DV(家庭内暴力)

DVやモラハラの被害への対策・対処方法!【保存版】

最近ではテレビや雑誌でも取り上げられることが多いので、DVやモラハラについて興味を持った人も多いのではないでしょうか。自分が被害者の場合もあれば、身近な人が被害者もしくは加害者になっている場合もあります。逆に、テレビなどでDVやモラハラをよく取り上げられる割に、自分の周りで被害を受けている人の話はあまり聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか。

そんなDVやモラハラの被害について、その対策や対処方法などをアンケート調査してまとめてみました。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年03月12日~2015年03月26日
■有効回答数:100サンプル

1.身近にDVやモラハラの被害者はいますか?

【質問】
知人や家族、自分自身など身近にDVやモラハラ被害者(加害者)がいますか?

18

【回答数】
いる:39
いない:53
確信はないが疑わしい:8

1-1.半数は円満?もしかしたら、被害にあっても解決できているの?

アンケートの結果によると半数の人はDVやモラハラの被害者や加害者はいないと回答しました。

誰かに相談して、その状況から逃げ出せるようにしたいと思う。最終的には、DV/モラハラをする人から離れていくと思う。(30代/女性/契約派遣社員)

もし自分が被害者になったら、まずはされたことを時系列に書きとめる。次に、自分の親兄弟に相談する。可能ならばパートナーの親族にも話す。(40代/女性/専業主婦主夫)

もし自分がDV也モラハラの被害者になったら、まずは親しい友人に相談して解決策を探る(40代/男性/自由業・フリーランス)

現状被害を受けていない人でも、もしDVやモラハラの被害にあった場合を想定した場合の対応を考えている人が多くいました。
最初は我慢するという人もいるかもしれませんが、やはりDVやモラハラをする人とは一緒にいれない、まずは周りに相談するというのがほとんどのようです。
DVやモラハラをする人とは初めから親しい関係にならないのが一番いいのですが、親しくなるにつれてそんな一面がみえてくる人もいるので自分が被害者になってしまったときは適切な対応をしなくてはいけません。

1-2.40%の人はモラハラやDVの被害を受けている?

DVやモラハラの被害を受けている人がいると回答した人、おおよそ40%いらっしゃいました。

友達の彼氏に暴力を振るわれてDV被害者です。その彼氏は殴ったあと誤ってきて同じことを繰り返すそうです。友達に危険だから別れろと言っても聞き入れてくれません。(40代/女性/無職)

友人が一回り年上の方と結婚して若いときは相手は大人だからと従っていたが、自分も年を重ねコレはおかしいんじゃないか?と思うことがあっても否定され続け子供の前で喧嘩したくないと我慢して生活していた。(50代/女性/パートアルバイト)

妊娠中の妻相手に、気に入らない事があると夫は壁を殴り、穴をあけました。何度も繰り返されているそうです。(30代/女性/その他専門職)

一度や二度ではなく、何度もDVやモラハラを繰り返されていると回答している人がほとんどでした。
被害にあったことを周りに相談しているにも関わらず、我慢している人が多く現状の状況を変えようとしている人は少ないようです。
自分が我慢すれば、子どもの為に耐えよう、と考えてなかなか行動に移せない場合も多いのが実態のようでした。

2.DVやモラハラはどこに相談するのがいいのか?

アンケートの結果、DVやモラハラを受けている人は周りに多くいることがわかりました。そんなDVやモラハラは、離婚原因の最上位に挙げられる問題です。そして、加害者と別れるのが最も簡単な解決策なのですが、恋愛感情が間にあったり、自分だけではなく子供のことも考えてなかなか別れを切り出せない人も多くいます。

そこで、DVやモラハラ被害にあったら誰に相談するのがいいのでしょうか。その相談相手についてアンケートを取ってみました。

【質問】 
家庭内暴力を受けたとき、誰に相談しますか?

9

【回答数】
加害者以外の家族:24
信頼できる友人:23
弁護士やカウンセラー:20
民間機関:14
相談しない:19

2-1.家庭内の問題は家族間で解決を目指すという方針

最も多かったのは加害者以外の家族と答えた人となりました。

家族の方が話しやすいし、いざという時に庇ってもらったりかくまってもらえたりするから。(20代/女性/学生)

家庭内暴力といったセンシティブな問題を、身内以外に知られたくないので。(30代/女性/専業主婦主夫)

まず最初は母に相談すると思います。自分の中だけで解決できることかもしれませんし、一番自分を分かってくれているので。(20代/女性/会社員)

家庭内の問題だからこそ、自分の家族以外の人に相談するのは気が引けるという人が多くいるようです。家庭の事情をあまり他人に知られたくないという思いは多くの人が持っているのではないでしょうか。また、家族なら自分のことやDVやモラハラ行為をする加害者のことも他人以上に知っているでしょうし、そういった点で最初の相談相手として家族を選ぶのもいい選択なのかもしれません。

2-2.客観的な第三者、とくに専門家の冷静な意見が必要!

二番目は、一位と僅差で信頼できる友人、以下弁護士やカウンセラー、相談しない人と続いています。

友人ならとんでもないことを考えて助けてくれるような気がするからです。(30代/男性/会社員)

家庭内暴力をされたら身近な人に相談するよりかは弁護士に相談して的確なアドバイスをもらいたいです。(30代/女性/無職)

専門家の意見を聞いて今後のための方針や計画をたてたいと思います。(40代/女性/会社員)

家庭内暴力を受けたら自分が悪いから受けているのだと思うほうなので相談はしないと思います。(30代/男性/会社員)

友人は自分のことをよく知っているものの、立場としては他人ということになります。また弁護士やカウンセラーは、このような事例の専門家なので、専門的な知識を持った他人という立場になります。相談相手に客観的に判断してもらってどういった対処をすべきかを一緒に考えたいという人は、友人や弁護士、カウンセラーに相談したいと答えているようです。一方で、自分に原因があるから家庭内暴力を受けていると考えてしまう人は、人に相談できない傾向にあるようで、自己解決を目指そうとするようです。

2-3.DVやモラハラ解決への第一歩は相談すること!

DVやモラハラは放置されていい問題ではなく、直ちに解決されなければならない問題といっていいでしょう。解決へ向けて動き出す第一歩として相談することは大切なことではないでしょうか。家族や友人でもいいですし、専門家でもいいですから、まずは信頼できる周りの人に相談してどうするべきか一緒に考えてもらってはいかがでしょうか。自分が悪いから家庭内暴力を受けているのだと考える人はなかなか相談できない傾向にあるのかもしれませんが、自分だけで抱え込まないで、周りの人と一緒に解決へ向けて動き出しましょう。

なお、DVやモラハラについての相談窓口はこちらをご覧ください。

3.DV夫と別れられない深層心理とは?

夫からのDVを受け続けているとこの人から離れたい、暴力に耐えられないといった気持ちになることが多いでしょう。しかし、暴力を受け続けているにもかかわらず何らかの心理が働いて夫から離れられないこともあるかもしれません。暴力をふるっていない時は優しく接してくれるため、自分に悪いところがあると言い聞かせている場合もありそうです。そこで今回のアンケートでは、DVを受けているのに夫から離れられない理由は何かうかがってみました。

3-1.本当は優しい人?夫が見せる優しさが妻を引き止めてしまう!

アンケートの結果によると、ほとんどの人がDVの後に優しくされるのが離れられない理由だと回答していました。

・この人は私がいないとダメなんだという依存と本当はこういう人じゃない優しい人なんだ、私がそうさせてしまっているという勘違いを認めたくないのだと思います(40代/女性/専業主婦)

・暴力を振るってきても優しい一面もあるからな、と思っていそう。子供には暴力をしない場合は子供の為に離れない妻もいそう。(20代/女性/パートアルバイト)

・優しくされる時もあるし、自分が居なくなった後の夫が心配だから(30代/女性/その他専門職)

・相手に同情する気持ち、私じゃなければこの人を救えないという思い込み、時折見せるやさしさに(本当はいい人)と思ってしまう、等があると思います。(40代/女性/パートアルバイト)

・気持ちが残っているからだと思います。暴力ふるわれた後に優しくなるようですが、必要な存在だと勘違いしているのではないでしょうか。(30代/女性/会社員)

・自分にだけ優しい時があったという過去にすがる気持ちが強いのだと思う(40代/女性/専業主婦)

日常的に暴力を受け続けていたとしても、夫にはきちんと優しい一面があることを知っているので依存に近い心理状態になってしまうと言えるようです。DVを受けている間は我慢していればいつか終わりますし、普段は優しいところがあるのを知っているからこそ自分は必要とされている存在だと思い込んでしまうのかもしれません。他人から見ればその心理状態はただの勘違いだと思うでしょうが、妻にとっては夫が全てだと思っているかもしれませんし、子どもがいる家庭なら子どもの為にも我慢しなければならないと自分を追い込んでしまうのではないでしょうか。

3-2.優しい一面はあるが、暴力をふるう以上、それはただの勘違い?

今回のアンケート結果ではほとんどの人が夫からDVを受けているのに離れられないのは、DVの後に優しくされることなどが原因だということが分かる結果でした。
DVを受けているにも関わらず夫から離れられないのは、本当は優しい人だということが分かっているからこそ無理に耐えようとしてしまうことが原因かもしれません。夫がいなくなってしまったら一人になってしまうという不安感など、依存に近い状態になると私一人が耐えれば家族は崩壊せずに済むという考えに行きつくのではないでしょうか。

4.夫からのDVやモラハラでトラウマを抱えたらどうしますか?

夫のdvで肉体的にも精神的にも傷つき、それがトラウマとなって「また、暴力を振るわれるのでは?」と怯える毎日。そんな追い詰められた状態にいる女性も少なくないようです。
夫の暴力に支配され、怒らせる自分が悪いと思い込み、どうして良いか分からない状態に陥ってしまったら…。
どうしたら、このような問題から抜け出すことができるのでしょう。そこで、そのようなトラウマを抱えてしまったらどうすれば良いのか、アンケートで意見を聞き、取るべき道を探ってみました。

【質問】
もしあなたがDVを受け、トラウマになってしまったとしたら、どのような行動をとりますか?

3

【回答数】
実家に一時避難:32
思い切って別れる:57
なんとかできないかとパートナーと相談する:11

4-1.環境を変えることが第一!別れるという回答が一番多い!

