睡眠不足はなぜカラダによくない?知っておきたい5つの影響

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「人は眠らないと生きてはいけません。」

 

何を当たり前のことを。そう思われたかもしれません。

しかし、あえてこの言葉と使ったのには訳があります。

睡眠がなぜ必要なのか。それについて、人間は昔から疑問に思っていました。

眠るのは疲れを取るため。

もちろんそれもありますが、それだけでしょうか?

過去には睡眠は無駄であるという論があり、実際に睡眠時間を短くすることでよりよく人生を楽しむという短時間睡眠がはやった時期もありました。

今回は過去のさまざまな実験などから導き出された、睡眠のお話しを見ていきましょう。

これを読めば睡眠についてより詳しくなり、睡眠がなぜ重要なのかということがわかります。ぜひ、最後までお読みください。

 1、睡眠が人にとって必要なわけとは

必要なものはなくなってからその重要さに気づく。

睡眠が本当に必要かどうかは、睡眠を取り去ってしまえば、その影響がわかります。断眠実験と呼ばれるものがそれに当たりますが、それは古くから行われていました。

1−1、断眠実験 動物

確認されている最も古い実験の記録は、19世紀初頭のロシアです。

それは犬に運動をさせ続け、睡眠をとらせないという実験でした。

強制的に運動をさせ、不眠不休の状態にすると犬は5日前後のうちに死んでしまったという結果が残っています。

また、他の動物でも実験が行われました。

それは、1980年代のシカゴ大学で行われたもので、ラットを用いた実験です。

水を張った装置に、丸い円盤を置き、その上にラットをのせます。ラットの頭には脳波を調べる装置をつけ、眠ってしまうと足場が動き出しラットを水に落とす、そのため落ちないようにラットが動き出すという実験です。

ラットには十分な食べものや水が与えられていました。

1週間ほどたった頃から、体重が著しく減少し、体温調節機能などに支障が出るマウスもあらわれ、一カ月ほどたつと実験のラットは残らず死んでしまいました。つまり、運動を強制せず、食べものがなくなったわけでもありませんが、死んでしまったのです。

睡眠が、生きることに不可欠であるということが、この実験から証明されました。残酷な実験ですが、非常に意味のあるものであったと言えるでしょう。

1−2、断眠実験 人間

当然ですが、人間に対しての断眠実験は、許されることではありません。しかし、実験ではなく挑戦という形で最長不眠記録に挑んだ人たちがいます。

記録に挑んだ中で有名な人物は、1950年代にアメリカで活躍したDJピータートリップです。

彼は、小児マヒ救済のチャリティー番組の話題作りのために、8日間眠らずに生放送をし続けるという企画を思いつき、それを実際に行いました。

イベントの話題作りとしては大成功で、タイムズスクエアにブースを構えると、たくさんの人だかりができ、この挑戦に多くの人が興味をもちました。

しかし、ここで問題が起きます。

ピーターは3日目ぐらいから、妄想や幻覚が出てくるようになり

  • スタジオの中をネズミが走り回っている
  • 靴の中にびっしりクモが入り込んでいる
  • スタジオに火がついた

など口走り、スタジオを飛び出したりしてしまったのです。

それでも挑戦を続ける事になりました。

すると麻薬によるバッドトリップや精神疾患と同じような症状が出てくるようになり、最後は医師が眠らせないように薬物を投与しながら、8日間をやりきったのです。

挑戦が終わったあと、ピーターは丸1日眠ってしまったようですが、幻覚などは改善し、正常な状態に戻りました。

しかし、徐々に精神的な変調が目立つようになり、金銭トラブルや離婚と結婚を繰り返すなどとその後はあまり順調なものではなかったようです。

この実験からわかるように、睡眠は人にとって正常な生活を行うためにも必要不可欠なものと言えるでしょう。

2、睡眠不足が引き起こすこと

前章の断眠実験からわかるように、睡眠不足は体に悪影響を及ぼすことがわかりますが、そのうちの一つ、精神的な影響が出ていることに注目したいと思います。

ピータートリップの例では、断眠3日目から妄想や幻覚が見え始めています。また、麻薬を使った場合と同じような症状さえも出てきています。

さすがにこのような極端な睡眠不足では、そのような問題が起きるかもしれないと思われるかもしれません。

しかし、そうとは限らないのです。

睡眠には睡眠負債という睡眠不足の蓄積があることが認められています。

毎日の睡眠不足が続くとその負債が大きくなる。すると、人により断眠した時と同じようなことが起きてもおかしくないと言えます。

つまり、睡眠不足の蓄積により、妄想や幻覚のような精神的に不安定な状態になる可能性があるのです。実際に、ひどくはなくても、睡眠不足の影響が認められているケースがあります。

そのお話をいたしましょう。

2−1、睡眠不足による事故

睡眠不足による居眠りや不注意による事故は毎年存在し、長距離バスや鉄道はもちろん、自動車、トラックなど、大事故につながり、問題になっています。

「それはわかっているから、自分は睡眠をしっかりとっているよ」

という人ほど注意していただきたいことがあります。

それは、睡眠不足をしていないと思っても、事故の原因が実は睡眠不足であったという例があるのです。

それは次のような話です。

1989年アメリカのアラスカから出航した世界最大級の石油タンカーが事故を起こしました。出発して間もなくの事故で、氷塊にぶつかったため石油が海に漏れ、環境汚染になった事故です。

原因は航海士の不注意から起きてしまいました。

航海士は氷塊に気づいて避けようとしたのですが、自動操縦になっていたため、手動ではカジが効かず、避けることができずにぶつかってしまったという事故でした。

手動で動かすときには、自動操縦を切る。という当たり前のことを怠ってしまったのです。

この事故は、航海士の睡眠不足による不注意と断定されました。

航海士は前日と前々日に6時間の睡眠しか取れていなかったためという内容でした。

しかし、6時間といえば、ある程度眠れていると考えられませんでしょうか?

