ハラスメント

それはアルハラです!と言われない為に知っておきたい飲み会での言動

アルハラ

「昨日の飲み会は飲ませすぎです。完全にアルハラです。」
「イッキ飲みはもう勘弁してください。」
「私飲めないのに上司の立場を利用して飲ませたので、訴えます!!」

普段どおり楽しくお酒を飲んでいたつもりなのに、月曜日出勤したら同僚や後輩からこんな言葉を言われてしまった…完全に怒っている人も…

どうして?

アルハラを繰り返す人はこのように人から注意を受けるか、もしくは、何かしらの事件(急性アルコール中毒者が出るなど)が起こらない限り自分の行動を振り返ることはありません。

もしかしたら、飲み会中のあなたの行動が同僚や後輩に迷惑をかけている可能性があるかもしれません。そして、それがアルハラだったら…さらに被害者に知識があれば、訴えられる可能性も十分あります。

脳がアルコール漬けになっている時は人に迷惑をかけている!!と自覚することは難しいので、どんな言動がアルハラになりえるのか?(脳が正常な)普段から予防や対策、そして事例をチェックして知識を蓄えておきましょう。

アルハラと言われた!もしくは、言われない為に、ぜひこの記事を読んでお役立てください。

1.アルハラ加害者(上司)5つの特徴

「あれはお酒の席だから」
「酔っていたから無礼講だよ」

あれこれ言い訳をしていると、部下から「アルハラ上司」とあだ名をつけられて避けられてしまいます。

「アルハラ上司」と言われないようにし、楽しくお酒を飲めるようにはどうすればよいか?まずアルハラ加害者の特徴をおさえましょう。自分に当てはまるものがあれば要注意です!

1-1 バブル世代の部長、課長クラス

この世代の方々は、自分の価値観を押し付けてしまいがちです。若者を『ゆとり世代』と決めつけて飲み会の席で説教を始める人もいます。

また、「俺の若い頃は…」と自分の昔話を始める上司も少なくありません。挙句の果てに、「俺の酒が飲めないのか!!」と無理やり部下にお酒を強要してしまう。

さらに、部下は、次の日二日酔い。

会社の飲み会とはいえ、これが毎回だと部下も行きたくなくなります。これでは、悪循環です。

飲み会に誘われる → 上司の話は毎回同じ → お酒の強要 → 二日酔い → さらに、行きたくなくなる → また同じ話…

この世代の方はアルハラで部下に自分の価値観を押し付けないように注意が必要でしょう。

1-2 ノリの軽い上司

「カラオケで点数低い人がイッキ飲み」
「じゃんけんで負けたらイッキ飲み」など

ノリの軽いアルハラ上司は、ゲーム感覚で部下にお酒を飲ませる傾向が強いようです。

また、“イッキコール”をいくつも知っていて飲まないといけない雰囲気を作るのが得意です。部下が「明日用事がありまして・・・」と言ってもそんなのお構いなし。

イッキで飲むまで帰さない。相手に飲ませること以外で飲み会が楽しめたら、親しみやすい上司になれるのにもったいないです。

1-3 お酒が入ると性格が変わってしまう上司

普段は温厚で優しい方でも、お酒を飲むと全く性格が変わってしまう上司もいます。何かスイッチが入ったように変わってしまいます。

饒舌(じょうぜつ)になって永遠と語りだしたり、急に怒りっぽくなったり、泣き出したり、時には極端にアルハラに変わってしまう方もいます。

このような方は、こちらの事情は全く聴いてくれません。当然相手も酔っぱらっているからです。

「今日は飲めません。理由は・・・」と理由を話してお断りしても、「俺の酒が飲めないのか?」「そんなの関係ない」などと言って絡んできます。(その理由が例え、車や家族の事であってもです)

「お酒を飲むと人が変わる」「飲み会で別人ですね」と言われたことがある方は、もしかしたらアルハラをしている可能性がありますので注意しましょう。

1-4 独身でさびしがり屋の上司

「仕事がひと段落したから飲みに行こう」
「月末だからお疲れ様で飲みに行こう」
「誕生日だから飲みに行こう」

など、事あるごとに何かしら飲みに行きたがる方は要注意です。

飲みに行きたいのはあなただけかもしれません。実は、部下は迷惑している可能性もあります。

さらに、強いお酒を部下に勧めたりしていませんか?めずらしいお酒と言って部下に勧めたりしていませんか?たまに誘うならいいですが、頻繁となると部下も断るのに勇気が必要です。相手の家庭や体調のことも考えましょう。

1-5 新入社員に集団で飲ませる上司

新しい環境にまだ慣れていない新入社員に飲ませようとする上司は注意です。

右も左も分からない状況で上司から飲まされたら、断ることができません。さらに、上司から嫌われないように!!という心理も新入社員には働いています。

もっとやっかいなのは、集団で来られる場合です。上司が複数で来られると飲めないのに飲む雰囲気になってしまい飲まざるを得ない状況になってしまいます。さらに、同僚も盛り上がり、先輩に認められたくて、あおる者も出てきます。

「この場をシラケさせてしまうのでは?」と考えてしまい飲んでしまう・・。とても危険です。

新入社員の心理を利用した悪質なアルハラです。飲めない方は本当に少量でもアルコール中毒になりかねませんので注意が必要です。

以上、アルハラ上司の特徴でした。当てはまるものがあれば、お酒の席で周囲に迷惑をかけている可能性がありますので、ご自分の言動を見直す必要があります。

また、次の章で具体的に気を付けたいアルハラの言動を紹介いたします。

2.上司が部下に嫌がられるアルハラの言動

「アルコールが弱い」
「予定があって飲めない」
「車で帰らないといけない」

以上のような部下の訴えや都合も考えずに、お酒を強要してしまうアルハラ。

お酒の席で次のような言動をしていないか?今一度自分自身に当てはめ、まわりに迷惑をかけていないか反省してみましょう。

1.練習すればアルコールは強くなれる!!

2.吐く人のための袋やバケツ、つぶれ部屋を用意するのが当たり前。

3.上司から注がれたら、断れないと思う。

4.みんなで酔っぱらうことで仲間との一体感が生まれると思う。

5.飲み会はちょっとくらい羽目を外さないと楽しくないと思う。

6.ソフトドリンクを飲むなんて、まわりの空気を読めていないと思う

7.酔っているから、多少の暴力や暴言は仕方ないと思う。

8.女性ならお酌をするのが当然だ。

9.未成年でも、少しぐらいならお酒を飲ませても大丈夫だと思う。

10.イッキコールを3つ以上知っている。

11.体質的に飲めない人なんて、いないと思う。

12.男だったら飲めないとかっこわるい。

参考:イッキ飲み・アルハラ防止キャンペーン2016

ひとつでもあてはまったら、あなたは気づかないうちにアルハラしている可能性があります。

3.意外と知らない!酔った自分の脳のメカニズム

この章では、アルコールを飲んだ場合に自分の脳がどのような状態になっているか確認しておきましょう。酔ってしまうと自分のコントロールが難しくなってしまう。そうなると、さらにアルハラは加速してしまいますので注意が必要です。

3-1 「人間脳」と「動物脳」

人の脳は、大きくわけて2つに分類できます。「人間脳」と「動物脳」です。それぞれの機能を簡単に説明します。

人間脳・・・知性や理性を司る。会話をしたり、計算をしたり、考えたりする脳。

いわゆる、高度な機能を持った脳です。

動物脳・・・本能を司る。生命活動(呼吸、体温調整など)したり、感情を司る脳

いわゆる、人間の最低限生きるために必要な脳です。

この2つの脳の関係ですが、普段は「動物脳」が暴れないように「人間脳」がコントロールしている状態です。

3-2 日常生活で例えてみると

わかりやすく日常生活で例えてみましょう。

犬の散歩を思い出してください。犬と飼い主がいます。リードで犬をコントロールしながら散歩します。これを脳に当てはめてみますと、犬が「動物脳」、飼い主が「人間脳」と言い換える事ができます。

狭い道路を散歩していると後ろから車がきました。りードを使って安全な方に犬を誘導します。これと同じで、動物脳が上手く機能するように、人間脳がコントロールしている状態です。

このように、「動物脳」と「人間脳」の関係が上手く成り立って私達の脳は機能しています。

3-3 アルコールを飲むと人間脳の機能が低下する

アルコールを飲んで、最初の段階では「人間脳」の機能が低下するだけです。しかし、さらに、アルコールを飲んでいくと「人間脳」が完璧にマヒしてしまいます。

すると、犬の散歩でリードがない、もしくは飼い主がいない状態になってしまい「動物脳」が暴れだしてしまいます。

そうなるとアルハラ上司は本能だけで行動するようになり(理性が働かない状態)、部下にイッキで飲ませたり、自分の昔話ばかりしたり、怒り出したりしてしまうのです。

3-4 お酒の酔いの程度を確認してみましょう!

酔いの程度は、血液の中のアルコール濃度によって以下の6段階に分けることができます。

酔いの程度によりどんな行動がでてしまうのか?確認しておきましょう。

1(爽快期):血中濃度0.02~0.04%

・楽しく、さわやかな気分になる
・顔の紅潮や皮膚が赤くなる
・判断力が少しにぶる

2(ほろ酔い期):血中濃度0.05~0.10%

・ほろ酔いで冗舌になるなど普段の様子とは変化がみえる
・ボディーランゲッジなど動作が活発になる
・体温が上がる
・脈が速くなる

3(酩酊初期):血中濃度0.11~0.15%

・気が大きくなる
・周囲を気にせず声が大きくなる
・感情的になる
・足元がふらつく

4(酩酊期):血中濃度0.16~0.30%

・千鳥足になる
・何度も同じことを話す
・呼吸が速くなる
・吐き気や嘔吐

5(泥酔期):血中濃度0.31~0.40%

・姿勢の維持ができなくなり立ち上がるのも困難になる
・意識がはっきりしない
・支離滅裂になる

6(昏睡期):血中濃度0.41~0.50%

泥酔期よりも身体機能が低下し酷い場合には、麻痺が脳全体に広がり呼吸中枢(延髄)が抑制され死に至ることもある

参考:KIRIN 知る・楽しむお酒と健康より

「人間脳」「動物脳」の観点から少し説明を加えますと、

1(爽快期)と2(ほろ酔い期)の場合は、人間脳がまだ機能してると言えます。

3(酩酊初期)と4(酩酊期)の場合は、人間脳が機能しなくなり、動物脳が暴れだしている状態です。

例えば、感情的になったり、声が大きくなる、何度も同じことを話すなどは典型的な症状です。

5(泥酔期)と6(昏睡期)になると動物脳ですらアルコールでマヒしてしまって生命活動ができなくなってしまいます。非常に危険な状態(急性アルコール中毒)と言えるでしょう。

4.本当にあった『アルハラです!』と部下に言われた3つの事例

ここでは、実際に起こった事例を3つご紹介いたします。

アルハラを受けた方は相手がどんな気持ちだったのか?考えてみる良い機会ではないでしょうか。

4-1 ドクターストップがかかっているのに飲ませようとする上司

私の両親はお酒が全く飲めません。その遺伝からか私もお酒が飲めません。以前、少量飲酒して体調が悪化したことがあってから禁酒しています。

しかし、お酒を勧められて断ると「注がれて飲むフリだけでもしろ」と先輩・上司から言われました。私は以前、お酒が好きでしたが、体調が悪化して緊急搬送されたのをきっかけに、お酒を飲むフリや匂いだけでも体調が悪くなります。