アンケートを取ったところ、「思い切って別れる」という回答が6割近くと最も多い結果となりました。

・トラウマになるくらいのDVだったら改善は難しいと思うので、別れた方が自分のためだと思う。(30代/女性/自由業・フリーランス)

・そのような状況を我慢したり耐えることで好転するなどメリットはなく完全に環境を変えたいため即別れる。(50代/男性/無職)

・DVは病気で、簡単には治らないと思っているから、トラウマになる程ならすぐに別れます。(50代/女性/専業主婦)

・即、別れます。その後、相手がしつこく付きまとっても、脅されても、あらゆる手段を用いて絶縁します。(40代/女性/専業主婦)

トラウマになるほどのDVの被害にあっている状態であれば、夫との関係改善は難しく好転することはないので別れるという意見が数多く見られました。環境を変えなければ、どうしてもDVで苦しむ状態は続いてしまうと考えている人が多いようです。相手からの暴力が及ばないような環境にすることで、これ以上被害者が傷つくのを避けることは大切ですよね。
また、DVは病気で簡単に治るものではないとの声も多く、なんとかなるのではと期待するのは問題を長引かせてしまうのかもしれません。

4-2頼れるのは肉親!実家に避難の回答も多いけれど…

次に多かったのが、「実家に一時避難」と回答した人で3割を超えていました。また少数意見でしたが、1割の人は「なんとかできないかとパートナーと相談する」と回答しています。

・別れるのにもエネルギーはいるでしょうから、まずは時間と距離をおいてみることが大事ではないでしょうか。(40代/男性/会社員)

・命にかかわる問題にまで発展するかもしれないので、一時避難を行います。(20代/女性/契約派遣社員)

・とりあえず距離を置いて、自分と相手かせ冷静になる時間を作ることが大切だと思う(40代/男性/自営業(個人事業主))

・とりあえず子どももいますし、まずは話し合いでしょうか。話して暴力が解決できるとは思いませんが。(30代/女性/契約派遣社員)

実家に一時避難すると回答した人では、相手と距離を置き冷静になる時間を作ることが大切との意見が多く、とにかく今の危険な状態から一旦離れる緊急避難措置が必要と考えている様子がうかがえました。DVの問題をどうするかというのは、次の段階ということのようです。
一方、パートナーと相談するという人は、例えば子どもがいれば即離婚という訳にもいかないので話し合うという意見であり、DVの問題解決の難しさが表れているようです。子どもがいないにしても、順序として話し合ってから決めると考えている人が多いようですね。

5.DVやモラハラ被害を受けたらどう行動すればいいのか?

DVやモラハラの夫から離れる。これはトラウマを癒すことにもつながりますので、とても重要です。では、実際にDVやモラハラの被害を受けたらどのように行動するのか?アンケートをとってみました。

【質問】 
DVやモラハラを受け限界に達したらどうしますか?

4

【回答数】
加害者以外の家族や友人に相談する:28
シェルターへ行く:10
弁護士やカウンセラーに相談する:35
誰にも言えないし行動もできない:3
その他:24

5-1.第三者でもある専門家への相談を選ぶ人が多数

アンケートの結果、弁護士やカウンセラーに相談するという回答が一番多い結果になりました。

一番良い解決策を模索するためには専門家に相談するのが一番だと思うので。(40代/女性/会社員)

家族や友人は、利害があるので言えない。法律の知識があって、経験豊富な弁護士などがいい。(30代/男性/パートアルバイト)

その相手を訴えることを前提に、弁護士に相談しにいくと思います。(30代/女性/専業主婦主夫)

DVやモラハラの具体的な記録をつけたうえで、弁護士を通じて離婚に向けて動き出す(30代/男性/会社員)

DVやモラハラを受けている場合、相手が離婚に納得しないことが多いため、専門家である弁護士を頼って婚姻関係を解消したいと考えている人が多いようです。第三者の助けや法律に則った解決がなければ現状打破が難しい場合も多いため、プロの手が必要になってくるのではないでしょうか。

5-2.家族や友人など、信頼できる相手への相談も

弁護士やカウンセラーに相談するという回答に次いで、加害者以外の家族や友人に相談する、その他、シェルターに行く、誰にも言えないし行動も出来ないという回答の順となりました。

DVやモラハラを受けて限界に達したら一番身近できちんと受け止めてくれそうな家族に相談します(30代/男性/会社員)

1人では解決できない悩みなので、まず身近な人に相談します。そのあと警察などの公共機関に相談すると思います(40代/女性/無職)

まずは、現状を確認しやすい身内などの身の回りの人に相談し、解決策を見出す努力をする(30代/女性/専業主婦主夫)

家族が巻き添えをくわないように、一人で行動して判断して、シェルターを探してそこに行くと思う(50代/女性/専業主婦主夫)

暴力は耐えられない。死んでしまうかもしれないし、とにかく逃げる(50代/女性/専業主婦主夫)

DVやモラハラを受け続けていた場合、心身ともにぼろぼろになっていることも多いため、専門家のところへ行く前に信頼できる家族や友人などに相談し受け止めてもらいたいという声が多く聞かれました。一人で解決することは難しいため、親身になってくれる人とともに解決策を練りたいという思いも窺えます。また、すぐに避難が必要な場合はシェルターを利用したいという人も見られました。

6.DVやモラハラの後遺症に対する慰謝料は、後からでも請求できるのか?

実際に、夫の度重なる暴力から逃れるように離婚する女性も少なくありません。そして、そんな被害にあった女性が離婚した後、dvやモラハラの後遺症が起きることも珍しくないようです。では、そんな時、精神的に障害をもたらした暴力を振るった男性に慰謝料の請求は可能なのでしょうか?一般的にどう受けとめられているのでしょう。そこで、慰謝料請求は可能かアンケートで意見をまとめてみました。この問題で悩んでいる人にとって考える機会になるといいですね。

【質問】
DV後遺症に対する慰謝料。後遺症が発覚してから請求することは可能だと思いますか?

3

【回答数】
はい:82
いいえ:18

6-1.慰謝料請求は可能!!8割以上の人が回答!

「はい」と回答した人が82%と、多くの人は請求可能と考えていました。

・その後遺症と、何かしらDVとの関連性が証明できれば、たぶん問題なく慰謝料請求できると思います。(50代/男性/専業主夫)

・最初の慰謝料請求時に、後遺症が出ておらず、そのことが予測できなかった場合には、できると思います。でないと十分な慰謝料がとれません。(30代/男性/パートアルバイト)

・後遺症の症状がどれだけ日常生活において影響を与えるかによっては請求可能だと思われる。(20代/女性/専業主婦)

・DVを受けてすぐに後遺症が発覚するとは限らないので、時間をおいた後でも後遺症が出てくれば請求は可能だと思うから。(10代/男性/学生)

アンケートの結果、多くの人が後遺症とDVの関連性を証明できれば、慰謝料の請求は可能と考えていました。例えば殴打による身体への極度の負担が後でめまいや腰痛などを引き起こすこともあるでしょうし、精神的なショックは心に根深いトラウマを残し不眠症や過度な恐怖心を引き起こすこともあるかもしれませんね。
また、日常生活にどれくらいの支障をもたらすかといった度合いで請求も可能という意見もあり、あまりに症状がひどい場合は検討する必要があるのかもしれません。

6-2.因果関係の証明が争点!?請求は難しいという人も2割弱!

「いいえ」と回答した人は18%!できないと考えている人も少なからずいる結果となりました。

・時間が経ってしまえば、時効になりそうだし、DV以外にも原因があるかもしれないから。(20代/男性/学生)

・証拠があれば可能だとは思うが、難しそうだし、DV加害者とそんなに関わるのは現実的じゃないから。(30代/女性/自営業(個人事業主))

・実際に怪我などをしていたらわからないけど、精神的なものだとなかなかむずかしい気がするから。(20代/女性/専業主婦)

・仮に法的に可能だとしても、慰謝料請求する段階で、再び悪夢の生活になると思う。DV過去は、一刻も早く忘れる方向で生きるのが良いと思う。(50代/女性/専業主婦)

できないと回答した人では、どれほど時間が立っているかを問題視する人もいて、因果関係がはっきりしないと難しいと捉えているようです。また、目に見えない精神的なものであれば難しいのではという意見もあり、DVの影響かどうか、それ以外の影響か判定ができるか疑問視している様子もうかがえました。
ほかに、慰謝料を請求することで、また暴力を振るわれた相手と関わることを危惧する声もあり、精神的につらくなることもあるかもしれませんね。

6-3.慰謝料請求は可能だとしても、つらい過去に向き合うことにも…

今回のアンケートで分かったことは、dv後遺症の請求は可能と考えている人がほとんどだったということでした。後遺症がDVによるものと証明できれば可能だという声が多く見受けられました。テレビ、雑誌あるいはネットなどでDVに関する話を見聞きすることも多く、DV男は許せないという感情があるのかも…。
一方、時間経過の問題や因果関係の証明の問題で、請求できないとする人もいたり、再びつらい過去に向き合うことを心配する声もありました。
忘れたいと思う一方で、また思い出すようなことになることも…。慰謝料の請求をするなら、心のケアも同時にできるような環境が大切なのかもしれませんね。
※慰謝料がでるかでないかはケースバイケースで、その金額も異なるため、悩まれている方は弁護士などの専門家に相談してみましょう。なお、DVによる慰謝料の目安はこちらでご確認ください。

まとめ

DVやモラハラは、加害者の性格や人格の問題である。専門家も含め世間一般の認識は、「加害者は自己愛性人格障害」とか「縁を切るのが唯一の解決策」といったものでしょう。しかし、私は実務家として、すでに20年以上前からこういった問題について解決のアドバイスをしてまいりました。そしてそんな経験から、DVもまたモラハラと同じく本質的に解決が可能だと確信しております。

それには、まずはDVやモラハラの原因を知ることが必要です。この理解があってはじめて、私たちは適切な行動ができます。また、以下にご紹介している私の著書を問題解決にお役立ていただければ幸いです。

 

 

キッカケは旦那のDV(暴力)?離婚を考える理由とは?

結婚していた夫婦が離婚したいと決意することは、生半可なことがなければ起きないことなのかもしれません。
少なくとも、結婚する時はお互いを愛していたのでしょうから、その愛情が尽きるだけの事情があったのではないかとある程度は予想ができます。
離婚の理由に挙げられるものの中に、暴力や不倫などがありますが、妻が夫に対して離婚を決意する理由には一体何があるのでしょうか?

