実際に起きた『部下からの女性上司に対する逆パワハラ』の事例

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人の精神の健康をむしばみ、うつ病にまで追い込む可能性のある『パワーハラスメント問題』。

職場での人間関係は、社会へ出る前の学校と同じです。いわばパワーハラスメントは、学校で起こすイジメ問題と同様。

「大の大人が何をしているのだろう…。」と切なささえ感じる現代社会ですね。

パワハラの中でも、年々増加し問題視されている『逆パワハラ』もその一つ。そして、当然女性への逆パワハラも大きな社会問題となっています。

今回は、実際に起きた『部下からの女性上司に対する逆パワハラ』の事例の紹介をします。

さらに、私たちが気づくべき本質や、逆パワハラ解決法などについて言及したいと思います。

1、女性の逆パワハラ増加の原因

政治の世界で、女性議員が活躍している現代。しかしながら、日本では女性の社会進出はまだまだ少ない現状。

2015年さまざまなデータを元に、職場での男女平等指数を示す『ガラスの天井指数』が発表されています。

発表したのは、イギリスのエコノミスト誌。データ計測に使用されたのは、男女の労働力率をはじめ、賃金・育児費用などの10項目でした。日本は、28カ国中27位という結果になっています。

参考:jbpress.ismedia.jp

男女平等が謳われている世の中ですが、まだまだ平等とは言えない世の中なのですね。

個人的意見ではありますが、そんな背景には女性に対する偏見が含まれているのではないでしょうか。

  • 女性は家庭へ入るべきものであるという考え
  • 歳を重ねた女性の長期勤務はおかしいという考え

こういった要因を裏付けるような、女性に対する逆パワハラの事例があります。

2、これってそうなの?【実例から見る逆パワハラ】

Aさんという女性は、入社してから20年以上長期勤務をしていました。控えめでありながらも会社にとって有力な人材だったAさん。しかし若手社員の中では、「中年のおばさんがいつまで会社にいるのか?」という声まであがっていました。

あるプロジェクトで指名された3人の女性社員と1人の男性社員、リーダーにはAさんが抜擢されました。

ある日の会議前、重要な書類をコピーし資料作成をしているAさんに向かって、集まった女性の1人が言いました。

「Aさん、そんな雑用しないで下さいよ。指示してくれたら、全て対応しますから。」

笑顔で言うものの、Aさんが感じたのはとげとげしさ…。事あるごとに、Aさんのしている仕事を全て代わりにやりこなす部下。

「私たちみたいな若造とは違って、Aさん疲れやすいでしょう?休憩して下さいね。」

「担当の方まだ20代だそうです。僕の方が多分気が合うかも…。打ち合わせの電話、僕がしてもいいですか?」

Aさんが作業していた何もかもを部下がすることに…。まるで「中年女は不必要だ。」と言われているような気持ちになり、やりきれない思いを抱えるAさん。最終的には、全ての仕事を奪われる上、会話の輪の中に入れてもらえず孤立してしまいました。

初めのうちは、20代女性BさんだけがAさんに話しかけていました。ですが、話しかけるとすぐさま他の社員が大声で呼びかけます。

「Aさん疲れてるんだから、あまり話しかけると負担になるからだめよ。それより、こっち手伝ってくれない?」

その女性はすぐにその場を離れながらも、少しモヤモヤした気分を抱えていました。

『Aさんリーダーなのに、なんで?何だかイジメみたい…。』

それでも、周囲に流されてしまい会話も減少。最終的にAさんは体調不良で、退職してしまいました。

この事例は、紛れもなく女性上司に対する『逆パワハラ』です。

2−1、逆パワハラを受ける女性上司

パワハラーハラスメントは、精神的苦痛・肉体的苦痛を及ぼす攻撃です。

Aさんが、部下の何らかの言動によって精神的苦痛を感じた時点で、逆パワハラと言えます。

ただし、暴言だけがパワハラになるわけではありません。そして、女性の中でよくある『無視』という攻撃。上の実例では、作り笑顔であたかも「イジメはしていません!」と、言い訳の盾で防御しながら逆パワハラを行なっている状態ですね。