つまり、この航海士は6時間の睡眠では疲労が解消されておらず、注意力が欠如している状態だったという判決が出されてしまったのです。

このように、日常的に自分で気づかないうちに睡眠不足となり、大惨事となる可能性もあるのです。

2−2、疲労度に対する認識の問題

先ほどの事故の話と同じように、睡眠時間の長短でどのような影響として出るのかという実験がありました。

睡眠時間と疲労度テストを行う実験ですが、ここでは、さらに本人の疲れ具合の認識を合わせたものでした。

それぞれ、9時間、7時間、5時間、3時間の睡眠で数日間過ごしてもらう4つのグループの比較をおこないました。

3時間、5時間のグループは明らかに、疲労がたまり、本人たちもそれを認めていました。

9時間のグループはしっかり疲れがとれ、テストの成績も優秀でした。

問題は7時間のグループです。

本人たちは疲れていないという評価だったにもかかわらず、テストでは疲労がたまっているという評価がくだされたのです。

本人の自覚がないままに、判断力の低下や疲れがたまってしまっている。ということがよくわかる実験と言えるでしょう。

2−3、マイクロスリープ

実際、気づかないで睡眠不足のまますごしているという例はたくさんあります。

その問題となっているのが、マイクロスリープと呼ばれるものです。

これは本人も気づかないうちに、脳が勝手に休息をするという現象の事を言います。

実は、10分の1秒や1秒という単位のマイクロスリープもあり、これは目が開いたまま寝てしまっているという状態なのです。

これが運転中に起きたらどうなるでしょうか?想像すると怖いですよね。

マイクロスリープによる事故には特徴があります。それは、危険を察知せず、ハンドルを回さず、ブレーキを踏まない事。

つまり、目を見開いて眠り込んだまま、車や壁、人などに突っ込んでしまうのです。

睡眠不足を甘くみてはいけない証拠ですね。

2−4、睡眠不足は判断力にも影響が出る

睡眠不足は集中力だけでなく、理性的な判断にも影響を及ぼすことが明らかになっています。イギリスで睡眠学者が研究室内にミニカジノを用意し、睡眠を十分にとった被験者と睡眠不足の被験者数名に遊ばせた実験を行いました。

結果は予想通り睡眠不足の被験者はいつまでたってもゲームのコツがつかめず、また損をする可能性しかなくなっても、ゲームをやめようとしませんでした。

これは睡眠不足により脳が正常に働かなくなったためです。

判断力は脳の前頭葉。ココの働きが弱くなってしまったと考えられます。

2−5、理性にも影響が出る

脳の前頭部にある前頭葉はそういった判断力だけではなく、自制心もつかさどっているため、睡眠不足により人としての道を踏みはずしてしまう恐れが出るのです。

アメリカで、看護師に対し睡眠時間と勤務中におかしたミスについての研究が行われました。

その結果、睡眠時間が短い看護師ほどミスが多く、またごまかしや場合によっては違法薬物を使用したものさえいることが発見されました。

睡眠不足によって失うものは、体の不調だけでなく、理性や社会的な倫理にまでも及ぶ可能性があるのです。

3、まとめ

このように、ある程度まとまった睡眠をとれば疲れが取れると自分を過信してしまったがために、思わぬ事故や不幸にあうケースが数多くあります。

規則正しい生活というものは体の変調を防ぎます。またそのためには、必ず良質な睡眠が必要であるということは、今回の例でもお分かりでしょう。

では、自分の睡眠は一体どのようにとればいいのか?

睡眠は体のメンテナンスです。合わせて、体の修復に必要な栄養なども取るとさらに効果的です。

私たちは、じっくりと自分の体と自問自答しながら、自分にあった良い睡眠を取れるように日頃から心がけることが必要なのです。

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海外旅行が好き。海外旅行を計画されている方へ!

自己破産

テレビや新聞などで耳にしたことはあるものの、身近で自己破産をしたという話はめったにないと思います。しかし、昨年3名、一昨年2名の私のお客様が自己破産しました。

・3名の方は若者で、カナダでスノーボードで頸椎や脊髄を骨折。治療費や入院費、家族の渡航費用などでご家族が自己破産をされました。

・70代の男性は、ヨーロッパにトレッキング旅行に出かけ、到着後すぐに脳梗塞。こちらは、息子さんが自己破産をされています。

もう一人の方は、思い出したくないと言って理由はお話にならなかったのですが、まだ30代前半の女性でしたので、きっと両親のいずれかが原因だと思われます

原因は海外旅行保険に加入していなかったから。そして、突き付けられた治療費を目の当たりにして、そのショックからうつ状態(うつ病ではない)となり私を訪ねていらっしゃいました。幸い、どなたも我をとり戻されましたが、かかった治療費がなくなるわけではありません。そのため、不動産などを処分した後、自己破産を選択されました。

 

こんな話を聞き、私はあらためて自分が旅行したときの保険を確認してみました。というのも、私も「カードに旅行保険がついてるから!」と、旅行保険に加入せずに海外旅行に出かけていたからです。そして、私はカードで保証されている保険金額を確認し、愕然としました。なぜなら、「ゴールドカードだから…」と高をくくっていましたが、病気やケガの補償はたったの300万円だったからです。

実は、先日あるお客様が海外旅行に出かけるというので、今回のようお話をさせていただきました。すると、このお客様から、海外旅行保険をお得にカバーする方法についてのサイトを教えていただきました。海外旅行を計画されている方。旅行保険について、私と同じように高をくくっていた方はお役立てください。


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