1.旦那と離婚を決意する理由は?

旦那さんと離婚したいと決意する原因について、アンケートしてみました。

13

【質問】
夫と離婚したいと思う原因は?

【回答数】
モラハラ・暴力・文句が多い:33
浮気・不倫:22
その他:18
金銭感覚の違い:13
家事・育児の協力がない:12
子育ての方向性の違い:2

1-1.暴力(DV)は肉体的なものだけではない

旦那さんとの離婚理由につじて、妻の3分の1が「モラハラ・暴力・文句が多い」と回答しました。

私がモラハラで離婚しました。言葉の暴力は、心を深く傷つけ、悲しみのどん底に突き落とすほどひどいもので、そういう人と一緒に生活していると、病気になリます(50代/女性/会社員)

暴力は耐えられない、いっしょに生活できない、命の危険を感じるから(50代/女性/専業主婦主夫)

暴力には、相手を殴って与えてしまう肉体的なダメージと心無い言葉で精神的なダメージを与えてしまうという2つの存在が回答者の意見を見ることで分かります。あまりにもひどいと病んでしまったり、命の危険を感じてしまうなど、夫婦の関係を継続させることは不可能なのかもしれませんね。

1-2.旦那の浮気や不倫は家族裏切る最低な行為?

妻が旦那と離婚を考える理由、2番目に多く回答された「浮気・不倫」の意見です。

妻だけでなく、子ども達のことも平気で裏切ることが出来る人間だと思うから(30代/女性/専業主婦主夫)

浮気・不倫で信頼関係が全て失われます。それがなければ、夫婦生活全てがやっていけなくなると思います(20代/女性/会社員)

不倫や浮気は、妻や子供を簡単に裏切ってしまう行為だと多くの回答者が答えています。それが分かっているのにもかかわらず、そういった行為に走ってしまうのであれば、簡単に信頼を裏切ることができると判断されてしまうのでしょう。それでは、夫婦での生活は難しいかもしれませんね。

1-3.旦那の金銭感覚や借金で離婚を決意!

お金は生きていくために大切なもの。旦那さんと離婚する理由で3番目に多かったのが「金銭感覚の違い」という結果となりました。

お金は生きていくためにも子供を養うためにも大事なものなので、金銭感覚が違うと無理だと思うから(30代/女性/専業主婦主夫)

今のところ、どうにかこうにかやりくりはしているものの、無頓着なところがある旦那のカードの軽い使い方に、たまに将来が不安になる(30代/女性/専業主婦主夫)

お金は生活だけでなく、子供を養うための大事なものですから、計画的にお金は使いたいと考える人も多いかもしれません。しかし、あまりにもお金使いが荒いと、将来の生活に不安を感じるだけでなく、普段の生活にも支障が出てしまうでしょう。それだけ、金銭感覚は夫婦の中では大切であることが分かります。

1-4.何もしてくれない旦那にイライラ!

4番目に回答が多かったのが、「家事・育児の協力がないことで旦那さんと離婚を決意する」でした。

まったく家事をしない、共働きなのに家事は全部私の仕事。忙しくて、疲れて帰った時、先に帰っているのに、なにもせずにテレビをのんびり見ていて、「早くご飯にして」など言われた時は、すごくむかつく(30代/女性/契約派遣社員)

育児だけでなく、自分に興味を持ってないことがわかるので一緒にいても虚しいから(40代/女性/専業主婦主夫)

現代は共働きの家庭が増えているようですが、お互い忙しいにもかかわらず、家事や育児が一方的になってしまえば、イライラも感じてしまうことも増えてしまうでしょう。また、その態度が夫婦の関係に亀裂を走らせてしまう原因になっていることも分かります。

2.旦那さんからのどんな暴力に悩んでいますか?

長い年月、夫婦関係を継続させていくにあたり、些細な喧嘩やちょっとした言い合いになったりすることは、関係性を築いていく中で当たり前のことと言えるかもしれません。しかし、近年増加傾向にある夫の暴力という問題に悩んでいる女性が多くいることも事実です。

なかなか人には相談しにくいこの問題に関して、今回は夫から暴力を受けたことがある人に対し、どんな暴力を振るわれたか、またその頻度についてアンケートを実施したところ、夫から暴力を受けたことがある女性にアンケートを実施した結果、身体的な暴力と同じくらいに、言葉の暴力に悩まされている女性が多いことが伺えます。

・平手打ちやげんこつされたり、旦那の気が済むまで正座をさせられたり、あとは言葉の暴力が多いです。言葉の暴力は、ほぼ毎日で、私が失敗したらいつもです。体への暴力は、過去に平手打ちをされて、顎が外れて以来、げんこつが主ですが、2~3ケ月に1回程度です。(30代/女性/専業主婦)

・月に一回位。言葉の暴力だが、思いやりが感じられず、心のなかにずっと残ってしまう。(40代/女性/専業主婦)

・週に1回程度です。怒鳴られたり、携帯を顔に向かって投げられたり、むなぐら掴まれて壁に叩きつけられました。(20代/女性/専業主婦)

・手を上げられたのは数回。しかし、ことばの暴力は日常的だった。家の歴史を重んじる人で「〇〇家の重みに耐えられないのなら、おまえなんか要らない!」と言われた。もちろん、その後離婚した。(50代/女性/自由業・フリーランス)

・言葉の暴力。家じゅうの物を壊す暴力。「お前の性格は歪んでいる」「どこか行け」など大声で怒鳴りながら、お箸を折ったり自転車を投げ飛ばしたり、壁に穴を開けるなど。お酒を飲んだ際毎回。一週間に一回ペース。(40代/女性/自営業(個人事業主))

暴力の頻度としては、短い人で一週間に一回ペースで暴力を受けている人がいるということもわかりました。皆さんの意見の中で特に目立ったのは、日常的に繰り返される言葉の暴力でした。身体的暴力と違い、目に見えにくい精神的暴力だからこそ、受けた傷はなかなか治らないものです。DVは、殴る蹴るといった行為だけを指すわけではなく、失敗やどうしようもないことに対する必要以上の叱責、罵倒などの言葉も、立派な暴力と言えるのではないでしょうか。

3.暴力旦那の特徴と対処方法は?

旦那からのドメスティックバイオレンス、通称DVで苦しんでいる女性は、少なくなありません。また、暴力を受けても子供がいるなどの理由で中々離婚出来ずに、一人で悩みを抱えている女性も多いのかもしれません。暴力旦那にどのように対処すれば暴力が減るのか、また、どういう男性が暴力旦那になりやすいのか、その特徴と対象方法についてアンケート調査した結果、暴力旦那は普段は優しいと感じている女性が多いようです。また、その対処法として、怒らせないように優しく接しているという女性も少なくないようです。

・幼稚。自分以外の物事へ共感できない。ボランティア精神はもちろん皆無。対処法は「幼児のように大切にすること」それにより機嫌がよくなりほんのわずかな間だけ暴力は減る。(40代/女性/会社員)

・あまり真剣に向き合ってもかえって刺激しそうなのでおとなしく最小限の抵抗。(50代/女性/契約派遣社員)

・繰り返し暴力をふるう反面、普段は優しいのが特徴だと思う。そうした人間からは離れるのが1番良い。完全に離れることができれば向こうもあきらめる。(30代/女性/無職)

・外面が良いので、女性が行動を起こさない限り世間にはわかってもらえません。また本人が謝ろうと、改めると約束しようと治りません。民間法人の専門の方に第3者に入ってもらい、距離を置き、客観的に見ることが一番です。別れたので、無くなりました。(40代/女性/会社員)

・酒癖が悪いです。今度殴ったら離婚するといったら暴力はなくなりました。(30代/女性/自営業(個人事業主))

意外なことに、暴力旦那は普段は優しいという意見が多く挙げられています。この結果から、多くの女性が結婚してからDVに苦しんでいるというのも頷けますよね。また、プライドが高く、我儘という意見も挙げられています。暴力夫は、普段は優しく接してくれているのに、些細なことで怒りやすく、自分の思い通りにならないと手を挙げる、幼稚な男性ということがうかがえます。対処法としては、怒らせないよう優しく接するという意見が多く挙げられている一方で、誰かに相談する、女性が自立する、といった意見も挙げられています。優しく接することで、ある程度の暴力は減るようですが、全くなくなるということは少ないようです。

まとめ

一人で悩まない!誰かに相談して、別れを切り出す勇気を!

今回のアンケートで、優しく接してくれていた旦那が豹変し、暴力を振るうことに戸惑い、旦那を怒らせないよう気を使っている女性が少なくないということがうかがえました。しかし、優しく接したり、旦那を否定しないように気を使って生活していたりしても、暴力が全くなくなることは少ないようです。暴力旦那は、弱者に対して暴力を振るうという意見が挙げられましたが、やはり、暴力をなくしたい場合は、誰かに相談する、又は、自分だけでも生きていけるという自立した女性になることで、妻が弱者であるという認識をなくすことが効果的と言えるのではないでしょうか。

■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性
■調査期間:2015年09月15日~2015年09月29日
■有効回答数:100サンプル

性格の不一致やDV(暴力)?夫や妻が離婚したくなる原因?

結婚して、一生生活していく夫婦もあれば、離婚をしてしまう夫婦もいます。愛があるからこそ結婚するのでしょうが、その愛が冷めてしまえば元々は他人ですから別れを考えてしまうのも仕方のないことなのかもしれません。また、性別や性格、夫婦の役割にも大きな違いがありますから、離婚の原因にはとても複雑な要因があるといえるでしょう。

さらに、結婚は、一般的には男女がするものとなっていますが、性別が違うのですから物事の捉え方にも違いがあることも多々あります。もしかしたら、離婚を決意する原因も男女によって違うのかもしれませんよね?

そこで、離婚を決意するのはどんな時なのか?アンケートをとってみました。

1.離婚を決意した原因

夫と妻、それぞれに離婚を決意した原因についてアンケート調査を実施しました。

1-1.妻が離婚を決意した原因とは?

【質問】
離婚の原因となるのはどれだと思いますか?

1

【回答数】
DV・暴力:27
異性関係(浮気・不倫):27
性格の不一致:22
金銭感覚の不一致:9
モラハラ・精神的虐待:7
異常性格:5
家族との折り合い:3

1-1-1.DV(暴力)が離婚を決意した原因である!

