市 望玲奈ちゃん虐待死事件

2013年12月、豊橋市で当時7カ月の望玲奈ちゃんを、父親が体を強く揺さぶるなどの暴行を加えて虐待死させたとして父親が逮捕された事件。2012年2月、病院に入院していた双子の乳児の紅玲愛ちゃん(姉)が、病室で父親が一人で看護中に硬膜下血腫という傷害を負い、医師が虐待の疑いが高いと判断したにもかかわらず、双子の妹である望玲奈ちゃんを児童相談所が一時保護せず、退院を認め自宅に戻し、その5ケ月後に望玲奈ちゃんが殺害された事件です。姉の紅玲愛ちゃんも2013年7月入院したまま病院で死亡しました。

2-4.児童虐待の事件(4)栃木県芳賀町 来夢ちゃん虐待死事件

2013年12月、栃木県芳賀町で当時4カ月の来夢ちゃん(次男)を父親が体を強く揺さぶるなどの暴行を加え、虐待死させたとして父親が逮捕された事件。2012年6月、来夢ちゃんの顔のあざを保育士が確認し、児童相談所にも連絡。町が家庭訪問し2度目のあざも確認したが緊急性はないと判断した2日後に来夢ちゃんは意識不明の重体で入院し、その後死亡しました。なお、児童相談所は長男も一時保護していましたが来夢ちゃんが死亡後、養育環境が整ったとして児童相談所が長男を家庭に戻しました。

2-5.児童虐待の事件(5)東京都大田区 居所不明児童事件

東京都大田区で2011年3月生後間もない次女を遺棄したとして両親が2013年10月に逮捕された事件。2004年12月に次男への虐待の通報で家庭訪問した児童相談所が長男の不在を把握しましたが、その後転居して所在不明となりました。児童相談所は所在を毎年追跡調査し、2013年8月、母親が大田区に住民登録していることを把握し、警察に通報し、検挙。なお、児童相談所は2005年に警視庁赤羽署に長男の行方不明を届け出たとしていますが、警視庁はそのような記録はないとしています。

2-6.児童虐待の事件(6)和歌山市 星涼ちゃん虐待死事件

2013年7月、和歌山市で2歳の星涼ちゃんが父親から頭部に暴行を受け、くも膜下出血で殺害された事件。父親は2011年11月当時2か月の星涼ちゃんに足骨折等の傷害容疑で逮捕されていて起訴猶予処分を受けていました。2012年2月から児童相談所により一時保護され乳児院に入所していましたが、児童相談所は一時保護を2013年6月に解除。自宅に戻した約1カ月後に、父親により星涼ちゃんは殺害されました。

2-7.児童虐待の事件(7)広島県府中町 唯真ちゃん虐待死事件

2012年10月、児童相談所の判断により児童養護施設から母親の元に戻されていた小学5年生の唯真ちゃんが、母親からゴルフクラブで殴打され殺害された事件です。唯真ちゃんは母親の虐待により保護され、その後家庭復帰させられた後、再び母親の虐待により保護されていましたが、再度児童相談所が母親の要請に応じて、唯真ちゃんの意思を確認しないまま家庭復帰を決定し、母親の元に戻してしまいました。しかも、児童相談所はその後厚生労働省の指針に定められている安全確認も一切行っていませんでした。

2-8.児童虐待の事件(8)豊橋市 杏奈ちゃん衰弱死事件

2012年9月、4歳の杏奈ちゃんが衰弱死させられた事件。杏奈ちゃんと3歳年上の兄は、乳幼児健診未受診、未就学児童でしたが、家族が転居の際、住民票の異動届を出さなかったため、市保健・虐待担当部局、教育委員会は所在が分からなくなり、児童相談所や警察に捜索依頼をすることもなく放置。一方、児童手当担当課は父親に児童手当を支給し、父親は児童手当担当課には来所していたが、児童手当担当課は保健・虐待担当部局、教育委員会にその事実を連絡していませんでした。

発見された当時、杏奈ちゃんの体重は4歳児標準の半分程度の8キロであり、捜査関係者によると、胃の中にはほとんど何も残っておらず、目の辺りにくぼみがあったことがわかっています。長期間、ネグレクト(育児放棄)が続いており、ジュースなどの水分しか摂取していない状態だったとみられています。

2-9.児童虐待の事件(9)北海道登別市 みさとさん虐待死事件

2012年6月、中学校特別支援学級に在学していたみさとさんが、母親の同居男性に暴行を受け殺害された事件。児童相談所は、知的障害者施設に入所していたみさとさんを、同居男性がいることを確認。同居男性は母親に対してDV加害歴があること等を把握しながら、自宅に戻ることを認め、その後も安全確認をしていませんでした。

3.児童虐待の事件を未然に防ぐためには

今回ご紹介した児童虐待の事件では、発見や通報、対処が遅れたために悲劇につながってしまいました。このような事件を未然に防ぐために、もちろん警察や児童相談所などの公的機関の迅速な対応は必要不可欠です。しかし、状況によっては迅速に動くことができない場合もあります。

そのため、事件の可能性があることを見かけたら積極的にその他の専門機関にも連絡と情報提供を行うことが重要です。以下に、その他の専門機関の窓口をご紹介します。

・子どもの虐待ホットライン

TEL:06-6762-0088
受付時間:月曜~金曜 11:00~17:00

子どもの虐待ホットラインは、児童虐待防止協会が運営している電話相談窓口です。子どもの虐待、子育て、親子関係についての悩み、助けや情報が必要な人たちに、福祉・心理・医療・保健・教育・保育の資格を有する専門家が相談を受け付けています。匿名での相談が可能で、相談内容についての秘密は厳守されています。

・子どもの虐待防止センター

TEL:03-5300-2990
受付時間:月曜~金曜 10:00~17:00
        土曜    10:00~15:00

子どもの虐待防止センターでは研修を受けた女性の相談員が虐待の相談、子育ての悩みなどを受け付けています。匿名での相談が可能で、相談内容に関しては秘密を厳守しています。

・法務省インターネット人権相談受付窓口

ここは、人権相談をインターネットで受け付けているサイトになります。相談フォームに氏名、住所、年齢、相談内容等を入力して送信すると、最寄りの法務局から後日メール又は電話で回答します。悩みごとや困りごとについて、ひとりで悩まず、気軽に相談が可能です。

・子どもの人権110番

TEL:0120-007-110
受付時間:平日8:30~17:15

親に虐待されていて毎日がつらい…でも先生や親には言えない、どうしたらいいかわからないといった悩みを抱えている子どものための相談ダイヤルです。大人のご利用も可能です。相談は無料、秘密は厳守で、法務局職員または人権擁護委員が相談に対応します。

4.まとめ

今回ご紹介したような児童虐待は、今も私たちの身のまわりでも起きています。このような虐待を悲しい事件という形で終わらせないように、少しでも「あれってもしかして…」と思うようなことを見かけたらすぐに専門機関へ連絡するようにしましょう。

少しでも児童虐待の事件が減ることを心から願っております。

 

参照HP:https://www.orangeribbon.jp/

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