会社では理解されず苦しいですが、飲み会を中々断ることはできません。飲酒(フリも含め)を進める先輩・上司を許すことができません。

先日の飲み会で、「乾杯の時は口だけでもつけて飲むふりをしろ!!」と言われたので、翌日思い切って上司に「アルハラです!!」と直接みんなの前で泣きながら訴えました。

私の場合は、周りの皆さんに助けて頂いて上司に理解していただいたので、今後「飲むふり」は強要されなくなりました。しかし、上司とは気まずい状況です。

お酒はそばやピーナツアレルギーと同じで、体に摂取するとアレルギー症状をおこしてしまう方もいます。それを分かっていて、お酒を強要することは毒を体に入れる行為と同じです。

この事例は周囲のスタッフに恵まれたようです。例え上司の行為(アルハラ)が明らかに悪くても、噛みついたら退職に追い込まれることが多いです。

4-2 「飲めません」と断るとさらにアルハラがひどくなる上司

職場でアルハラが酷かったです。年齢は20歳後半です。飲み会の内容ですが、、、無茶苦茶すぎて死にそうです。

具体的にはビールのピッチャーを回してイッキ飲み、40度お酒を持ってお酌に来る上司、注がれた酒はイッキに飲めとアルハラの上司などなどです。

回数自体は月2〜3くらいです。こんな飲まされ方をしていたら、その内死人がでると思います。量としては日本酒一升分くらいを一回の飲み会で飲まされます。

飲めないと言うと 「気合いで飲むんだよ」

「飲めないなんてのは聞いてない」 「若手なんだから道化になって飲め」 などなど訳の分からないことを言ってキレられます。これで一応大手企業です。1年は耐えてきましたが、正直限界でした。

同僚も一緒に同じ目に合っていて、あまりにもひどかったので上司に向かってキレました。勇気があるなぁと感心しました。私にはそこまでの勇気がなかったからです。

その飲み会の場はシーンとなったのですが、その後、同僚は標的となりました。私たちは、ボイスレコーダーで録音していたので、同僚と一緒に裁判を起こそうと考えていました。

会社の上層部に証拠をもっていき話したら、アルハラがピタッと止みました。

おそらくですが、上層部(人事部)がこのアルハラ上司を注意したのだと思います。さらに、この上司は他の部署に異動になりました。

勇気を持って行動したことにより、ここまで環境が変わりました。アルハラは世の中から消えてしまえばいいと思っています。

これでも、一部上場大企業です。他の小さな中小企業ではこのようなことが多々起こっているのではないでしょうか?

あまりにもひどいアルハラ上司の言動は録音されている可能性があります。部下も限界です。

物的証拠があれば裁判では、罪とみなされる可能性が高いのです。アルハラ行為は犯罪ですのでやめるようにしましょう。

4-3 付き合いが悪い部下を評価する上司

会社の飲み会で上司と飲むことなどあります。

最初は軽く飲もうって話になって飲みに行ったのですが、飲んでリミッターが外れたのかそんな話は忘れたみたいで結局終電が無くなり夜中に解放されました。

その人は周りからも酒癖が悪いから断ってすぐ帰ったがいいと言われてるアルハラ上司でした。

もう2度といきたくないと思いますが、なかなか断れず、毎度毎度必ずと言ってもいいくらいに夜中に解放されます。付き合い上飲みに行かないといけない場面があり、その上司主催の二次会(自腹)があります。最初は何度か付き合ってたのですが、そんな感じなので最近ほぼ断ってるのですが、帰り際に「お前はないな」など言われ、次の日には「お前はあいつとあいつ以下だ」など会社でよくわからないことをいわれます

また妻が病気なので二次会が難しいですというと「お前は嫁に甘えさせるな」などよくわからないことをいわれます。次の日が怖いです。 これはアルハラになるのでしょうか?私が悪いのでしょうか?

この事例も典型的なアルハラ上司と言えるでしょう。夜中遅くまで連れ回して、付き合いが悪ければ、その事で部下の評価をする。さらに、相手の環境も考えず自分の思い通りにいかなければ、訳の分からない言動を繰り返し相手を不快にする。

完全に人間脳が機能しなくなり、動物脳が暴れだしている状態ですね。

5.アルハラと言われて訴えられる前に確認したい法律

「昨日の飲み会はアルハラです!!」と言われてしまった・・・。

どんな法律で罰せられてしまうのか?気になる上司の方は必見です。

5-1 酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律(通称:酔っ払い防止法)

実は、アルハラを直接罰する法律はありません。

しかし、『酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律(通称:酔っ払い防止法)』と呼ばれている法律があります。

この法律の第2条に

“すべて国民は、飲酒を強要する等の悪習を排除し、飲酒についての節度を保つように努めなければならない。(第2条)”

参考:『酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律(通称:酔っ払い防止法)』

と記載されております。

これは、簡単に言うと酔っぱらって人に迷惑をかけてはいけませんという法律ではありますが、(飲めない人に飲ませたりなどの)アルハラを直接罰することはできませんでした。

5-2 アルハラが法律的に認められた裁判

これまで法律(2008年以前までは)アルハラが違法行為として裁かれることはほとんどなく、アルハラによる飲酒死亡事故などの裁判でも、飲酒したのは「被害者の自主的判断」だとして、これまで、「アルハラ」行為の違法性が認められることはありませんでした。

要するに、“本人が飲めないなら飲まないと断れるはず”という裁判所の判断だったようです。

ところが、2008年に神戸学院大の男子学生がクラブ合宿中に上級生らに「部の伝統」だとして飲酒を強要させられ、急性アルコール中毒で昏睡状態になったにもかかわらず長時間放置されて死亡する事件が発生しました。

遺族が上級生らと大学を相手取って損害賠償請求を行った民事訴訟で、神戸地裁は「心理的に飲まざるをえない圧力をかけた飲酒の強要であり、アルコールハラスメントにあたる」とこれまで立証が難しかったアルハラを初めて法律的に認め、被告原告双方が和解案に合意したのです。

そして、アルハラに対する司法のこの画期的判断により、以後イッキ飲みなどの飲酒強要などが刑事・民事責任を問われる可能性が高まることになったのです。

参考HP:サイバー法律110番 お酒がらみの「アルハラ」にご注意 より一部抜粋

5-3 刑事・民事責任を取らされた場合どれくらいの刑罰になるのか?

具体的には

①無理矢理相手にお酒を飲ませれば「強要罪」(3年以下の懲役)

(例)上司という権限を利用して、相手が嫌がっているのにもかかわらず無理やり飲ませた。
(例)アルコール度数の高いお酒を罰ゲームと言って飲ませた。

②無理矢理お酒を飲ませて急性アルコール中毒にさせれば「傷害罪」(15年以下の懲役または50万円以下の罰金)

(例)会社のしきたり、伝統などといって新人に無理やり飲ませて急性アルコール中毒者がでた。
(例)カラオケボックスで歌の下手な部下に延々と飲ませてアルコール中毒になり翌日欠勤させた。

③飲酒を強要して急性アルコール中毒で死亡させれば「傷害致死罪」(3年以上の有期懲役)の可能性が。さらに、ほかの人の傷害行為を煽れば「傷害現場助勢罪」 (1年以下の懲役又は10万円以下の罰金もしくは科料)に問われる可能性があります。

(例)全くアルコールを受け付けない部下がトイレに行っている間に、お酒とすり替えてそれを飲んで過呼吸となり帰らぬ人となった。

また、酔っぱらって公然と相手を侮辱すれば「侮辱罪」(拘留又は科料)に、他人の秘密を公然とばらして名誉を傷つければ「名誉毀損罪」(3年以下の懲役又は禁錮又は50万円以下の罰金)にも問われかねません。

もちろん、「酔っていたから」という言い訳は通用しません

さらに、泥酔者を放置すれば「保護責任者遺棄罪」 (3月以上5年以下の懲役)に、必要な保護をせずに放置して死亡させれば「遺棄等致死傷罪」(保護責任者遺棄罪と傷害罪の重い方の刑)が適用される可能性がありますので、くれぐれもお酒の席での言動には注意してください。

飲み会の幹事を引き受けた方は責任を取らされる可能性がありますので注意が必要です。くれぐれも酔っぱらいを放置しないで下さい。

6.アルハラ加害者にならないための実践的な5つの対策

部下は上司に気を使い自分の都合を言いにくいものです。したがって、多少は上司が部下のことを気遣い、声をかける必要があります。

「なんで上司の俺が部下の気を使わないといけないんだ」そう思われた方もいらっしゃると思いますが、実はその考え、思考をお持ちの方はアルハラ言動をしている可能性があります。

ぜひ、以下に記載します対策を心がけて下さい。

どのように声をかけるべきか? どのような態度であるべきか? アルハラ上司と呼ばれないための対策をご紹介致します。

6-1 お酒がのめるかどうか部下に一言聞く

「今日、お酒は飲める?」

この一言があれば、部下は様々な情報をくれます。

例えば、「ビール1杯だけなら・・・」「今日は飲めません。」「とことんお付き合いします。」

酔う前に相手の状況を聞いて把握し、相手の都合を理解する必要があります。

そして、この一言があれば部下も言いやすい環境になり、こちらのことを理解してくれる!!と感じてくれて信頼感が増します。

しかし注意が必要なのは、相手の都合を聞いたのにも関わらず、酔っ払ってしまいアルハラ言動をしてしまうと逆効果に成りますので気をつけましょう。せっかく部下と楽しく飲もうとしたのに台無しになります。

自制心は忘れないようにしましょう。

6-2 相手の訴えに耳を傾ける

「すみません嫁が体調悪くて今日は飲めませんし、早く帰らせてください。」
「お酒を飲むと頭が痛くなってしまいます。」

上司のお酒のお付き合いをしたいのは山々ですが、中には体調の都合や家庭の事情で飲めなかったり、早めに帰ったりすることもあります。

それを、無理やり上司の都合で変えてしまう。それは、アルハラでもありパワハラ行為でもあります。

相手の訴えに耳を傾けることによって、お互い嫌な気分にならずにすみます。再び飲み会が決まり、部下の都合が合えば快く参加してくれることでしょう。

6-3 酔った時の自分の言動を把握する

これは、アルハラ上司だけではなく、お酒を飲むすべての方に共通で言えます。

“自分の酔う量を把握する”

例えば、「ビールだと3杯飲んだら言動がおかしくなる」「焼酎だとロックで1杯」みたいに具体的に知っておく必要があります。自分で飲む量が調整できない方は周囲の人に、酔う量を伝えておいて止めてもらうことも必要でしょう。

さらに、酔っ払ったらどうなってしまうのか?どんな言動をしがちなのか?

自分の事を知る、周りから教えてもらうことも必要です。

飲み会で迷惑をかけて、昨日の事は覚えてません!!では相手の信頼感はガタ落ちです。

6―4 自分の価値観ばかり押し付けない

「俺の注いだ酒は飲め、もちろんイッキで」
「飲むことも仕事の一環だ」
「女性はお酌するのが当たり前」

こんな発言ばかりしていると部下は気分が良くないのは当然です。

世の中には全くお酒が飲めない“お酒アレルギー”の方が1割はいるようです。それでなくても上司と飲みに行くのは色々気を使うことが多いので、あまり気の進まない人が多いです。

そんな中、上司の価値観ばかり押し付けられては嫌気が差すのは当然のことです。

6-5 軽いノリで飲ませるのはやめる

比較的若い上司と部下の関係の場合、無茶な飲ませ方をする上司もいます。いわゆる“大学のノリ”です。

イッキコールでイッキ飲みをさせたり、アルコール度数の高いお酒を無理やり飲ませたり、トイレに行っている間にアルコールを飲み物に入れたりなど、軽いノリで飲ませるのはやめましょう。この手の飲み会は「急性アルコール中毒」が出やすい傾向にあります。

部下がお酒を飲めるからといってキケンな飲ませ方はやめましょう。

1人1人お酒を飲めるペースは違います。

ましてや、イッキ飲みなど百害あって一利なしです。楽しんでいるのは自分だけだと思いましょう。

7.まとめ

公益社団法人アルコール健康医学協会では、お酒の適正な飲み方やマナーを周知することを目的として、「適正飲酒の10か条」(平成20年5月改訂)を定めています。

その中の最初の1項目をご紹介いたします。

“1.談笑し楽しく飲むのが基本です。”

まさに、これがお酒の目的でしょう。食事をしながら、楽しくお酒を飲む。いつも一緒に仕事をしている仲間と親睦を深める。お酒が飲めない人でも楽しめる飲み会。しかし、アルハラ上司の言動により目的が果たされないどころか、苦痛に変わってしまいます。アルハラは人に迷惑をかける行為です。

部下から「アルハラです」と言わないためもう一度読んでいただき、この記事をお役立て下さい。

なお、私は企業におけるハラスメント対策もまた、本質的な解決が可能だと考えています。メンタルケアおよびハラスメント対策をお考えの企業の方は、以下に無料相談のご案内をしておりますのでご利用ください。なお、私は企業におけるハラスメント対策もまた、本質的な解決が可能だと考えています。メンタルケアおよびハラスメント対策をお考えの企業の方は、以下に無料相談のご案内をしておりますのでご利用ください。

 

知らなかったでは済まされない!6つの事例から学ぶセクハラ対策

セクハラ 対策

男性にとっては、過ごしにくい世の中になったと思いませんか・・・!?