妻の離婚原因で、回答者の中で、同数ながら一番多く回答されたのが「DV・暴力」でした。意見には、女性ならではの声が多く見られます。

どんどんエスカレートすると、けが、最悪は命にかかわることだから(50代/女性/パートアルバイト)

力の強い方が弱い方を一方的に虐待するのは、人として絶対に許せないことだと思う(50代/女性/パートアルバイト)

DV・暴力があると一生に暮らしていくことは難しくなるし大変だから(20代/女性/学生)

力の強い男性が弱い女性を攻撃するという行為は、人間としてのモラルが欠けていると見ておかしくはないのかもしれません。場合によっては、命にかかわる行為ですから、一緒に生活するということが簡単ではないことも分かります。

1-1-2.浮気をされたら常に疑ってしまう!

妻が離婚を決意する原因として、DV(家庭内暴力)と同数だった「異性関係(浮気・不倫)」でした。

一度でも不倫されたら相手を信用する事は難しくなり、常に疑ってしまうから(30代/女性/専業主婦主夫)

どれも原因になりそうですが、私は異性関係が一番許せないからです(30代/女性/専業主婦主夫)

夫婦関係を継続していくためには、お互い信用しあうことが大事なのかもしれません。しかし、一度不倫されたら、常に疑心暗鬼の状態で、相手を信用することができなくなってしまうことが分かります。また、浮気は信頼を壊す行為だから許せないという声も見られ、元の関係に戻ることは難しいようです。

1-1-3.性格の不一致は改善しようがない?

妻が離婚を決意する原因で3番目に多かったのは、「性格の不一致」という結果でした。

性格の不一致はお互い改善しようと思ってもなかなかできないものだから(20代/女性/会社員)

性格や価値観が違えば、ずっと一緒に生活していくことは不可能だと思います(20代/女性/学生)

性格が合わないのは浮気の原因にもなり、浮気をすれば離婚する(20代/女性/学生)

性格の不一致は、改善が簡単にできるわけではなく、生活を続けていくことは難しいようです。また、性格の不一致は、浮気の原因となる可能性もあるなど、違った問題に発展してしまう原因にもなりかねないことが分かります。

1-1-4.金銭感覚の違いや借金が離婚原因!

4番目に多かった妻が離婚を決意する原因は、「金銭感覚の不一致」でした。

いくら自分が節約しても、相手が浪費家だと借金地獄になりそうです・・・・・・(40代/女性/会社員)

浪費する人と一緒だと借金が増え貯金もなく、いざというときにお金がないので苦労する(30代/女性/パートアルバイト)

回答者の意見を見ると、自分が我慢しなくてはいけないや借金が増えるなど、お金に関しての苦労を回避したいという現実的な意見が多く見られます。お金の使い方が荒い人は、単純に一緒に生活できないと考えていることが分かります。

1-2.離婚を決意するまで、妻はガマンしすぎてはいけない!

女性にとって、離婚の原因は様々だということが今回のアンケートから分かりました。
性格や金銭感覚の不一致、不倫・浮気など、人によっては許せないことは違うのかもしれません。
しかし、一番多く回答された暴力という行為は、場合によっては命の危険にさらすことにもなるでしょう。
我慢するだけでは、肉体的にも精神的にも傷は広がるだけですから、勇気を振り絞ってカウンセリングを受けることをおススメします。

■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性
■調査期間:2015年03月12日~2015年03月26日
■有効回答数:100サンプル

1-3.夫が離婚を決意した原因とは?

「男性が考える離婚の原因」についてアンケートしてみました。

【質問】 
妻と離婚する原因となるのはどれだと思いますか?

2

【回答数】 
異性関係(浮気・不倫):30 
性格の不一致:29 
DV・暴力:16 
金銭感覚の不一致:9 
家族との折り合い:6 
異常性格:5 
モラハラ・精神的虐待:5

1-3-1.夫が離婚を決意する原因!夫にとって浮気が一番ツライ!

夫が離婚を決意する原因で、一番多く回答されたのが「異性関係(浮気・不倫)」でした。

やっぱり浮気されるのが、精神的にきつく感じるからだと私は思ったから(30代/男性/会社員)

浮気している女性が作った料理を食べていると毒をもられてるのではないか不安になります。(40代/男性/自営業(個人事業主)

浮気や不倫など、愛する人が起こす裏切り行為は、男性にはとって、辛い出来事であることが回答者の意見を見て伝わります。例として、食事に毒を盛られているのではないかと不安になるという声もあり、相手に対して疑いの目を向けてしまい、信用ができなくなってしまうようです。

1-3-2.性格の不一致は耐えることができない!

夫の離婚を決意する原因で2番目に多かったのが、僅差ではありましたが「性格の不一致」となりました。

どれも離婚の原因となると思いますが、性格の不一致は耐えれなくなると思います。(30代/男性/会社員)

性格がまったく合わなくなってくると、一緒に生活するのは無理だからです。(30代/男性/会社員)

性格の不一致は、一緒に生活することを拒否することに繋がってしまうようです。耐えられないという声もあるように、性格の違いを感じてしまうと、相手の言動や行動を受け入れられなくなってしまうのかもしれません。

1-3-3.妻からのDV(家庭内暴力)も意外に多かった!

3番目に多く回答されたのが「DV・暴力」でした。全体の16%と、意外に多いと感じる回答数でした。

人として他者を認めること、許容することは、社会生活を送るうえでの基本と思いますが、DV等、言葉の暴力も含めて、他人にたいする理解や思いやりの心を持てない人と生活できないのは当然です(40代/男性/無職)

DVはお互いにとっても良くないと言うか、悪い状況としかならないと思います。下手をすれば取り返しのつかない事につながる恐れもあります(30代/男性/契約派遣社員)

DVをする人は、他人に対して思いやりの心を持つことができない心のない人であると感じてしまうようです。もしかしたら、暴力という行為で大変な結果になることもありますし、そんな状況で一緒に生活するなんて不可能なのかもしれませんね。

1-3-4.お金の問題は夫の立場からも切実なようです!

4番目に多く回答されたのが「金銭感覚の不一致」となりました。

性格的・行動的問題は我慢という対処方があるが、金銭的問題は我慢ではどうしようもない限度額がある。その為、一方がお金を使えないという我慢も強いられ、金銭的問題プラス精神的問題のダブルパンチとなるから(20代/男性/無職)

これが一番無理だと思いますし、浪費家のお金の使い方は異常としか思えません(40代/男性/会社役員)

お金の問題は他の問題と比べ、対処しようがないと感じてしまっていることが分かります。浪費家のお金の使い方は、異常という意見もあり、生活を一緒にするというのは無理なのかもしれません。また、自分が我慢しなくてはいけなくなるという、苦しい生活も強いられそうですね。

1-4.夫は妻との信頼関係が崩れると離婚を決意する傾向が強い!

男性は「浮気や不倫」と「性格の不一致」を離婚の大きな原因と考えているということがアンケートの結果から分かりました。
不倫するパートナーには、信頼を置けなくなり、性格の不一致は一緒に生活する気持ちを失わせてしまうようです。もしかしたら、男性の多くはパートナーは自分を裏切らないと考えている傾向にあるのかもしれません。となると、パートナーの一度の裏切りが精神的に大きなダメージを与えてしまうことになりかねないでしょう。
男性は、妻との信頼関係が崩れると離婚を決意する傾向が強いようです。

■調査地域:全国
■調査対象:【性別】男性
■調査期間:2015年03月12日~2015年03月26日
■有効回答数:100サンプル

2.結婚後、夫婦喧嘩の頻度はどれくらいなのか?

誰でも相手に対してイライラしたり厳しく注意したり許せないことがあります。それは結婚してからも同様ですし、一緒に暮らしているからこそ相手の行動にイラつき喧嘩に発展してしまうことも珍しくないでしょう。夫婦げんかは起こってしまうことも少なく無いですが、あまり頻度が高いと心配になってしまいますよね。
では、夫婦喧嘩の頻度はどれくらいなのでしょうか?

【質問】 
現在(過去)のパートナーとの喧嘩の頻度はどれくらいですか?

【回答数】
会う度:7
月に1回:20
3ヶ月に1回:14
半年に1回:7
ほとんどしない:52

16

2-1.約半数の夫婦はほとんど夫婦喧嘩をしない!

アンケートの結果によると、約5割の人が喧嘩になったことはほとんどないと回答していました。

結婚当初は喧嘩をすることが多かった。長い年月の間に、お互いが(うちの場合は私が)「妥協する」「相手に合わせる」ことを覚え、相手の言うことにも自然と腹がたたなくなり、受け入れたり、受け流したり、状況に応じて対応できるようになってきて、喧嘩をすることもなくなった。(30代/女性/パートアルバイト)

相手が全く怒らない人なのでケンカにはならない。こちら側も引き際をわきまえておく。(20代/女性/自由業・フリーランス)
よほど譲れないことがない限りは、相手を尊重します。それは多分パートナーも一緒だと思うので。(40代/女性/専業主婦主夫)

最初の内こそお互いに譲れないことで喧嘩したり妥協する場面も少ないことも多くあるようですが、長い結婚生活の中で妥協することを覚え、相手に合わせつつ状況に応じて行動することが出来るようになったことで喧嘩の回数を減らすことが出来るようです。お互いに引き際をわきまえておけば、必要以上に喧嘩をすることもなくなりますし、いい関係性を保つことができるのかもしれません。

2-2.ちょっとした夫婦喧嘩は多い?

夫婦喧嘩の頻度について、次に多かったのは月に1回であり、その次に3ヶ月に一回、会う度、半年に一回と順に回答していました。

大喧嘩にはならないですが、ちょっとしたいさかいはありますね。考えの違いかな。(40代/女性/会社員)

大喧嘩ではありませんが些細な事ではしょっちゅうけんかしています。(50代/男性/無職)

休日などで時間があるのに家のことをやろうとしない態度にキレて、つい言いたくないことまで言ってしまう。(50代/女性/パートアルバイト)

現在の相手は会うたび喧嘩します。電話に出ないとか、遅刻したとか、小さな事ですぐ喧嘩になります。(40代/女性/無職)

大喧嘩にはならずとも、ちょっとしたことで言い合いになる夫婦もいらっしゃるようです。普段の行動の中でお互いにやってもらいたいことがあるのに、いつまでも行動しない姿などを見ると、一方的に喧嘩になってしまうことも少なくないことがわかりました。
喧嘩になってしまうということは何かすれ違っていることがあるということなので、お互いに少しずつ話し合うことも大切なことかもしれません。

2-3.夫婦喧嘩の原因は様々!でも、喧嘩が続くなら冷静な話し合いが必要かも?