今回の女性上司への逆パワハラは、以下のケースに値するでしょう。

重要な仕事どころか、全ての仕事を奪う嫌がらせ。さらには、誰とも会話させないように仕向ける嫌がらせ。

実際に、似たようなケースで悩んでいる女性も多いのです。そういった逆パワハラは、空気で察知できるものでもありますね。そんな空気感を感じれば、逆パワハラをされている可能性を考えてもいいでしょう。

2−2、逆パワハラに気づくべき女性部下

プロジェクトに入っている女性Bさん。Bさんが感じた『まるでイジメみたい…。』それこそが、逆パワハラに気づくべき問題でもあります。

『女性上司に苦痛を及ぼしているかもしれない。』という思いは、逆にされると我慢ができないとわかっているからですね。

しかしあからさまな態度ではないため、黙認している状態です。黙認どころか、【逆パワハラの共犯】にも値しますね。さまざまな犯罪と同様、気づいているのに「知らなかった」では済まされません。

ただし自身の身を守りたい人間は、自身を防御しようとしてしまうでしょう。Bさんは、もしかするとその逆パワハラの攻撃の刃が、自分に向くのではないかという恐怖心を感じていたのかもしれません。

実際に、同僚からのパワハラも存在します。

女性上司への逆パワハラに対し、どのように対処するのか、多くの方が悩む部分でもあるでしょう。

3、女性上司への逆パワハラの解決策

3−1、女性上司Aさんがするべき対策

今回の実例は、女性上司Aさんは間違いなく逆パワハラの被害者です。

ですが被害を受ける要因には、気が弱い現実もかかわっているでしょう。

部下からの陰湿な逆パワハラを受けたままでいると、プロジェクトのリーダーに抜擢されたにもかかわらず『責任放棄』にもなりかねません。

常に、仕事に対しては強い姿勢を取りましょう。

自信を持ちハキハキとしている人は、自然と逆パワハラのターゲットから外されます。

弱い上司に対して行うのが『逆パワハラ』の特徴でもありますね。女性だけではなく、多くの方が『強いものには逆らえない』心理を持っています。

逆パワハラ対策は、起きてしまう背景のうち根本的な排除がもっとも効果的です。

「こんな雑用する必要ありませんよ。」と言われても、逆パワハラからだと思える言葉だと感じれば、「自分がやる」というはっきりとした姿勢を見せましょう。

3ー2、女性部下Bさんがするべきこと

人は、多かれ少なかれ『集団心理(群集心理)』を持っています。集団で行動しがちな女性は特に、誰かと同じ事をして安心するのです。簡単に言えば、大勢でトイレへ行くのも同様。

女性部下のBさんは、周囲に行動を強要されていた状態を考えると、被害者であるとも言えるかもしれません。

しかし逆パワハラだと気づいていないものの、『イジメ』だと感じていました。

そこで必要になるのが、自分の意思での行動ですね。

今回のケースでは大きな問題にはなりませんでしたが、逆パワハラで訴訟を起こされると、間違いなく加害者になってしまいます。

女性上司への接し方を周囲に流されなければ、Aさんは退職するまでの精神状態に追い込まれなかったかもしれません。

4、女性の逆パワハラを回避するためには

逆パワハラを受けてしまうのは、長期勤務している女性だけではありません。女性は大変嫉妬深いもの…さまざまな妬みも、逆パワハラの原因に…。

女性が受ける逆パワハラは、仕事に対する嫉妬だけではなく、ビジュアル的要素も大きな関わりを持っています。

女性の顔やスタイル・まとっている雰囲気など、良くも悪くも逆パワハラを引き起こす要因になるのが悲しい現実なのです。

  • うらやましいと思う羨望(せんぼう)による逆パワハラ
  • 見た目を侮辱心(ぶじょく)する気持ちからの逆パワハラ

これらを寄せ付けないほどの、芯の通った強さがもっともの逆パワハラ対策になるでしょう。

ただし、思い通りにならないのが世の中です。『自分を変えたくても変えられない。』ほとんどの方が感じているでしょう。

それでもただ黙って我慢していると、心の病を患ってしまう可能性もあります。

逆パワハラだと感じたら、まずは仕事に対し向き合う対策を考えてみましょう。

それでもどうしようもない場合、逆パワハラの相談をしてみるのもよいですね。

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