仕事場で、女性社員と何気ない会話中に「それってセクハラですよ!」自分が知らないうちに「セクハラ上司!!」「○○さんはセクハラするから・・・」など噂がめぐりめぐる・・・

「えっ俺が何かした?・・・」そんな人も中には多いのではないでしょうか?

本当に女性の体を触ったり、セクハラ言動で楽しんだりと実際はそういう方の方が多いでしょう・・・でも『間違われた、そんなつもりはなかった』そんな方もいると思います。

少しでもそうならない為に知識を知っておくと今後の役に立つと思います。そんな方の力になれればと思います。

1 セクハラとは

セクハラとは、(セクシャルハラスメントの略語です。)性的嫌がらせ、または相手の望まない性的言動です。簡単な話、相手が不快に思った事などはセクハラになりやすいと言うことですね。

これまたやっかいで、セクハラは区別が非常に難しい問題です。最低限どんな事がセクハラなのか知識として知っておくことは大切でしょう。

セクハラとは大きく分けて2つに分類されます。

1つ目は『対価型』職場の地位や役職を利用して解雇、降格、減給など不利益をあたえるもの
2つ目は『環境型』性的嫌がらせを受けた人が不快を感じ職場環境が悪化する

さらに環境型には大きく分けて3つに分けられます。

視覚型・・・・卑猥なポスターを貼る、服装や振る舞いなど
発言型・・・・性的冗談を言う・私生活上の秘密の噂を意図的に流す
身体接触型・・お尻や胸を触る、不用意に触る 

などです。

また曖昧ですが、本人が嫌がっていなければセクハラに該当するかどうかは相手次第になってしまいます。ただし、周りが見ていて不快(嫌)な思いをしていれば、訴えられたりする場合があります。

2 6つの事例から学ぶ!セクハラの事例

では具体的にどういう行動なのかわかりやすく見てみましょう。

2-1 しつこく食事に誘う

よく聞く話ですが、男性が女性をしつこく飲みに誘う、誘いを拒み続けたら、態度が急変して冷たくなった。嫌がらせなどが増えたなど、そう言った事が多くあるようです。これは、対価型に当てはまるでしょう。

2-3 性的な発言

ついつい会話の中で性的な冗談(シモネタ)や質問などを言ってしまったりする人もいますが、これは相手が不快な思いをしていれば当然セクハラになってしまいます。これは、発言型に当てはまります。

2-3 無意味な接触

相手が望んでもいないのに、肩に手を置いたり(肩もみ)手を握ったり(物を取ってもらう・渡す時など)と、意味の無いボディータッチ。当然の事ですが、お尻、胸、髪などを触ったりするのは代表的なセクハラになります。これは身体接触型に当てはまります。

2-4 画像や写真など

卑猥なポスターを貼ったり、セクシーな水着、過激なグラビアなど掲載されている雑誌を無理やり女性に見せたりして不快な思いを相手がした場合など視覚型セクハラに当てはまります

他にも変な噂を流すや「女(男)のくせに」「女(男)には無理」「女(男)らしくしろ」などそういった事もセクハラに該当する場合がありますので気をつけましょう。

さらに、こんなケースもあります。

2-5 腹いせにセクハラ

腹いせセクハラとは、注意をされたり、気になる人が他の人とも仲良くしていることを知ったときなどに、その腹いせとして親しかったころのお互いが合意の上だったとしても、一方的なセクハラであったと「でっちあげる」訴えのことであると言われています。

2-6 逆上型セクハラ

女性から積極的なアプローチがあったにもかかわらず、不仲になった後に「じつは初めから嫌だったけれど、断れなかった」などと訴えることもあると言われています。

3 知っておきたい!セクハラについての法律あれこれ

セクハラに関する法律を調べてみました。

◎男女雇用機会均等法

「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等女子労働者の福祉の増進に関する法律」この中でも第11条がセクハラなどに適応する項目の内容となっているようです。

抜粋をあげます。

第11条

事業主は、職場において行われる性的な言動に対するその雇用する労働者の対応により当該労働者がその労働条件につき不利益を受け、又は当該性的な言動により当該労働者の就業環境が害されることのないよう、当該労働者からの相談に応じ、適切に対処するために必要な体制の整備その他の雇用管理上必要な措置を講じなければならない。

2 厚生労働大臣は、前項の規定に基づき事業主が講ずべき措置に関して、その適切かつ有効な実施を図るために必要な指針を定めるものとする。

参考:男女雇用機会均等法より

男女雇用機会均等法も平成18年度に改正などされているみたいです。

3-1 加害者に対しての賠償請求に関する法律

3-1-1 民法第709条「不法行為」

故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。

3-1-2 民法第710条「不法行為」

他人の身体、自由若しくは名誉を侵害した場合又は他人の財産権を侵害した場合のいずれであるかを問わず、前条の規定により損害賠償の責任を負う者は、財産以外の損害に対しても、その賠償をしなければならない。

3-1-3 民法第723条「名誉毀損

他人の名誉を毀損した者に対しては、裁判所、被害者の請求により、損害賠償に代えて、又は損害賠償とともに、名誉を回復するのに適当な処分をめいずることができる。

3-2 加害者の刑事責任を追及する法律

現在、「セクハラ」「パワハラ」という表現を用い、犯罪としてこれを直接禁じる法律はありませんが、そうなり得るそれぞれの行為の中で悪質(最悪)な場合については、下記にあるような刑法に基づいて刑事処罰を与えることも可能です。

3-2-1 刑法第204条「傷害」

人の身体を傷害した者は10年以上の懲役、又は30万円以下の罰金もしくは科料に処す。 (精神的苦痛による体調の悪化に対しても適用)

3-2-2 刑法第223条「強要」

生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、又は暴行を用いて、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者は、3年以下の懲役に処する。

3-2-3 刑法第230条「名誉毀損」

公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役、もしくは禁錮、又は50万円以下の罰金に処す。

3-2-4 刑法第231条「屈辱」

事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱した者は、拘留又は科料に処する。

4 セクハラの対処方法

少しでもそうならない(訴えられたり)為に気をつける事など、ここではご紹介したいと思います。

女性との何気ない会話です。

男「今日はスカートなんですか」
女「なんでですか?」
男「あんまりスカート姿見たことないから」
女「えっ・・・そうですか?」

どうですか?

男性からしてみれば、何気ない会話だったはずです。ただこれが女性側からしてみれば、不快な思いをする人もいるかもしれません。

ではこの会話が女性に親しい人(彼氏)からだと女性は不快におもうでしょうか?普通の会話としてなりたつと思います。

何気ない会話でもお互いが不快に思った時点でそれはセクハラになってしまう危険性が高いので人間関係などしっかりと気付いていく事などが大切な事といえるでしょう。

本人にそのつもりがなくても相手が不快だと思うことはあると思います。知らないうちにそういう行動や言動をしているかもしれません。

ではセクハラで訴えられたり間違われたりしない為に、次の事に気をつけましょう。

・相手の人格を尊重することが大切です。

・親しさを表すつもりの言動などであっても、自分の意図や考えとは別に相手を不快に感じさせることがあります。特に性に関する言動は受けとり方で個人差があることに注意しなくてはなりません。

・相手が拒否したり、嫌がっていることが分かったら、二度と同じ行動をとらないように することが大切です。また、相手の抗議を受けたら、すぐに謝ることも大切(必要)です。

・相手は職場関係や人間関係を考慮して、拒否や不快である意思表示をすることができな い事もある、と言うことを念頭に置く必要があります。

(「上司だからはっきり言えない」「仕返しされるかもしれない」「思い出したくもない」)など

・ セクシャルハラスメントは職場の中だけでなく、勤務時間終了後の宴会の場などで起こることがあります。十分気をつけましょう。

・自分の言動・行動が「相手にとって不快な性的なもの」にあたるかどうか迷う場合には、次のような基準に当てはめて振り返ってみることも必要です。

・ 自分にとって大切な人(親、配偶者、子ども、兄弟姉妹等)が同じような言動・行動を受けても、「たいしたことではない」と言えるかどうか。

・その場に自分の身内がいても同じような言動・行動ができるかどうか。

・その言動・行動を周囲の人に見聞きされても、気にしないでいられるかどうか。

・部下や同僚が他の上司から同じような言動を受けて悩んでいる場合でも、「我慢しろ」と言い切れるかどうか。

セクハラと間違われない(言われない)為に気をつける事は、自分の大切な人がもし同じようなことをされたら、と考えることが事前にセクハラを防ぐいい考えなのかもしれませんね。

セクハラ加害者チェックシートです。参考までに是非やってみてください。

5 まとめ

普段何気なくとっている行動、発言が相手を知らないうちに不快な思いにさせている場合がある、不快に思った時点でそれがセクハラになってしまうかもしれません。

セクハラと言う言葉は今では有名な言葉になってしまいましたが線引きはとても曖昧なものと言えるでしょう。もしかしてセクハラかな?と思った時は、相手の気持ち又は自分の大切な人がされたらと考えてみてください。頭の片隅にでも残っていれば幸いです。

なお、私は企業におけるハラスメント対策もまた、本質的な解決が可能だと考えています。メンタルケアおよびハラスメント対策をお考えの企業の方は、以下に無料相談のご案内をしておりますのでご利用ください。なお、私は企業におけるハラスメント対策もまた、本質的な解決が可能だと考えています。メンタルケアおよびハラスメント対策をお考えの企業の方は、以下に無料相談のご案内をしておりますのでご利用ください。

4人に1人が被害者に?絶対に知っておきたいマタハラの原因と対策

「子供のことを第一に考えないとダメだろう?」
「妊娠だからといって特別扱いはしないから」
「定時で帰れるなんてうらやましい」

このような職場などでの何気ないひとことで傷ついたことはありませんか?