以上のアンケート結果では半分以上の人がほとんど喧嘩をしないと回答していましたが、些細なことで喧嘩になってしまうことも少なくないということがうかがえました。
喧嘩に発展してしまう原因は非常に様々ですが、一方的な喧嘩になることもあれば、お互いに激しく言い合う喧嘩に発展することも。しかし、最初の内は折り合いがつかず言い合いになることも多いようですが、お互いを尊重し合い歩みよることで喧嘩を減らし、穏やかに過ごすこともできるようです。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年03月12日~2015年03月26日
■有効回答数:100サンプル

3.夫婦の問題はどうやって解決していますか?

夫婦とはいえ他人同士ですから、共同生活を送っているとすれ違いや喧嘩になることってたくさんありますよね。それが一時的な問題で済めばよいのですが、一度こじれてしまった関係は、なかなか元に戻せないのが現実でしょう。
では、夫婦問題はどうやって解決するのが理想でしょうか。自分たちで?それとも誰かに相談すべきでしょうか?アンケートをとってみました。

【質問】
夫婦問題を親族や友人などに相談しますか?

3

【回答数】
いいえ:52
はい:48

3-1.夫婦の問題は自分たちで解決すべき!

半数を少し上回る人たちが、夫婦の問題を誰かに相談しないと答えていました。

・笑い話にできる程度の問題であれば話すと思いますが、今後の夫婦関係を続けていくかどうか、までに及ぶような問題であれば相談せず、当事者二人の問題として答えを出すと思います。両親や友人には心配をかけたくないので、答えが出てから報告をすると思います。(20代/女性/パートアルバイト)

・夫婦の揉め事を相談するのは恥ずかしいからです。相談したのが妻にばれたら怒られるからです。(30代/男性/会社員)

・人に話してもごたごたになるだけで、面倒くさいので話しません。私なら、第3者の助けが必要になったなら、問題に応じて、専門機関に相談します。(40代/女性/専業主婦)

・その時は親身に聞いてくれても、後から裏でネタにされてそうだから。(20代/女性/パートアルバイト)

相談をするときに障害になるのが、恥ずかしいという感情だったり、影でいろいろと噂されたりするのではないか、という不安感だという意見でした。また第三者が介入することで、余計に問題がこじれるのでは、という思いもあるようです。夫婦間の問題はなかなかデリケートなものであり、他の人に言うのは勇気がいることですよね。信頼できる友人や知人、あるいは専門の相談機関があれば、今回「いいえ」と答えた人の多くも悩みを打ち明けたいと考えているようです。

3-2.第三者の冷静な意見は貴重である!

夫婦の問題を第三者に相談すると答えた人は半数を少し下回りました。その意見をみてみましょう。

・自分ひとりでイライラするより、事実を周囲に話してスッキリしたいし、周りの意見も聞きたい(40代/女性/専業主婦)

・同じ主婦に話すことで気持ちがすっきりするし、何よりも盛り上がるから。(30代/女性/専業主婦)

・誰にも相談できなかったら息詰まって死んでしまう。アドバイスをもらえないにしても、愚痴を吐かせてもらいたい。(30代/女性/専業主婦)

・問題があれば親族や友人に頼りになれそうな人がいれば相談はすると思う。(30代/男性/自由業・フリーランス)

・夫婦喧嘩について、相談することがあり、第三者の意見を聞いて冷静な判断ができるようにしています。(20代/女性/専業主婦)

相談する人の多くは、第三者の客観的な意見を求めているようです。問題の当事者からすればお互いに譲れないことであっても、第三者が見れば些細なことだった、というのはよくあること。話をすることでストレスの解消になったり、同じような立場の人のアドバイスが聞けて参考になったりすることもあるようです。頼れる人がいれば、なおさらその人の意見は信頼できるものになりますよね。

まとめ

自分ひとりで悩まず、信頼できる人に相談を!

いかがでしたか。離婚を含め、夫婦の問題を友人などに相談する人はおよそ半数でした。僅かに多かった相談しない人も、信頼できる相手であれば、相談したいと考えているようです。普段から相談している人は、話すことでストレスを解消したり、客観的な意見をもらったりしているようです。
夫婦のことはデリケートな問題で、できれば自分たちで解決したいと考えるのは当然のことかもしれませんね。ですが第三者だからこそ見えることもあります。問題が大きくなって解決不能になる前に、信頼できる友人や専門機関に相談してみてはいかがでしょうか?そうすれば、お互いにとってより良い未来が築けるのかもしれませんよ。

 

デートDVは論外!DVは結婚前に気づけるのか?【保存版】

最近離婚の原因として増えてきていることとして、DVやモラハラがあります。DVは相手に暴力を振るわれるので、体が傷つけられ、心にも大きな傷を負うこととなります。

またDV加害者はモラハラ的な言葉や態度の暴力も伴いますから、精神的にも深い傷を負うためにとてもつらいもの。さらに、周りに気づいてもらいにくいのでその点もまた心の傷になりえます。そんなDVやモラハラですが、結婚前にDVになるかどうか見抜くことは可能なのか考えてみました。

また、運悪く結婚後に DV 被害にあった場合、どうしたらいいのか考えてみましょう。

1.結婚前にパートナーがDV加害者だと気づけるのか?

【質問】 DV・モラハラは結婚前に気付けると思いますか?

8

 

【回答数】
思う:26
思わない:74

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年03月12日~2015年03月26日
■有効回答数:100サンプル

1-1.結婚前にDVやモラハラを見抜くことはできない!

アンケートの結果、DVやモラハラをしそうな人は見抜けないだろうという人の方が多い結果となりました。

気づいていたら結婚しないし、結婚前はお互い見せない部分、見えてない部分が多いと思うから。(50代/女性/パートアルバイト)

結婚する前は、自分を全て出さないと思うし少し自分を良く見せようとする部分があるのでなかなか分からないと思います。(30代/女性/専業主婦主夫)

結婚後に豹変する場合もあるので、難しい。人を見る目にあまり自信がない。(30代/女性/会社員)

結婚前は愛し合う彼氏と彼女の間柄なので、お互いのすべての部分に目が向くとは限りませんし、相手が自分に少しでもよく見られようと努力をしているかもしれません。しかし、結婚して一つの家族として一緒に暮らしていると新たに気付くことや、本性が表れてくることもあり得ます。そういった可能性を全て考慮すると、いくら好きな人を知る努力をしても、結婚前に本当にすべてを理解することは難しいのかもしれません。

1-2.結婚前にDVを見抜くことはできる!

一方見抜けないと答えた人より少なかったですが、見抜けるだろうと答えた人の意見は次のようなものでした。

同居していれば絶対気づくと思います。もしかしたら他の人の情報を得られるかもしれません。(20代/女性/学生)

結婚前に付き合う時間が長ければ長いほど、気づきやすいと思います。同棲してみるのも一つの方法かも。(20代/女性/パートアルバイト)

結婚する前に一度くらいは大きな喧嘩をして相手を知っておくのも大事だと思います。(20代/女性/パートアルバイト)

見抜けるだろうという人の意見としては、結婚までに相手とより深く付き合っていればどこかにその兆しは感じるだろうというものでした。例えば同棲などをしている場合、結婚後の生活ととても近い状況になるので、しないよりかは気づきやすくなりそうです。結婚前に相手の生活面を知っておくということは、いい相手と結婚するためだけではなくDVやモラハラを防ぐ意味でも有効なのかもしれません。

1-3.結婚前にDVをするかどうか見抜くのは困難?

結婚前には、どうしても結婚後ほど親密な関係にはなれないので相手の性格などについて見落としてしまう部分が出る可能性は大いにありそうです。同棲などをすれば少しは気づけるのではないかという意見がありましたが、すべての人が同棲をするわけではありません。もちろん防ぐには同棲をした方がよく相手を知れていいのは確かですが、それでも万全ではないでしょう。結婚前にDVやモラハラの兆しに気が付ける場合もあるとは思いますが、気付けないケースも少なくはなさそうです。しかし、少し目を向けてみて、もしわずかでも心配に思うことがあれば、一人で悩まず誰かに相談してみてもいいかもしれません。

2.デートDVの経験があれば、結婚後にそれはエスカレートする可能性大!

私の指摘するまでもなく、男性と女性では腕力が違います。また、体のつくりから考えても男性が女性に暴力を振るえば、どんなことになるのか誰にでも容易に想像できます。したがって、結婚前にデート DV の経験が一度でもあるのなら、結婚後、 DV の頻度や程度がエスカレートする可能性があります。なぜなら、家庭内は密室であり、 DV 加害者はガマンをする必要がなくなるからです。

2-1.デートDVを受けた経験はありますか?

身近な暴力を経験したことがある人はどのくらいいるのでしょうか。アンケートを実施してみました。

【質問】 
パートナーから「身体的暴行/心理的攻撃/性的強要」のうちいずれかを受けたことがありますか?

3

 

【回答数】
ある:19
ない:81

2-1-1.8割以上がDVやモラハラ未経験

多いと見るか少ないと見るか?およそ8割の人がパートナーからのDVやモラハラを受けた経験がないことがわかりました。

私は、あまり交際をしたことがないのでこのような攻撃をされたことはありません。(20代/男性/学生)

心理的攻撃は、受けているのかもしれないが、すぐに忘れるタイプなのでダメージが少ない。暴力をもしも受けたら、わかれる宣言をしている。状況によってはすぐに警察に通報する。(30代/女性/パートアルバイト)

私のパートナーはとても素敵な人なので、今まで経験したことがないです。(20代/女性/専業主婦主夫)

「交際経験が少なく、パートナーから暴力を受ける機会があまりなかった」「もしかしたら被害に遭っているかもしれないが、すぐに忘れるのでダメージが少ない」など、機会の有無や気の持ちようで結果的に被害を感じていないといった声が複数ありました。中には「とても素敵な人とパートナーになったため、暴力を受けた経験もない」というパートナーへの絶対の信頼と愛情が垣間見える声も見られました。

2-1-2.心理的攻撃と身体的暴行を同時に受けた人が多数

しかしアンケートに回答してくださった方の2割近くは、パートナーから何らかの暴力を受けた経験があるという悲しい現実も見えてきました。

過去のパートナーですが、性的な関係を強要されて断れず相手していたことがありますが嫌でした。(20代/女性/パートアルバイト)

人気のないところでいきなり押し倒されそうになった時は本当に怖かったです。(20代/女性/学生)

束縛の強い人で、携帯の履歴チェックはもちろん自分が気に食わないことがある度に殴られてました。(20代/女性/専業主婦主夫)

付き合っていて別れようって言ったら顔面をしばかれました。それから喧嘩の度に蹴られたり物を殴られたりしました。結婚して少し落ち着きましたが気にいらないと暴れたりしてひきずりまわされたりしました。(30代/女性/専業主婦主夫)

「性的な関係を強要された(されかけた)」「束縛が強いパートナーで意に反することがあると暴力で訴えてきた」など、人間として対等に扱ってくれないパートナーと出会ってしまい辛い思いをした人の声も多く見られました。中でも目立ったのは「相手の意見に従わないと暴力を受ける」という声で、心理的攻撃と身体的暴行が同時に発生しやすいことが伺えます。

2-2.結婚前にDVやモラハラの傾向を見抜くヒントとは?

私は過去、多くの DV 被害者の相談をいただいてきました。また、その相談から DV 加害者は、結婚前に次のような傾向があることがわかりましたのでご紹介します。

2-2-1.デートDVを受けた経験がある!

脳には報酬系という回路があり、この回路はとくに予期報酬が働いたときドーパミンという快感物質を分泌し、脳は快適に働きます。これはギャンブルに顕著で、「パチンコに行けば儲かるかもしれない。」とか「競馬にいけば勝てるかも…」といった時、脳はこの快感物質を大量に分泌します。そのため、ふだん新聞や本などほとんど読まないのに、3時間も4時間も競馬新聞で馬券検討ができます。
結婚前のカップルも同じです。とくに男性の場合、「この映画に一緒に行けば…」「このプレゼントをすれば…」など、こうすれば結婚してくれるかもしれないという予期報酬により、脳は快感に満たされるからこそデートコースを考えるのが楽しくて仕方ありません。一方で、結婚後、「釣った魚にえさをあげない。」という話がありますが、これは結婚してしまったからこそ予期報酬が働かなくなったからです。
この脳にある報酬系の働きを前提にすると、結婚前に DV をするような男性は、結婚後、さらにそういった傾向が強くなることが容易に予想できます。

2-2-2.母親や店員さんに不機嫌にふるまう!

「彼は私には優しいのですが、彼のお母さんにひどい言葉や態度で接するのが気になります。また、一緒に出かけたときよくお店で店員さんに文句を言ったり、トラブりなったりすることがあります。」

別記事でご紹介する予定ですが、 DV の加害者はいつも基本的に不機嫌です。そのため、気を遣う必要のない相手には、その不機嫌な気持ちが自然に言葉や態度として現れます。
母親に限らず、ご家族や外出時の店員さんなどに対し、言葉や態度が悪いようなら注意が必要です。

2-2-3.運転が乱暴!

繰り返しますが、 DV の加害者はいつも基本的に不機嫌です。それが車の運転で現れると、前の車を煽ったり、車間距離が異常に狭くなったり、横入りをされると異常に腹を立てたりといった行動になります。
また、一緒に出かけるときさっさと車に乗り込み、クラクションを鳴らして急かすような男性も、結婚したら DV やモラハラの傾向が現れる可能性大です。

2-2-4.他人や会社、政治などの批判がひどい人も注意が必要!

人の批判はもちろん、会社の同僚や上司、政治などを盛んに批判する人たちがいらっしゃいます。また、中にはテレビで芸能人がコメントしたことについて、バカとかこいつは頭が悪い、間違っているとか批判する。こういった人も、結婚後に DV 夫になる傾向が強いようです。

3.気づかずに結婚し、DV被害を受けたらどうしたらいいのか?

DV は家庭内で起きる問題だからこそ、ほとんど表に出ることがありません。そのため、シェルターなどを利用し家庭内から脱出している人もいますが、被害にあっていても自分だけでは解決することができずにひたすら耐えているという人も少なくないのではないでしょうか。そこで、DV・モラハラを受け限界を感じた場合、どのような行動を取るかアンケートをとってみました。

【質問】 
DVやモラハラを受け限界に達したらどうしますか?

4

【回答数】
加害者以外の家族や友人に相談する:28
シェルターへ行く:10
弁護士やカウンセラーに相談する:35
誰にも言えないし行動もできない:3
その他:24

3-1.第三者でもある専門家への相談を選ぶ人が多数

アンケートの結果、弁護士やカウンセラーに相談するという回答が一番多い結果になりました。

一番良い解決策を模索するためには専門家に相談するのが一番だと思うので。(40代/女性/会社員)

家族や友人は、利害があるので言えない。法律の知識があって、経験豊富な弁護士などがいい。(30代/男性/パートアルバイト)

その相手を訴えることを前提に、弁護士に相談しにいくと思います。(30代/女性/専業主婦主夫)

DVやモラハラの具体的な記録をつけたうえで、弁護士を通じて離婚に向けて動き出す(30代/男性/会社員)

DVやモラハラを受けている場合、相手が離婚に納得しないことが多いため、専門家である弁護士を頼って婚姻関係を解消したいと考えている人が多いようです。第三者の助けや法律に則った解決がなければ現状打破が難しい場合も多いため、プロの手が必要になってくるのではないでしょうか。

3-2.家族や友人など、信頼できる相手への相談も

弁護士やカウンセラーに相談するという回答に次いで、加害者以外の家族や友人に相談する、その他、シェルターに行く、誰にも言えないし行動も出来ないという回答の順となりました。

DVやモラハラを受けて限界に達したら一番身近できちんと受け止めてくれそうな家族に相談します(30代/男性/会社員)

1人では解決できない悩みなので、まず身近な人に相談します。そのあと警察などの公共機関に相談すると思います(40代/女性/無職)

まずは、現状を確認しやすい身内などの身の回りの人に相談し、解決策を見出す努力をする(30代/女性/専業主婦主夫)

家族が巻き添えをくわないように、一人で行動して判断して、シェルターを探してそこに行くと思う(50代/女性/専業主婦主夫)

暴力は耐えられない。死んでしまうかもしれないし、とにかく逃げる(50代/女性/専業主婦主夫)

DVやモラハラを受け続けていた場合、心身ともにぼろぼろになっていることも多いため、専門家のところへ行く前に信頼できる家族や友人などに相談し受け止めてもらいたいという声が多く聞かれました。一人で解決することは難しいため、親身になってくれる人とともに解決策を練りたいという思いも窺えます。また、すぐに避難が必要な場合はシェルターを利用したいという人も見られました。

3-3.DVの相談は警察や弁護士など、その道のプロにしましょう!

男性から女性の暴力。これは、一般的な倫理感から考えると、ありえない行為です。そんなありえない行為を繰り返すのが DV ですから、その相談は警察や弁護士など法律のプロにするようにしましょう。
アンケートではカウンセラーや家族、友人に相談するという意見がありました。しかし、DV 加害者の状況次第で逆恨みを買うことになり、返って家族や友人に迷惑をかけることにつながりかねません。こういった選択をするのなら、シェルターへの避難を優先するべきでしょう。

4.配偶者からのDV。離婚裁判もひとつの解決の手段!

縁あって夫婦になった男女ですから、一生涯添い遂げるのが理想的です。しかし、本来は信頼しあい助け合うべき夫婦間に、亀裂が生じることはどんなご家庭にでもあり得ます。そして、その原因がDVならば、結婚生活を続けることが困難になることは自然なことでしょう。そこで、配偶者からのDVで離婚裁判を意識したことがあるかについて、全国の男女を対象にアンケートをとってみました。

【質問】
夫もしくは妻からDVを受けて、1度でも離婚裁判を考えた経験はありますか?

3

【回答数】
DVを受けたが考えたことはない:57
DVを受けて考えたことはあるが、誰にも相談したことはない:21
DVを受けて本気で考えたことがあり、誰かに相談した経験がある:20
DVを受けて本気で考えたことがあり、実際に裁判をしたことがある:2

4-1.DVはあっても、約8割の人は誰にも相談をしていない!

驚くべきことに DV の経験がある人の約8割は、誰にも相談せず、6割近い人が離婚裁判を考えたことが無いという回答でした。

・なかなか人には言えないし、簡単なものではないから、誰にも言ってません。(50代/男性/契約派遣社員)

・他人には仲の良い夫婦を演じているのでDVが他人にバレルのは恥だと思っているからです。(40代/女性/会社員)

・結婚時、両親の反対を受けたので自分の両親に知られたくないから。(30代/男性/自営業(個人事業主))

・子供を片親にすることは考えられず、離婚になった場合、親権で争うことも辛いため。(40代/男性/会社員)

・離婚したあとお金を払う義務がある、って法律ではなってますけど支払わない夫が多いと聞いたので。(20代/女性/会社員)

21人は、離婚裁判を考えたことがありながら、誰にも相談したことがないことが分かりました。
なかなか人には言えない人や、他人にバレるのは恥だと思う人の意見からは、夫婦間の問題を他人に知られたくない気持ちがうかがえました。また、両親の反対を受けて結婚した人もいるようです。結婚時のいきさつが障壁になり、いまさら相談できにくい雰囲気になっているのかもしれませんね。さらに、親権で争うことも辛い、お金を支払わない夫が多いとの回答もあり、離婚に踏み切るためには解決すべき課題が多いと言えるようです。

4-2.DVで離婚裁判を誰かに相談したことがあるのは2割!