それは最近メディアにも取り上げられてよく耳にするようになった「マタハラ」かもしれません。そして、メディアで取り上げられているのは氷山の一角に過ぎません。

またマタハラ被害者の中には、マタハラに関する知識や法律などの知識がほとんどないがために泣き寝入りのような状態で苦しんでいる方も少なくないようです。

「これってマタハラなのかわからない・・・」
「どうしたらいいの・・・?」
「どこに相談していいのかわからない・・・」
「職場に行くのが辛い・・・」

このようなマタハラに関することでお悩みの方はお役立てください。

1 マタハラの定義

マタハラとは「マタニティハラスメント」の略称です。

働く女性が妊娠・出産をきっかけに職場で精神的・肉体的な嫌がらせを受けたり、妊娠・出産などを理由とした解雇や雇い止め、自主退職の強要で不利益を被ったりするなど不当な扱いを受けることを指します。

2 マタハラの4つの種類とその原因

マタハラは以下のように大きく4つのタイプに分けられます。

2-1 マタハラの種類(1)昭和の価値観押し付け型

「子どものことを第一に考えないとダメだろう」「君の事を心配して言っているんだ」「旦那さんの収入があるからいいじゃない」という言葉から「だから、辞めたら」と続くマタハラです。これには性別役割分業の意識(男は仕事、女は家事という考え方)が根付いていて、女性は妊娠・出産を機に家庭に入るべきであり、それが幸せの形だと思い込んでいることが原因で起きてしまうマタハラです。

このタイプは、誤った価値観から起きてしまうマタハラのため悪意はなく、だからこそ非常にやっかいな存在だといえます。

2-2 マタハラの種類(2)いじめ型

「迷惑なんだけど」「休めていいよね」「自己中」「ズルしてる」などこころのない言葉を浴びせるマタハラです。妊娠・出産で抜けた業務の穴はカバーしないといけません。人員が充足している職場であればいいのですが、不足している職場だと穴埋めのために他の人へ負担がかかってしまい、この負担に対するストレスや不満がマタハラにつながってしまいます。

2-3 マタハラの種類(3)パワハラ型

「時短勤務なんて許さない」「夕方帰る正社員はいらない」「妊婦でも特別扱いはしない」などの、長時間労働を強制するパワハラ型のマタハラです。日本には長時間働けて一人前という労働文化があります。

産休・育休・時短勤務といった法律的に正しい制度を特別なものと考え、利用することを良しとしない風土が職場に存在し、これがこのマタハラの原因となっています。

2-4 マタハラの種類(4)追い出し型

「残業出来ないと他の人に迷惑でしょ」「子どもが出来たら辞めてもらうよ」などの労働環境から排除するタイプのマタハラです。驚くべきことに、国の労働に関する法律を無視し「慣例」を優先するような会社がいまだに数多く存在しています。

これは明らかに違法行為であり、このような法律・制度の認識や法律順守の意識の低さがこのマタハラの原因となっています。そしてマタハラ被害の多くがこの追い出し型であり、これが今の日本の現状です。

3 マタハラ被害はこんなにも深刻だった!マタハラの現状

「マタハラを受けているのは私だけなのではないか・・・」とお思いの方もいると思いますが、実は見えないところ・気づかないところでマタハラが行われている可能性があります。

では実際にはどのくらいの方がマタハラの被害を受けているのでしょうか?

3-1 4人に1人がマタハラ被害者

以前に連合非正規労働センターが実施したマタハラに関する意識調査では、ある職場でマタハラをされた経験があるか?という質問に対して25,6%の女性が「経験がある」と答えています。この数字を見るかぎり職場におけるマタハラが深刻な問題になっていることが分かります。

3-2 マタハラの加害者に多いのは?

以下に示すデータはマタハラnetのWebサイトによる、誰からマタハラを受けたのかという調査結果になります。

第1位「直属の男性上司」
第2位「男性の経営層・人事」
第3位「直属の女性の上司」

出典:matahara net

このデータを見るとやはり男性の上層部からのマタハラが多いことがわかります。本来であればマタハラ被害者を守るべき立場にいる人たちがマタハラをしているという非常に恐ろしい実態です。

これらに関しては2章のマタハラの原因のところで述べたように、日本の労働文化の影響が背景にあると考えられます。

しかし、意外と女性の上司からのマタハラも多いというデータも出ており、同僚からのマタハラという視点で見た場合においては、男性よりも女性の方が多いようです。

このことに関しては、今まで子育てを経験してきた世代の方たちが、「自分たちの時はこんなにも苦労したけど頑張ってやってきた」という経験を重ね合わせて「甘えているのではないか?」という意識も持っていることが背景にあると考えられます。 

3-3 マタハラ体験談

マタハラ被害にはどのようなものがあるのでしょうか?ここではマタハラのタイプ別に事例をご紹介いたします。

3-3-1 昭和の価値観押し付け型

・人事から、「旦那さんだって働いてるんだから、無理して働かなくても違う生き方があるんじゃないか」と言われた。

・「シングルマザーでないのだから、経済的に困ってないだろうから、無理して働くことはない。妊娠中は何があるかわからない、迷惑がかかる前に辞めるべき」と言われた。

・「子供を3人も育てながら正社員の総合職は大変でしょう?実務職に変更できる制度もあるんだからね」と言われた。

・「子供にお母さんは必要だ。家で面倒を見るべきじゃないのか?」と言われた。

3-3-2 いじめ型

・妊娠が発覚したとき、「おめでとう」ではなく「仕事が増える」と嫌味を言われた。

・流産した時に会社を7日間程休んだ時、「この忙しい時に休みやがって」と嫌味を言われた。

・復帰しても「どうせ子どもを理由に休むんでしょ?」と嫌味を言われた。

・「妊娠・産休・時短はみんなに迷惑だと思わないか?」と言われた。

3-3-3 パワハラ型

・「降ろす覚悟で働け。一生懸命しないと更新はない。妊婦として扱うつもりもない。特別扱いするつもりもない」と言われた。

・悪阻がひどくて点滴をしながら生活をしていました。電車に乗ると貧血で倒れてしまう中で、上司3人に呼び出され、「本当に仕事する気があるのか!」と恫喝され、妊娠は自己責任だと罵られた。

・結婚して妊娠した後、残業や営業の仕事が普通にできるの?と言われた。

3-3-4 追い出し型

・「残業できないベテランより、いくらでも残業できる新人のほうがマシ。残業できないなら戦力にならないから必要ない」と言われた。

・「通常の制服が着られなくなった時点で辞めてもらいます」また(産休明けに復帰したいという申し出に関して)「産休は取れないので退職という形になります」と言われた。

・産休の手続きをお願いしたのに、退職の手続きをされていた。

・「子どもを堕ろさないなら仕事は続けさせられない」と言われた。

・入院が長引いてしまい、診断書を提出して休職していたら、突然「明日から出勤できないなら退職」と理不尽な要求をされた

4 マタハラ被害から身を守るためには

第2章で述べたようにマタハラは、

・男は仕事、女は家事という考え方
・職員に対する業務内容及び業務量のマネージメント不足
・長時間働けて一人前という労働文化の根付き
・妊娠・出産に関する法律・制度の認識や法律順守の意識の低さ

などが原因であるため、被害者個人で立ち向かうには非常に困難であると考えられます。そのため、妊娠出産に関する法律の知識を身に付けること、第三者に相談すること、ハラスメント防止の研修を導入することが重要だと考えられます。

以下にこの3点を詳しく述べていきます。

4-1 妊娠・出産に関する法律の知識を身に付ける

日本には妊娠した女性を守るための法律(男女雇用機会均等法、労働基準法)が存在しますが、驚くべきことに、未だにこれらの法律を無視したマタハラ被害が後を絶ちません。

このようなマタハラは、法律の知識を身に付けてさえいれば未然に防ぐことができた可能性があるにもかかわらず、法律の知識がないため言われるがままにつらい環境で働いていたり、退職せざるを得ない人も多いのが現状です。ですので、まずは自分が知識を身に付けて自分の身を守る態勢を整えるようにしましょう

以下に妊娠した女性を守るための2つの法律についてご紹介いたします。

4-1-1 男女雇用機会均等法について

男女雇用機会均等法第9条「妊娠・出産を理由とする不利益取り扱いの禁止」
従業員の妊娠・出産にあたり、解雇・降格・減給等をすることは禁止されています。不利益取り扱いと考えられる内容は、以下のようになります。

・解雇する
・有期労働者の契約を更新しない
・退職又は非正規社員へ変更を強要する
・降格させる
・本人の意思と関係なく自宅待機させる
・減給又は賞与に不利益な査定を行なう
・昇給・昇格の不当な人事評価を行なう

男女雇用機会均等法第12条「保健指導または保険審査を受けるための時間の確保」
妊婦・産後の方が、保健指導を受けるための時間の確保が法で保護されています。

・妊娠中(妊娠23週まで4週間に1回、妊娠24週~35週まで週に2回、妊娠35週~出産まで1週間に1回)
・産後1年間(医師等の指導により必要な時間を確保する)

男女雇用機会均等法第13条「指導事項を守ることができるための措置」
妊婦・産後の方が、医師の指導を受けた際に、会社は必要な処置を取らなくてはなりません。

・妊娠中の通勤緩和(通勤時間を遅らせたり、勤務時間を短くする)
・妊娠中の休憩(休憩時間の延長・休憩回数の増加)
・妊娠中及び産後の症状(作業の制限・休業)

4-1-2 労働基準法について

労働基準法第65条第1・2項「産前・産後休」
 産前6週間から、産後8週間は、女性を労働させることが出来ません。(産後6週間以降は、医師から認められ、女性からの請求があれば働くことが出来ます。)

労働基準法第65条第3項「妊婦の軽易業務転換」
妊婦からの請求があれば、簡易的な業務に転換させなくてはなりません

労働基準法第64条の3「妊産婦等の危険有害業務の就労制限」
妊娠中・産後の女性を工場の大型機械や、高温・低温、有害ガス等の生じる事業場に就かせることは出来ません。

労働基準法第66条第1項「妊産婦に対する変形労働時間制の適用制限」
妊娠中・産後の女性の請求があれば、変形労働時間制の1日8時間、1週間40時間の法定労働時間を超えさせることは出来ません。

労働基準法第66条第2・3項「妊産婦の時間外労働・休日労働・深夜業の制限」
妊娠中・産後の女性から請求があれば、時間外労働・休日労働・深夜労働を行わせることは出来ません。

労働基準法第67条「育児時間」
出産後の女性は産後1年間、1日2回30分以上の育児時間を請求することが出来ます。

これらの条件に違反した事業主には行政による是正指導・勧告がなされ、これに応じない事業主は企業名公表の対象となります。またこれらの禁止事項は正職員だけでなく派遣やパートなどを含む全労働者が対象となります。  

4-2 第三者に相談する

マタハラ被害においては、妊娠・出産・育児中に行われるハラスメントのため、女性が権利を主張できず、泣き寝入りするケースが多いのが実情です。

マタハラを受けていると判断した場合は、決してひとりでは悩まず、相談窓口を利用しましょう。 以下に職場内・外の2つに分けて相談窓口をご紹介いたします。

4-2-1 職場内の相談窓口

職場内の人

社内の人に相談する際は、「仲の良い同期や、バリバリ仕事ができる上司」ではなく、実際に出産されて、子どももいながら働いている方が良いでしょう。

一度、妊娠・出産して復職された方からが、一番理解を得ることが出来ます。

職場のハラスメント防止窓口

職場内でハラスメント防止に関する窓口がある場合は、守秘義務を確認した上で、一度そちらを利用してみるという方法もあります。

4-2-2 職場外の相談窓口

厚生労働省 雇用環境・均等部(室)

これは雇用に関する相談を受け付け、必要に応じて事業主への是正指導や調停・斡旋等を行っている機関です。匿名での相談が可能で、電話相談は無料です。なおご相談する際にはあなたの会社所在地を監督している労働局雇用均等部に連絡してください。

日本労働弁護団ホットライン

法律の専門家である弁護士への電話無料相談です。弁護士に相談すると必ずしも裁判に進むというわけではなく、適宜アドバイスをもらうことも可能です。

なお電話相談の結果、弁護士の事務所での面接相談を希望される場合は、面接相談について費用がかかることがあります。費用の金額に関しては、担当弁護士にお尋ねください。

女性ユニオン東京

これは個人で加入できる合同労働組合です。労働組合に加入すると職場への団体交渉(団交)が可能になります。無料電話相談(月曜・水曜日の12-14時、16-19時のみ)、相談員による面談(完全予約制)も可能です。