DV を受けた経験のある人の約2割は、誰かに離婚裁判の相談をした経験があるという回答でした。次いで、実際に裁判をしたことがある の順となりました。

・さすがにそのままではいけないと思うので、知り合いなどに助けを求めた。(20代/女性/会社員)

・専業主婦の妻のモラルハザードで、ストレスがマックスになったためカウンセラーに相談した。(40代/男性/会社員)

・裁判までは怖いので離婚にも踏み切れず、でも誰かにすがりたい気持ちから友人に相談した。(30代/女性/その他専門職)

・話し合いをしようとしましたが、会話にならないので、離婚しました。(40代/女性/その他専門職)

20人は、離婚裁判を起こそうと本気で考えて、誰かに相談していることが分かりました。知り合いなどに助けを求めた人や、カウンセラーに相談した人がいますが、相談相手は人それぞれと言えるようです。また、友人に相談した人の中には、裁判までは怖いとの意見もあり、離婚裁判を起こすことの大変さがうかがえます。
一方、2名の人は実際に裁判に踏み切っています。そのうちの1人からは、会話にならないので離婚したとの意見がみられました。もし、離婚に向けての話し合いが進まない場合は、離婚裁判が役立つのかもしれませんね。

まとめ

結婚後、パートナーが DV やモラハラになるかどうか、それは正直誰にもわかりません。しかし、結婚前にデート DV の経験があったり、車の乱暴な運転、外出時の店員さんへの態度など、明らかに過剰な興奮が見られるのなら、そういった人は結婚後に豹変し、 DV やモラハラ行為をするようになる。私が DV 被害者からいただいた相談では、結婚前にこういった傾向があったようです。
また、結婚後の DV について、「夫婦の間だからよくある問題…」と、 DV が犯罪行為であるという認識がとても気薄であるということが一連のアンケート結果でわかりました。
繰り返しますが DV は犯罪です。つまり、 DV 加害者は犯罪者であり、家族や友人に相談するという行為はその犯罪者との接点を持たせることになり、ある意味とても危険なことであるという認識を持たねばなりません。
なお、 DV で離婚を真剣にお考えの方は別記事「DVで離婚したい女性がするべき準備と慰謝料【まとめ】」をお役立てください。

DVで離婚したい女性がするべき準備と慰謝料【まとめ】

DV=Domestic Violenceとは、同居関係にある配偶者や内縁関係の間で起こる家庭内暴力のことで、最近では元夫婦や恋人など、婚姻の有無を問わないことも多くなっています。
元々「家庭内のことだから・・・」と表になってこなかったDVですが、ここ最近は女性シェルターなど、行政がDV被害者を守るために施策などを充実させています。なぜなら、一般に DV 加害者が行動を改めることはないからです。しかしそれでも、なかなか離婚に踏み切ることのできない女性が少なくありません。

そこでここでは、女性が離婚に踏み切れない理由と、できるだけ有利に離婚を勧める手だてについてご紹介しますので、お役立ていただければ幸いです。

1.DV加害者が治ることがあると思いますか?

「殴る蹴るの暴行を働いたと、ウソのように優しく接してくる。」
夫婦間の DV でよく聞く話ですが、女性が離婚に踏み切れない原因のひとつとして、「加害者である夫が、もしかしたら変わってくれるかもしれない…」という思いがあるからかもしれません。
そこで、加害者に対する一般的なイメージについて、「治るのかどうか」を焦点に、アンケートをとってみました。

【質問】
DV加害者は治ると思いますか?

19


【回答数】
思う:16
思わない:84

1-1.8割以上が「DVは治るとは思わない」と回答・・・

今回のアンケート結果では、8割以上の方が「DVの加害者は治ることはない」と回答する結果となりました。

・絶対に治らないと思います。一種の病気のようなものなのでは無いでしょうか。(30代/女性/その他専門職)

・それはもう後天的に発病した病気だと思う。しかも一生治らない。治ったと思ってもどこかにスイッチが常にあると思う。(20代/女性/会社員)

・専門的カウンセリングや治療をうけてもまず治らないと思います。(40代/男性/無職)

回答者の多くが、「DVをするのは病気」と認識しており、その病気は「治療をしても治らない」と考えているようです。
理由としては、「大人になって行う暴力だから」「自分に甘い」といったことが挙げられており、大人になっても自制が効かないのであれば、何をしても無駄なのではないか、という考えがうかがえます。
しかし、「1度で後悔して2度と手を上げない人もいるとは思うけど」など、加害者が変わることもあるのではないか、と希望をもつ意見も少しですが挙げられています。

1-2.「DVも治るのでは・・・」と考えている人もいる!

治らないと考える人が8割を超える中、1割強が「DV加害者も治るのではないか」と回答しました。

・人間には救いが必要で、治らないと言い切ってしまうのはあまりに救いがなさすぎるから。(20代/女性/自由業・フリーランス)

・治ると思いますが、相当な治療期間が必要だと考えます。短期間では無理。(30代/男性/会社員)

回答者の多くが「適切な治療を受ければ、加害者の中の何かが変わるのではないか」と答えています。しかし、短期間ではなく、長期的な治療が必要という認識が強いようです。しかし、治るのではないか、と考えている人も、「すべての加害者が治る」とまでは考えていないようです。また、年を重ねることで、何かが変わってくるのではないか、と考える人もいるようです。

1-3.治療は不可能?なぜDV加害者が生まれるのか?

今回のアンケートでは、多くの人が「DVの加害者は治らない」と考えていることがわかる結果になりました。
加害者から逃げている被害者を探し出し、再度暴力を振るうというニュースが増えていることも、このような結果になった一因かもしれません。しかし、その一方で「何らかの治療があるのではないか」と考える人もいることが分かりました。
DVは相手をコントロールしたい、という欲求が歪んだ行動として現れること、また自己肯定感の低さが一因と言われることがあります。加害者の心理を知ることで、逆に被害者になることを避ける、ということができるかもしれませんね。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年03月12日~2015年03月26日
■有効回答数:100サンプル

2.離婚したいのにできない理由は何でしょうか?

DVに限らず、本当は離婚したいと思っても、なかなか離婚できずに踏みとどまるケースも多くあるようです。では、離婚したくても離婚できない理由とは何なのでしょうか。離婚に踏み切れないようにさせている理由についてアンケートを取ってみました。

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【質問】 
離婚したいけどできない理由は何だと思いますか?

【回答数】 
経済的な不安のため:45 
子供のため:42 
相手への情があるため:7 
相手が応じてくれないため:3 
その他:2 
世間体が気になるため:1

2-1.育児や家事と仕事の両立は可能なのか?

最も多い理由は、経済的な不安からという結果になりました。

女性が結婚後に家事をすべてやらなければならない風潮なので、以前のように外で仕事できなくなる。日本は一度辞めると、復帰できない社会(30代/女性/会社員)

経済面の不安が大きいのではないかと思います。子供がいたら尚更かと(20代/女性/パートアルバイト)

特に女性はそうですが、結婚して子供ができれば専業主婦になる人もいますし、共働きのままにしても育児や家事などの都合で以前のまま働ける人はあまり多くありません。そういった人たちにとって再就職と家事や育児の両立は困難な部分も大きいでしょう。

2-2.離婚が子供に与える可能性のある影響

次に多かった理由は、子供のためというものでした。

子供には、両親がいての家庭環境が大事だし、精神的にもつらいと思うので成人するまではよっぽどの理由がない限り離婚しないほうがいいと思う。(30代/女性/専業主婦主夫)

子どもにとっては父親であるし、子ども自身も父親として大切に思っているので(30代/女性/専業主婦主夫)

子供を育てるうえで夫婦は、たとえ自分からすれば嫌な人だとしても子供から見れば唯一の父親や母親なので、別れることはとてもつらく後に影響を与えます。やはり、子供にいい影響を与えないことを親としてわかっているので離婚できなくなってしまいがちなようです。

2-3.かつて好きだった相手への情は無くなる?

三番目に多かった理由は、相手への情があるからでした。

なんだかんだいっても、一度は好きになった相手なので、すぐに割り切るのは難しいと思います。(30代/女性/専業主婦主夫)

一緒に生活して長い時間いるので人間は基本的に情が湧いて出来ないと思う(30代/男性/会社員)

一度は結婚しようと思うほどにお互いを好きになった間柄ですし、いざ別れようと思うとそのことが思い出されて別れられないという人もいるでしょう。一緒に暮らしているうちに、情が移ってしまうことも考えられますし、これも一つの理由かもしれません。

2-4.まず相手の同意がないと離婚届を提出できない!

四番目に多い理由としては、相手に応じてもらえないからという理由が挙げられていました。

他の理由はなんとかなっても相手が応じてくれないなら、書面上は離婚できませんもんね。(30代/女性/専業主婦主夫)

双方の合意がないと離婚が成立しないため、相手が応じてくれず離婚できなかったというケースを実際に知っている(30代/男性/会社員)

最後に離婚という手続きをする上で、いくら片方の意志が強くても相手の同意がなければ離婚届を提出することはできません。相手の同意が得られないというのは、そういった点から見ればもっとも致命的で離婚する上では深刻な問題となりえそうです。

■調査地域:全国
■調査対象:【年齢】10代以外
■調査期間:2015年03月12日~2015年03月26日
■有効回答数:100サンプル

3.DVで離婚時に受け取る慰謝料の現実!

離婚を決断するには、様々な障壁が立ちはだかることがうかがえます。本当に離婚してしまうことは困難な部分も多くあり、踏み切れないで困っている人も多くいるということも想像できます。なかでも、離婚に踏み切れない最大の原因は離婚後の経済面についての不安ですから、 DV の慰謝料は気になるところです。
そこで女性を対象にアンケートを取り、慰謝料をどのくらい取ったほうが良いのか、女性の立場からの意見を聞いてみました。

【質問】
DVによる離婚。慰謝料はいくら取るべきだと思いますか?

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【回答数】
501万円以上:34
301万円~500万円:26
201万円~300万円:20
51万円~200万円:11
~50万円程度:9

3-1.被害者の苦しみを思えば500万円を超える額が妥当!!

DV が原因の離婚の慰謝料について、最も多かったのが「500万円以上」で、34%となりました。

・1000万くらい!治療費、精神的被害も含めて。結婚詐欺だし!でも実際は300万も取れないと思う。(30代/女性/その他専門職)

・相手の財産の半分。全財産を貰いたい位。それ位DVがひどい事だというのをわかってもらいたい。(30代/女性/専業主婦)

・取れるだけ取ってやりたい。暴力を振るわれた恐怖はお金じゃ償えない。(30代/女性/無職)

・その後の後遺症を考えると、取れるだけ取ったらいいと思います。DVは本当にありえない行為です。(20代/女性/会社員)

取れるだけ取ったほうが良いという意見が多く、女性のDVに対する憤りが伝わって来るようです。女性に暴力を振るい、自分の欲求を満たそうとする夫に対して、あり得ない行為と考えている様子がうかがえました。治療費や精神的被害を考えれば1000万円くらいとの声や、全財産を貰いたいくらいとの声もありました。被害にあった女性の悲しみや苦しみを考えれば、そう考えるのも頷けますよね。

3-2.今後の生活保障など考えたら…500万円以下の回答も意外と多い

離婚時のDVの慰謝料で、次に多かったのが「301万円~500万円」の26%、そして「201万円~300万円」の20%と続き、少数でしたが「51万円~200万円」と「~50万円程度」が続く結果となりました。

・相手とは違う都道府県に引っ越した方が安心なので、引っ越し費用や新しい住居の資金など。新しい仕事が見つかるまでの生活費を合わせるとこのくらいはもらわないと大変だと思う。(50代/女性/専業主婦)

・月5万円を5年間くらいもらいたいと思うので300万円ほど請求します。(30代/女性/専業主婦)

・現実的に法的にみても200万が限界だけど傷害訴訟なら、もっと取れるかも(40代/女性/専業主婦)

・DVから逃れることが最優先事項なので、慰謝料を多くとることより、1日も早くつながりを断ち切ることが大事だと思うから。(30代/女性/パートアルバイト)

離婚後の安全を考えて生活できるためには500万円近く取った方が良いとの意見があり、離婚後の相手の行動など不安要素を考えざるを得ないようです。具体的に月5万円で5年間と計算した人もいて、DVの被害から立ち直るにはかなりの年月が必要と考えている様子もうかがえました。
また、現実的には200万円だとしても傷害訴訟ならもっと取れるのでは?という意見もあり、回答した金額では不満な様子。50万円以下と回答した人は、早く関わりを切って新しい人生を始めるほうが良いと考えているようでした。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年10月07日~2015年10月21日
■有効回答数:100サンプル

3-3.DVが原因の離婚でもらえる慰謝料の現実!

今回、女性にアンケートを取ったところ、慰謝料は500万円超取るべきといった意見が最も多いことが分かりました。DV被害の心身に負う傷の深さを懸念している様子がうかがえました。

慰謝料の金額は明確には決まっていません。話し合いにより自由に決めることができますし、極端な話、相手はそれなりに社会的地位のある人なら5,000万、1億円支払ってもらうということも可能です。その一方で、裁判例などで慰謝料の相場はおおよそ決まっています。

3-3-1.離婚時の DV慰謝料の金額相場

慰謝料の金額(相場)は、その原因によってさまざまです。例えば、パートナーが不倫・浮気をした場合の慰謝料の相場は100~500万円です。一方で、 DV(身体的暴力)やモラハラ(言葉や態度による精神的暴力)の場合は50万から300万円です。

被害者の立場からすると、今後の生活も含めればとても納得ができるような金額ではありませんが、これが現実です。

4.DVで離婚時に、できるだけ高額な慰謝料をもらうために必要なこと!

高額な慰謝料をもらうには、十分な証拠が必要不可欠です。また次のような DV の事実が証明できると、慰謝料が高額となる傾向にあります。
1.DV を受けた回数が多い
2.DV を受けた期間が長い
3.被害者に落ち度はないのに DV を受けていた
4.DV によるケガの程度が重い
5.DV によりうつ病になった

4-1.DVで離婚の前にすべき証拠集め

DVで離婚を望まれるなら、弁護士などに相談を持ち掛けてから証拠集めをするのでは遅すぎます。そこで、最低限の証拠集めに何が必要なのか以下を確認してください。

・医師の診断書
・写真
・電話等の録音、メール
・メモ、日記

4-1-1.医師の診断書

DVでケガをしたとき、医師の診断書をもらい客観的な証拠を残しましょう。

また、もしあなたが、精神的に病んでしまっているのなら、精神科や心療内科などで診断書が有効な証拠となりえます。ただし、医師の診断書で客観的に立証できるのは、うつなど精神的な症状についてであり、その原因がDVとまでは立証できません。そのため、後述している日記やメモ、写真などで補強が必要です。

4-1-2.写真をとる

DVが原因でケガをしたとき、医師の診断書の他にケガの患部などの写真を残しましょう。また、DV加害者が物に当たるというケースは少なくありません。皿や茶碗が割れたとか、イスや壁が壊されたなどの写真も有効な証拠となります。また、これは調停や裁判におけて視覚的に訴えることができますので、インパクトがあります。

4-1-3.録音やメール、LINEの保存

DV加害者による長時間にわたる暴行はもちろん暴言や嫌がらせ。これが録音できたなら、有力な証拠となります。彼らは2~3時間と、通常の精神状態では考えられないほど長時間にわたって嫌がらせを続けることがほとんどです。できるだけ、録音を続けましょう。

また、DV加害者のメールやLINEの文面には、あきらかな攻撃や精神的苦痛をもたらす内容が含まれます。これらは脅迫ですから、有力な証拠となります。

4-1-4.メモ、日記

メモや日記は、これだけでは証拠にはなりません。しかし、上記のような録音や写真などの証拠が加わることで、客観的な事実を補強することができますからとても重要です。

メモや日記において意識してほしいのが5W1Hです。

・いつ
・どこで
・どんな状況で(誰が誰に対して)
・何を
・どのように行った
・きっかけや経緯は?

など、できる限り具体的に記録しましょう。

4-1-5.警察に相談しましょう!

証拠が十分にそろわなくても、 DV 事件が起きたら110番通報をしましょう。警察がくれば、その時の状況の報告書が残ります。後日、その書面の写しを被害者がもらえるケースがあるので、これも有力な証拠となります。

5.慰謝料以外にもらえるお金について!

離婚時には、慰謝料以外にも以下のようなお金をもらえる可能性があります。

5-1.婚姻費用 – 別居から離婚までの間にもらうことができる費用

当たり前のことですが、生活をするにはお金がかかります。これは、夫婦の結婚生活においても同じです。また、離婚前に別居した場合も当然のことですが、同じ。このとき、妻の収入が少ない場合は、夫から婚姻費用としてお金を請求することができます。

5-2.財産分与

結婚してから増えた夫婦共有の財産を離婚時に分けること。これを財産分与といいます。結婚後、夫の年収が増えれば増えただけ、請求できる財産分与額も大きくなります。

5-3.養育費

もしお子さんがいて、子供妻であるあなたが引き取ることなった場合、子供を育てるために必要な養育費を請求することができます。

6.DVで離婚後に受けることのできる公的支援・手当!

片親、とくに女でひとつで子育てと仕事の両立は想像以上に困難です。一般に、母子家庭は生活費に困窮することは容易に想像できます。そんな時、1人親家庭をサポートする支援・手当がありますので代表的なものをご紹介します。

※ 制度の利用には申請が必要です。お住いの自治体に問い合わせて手続きをしましょう。
※ 他にも支援制度はありますので、自治体にお問い合わせの際に確認しましょう。

6-1.児童扶養手当

母子家庭に限らず、ひとり親家庭のために設けられた手当で、地方自治体から支給されます。両親が離婚した場合や、父または母が死亡した場合など、父母のどちらか一方からの養育しか受けることができない世帯が対象です。支給は、子どもの年齢が0歳から18歳に到達して最初の3月31日(年度末)までの間にある世帯が対象になります。

【支給額】
・全部支給:月額42,330円
・一部支給:所得に応じて月額9,990円~42,320円まで10円単位で変動

[2人以上の場合]
◆第2子の加算額
 ・全部支給:10,000円
 ・一部支給:9,990円~5,000円
◆第3子以降の加算額(1人につき)
 ・全部支給:6,000円
 ・一部支給:5,990円~3,000円)

6-2.児童手当

児童手当はひとり親家庭に限って支給される助成金ではありません。支給対象となる子どものいる全家庭が対象で、国が行っている支援制度です。児童手当の対象となる子どもは、日本国内に住む0歳以上から中学卒業(15歳に到達してから最初の年度末)までで、扶養家族等の数に応じて所得制限があり、支給金額が変わります。

【児童手当の支給金額】
・0歳~3歳未満:1人につき月15,000円(一律)
・3歳~小学校修了前:月10,000円(第3子以降:月15,000円)
・中学生:月10,000円(一律)

※ 所得制限以上:5,000円(当分の間の特例給付)

6-3.児童育成手当

児童育成手当は東京都で行われているひとり親家族への支援制度名で、児童1人につき月13,500円の手当てを受け取ることができます。他道府県では別名称で行われており、制度の名称や詳しい金額、支給対象者などは自治体によって異なるので、お住まいの地域の市役所・区役所などへの問い合わせが必要です。

6-4.障害児福祉手当

こちらもお住いの自治体で申請が必要な手当で、精神または身体に重度の障がいがあり、日常生活で常時介護をする必要がある在宅の20歳未満の児童に支給されます。支給額は月14,600円で、原則2月(11月~1月分)、5月(2月~4月分)、8月(5月~7月分)、11月(8月~10月分)に支給されます。ただし所得制限があります。

6-5.就業支援・学び直し支援

とくに、離婚後の女性において経済的自立はとても重要な課題です。そこで、次のような支援を利用しましょう。

6-5-1.マザーズハローワーク

とくに、子育て中の女性の就職活動サポートに特化したハローワークです。通常のハローワークと同じように、専門スタッフが職業紹介をしてくれますが、子どもを連れていくことができます。また、施設によりますが、相談中に子どもを遊ばせておけるキッズコーナーや、セミナー参加者用の託児スペースを設けているところもあります。

なお、地域によっては予約が必要な場合もありますので、お問い合わせの上ご利用ください。

6-5-2.自立支援教育訓練給付金

自立支援教育訓練給付金は、雇用保険の教育訓練給付が受給できない方が対象で、ひとり親家庭の親の主体的な能力開発の取り組みを支援する制度です。この教育訓練を受講し修了した場合に、必要経費の20%(4,001円以上~上限10,000円が上限)が支給されます。受講前に自治体から講座の指定を受ける必要があるので、事前にお住まいの地域の市役所や区役所に相談しましょう。

まとめ

DV で離婚をするには、さまざまな事前準備が必要であることがお分かりいただけたことと思います。離婚後の生活設計が、できるだけ円滑に進められるように、公的支援や手当の相談を離婚前からしておきましょう。