※団体交渉とは、労働組合が会社側と労働協約の締結やその他事案について交渉することをいいます。

働く女性の全国センター(無料電話相談)

解雇、退職勧奨、いじめ、長時間労働、転勤、産休、育休などの職場の悩みの無料相談を実施しており、毎月5・10・15・20・25・30日の18時~21時で相談を受け付けています。

継続的に相談されたい方は、完全予約制・有料版サービスもあります

マタハラnet 相談窓口

これはマタハラに関する相談受付や、公共窓口・法律窓口の紹介を行っているサイトです。

希望があれば、弁護士の先生の無料メールアドバイスもあります。 また、先輩被害者が取った解決の手段を直接聞ける少人数のお茶会や、弁護士の先生の無料アドバイスがある交流会なども開催しているようです。

4-3 ハラスメント防止の研修を導入する

会社内のハラスメントに対しては国家でも大きな問題として捉えています。国は積極的にハラスメントの研修を受けるように会社に対して指導しています。会社としても、社内でハラスメント行為があることは好ましくありません。ハラスメントの研修を導入するように促しましょう。

実際に、ハラスメントの教育を取り入れてから、ハラスメントの発生件数が減っているというデータもあります。マタハラnetが行っているセミナーや教材を利用されると良いでしょう。

5 まとめ

マタハラは最近よく耳にするようになりましたが、それはほんの一部に過ぎず、みなさんが思っている以上に数多く存在します。

マタハラ被害から身を守るためには、決して1人で悩んではいけません。まずは法律の知識を身に付けること、第三者に相談すること、ハラスメント防止の研修を導入することが大切です。

今マタハラ被害で悩んでいる方は今回の記事をぜひご活用ください。

参考HP:http://www.mhlw.go.jp/
                  http://www.mataharanet.org/

なお、私は企業におけるハラスメント対策もまた、本質的な解決が可能だと考えています。メンタルケアおよびハラスメント対策をお考えの企業の方は、以下に無料相談のご案内をしておりますのでご利用ください。

上司からのパワハラ!会社を辞めずにパワハラを辞めさせる方法

仲のいい同僚と久しぶりに昼食をとり、最近の仕事について相談をしていると同僚が一言

「それって、お前、パワハラじゃないのか?」

自分でも薄々、気づいている場合もあると思いますが、このように気づかない場合も。友達や同僚から言われて、「そうかもしれない・・・」と思うこともあるでしょう。

では、パワハラとはどのようなものを指すのでしょう?

パワハラとは

職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働くものに対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与えるまたは、職場環境を悪化させる行為をいいます。

上司から部下へいじめ・嫌がらせを指して使われる場合がおおいですが、先輩・後輩間や同僚間、さらには部下から上司に対して行われるものもあります。

参考HP:明るい職場応援団

1 【裁判例付】パワハラの4つの事例

では、パワハラと呼ばれるものはどのようなことが起きているのか。実際に起きた例と、それに対する法的な処置としての裁判例はどのようなものがあるか紹介します。

1−1 上司の注意指導とパワーハラスメント

概要

製造業A社の工場に勤務していたBの片付けの不備、伝言による年休申請に対し、上司CがBに対して反省文の提出などの注意指導を行った。Bは「上司Cの常軌を逸した言動により人格権を侵害された」と主張してA社および上司Cに対し、民事上の損害賠償請求をした。

判決

注意、叱責したことは指導監督する上で、必要な範囲の行為。上司Cの、反省文の作成や後片付けの再現を求めた行為は裁量の範囲を逸脱しているとして、A社と上司Cに対し、連帯で15万円の損害賠償支払いの判示

1−2 先輩によるいじめと会社の法的な責任

概要

D病院に勤務していた看護師Eは、先輩看護師Fから飲み会への参加強要や個人的用務の使い走り、何かあると「死ねよ」と告げたり、「殺す」などといった暴言などのいじめを受け、自殺した

判決

先輩看護師FのEに対するいじめを認定。先輩看護師FにEの遺族に対し損害賠償金1000万円を命じ、D病院に対して、先輩看護師Fと連帯で500万円の損害賠償支払い判示される

1−3 パワハラ放置に基づく会社の損害賠償責任

概要

コンピュータネットワークの構築などを業とするG社の契約社員で会ったHが、部長Iによるパワハラこうになどにより、3ヶ月の自宅療養を要する抑うつ状態および身体化障害と診断されたところ、G社には、これを知っていたにもかかわらず放置したなどの過失

判決

部長Iが、Hにつき業務について満足な指導を受けることができないことを知り得る状況にありながら、会議の席上で厳しくHの仕事ぶりを揶揄、金品を要求するような言動や退職を勧めるような言動は不法行為にあたる。部長IおよびG社に連帯し55万円の支払い判示

1−4 経営者によるパワハラ

概要

職業紹介などの事業を業とするJ社に雇用されていたKが、J社の代表取締役であるLなどから執拗にパワハラを受けたとして、J社および社長Lに対し、不法行為などに基づく損害賠償請求をした。

判決

社長LのKに対する「マジでムカつく、お前」「本当にいなくなってほしい」などチャットにおける一連の発言および違法な業務命令や多額の損害賠償義務があることを自認させて心理的負荷をかけることを目的とした計6通の始末書の作成指示。社長LはJ社と連帯して、50万円の慰謝料を賠償するように判示

以上のように職場のパワーハラスメントの実態は様々であり、対策に決まった正解はありません。

ただ、パワハラを受けた方の心理的負荷は大きいものと推測できます。

2 どこからがパワハラなの?パワハラの基準とは

どこからがパワハラに当たるのか?という疑問が付いてくる方もいるでしょう。

確かに、「業務上の指導との線引きが難しい」との指摘がありますが、個人の受け取り方によっては、業務上必要な指示や注意・指導に不満を感じたりする場合でも、これらが業務上の適正な範囲で行われている場合には、パワハラに当たらないことになります。

2−1 これはパワハラではない

例えば、これらはパワハラに当たると言えません。

  • 度々遅刻してくる社員に対し、部署の皆の前で叱責する
  • 成績の振るわなかった社員に対し、相応の悪い評価をつけて、成績向上をうながす
  • 「就業規則」や「服務規程」で謳われていることに関する注意をする

2−2 パワハラと熱血指導の違い

パワハラの問題を議論する時に必ず上がるのが、熱血指導との線引きの問題だと思われます。パワハラというともちろんマイナスイメージですが、熱血指導というとプラスイメージがあることでしょう。

仕事で結果を出すためには、ときには厳しい指導も必要でしょう。上司が部下に指導するうえで、それが熱意のある指導か、あるいはパワハラにあたるのか判断するのはひじょうに難しいところです。

ひとつの判断基準となるのは、「特定の個人に対する人格否定」が含まれているかどうか。そして、それによって「働く環境が悪化したり、雇用に不安を与えている」かどうかです。自分たちもこの程度の叱責は受けてきた、と思う人もいるかもしれませんが、自分がやられたことを他人にも行っていいという理屈は通用しません。

3 パワハラの6つの種類

職場のパワーハラスメントの行為としては、大きく分けて6種類あります。

  • 身体的な攻撃
  • 精神的な攻撃
  • 人間関係からの引き離し
  • 過大な要求
  • 過小な要求
  • 個の侵害

以上に分けられます。

3−1 身体的な攻撃

暴行や障害を与える行為です。例えば

  • 足でけられた。
  • 胸ぐらをつかまれる
  • 髪の毛を引っ張られる
  • 火のついたタバコを投げられる
  • 頭を小突かれた

などが挙げられます

3−2 精神的な攻撃

脅迫したり、名誉毀損を起こす・侮辱する・ひどい暴言を吐くなどの行為です。

例えば、

  • 皆の前で大声で叱責され、物を投げられた
  • ミスを皆の前で大声で言われる
  • 「お前、何しに会社に来てんの?もう帰れ」と言われた。
  • 同僚の前で無能扱いする言葉を受ける

などです。

3−3 人間関係からの切り離し

他の人からの隔離をしたり、仲間はずれにする・または無視する行為です。例えば

  • 挨拶しても無視され、会話をしてくれなくなった。
  • 報告した業務への返答がない
  • 部署の食事会に誘われない。
  • 上司から「私の手伝いをするな」と言われた。

などが挙げられます。

3−4 過大な要求

業務上明らかに不要なことや、遂行が不可能なことを強制したり、仕事の妨害をする行為です。例えば、

  • 終業間際に、過大な仕事を毎回押し付けてくる
  • 一人では無理だとわかっている仕事を一人でやらせる。
  • 休日出勤しても終わらない業務を強要する

などです

3−5 過小な要求

上とは反対の、業務上の合理性がなく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じる・または、仕事を与えない行為を言います。

  • 一度失敗しただけで、その業務はしばらくしなくて良いと言われた。
  • 営業なのに、買い物・倉庫整理などを必要以上に強要される。
  • 草むしりを永遠とさせられる

などがこれに当たります。

3−6 個の侵害

私的なことに過度に立ち入る行為です。例えば、

  • 交際相手の有無について聞かれ、過度に結婚を推奨される。
  • 個人の宗教を、皆の前で言われ、否定、悪口を言われた
  • 休みの理由を根掘り葉掘り聞かれる

などが挙げられます。

4 当てはまったら要注意!パワハラが起きやすい環境

パワハラが起きてしまう職場と、パワハラとは無縁のような職場があるのは否めません。もし起きやすい環境であれば、普段であれば、問題ない上司でもパワハラを起こしてしまうかもしれません。

パワハラの起きやすい職場は3つの特徴があります。

  • 個人の裁量の幅が広い組織
  • 個人の裁量の幅が狭い組織
  • 閉鎖的な環境が強い組織

個人の裁量の幅が広い組織

上司一人での裁量の幅が大きいので、自分がルールだと勘違いしてしまい、気分のままに部下を振り回してしまうことが考えられます。

個人の裁量の幅が狭い組織

上司での判断での許容が少ないため、細かいことでネチネチとケチをつけてくる可能性があります。

閉鎖性の高い組織

オープンではなく、閉鎖的であればあるほど、上司の顔色を伺う風習が出てしまい、結果上司の言動や態度に対して行動せざるをえない状況に陥る可能性があります。

5 加害者と被害者の特徴

実は、パワハラを行う上司は、パワハラと認識する人もいますが、多くは、パワハラを起こしていると思っていないことが多いようです。

パワハラの原因として「上司の性格・気性」を挙げるケースが多いようですが、対する加害者の方は「部下のパフォーマンスの低さ」を挙げる人が多いようなのです。

この実態から分かることは、パワハラを受ける側は「自分には非がない」と思っているのに対して、加害者側は「仕事ができないから指導しているだけ。自分の行為は間違っていない」と認識している点です。ですので、自分から気づいて改善することは難しいといえるでしょう。

5−1 加害者の特徴

環境によっても違いますが、上司により当たり外れ?がありますよね。パワハラをしてしまう上司とはどのような特徴を持っているのでしょうか?性格は一人ひとり違うものですが、共通している部分があるのです。

特徴として4つに分類します。

  • 自分が一番、「俺についてこい」
  • 完璧主義、「俺が全て面倒見る」
  • 管理能力なし、「事なかれ主義」
  • 責任転嫁、「私は悪くない」

5−1−1 自分が一番「俺についてこい」

自分が絶対であり、部下の仕事のやり方も自分のやり方で行えば、間違いはないという考えを持っています。何もかも自分の努力で切り開いてきて、結果を残してきた人には、自分のやり方が一番だという考えがあっても仕方がないとおもわれますが、他人のやり方が気に食わない面があり、自分が行う方法よりも成果をあげるとイライラしてしまい、それを認めようとしないのも特徴でしょう。

同様に、そのやり方を否定されると、プライドが大きく損傷されたように感じるため、批判を絶対許しません。

ですので、リアクションがないと怒り出してしまうこともあります。

5−1−2 完璧主義、「俺が全て面倒見る」

完璧主義で、手抜きを許さないのも特徴ですが、他人に厳しい傾向があり、説教好きです。1時間も2時間も説教をするといった場合は、これに当てはまるでしょう。

自らの成功体験を語りがちで、相手の置かれた状況を無視して、おせっかいをするため、自分は面倒見がいいと思い込んでいて手取り足とり教えようとして、エスカレートしプライバシーにまで干渉することがあります。

とにかく休みを嫌い、育休であろうが、持病の悪化であろうが、休むことに嫌悪感を持っています。

5−1−3 管理能力なし、「事なかれ主義」

会社は成長していくもの考えている人がいる反面、とにかく失敗をしたくないと思っている人もいます。

上司としての管理能力の欠如です。部下が、いくらやりましょうといい提案をしても、今までやったことないからと上の意向を気にして自らの判断をしようとしないなど失点を恐れて、新しいことにチャレンジしようとしないのが特徴として挙げられるでしょう。

また、そのため急な状況の変化などに対し、適切な対応ができず突発的な危機管理ができないため、部下をかき回してしまうことも。新しい仕事を進んですることもないため、こういう上司の部下は育つことが難しい環境といえるでしょう。

5−1−4 責任転嫁、「私は悪くない」

ことなかれ主義の上司とはまた違い、仕事は頑張りますと言いながら、本当は部下に任せきりで、リーダーシップを発揮しない上司のことです。自分に実力がないのか、できもしない量の仕事をもらってきてしまい、部下を混乱させます。

また、仕事への不満や処遇上の不満を募らせており、何かあると部下などに責任を押しつけて責任回避ばかりします。ある意味コンプレックスを持っている状態ですので、上層部におべっかを使うような上司もこれにあたるでしょう。

5−2 被害者の特徴

パワハラをしてしまう上司がいる一方で、学校における、「いじめ」と一緒で、パワハラを受けやすい方も残念ながら存在します。

その特徴の傾向としては3つあります。

  • 自己主張ができない
  • 自己主張が強すぎる
  • コミュニケーション能力に欠けている

5−2−1 自己主張できない

上司がパワハラをする際に、どうしても、パワハラしやすい人をターゲットとする傾向があります。その際に、トラブルを避けようと抵抗せずに黙ってしまう人。こういう人を選択しがちです。そう、自己主張をしない人です。

そういう人は、「もしかしたら、自分に落ち度があって問題があったからだろうか」などと思ってしまい、自己主張しないために、同僚にも相談できずに追い詰められてしまうのです。

5−2−2 自己主張が強すぎる

上と反対になりますが、自分が部下でありながら、上司に対して自分の主張を強く通そうとするため、その反感を買って、パワハラの対象となってしまう可能性があります。

この場合も上司の裁量にもよりますが、ろくに仕事もできないのに主張ばかりするのは、論外でしょう。

5−2−3 コミュニケーション能力に欠けている

上司が部下をパワハラの対象として、コミュニケーション能力に長けている人を選んでしまうと、その部下の周りの社員たちに批判されることになります。

ということは、パワハラの対象として、選択されやすいのは、コミュニケーションをとるのが苦手な部下となります。その部下を仮にいじめたとしても、誰にも相談しなければ、パワハラをする上司に被害が及ばないと思われるからです。また、上司ともコミュニケーションが取りにくいとあれば、いじめの対象として必然的になりやすいでしょう。

6 パワハラを受けない、パワハラから逃れる方法

パワハラを受けないためには、当たり前ですが、パワハラをする上司がいないのであれば受けることはありません。しかし、現に今被害に遭っている。そういう場合は、方法としては5つ挙げられます。

  • パワハラ上司とうまく付き合っていく
  • 相談して、どう対処するか判断する
  • その上司に対し、はっきりと言う
  • パワハラ上司と戦う
  • 会社を辞める

6−1 パワハラ上司との付き合い方

パワハラ上司と穏便に済ませるといった方法を選んだとしたら、しっかり対策を練る必要があります。パワハラをする上司自体は変わらないので、こちらが変化して対応する必要があるでしょう。もともとコミュニケーションをとりづらいがために、パワハラに会いやすいとすれば、そのコミュニケーションの方法を変えてみましょう。

上司と部下の最低限のコミュニケーションは、「報告」・「連絡」・「相談」です。

このコミュニケーションの改善を図ることで、好転する可能性がありますので、是非チャレンジして見ましょう。まずは、嫌な上司と他の人とのコミュニケーションを観察してみます。上手く行っているポイントや、上司にダメ出しされている箇所を確認してみるのです。

そうすると、どう言ったタイプの上司なのかが、客観的にわかります。例えば、結論を先に求める上司だったり、自分の考えを必ず先に報告させて、それからその考えに対してダメ出しをする上司だったりとタイプがあるのです。先に流れをつかむとそれほど不安を感じません。その人との自分との違いを分析していきます。

別の人の良い点はしっかりと真似ていくことも重要ですが、自分のキャラクターを無理に変えても疲れてしまいますので、自分であればどのように行えばいいか実験しながら行うと良いでしょう。

6−2 相談する

相談をするのは、いろいろと理由があります。解決策を生み出すものなのか、自分の気持ちを落ち着かせるものなのか、愚痴を言ってスッキリしたいのが目的なのか。などです解決策を生み出すには、会社の人事課や労働組合に相談するのが良いでしょう。

具体的な内容ではっきり上司に落ち度があるようであれば、部署の異動などで被害を受けなくなるなど、その上司に直接、会社の方から話がいき解決することもあるでしょう。

また、現在は、そう言ったハラスメントに対し、社会が厳しく言われるようにもなっています。そういう声が上がってくると、会社自体で管理職向けのハラスメント勉強会を行い、会社の雰囲気が良くなり、パワハラが減るといったこともあるようです。

また、公共の相談窓口もありますので、活用する方法もあります。

6−3 はっきりと言う

パワハラをしてしまう上司の中には、パワハラだと思わない上司もいます。

また、そういうのをするつもりがなく、その本人のためを思って行っているケースもあるでしょう。言い方など、そういったことが負担や重荷になっているということを、率直に言うことで、理解を示すケースもあります。はっきりと自己主張を示すことで、パワハラをしにくいと思うことも考えられます。

6−4 パワハラ上司と戦う場合

パワハラ上司と戦うと決めた場合は、上司の行っているパワハラをまず確定的にして、証拠をつかむ必要があります。やっつけてやりたい!と思う気持ちもわかりますが、あまり感情的になっても良くありません。相談できる人も見つけて、意見を問いましょう。

意見を聞いても、なお、戦いたいと思う気持ちがあるようであれば、準備が必要です。

6−4−1 事前の準備

パワハラ上司に対して、「こらしめてやりたい」や「精神的、肉体的な慰謝料を請求したい」、会社に対して「上司の監督不行き届きで責任を問いたい」、などの考えがある場合はまず弁護士に相談するのが良いでしょう。

最初は証拠集めです。もう起きてしまったことに関しては、できる限り思い出しメモを残します。日付、場所、時間、周りの環境など、詳しく記録しておきます。また、今後パワハラを受けるかもしれない場合は、ICレコーダーなど便利なものもありますので、上司が行ったという確実な証拠を集める必要があります。

そういう準備をしてから、第三者である弁護士に相談をしてみてください。証拠など判断材料が何もない状態では、弁護士もアドバイスをしたり動くことができません。

6−4−2 弁護士に相談

実際に弁護士に相談をすると決めた場合は、次のことを覚悟してください。

  • 実際、法律で罰することは、程度にもよるが極めて困難
  • 慰謝料を勝ち取ろうとする場合、時間がかなりかかる
  • 弁護士費用が慰謝料で賄えない場合もある

しかし、金銭や時間の問題ではなく、自分の尊厳や人権に関わることでどうしても我慢ができないと思われるのでしたら、しっかりと相談をされてください。

6−5 会社を辞める

ここまで見てきても、会社が変わらないなどとあれば、自分にはこの会社とは縁がなかったとして、辞めることも選択のうちです。やはり、会社を辞めないでなんとかしようと改善できればそれに越したことはないでしょう。

しかし、他人は基本的に変わらないものです。自分が疲弊してしまいます。各相談機関に相談しても一向に改善されない、会社が動いてくれない、会社が動いても上司が変わらないのであれば、潔く職場を変わることも選択してください。

決して、「逃げた」「負けた」というものではありません。それは、勇気ある決断です。

7.まとめ

パワハラは決して許されるものでもありませんし、我慢すべきことでもありません。現状を変えて、働きやすくなるためには、自分でなんとかするということも必要ですが、そういう場合は、第三者の意見を取り入れることが大事です。

決して一人で抱え込んではいけません。相談はやはり詳しい専門機関にお尋ねするのが一番でしょうし、守るべきものが自分にも、パワハラ上司にもあることでしょう。必要以上に自分だけで背負って、追い込まれた上の間違った行動だけはしないようにしてください。

一番大事なのはあなたです。あなたは上司のためにあるわけではありません。あなたに家族がいたとして、今のまま頑張って無理をしている姿よりも、笑顔のあなたを見たいはずです。そのためには、解決へ一歩踏み出しましょう。

その一歩がどちらの方向に向かうかは、あなた次第ですが、笑顔が増える方に踏み出してください。あなたに明るい未来がくることを切に願います。

なお、私は企業におけるハラスメント対策もまた、本質的な解決が可能だと考えています。メンタルケアおよびハラスメント対策をお考えの企業の方は、以下に無料相談のご案内をしておりますのでご利用ください。

アルハラとは?会社や大学でアルハラにあった場合の対処方法

アルハラ

「お酒が飲めません」

皆さん、先輩や上司が集団でお酒を飲むように勧めてきてもこのように断れますか?

今や現代社会における深刻な問題となっているのが、他人に嫌がらせをするハラスメントの一種で『通称:アルハラ』と呼ばれアルコールハラスメントです。

このアルハラは、特に大学新入生や新人社員が被害にあいやすく、命を落とす大学生や悩んで会社を退社する方も多いです。まさに、悪い方向に人生を変えられてしまうのです。

さらに、『飲みニケーション(飲み会でコミュニケーションをとる)』と呼ばれる言葉も出てきて、社会の飲み会に対する考え方は、お酒の飲めない方にとって不利に働いていると言っても過言ではありません。

・飲み会には行きたくないけど、強制的に行かないといけない
・上司や先輩から勧められたお酒が断れない
・飲み会の席では、いつも先輩に潰される

など様々な精神的苦痛を抱えている方は、ぜひこの記事をご参考にお役立てください。

1.アルハラとは

アルハラとは、アルコールハラスメントの略称でお酒に関するハラスメントの事を指します。

定義を確認しておきましょう。「飲酒に伴う嫌がらせや人権侵害、相手を不快にする行為」です。

自分達よりも立場が弱い者に集団で飲ませたり、無理やりイッキ飲みをさせたりする嫌がらせの事です。

自分よりも立場が弱い者とは?

会社であれば上司と部下、大学生であればサークルの先輩、後輩がこれにあたるでしょう。
近年では刑事罰や損害賠償請求などで訴えられる例も増えています。

2.アルハラに該当する5つの行為

ここで、アルハラになりうる行為をまとめておきます。

特定非営利活動法人アルコール薬物問題全国市民協会が具体的なアルハラ行為の定義5項目を挙げております。

①飲酒の強要
②イッキ飲ませ
③意図的な酔いつぶし
④飲めない人への配慮を欠くこと
⑤酔ったうえでの迷惑行為

以上からお分かりいただけるように、お酒が飲めない方、強くない方にとっては不快であることは間違いありません。加害者は人権の侵害と言われてもおかしくない行為と言えます。

3.実際にあった!アルハラの事例6選

ここでは学生、社会人に分けて事例をご紹介いたします。

ASK(特定非営利活動法人アスク)に掲載されている事例です。さらに、どのような罪で訴えられる可能性があるのか記述しております。

3-1 学生編

3-1-1 サークルの合宿にて

大学生の時に入っていた自然保護サークルの合宿でのことです。 酒や先輩の私物を含む数十キロの荷物を担いで山道を数時間歩かされ、着いた先で先輩の泊まるテントを張るなどさせられ、疲労困憊している中、飲酒を強要されました。

数十人の先輩がキャンプファイヤーを囲んではやし立てる前で、我々新人は直立不動で大声で挨拶をさせられ、挨拶がおもしろくなければ一気飲みをさせられました。挨拶がおもしろければ、褒美として一気飲みさせられました。先輩の注ぐ酒はすべて飲まなければいけないと言われ、飲めないと罰と称して飲まされました。飲むと褒美と称して飲まされました。

嘔吐すると「気合いが入っていない!」ということでさらに飲まされました。それが、新人全員が嘔吐して昏倒するまで続きました。先輩達は、楽しそうでした。合宿のたび同じようなことが繰り返されました。

死者が出なかったのが不思議です。持病の悪化で倒れている同輩にすら、飲酒を強要する先輩がいました。私がいたのは獣医や臨床検査技師を育てる大学です。なぜそんなひどいことをするのか訊くと、その先輩達も上の世代に同じことをされたから、だそうです。

この事例について法律で罪に問われそうな内容を簡単にまとめます。

挨拶がおもしろければ、褒美として一気飲みさせられました。先輩の注ぐ酒はすべて飲まなければいけないと言われ、飲めないと罰と称して飲まされました。

【酔いつぶすことを目的にお酒を飲ませた → 傷害罪 (15年以下の懲役、50万円以下の罰金)

新人全員が嘔吐して昏倒するまで続きました。先輩達は、楽しそうでした。

【飲酒を強要し急性アルコール中毒となった → 過失傷害 (30万円以下の罰金又は科料)

3-1-2 大学のゼミにて

大学の時に所属していたゼミでは、夕方になると毎日のように教員達がゼミ室で飲み会をしていました。ゼミ生も参加が暗に強要されていました。

ゼミのカリキュラムにはまったく関係なく、ただお酒の相手をするだけです。体質的に飲めないので断ったところ、「君みたいのは指導したくない!」と言われました。実際、その後その教員には何も指導してはもらえませんでした。

体質的に飲めないので断ったところ、「君みたいのは指導したくない!」と言われました。

【脅迫して無理矢理お酒を飲ませた → 強要罪 (3年以下の懲役)

さらに、パワハラ(パワーハラスメント)で訴えられる可能性もあります。

3-1-3 コンパにて

地方にある国立大学の経済学部に所属していた頃の話です。私はお酒が飲めない体質なのに、新人歓迎のコンパで飲まされました。先輩から飲むように言われて断りはしますが結局飲まされて、とても嫌なおもいをしたのを覚えています。

死者は出ませんでしたが、私の周りでは救急車で運ばれた事例もしばしば。先生や心理カウンセラーに相談しましたが、根本的な体質は変わっていないように感じました。

コンパはもっと和やかな雰囲気であって欲しいと思います。

私はお酒が飲めない体質なのに、新人歓迎のコンパで飲まされました。先輩から飲むように言われて

断りはしますが結局飲まされて、とても嫌なおもいをしたのを覚えています。

【飲酒を強要し急性アルコール中毒となった → 過失傷害 (30万円以下の罰金又は科料)

3-2 社会人編

3-2-1 上司からイッキを強要

会社の上司と飲みに行くとグラスを置いたら即イッキを強要されました。

店を出るまですべてをイッキのみ。

状況によっては記憶をなくしたり、電車を乗り過ごしたり、眼鏡が壊れていたり、気がついたら部下の家だったり、怪我をしたこともあります。妻からも文句を言われ、家庭も最悪、家計も火の車に。

カラオケに行くと、歌がうまい上司は点数制にして、下手な私はすぐに終わる。決まった歌を歌わされて歌詞のサビでは必ずイッキ。また、その誘いで帰れずストレスとなり会社を休職に追い込まれました。

私はお酒が飲めない体質なのに、新人歓迎のコンパで飲まされました。先輩から飲むように言われて

断りはしますが結局飲まされて、とても嫌なおもいをしたのを覚えています。

【飲酒を強要し急性アルコール中毒となった→ 過失傷害 (30万円以下の罰金又は科料)

会社の上司と飲みに行くとグラスを置いたら即イッキを強要されました。

店を出るまですべてをイッキのみ。

【飲酒を強要し急性アルコール中毒となった→ 過失傷害 (30万円以下の罰金又は科料)

これも、パワハラに該当します。

3―2-2 同期との飲み会

私が新人の時、私の同期の2人と計3人の前に、焼酎の一升瓶を目の前に置かれ「これ全部飲むまで帰さない」と言われ、結局1人急性アルコール中毒になって病院に運ばれた。

【飲酒を強要し急性アルコール中毒となった→ 過失傷害 (30万円以下の罰金又は科料)

【飲酒を強要し急性アルコール中毒で死亡させた→ 傷害致死 (3年以上の有期懲役)

3-2―3 会社の飲み会

消防団に入ったら、訓練後の飲み会で無理やり焼酎のロックやストレートを大量に飲まされた。(ビールを少しずつ飲んでいれば問題無いのに) 気分が悪くなってトイレで戻すと「税金で飲ませてもらっているのに吐くとは何事か!」と分団長・副分団長、その腰巾着に支離滅裂な説教をされる。

飲み会に参加しないと「飲み会も団の活動」と怒られる。二日酔いで気分が悪いことは頻繁にあった。 消防団活動そのもの(火事等の出動や台風時の警戒等)には意義もやりがいも感じており、体が動くかぎり続けるつもりだったが、

「酒の飲めない奴には消防はできない」と勝手に署名捺印入りの退団届を消防団本部に出されてしまった。 納得できないので本部で抗議して届を撤回し、分団長を有印私文書偽造・同行使で刑事告訴した。

警察は正式に動いてくれたが、検察で不起訴になった。 分団長・副分団長は警察が正式に動き出したあとで、自宅に押し掛けて来たり、地域の集まり(消防団とは無関係な人が多数)で偶然会った時に「よくもあの程度の事を警察沙汰にしやがったな!」と脅迫まがいの言動を行う人間。

現在も書類上は消防団員だが、訓練や式典の参加連絡が全く無く、私個人の団員手当の口座がどのように管理されているのかもわからない。

消防団に入ったら、訓練後の飲み会で無理やり焼酎のロックやストレートを大量に飲まされた。

【脅迫して無理矢理お酒を飲ませた→ 強要罪 (3年以下の懲役)

【酔いつぶすことを目的にお酒を飲ませた→ 傷害罪 (15年以下の懲役、50万円以下の罰金)

住民を守る消防団でこのようなアルハラが起こっているのは本当に残念です。

第5章で法律に関して説明しますが、他にも

【飲酒を強要し急性アルコール中毒となった→ 過失傷害 (30万円以下の罰金又は科料)

【飲酒を強要し急性アルコール中毒で死亡させた→ 傷害致死 (3年以上の有期懲役)

上記のような判例もあり、アルコール中毒で死亡させた場合は3年以上の有期懲役という重い罰もあります。

4.こんな人には要注意!アルハラ加害者の特徴

4-1 40代以上の係長、課長クラスの人

いわゆるバブル世代と呼ばれている方々は、昔はこうだったなど自分たちの経験を押し付けがちです。

『ゆとり世代』とよく口にして、「若者はダメになった」などと酔っぱらいながら絡んでくる上司も多いようです。

そこまではまだいいですが、「俺達が若い頃は無理やり飲んでたぞ!」「今の若い者は飲み会に参加しないのか?」などと言われ半分強制的に飲み会に参加させたあげく、「俺の酒が飲めないのか?」と無理やり飲まされるケースも多いようです。

1日仕事をして疲れて、強制参加、上司の聞きたくもない話、さらに二日酔い。このようなアルハラが繰り返されれば会社に嫌気が出てくるのも時間の問題でしょう。

4-2 体育会系で軽い感じの人

学生時代は体育会系の運動部で、飲み会では幹事(まとめ役)というよりは盛り上げ役を任されるタイプです。とてもノリがよく、誰にでも軽い感じの人です。只々、飲み会が楽しい!!そんな人です。

そのノリを社会人になっても続けており、イッキ飲みを助長する言動が見られます。

飲み会の席で後輩を急に指名してイッキ飲みをさせたり、「俺も飲むからお前も飲めよ」と訳の分からない理由で二人一緒にイッキ飲みしたりと急性アルコール中毒者がでそうな飲み会になってしまいます。

このタイプの人は、事故(例えば死亡など)が起こるまで自分の行為を見つめることがありませんので気を付けないといけません。

4-3 お酒を飲むと性格が変わる人

普段は温厚で優しい方でも、お酒を飲むと全く性格が変わってしまうタイプもいらっしゃいます。

饒舌(じょうぜつ)になって永遠と語りだしたり、急に怒りっぽくなったり、時にはアルハラに変わってしまう方もいます。

このような方は、こちらの事情は全く聴いてくれません。当然相手も酔っぱらっているからです。

「今日は飲めません。理由は・・・」と理由を話してお断りしても、「俺の酒が飲めないのか?」「そんなの関係ない」などと言って絡んできます。(その理由が例え、車や家族の事であってもです)

前もって、会社内で噂は耳にすると思いますので注意が必要です。

4-4 弱い立場の者に集団で飲ませようとする人

新入社員、新入生などまだ新しい環境にまだ慣れていない人に飲ませようとする上司、先輩もいます。

やっかいなのは、集団で来られる場合です。先輩や上司が複数で来られると飲めないのに、飲む雰囲気になってしまい飲まざるを得ない状況になってしまいます。さらに、同僚も盛り上がり、先輩に認められたくて、あおる者も出てきます。

「この場をシラケさせてしまうのでは?」と考えてしまい飲んでしまう・・。とても危険です。

4-5 飲めない人に飲ませて苦しむのを楽しむ人

飲めない人に飲ませて苦しむのを楽しむ人です。

このタイプの人は根本的には意地悪な人です。社会人には少ないですが、大学生の中にはいわゆる「悪ノリ」と呼ばれている行為をする人もいます。

飲めない人が酔っ払って真っ赤になったり、変な行動をしたり、眠り込んだりするその姿を見ることを楽しんでいます。要は相手をお酒で潰して楽しんでいるのです。本当にタチが悪いと言えるでしょう。

以上、加害者のおおまかな特徴です。

これらの方々に共通するのは、「相手の立場になって考えることが出来ない人」です。酔っ払ってしまい正常な判断ができなくなってしまっているのも1つの原因でしょうが、根本的には相手の立場を考えることが出来ない人達と思った方が良いでしょう。

5.アルハラを受けやすい人の5つの特徴

5-1 上司のパワーに飲み込まれやすい人

上司のパワーに押されてしまって、あおられて飲まされる方は多いようです。

例えば、

「上司にあおられて3人で一升瓶を10分であけることになった。酒豪が居たのでどうにか助かったけど、きつかった」
「お前達新人なのに俺の酒が飲めないのかーと言ってきて順番にイッキ飲みをさせられた。」

などと、上司は部下を試したり、酔っているのをみて楽しんでいます。

上司だから言えない・・・と思っているとアルハラ上司はその立場をどんどん利用してきます。

5-2明るくて目立ちがちの新人

いくらお酒が飲める人でもこのタイプはターゲットにされやすい傾向があります。

最初の飲み会で目立ってしまうと、アルハラ上司、先輩に目をつけられやすくなってしまいます。

例えば、

「新人歓迎会で目立ちすぎて、アルハラ上司に毎回誘われるようになった。潰されるまで飲まされる。」

誘えば断られないと思われて毎回声をかけられるようになりますので注意しましょう。

5-3 聞き役に徹してしまう人

聞き上手の方も注意しましょう。

「延々と話につき合わされた」
「キャバクラと勘違いされるくらい話を聞かされた。」など

年齢層の高い上司は、若い女の子に話を聞いてもらえてとても嬉しいようです。しかし、上司も酔ってくると「君も飲みなさい」となりかねませんので深入りするのは注意が必要です。

5-4 嫌な顔を素直にできない人

人が良くて、いつもニコニコしている方はアルハラ被害に遭いやすいです。それは、嫌な顔や距離を置く動作ができないからです。

アルハラ上司の中には、嫌な顔をされれば嫌がられていると気づく人もいます。

しかし、ニコニコして断りづらい方はますますお酒を注がれて飲まされてしまう可能性が高いです。

「セクハラを受けた。直属の上司なので何も言えなかった」

さらに、酔った勢いでセクハラまでされかねませんので注意が必要です。

5.お酒を選ぶ「主導権」を渡してしまう

もうそろそろ酔ってきたのでウーロン茶で休憩をしようと思った矢先に、アルコール度数の高いお酒・・・

「頼んでないお酒を飲まされ、つぶされました」
「いろんな種類のお酒を飲む羽目に」

アルハラ先輩にお酒を選ぶ主導権を渡してしまうと飲めないお酒やアルコール度数の高いお酒を飲まされるはめになります。

特に酔ってしまった時は、積極的に自分から注文したり、飲めないお酒がきたら席を外したり、飲めませんとはっきり断ったり、相手に主導権を握らせないことも必要です。

6.対策を打つ前に!知っておきたい法律の話

残念ながらアルハラを直接規制する法律はありません。しかし、酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律(通称:酔っ払い防止法)と呼ばれている法律の第2条には、

“すべて国民は、飲酒を強要する等の悪習を排除し、飲酒についての節度を保つように努めなければならない。(第2条)”

出典元:衆議院

と記載されております。

さらに、刑事、民事責任を追及される場合もあります。

・脅迫して無理矢理お酒を飲ませた  → 強要罪 (3年以下の懲役)

・酔いつぶすことを目的にお酒を飲ませた  → 傷害罪 (15年以下の懲役、50万円以下の罰金)

・飲酒を強要し急性アルコール中毒となった  → 過失傷害 (30万円以下の罰金又は科料)

・飲酒を強要し急性アルコール中毒で死亡させた  → 傷害致死 (3年以上の有期懲役)

・アルハラ行為を煽った  → 現場助勢 (1年以下の懲役又は10万円以下の罰金もしくは科料)

・泥酔者を放置した  → 保護責任者遺棄 (3年以上5年以下の懲役)

・泥酔者を放置して死亡させた  → 遺棄等致死傷 (保護責任者遺棄等の罪と傷害の罪と比較して重い刑)

上記で注目して頂きたいのは、アルハラの加害者が訴えられることはもちろんですが、周囲の方も責任をとらされる可能性があることも覚えておいてください。

7.アルハラを阻止する2つの対策方法

ここでは対策方法をご説明いたします。大きく『相談』と『断り方』の2つに分けて考えてみたいと思います。

7-1 相談

7-1-1 上司や先輩に相談

社会人の場合で考えてみましょう。アルハラを受けていることを上司に相談する場合誰に相談すれば良いのでしょうか?

『上司』と一言で言っても様々な立場の上司がいますので、それぞれ考えてみましょう。

①社長や部長クラス

アルハラをする上司よりさらに上の上司に注意してもらうことが目的です。上手く行けば効果はテキメンでしょう。自社でハラスメント行為があると判れば対応も早いはずです。

しかし、難しい部分もあります。

・(被害者が)緊張して、思っていることが伝えられない。
・忙しいので相手にされない。

ひどい場合は「そんなことで相談するな」と逆に怒られたりなど、ハラスメントに対して意識が低い会社であれば、考えられることです。

「社長に告げ口した」とアルハラしていた上司の耳に入れば、さらなるアルハラ、もしくは悪質なイジメを受けることもあります。

いきなりトップの上司に言いに行くのはすこしリスクがあるでしょう。

②話しやすい上司(少し年上のクラス相談しやすい兄や姉のような上司)

話しやすい上司に相談するのも良いでしょう。

こちらの事を気にかけてくれる人、リーダーシップのある人、優しい人、様々なタイプがいると思いますが、こちらの悩みを真剣に聞いてくれる人に相談するとよいでしょう。

先ほどの①のような上司にハラスメントのことをいう場合に、話しやすい上司に同伴してもらうと心強いでしょう。一人で行っても、言いたいことが言えず、なかなか自分の思いが伝わらないことも多いので上司にサポートしていただくのも1つの手でしょう。

また、話しやすい同僚や同期に相談するのも1つの手でしょう。特に同じ部署の人ならば状況をすぐに分かってくれるはずです。

7-1-2 (社会人ならば)人事課、もしくは各企業のハラスメント対策室に相談

上記のような部署であれば、一人でも相談に比較的行きやすいと思います。

聞いてくれる方はいろいろな事例を知っているはずなので、一緒に対策を考えてくれることでしょう。

7-1-3 (学生ならば)学生課に相談

学生課は『生徒が安全に学生生活を送れるようにアドバイスしてくれる』ところなので、悩みを抱えている学生にとってとても心強い味方です。

大学側でも、アルハラで死亡者が出ないようにHPなどで必死に警告しておりますので、一人でも相談に行きやすいと思います。

7-1-4 アルコール問題全国市民協会(ASK:アスク)

2000年12月に、アルコール問題全国市民協会(ASK:アスク)は特定非営利活動法人(NPO法人)としての登記を完了しました。

このアスクは、アルハラで悩んでいる方の電話相談を受けてくれるのはもちろんの事、各地の相談先や自助グループを紹介してくれます。第三者機関としてとても心強い味方になってくれます。

7-1-5 行政機関(役所や労働局)に相談

ある市役所のホームページをのぞいてみると、ハラスメント相談窓口が掲載されていました。おそらくほとんどの役所で相談できます。住まれている役所のホームページを一度ご覧ください。直接お電話しても対応してくれます。

各都道府県の労働局にお電話する方がもっとも確実かと言えるでしょう。なぜならば、あらゆる分野の専門家が相談役といて常時いるからです。

難点は、都道府県の中心にあるので離れた場所からでは行きにくいことでしょう。地方の方では、近くの役所に相談して対応できないようであれば労働局に相談という風に段階を上げて行くのも1つの手段でしょう。

7-1-6 弁護士に相談

あまりにもひどい場合は、やはり専門家の登場となり得るでしょう。確かな専門的な知識で私たちの力強い味方になってくれることは間違いありません。

しかし、その反面いろいろな問題もあります。

相談料が高く、お金がかかる。物的証拠(アルハラの動画や音声など)が必要な場合が多いようです。

さらに、裁判となると企業と戦うことになりますので、仕事を辞めざるを得なくなります。さらに、費用と時間が・・・。大変ですね。

ですが、『訴える』だけが手段ではありません。そこも、やはり専門家なので別な方法を提案してくれるかもしれません。

7-2 断り方

次は、アルハラ対策として『断り方』について、考えていきたいと思います。

7-2-1 飲めない理由を説明する

「私、体質的に飲めません」
「今日は車で来ていまして・・・」
「明日、子供との約束がありまして・・」

アルハラで近寄ってくる加害者にまず飲めない理由を説明しましょう。しっかり説明すれば分かってもらえるかもしれません。

そして、最近は様々な種類のノンアルコールビールが発売されました。飲めない方やハンドルキーパーの方が乾杯の時によく頼まれるようです。飲めない方はノンアルコールビールやカクテルを上手に頼んではいかがでしょうか?

7-2-2 アルコールを飲んだ時の話をする。

「以前、アルコールを飲んだら過呼吸で倒れました。」
「真っ赤になって、吐いて救急車で運ばれました。」
「口つけるだけで全身蕁麻疹がでます。」

アルハラ加害者がしつこい場合は、自分のエピソードをマジメな顔をして話して見てください。多少話を大きくしたくらいが良いです。

相手に「責任とれますか?」というくらいの強い口調で言うともっと効果的です。

すると、ほとんどの方は「飲ませるとキケン」と感じて飲ませる対象から外してくれます。

さらに、周囲の人にも知ってもらえるので周りの方が止めに入ってくれる可能性もありますので力強い味方になってくれます。

7-2-3 パッチテストを目の前でする。

簡易型のアルコールパッチテストが販売されております。これを、飲み会の時に持っていって結果をアルハラ加害者に見せてあげましょう。また、周囲の人も巻き込んで話題作りとしてみんなで検査してみるのも良いでしょう。

インターネットで購入できますでの、ぜひ事前に1回テストしてみるのも良いでしょう。

パッチテストを試してみる。

7-2-4 アプリをダウンロードする。

なかなか直接断りづらい時は、便利なアプリを前もってダウンロードしておきましょう。

『アルハラ断りマウス!』というアプリです。動物たちが4つのパターンで代わりに喋ってくれます。

多少ふざけている様に思えますが、みんな注目してくれて場の雰囲気が変わったり、自分で言わなくていいのである程度の効果はあります。

また、同僚や先輩に前もって相談しておいて、アルハラ加害者が近寄ってきたときは一緒にアプリを見せつけてもらうように頼んでみるのもいいでしょう。

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出典元:ゆびとも

7-2―5 アルハラで訴えます!とはっきり伝える

やはり、あまりにもしつこい加害者には『アルハラですよ!!』『アルハラで訴えますよ!!』と言ってやりましょう。こちらの怒った態度に相手が気づいてくれるかもしれません。

この場合は中途半端に訴えずに、本気で嫌だと伝えるべきです。怒ってその場を帰ってもいいでしょう。

7-2-6 酔う前に事前に伝えておく

アルハラ加害者は酔っぱらうと人に飲ませたくなる人がほとんどです。ですから、飲み会が始まる前の相手が冷静な時に「今日は飲めません」と一言いっておきましょう。すると、冷静な時の記憶が残っているので飲ませてくることはほとんどなくなります。

また、アルハラ加害者が言いにくい上司であれば、相談しやすい上司、もしくは飲み会の幹事に助けをもらって一緒に飲み会前に言ってもらうと言いやすくなるでしょう。

それでも、飲ませてくるようであれば、真顔で冷静に「さっき飲めないとお伝えしましたが・・・」

と言ってやりましょう。

以上、対処方法をいくつかご紹介いたしました。

特に『断り方』ですが、1つの方法で解決することは稀ですので、複数の方法を組み合わせて使っていただければアルハラを撃退できる可能性は高まるでしょう。

8.まとめ

アルコールが元々好きではない、全く飲めないという方は全人口の1~2割はいらっしゃいます。

この方々は、飲み会が楽しめないことが多いのです。その理由は、酔っている人との温度差を感じているからです。そこに、アルハラ行為が行われたら・・・。さらに嫌になってしまうのは当然です。

飲める人も飲めない人もお互いが配慮しながら楽しくの飲むことによって、日々の疲れを癒したり、親睦を深めて、会話を楽しむことが出来るのです。

もし、会社やサークルの飲み会でアルハラに出会ったら、今回の記事をぜひご活用ください。

なお、私は企業におけるハラスメント対策もまた、本質的な解決が可能だと考えています。メンタルケアおよびハラスメント対策をお考えの企業の方は、以下に無料相談のご案内をしておりますのでご利用ください。なお、私は企業におけるハラスメント対策もまた、本質的な解決が可能だと考えています。メンタルケアおよびハラスメント対策をお考えの企業の方は、以下に無料相談のご案内をしておりますのでご利用ください。