もうアルハラに悩まない!会社や大学でアルハラにあった場合の対処方法

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アルハラ

「お酒が飲めません」

皆さん、先輩や上司が集団でお酒を飲むように勧めてきてもこのように断れますか?

今や現代社会における深刻な問題となっているのが、他人に嫌がらせをするハラスメントの一種で『通称:アルハラ』と呼ばれアルコールハラスメントです。

このアルハラは、特に大学新入生や新人社員が被害にあいやすく、命を落とす大学生や悩んで会社を退社する方も多いです。まさに、悪い方向に人生を変えられてしまうのです。

さらに、『飲みニケーション(飲み会でコミュニケーションをとる)』と呼ばれる言葉も出てきて、社会の飲み会に対する考え方は、お酒の飲めない方にとって不利に働いていると言っても過言ではありません。

・飲み会には行きたくないけど、強制的に行かないといけない
・上司や先輩から勧められたお酒が断れない
・飲み会の席では、いつも先輩に潰される

など様々な精神的苦痛を抱えている方は、ぜひこの記事をご参考にお役立てください。

1.アルハラとは

アルハラとは、アルコールハラスメントの略称でお酒に関するハラスメントの事を指します。

定義を確認しておきましょう。「飲酒に伴う嫌がらせや人権侵害、相手を不快にする行為」です。

自分達よりも立場が弱い者に集団で飲ませたり、無理やりイッキ飲みをさせたりする嫌がらせの事です。

自分よりも立場が弱い者とは?

会社であれば上司と部下、大学生であればサークルの先輩、後輩がこれにあたるでしょう。
近年では刑事罰や損害賠償請求などで訴えられる例も増えています。

2.アルハラに該当する5つの行為

ここで、アルハラになりうる行為をまとめておきます。

特定非営利活動法人アルコール薬物問題全国市民協会が具体的なアルハラ行為の定義5項目を挙げております。

①飲酒の強要
②イッキ飲ませ
③意図的な酔いつぶし
④飲めない人への配慮を欠くこと
⑤酔ったうえでの迷惑行為

以上からお分かりいただけるように、お酒が飲めない方、強くない方にとっては不快であることは間違いありません。加害者は人権の侵害と言われてもおかしくない行為と言えます。

3.実際にあった!アルハラの事例6選

ここでは学生、社会人に分けて事例をご紹介いたします。

ASK(特定非営利活動法人アスク)に掲載されている事例です。さらに、どのような罪で訴えられる可能性があるのか記述しております。

3-1 学生編

3-1-1 サークルの合宿にて

大学生の時に入っていた自然保護サークルの合宿でのことです。 酒や先輩の私物を含む数十キロの荷物を担いで山道を数時間歩かされ、着いた先で先輩の泊まるテントを張るなどさせられ、疲労困憊している中、飲酒を強要されました。

数十人の先輩がキャンプファイヤーを囲んではやし立てる前で、我々新人は直立不動で大声で挨拶をさせられ、挨拶がおもしろくなければ一気飲みをさせられました。挨拶がおもしろければ、褒美として一気飲みさせられました。先輩の注ぐ酒はすべて飲まなければいけないと言われ、飲めないと罰と称して飲まされました。飲むと褒美と称して飲まされました。

嘔吐すると「気合いが入っていない!」ということでさらに飲まされました。それが、新人全員が嘔吐して昏倒するまで続きました。先輩達は、楽しそうでした。合宿のたび同じようなことが繰り返されました。

死者が出なかったのが不思議です。持病の悪化で倒れている同輩にすら、飲酒を強要する先輩がいました。私がいたのは獣医や臨床検査技師を育てる大学です。なぜそんなひどいことをするのか訊くと、その先輩達も上の世代に同じことをされたから、だそうです。

この事例について法律で罪に問われそうな内容を簡単にまとめます。

挨拶がおもしろければ、褒美として一気飲みさせられました。先輩の注ぐ酒はすべて飲まなければいけないと言われ、飲めないと罰と称して飲まされました。

【酔いつぶすことを目的にお酒を飲ませた → 傷害罪 (15年以下の懲役、50万円以下の罰金)

新人全員が嘔吐して昏倒するまで続きました。先輩達は、楽しそうでした。

【飲酒を強要し急性アルコール中毒となった → 過失傷害 (30万円以下の罰金又は科料)

3-1-2 大学のゼミにて

大学の時に所属していたゼミでは、夕方になると毎日のように教員達がゼミ室で飲み会をしていました。ゼミ生も参加が暗に強要されていました。

ゼミのカリキュラムにはまったく関係なく、ただお酒の相手をするだけです。体質的に飲めないので断ったところ、「君みたいのは指導したくない!」と言われました。実際、その後その教員には何も指導してはもらえませんでした。

体質的に飲めないので断ったところ、「君みたいのは指導したくない!」と言われました。

【脅迫して無理矢理お酒を飲ませた → 強要罪 (3年以下の懲役)

さらに、パワハラ(パワーハラスメント)で訴えられる可能性もあります。

3-1-3 コンパにて

地方にある国立大学の経済学部に所属していた頃の話です。私はお酒が飲めない体質なのに、新人歓迎のコンパで飲まされました。先輩から飲むように言われて断りはしますが結局飲まされて、とても嫌なおもいをしたのを覚えています。

死者は出ませんでしたが、私の周りでは救急車で運ばれた事例もしばしば。先生や心理カウンセラーに相談しましたが、根本的な体質は変わっていないように感じました。

コンパはもっと和やかな雰囲気であって欲しいと思います。

私はお酒が飲めない体質なのに、新人歓迎のコンパで飲まされました。先輩から飲むように言われて

断りはしますが結局飲まされて、とても嫌なおもいをしたのを覚えています。

【飲酒を強要し急性アルコール中毒となった → 過失傷害 (30万円以下の罰金又は科料)

3-2 社会人編

3-2-1 上司からイッキを強要

会社の上司と飲みに行くとグラスを置いたら即イッキを強要されました。

店を出るまですべてをイッキのみ。

状況によっては記憶をなくしたり、電車を乗り過ごしたり、眼鏡が壊れていたり、気がついたら部下の家だったり、怪我をしたこともあります。妻からも文句を言われ、家庭も最悪、家計も火の車に。

カラオケに行くと、歌がうまい上司は点数制にして、下手な私はすぐに終わる。決まった歌を歌わされて歌詞のサビでは必ずイッキ。また、その誘いで帰れずストレスとなり会社を休職に追い込まれました。

私はお酒が飲めない体質なのに、新人歓迎のコンパで飲まされました。先輩から飲むように言われて

断りはしますが結局飲まされて、とても嫌なおもいをしたのを覚えています。

【飲酒を強要し急性アルコール中毒となった→ 過失傷害 (30万円以下の罰金又は科料)

会社の上司と飲みに行くとグラスを置いたら即イッキを強要されました。

店を出るまですべてをイッキのみ。

【飲酒を強要し急性アルコール中毒となった→ 過失傷害 (30万円以下の罰金又は科料)

これも、パワハラに該当します。

3―2-2 同期との飲み会

私が新人の時、私の同期の2人と計3人の前に、焼酎の一升瓶を目の前に置かれ「これ全部飲むまで帰さない」と言われ、結局1人急性アルコール中毒になって病院に運ばれた。

【飲酒を強要し急性アルコール中毒となった→ 過失傷害 (30万円以下の罰金又は科料)

【飲酒を強要し急性アルコール中毒で死亡させた→ 傷害致死 (3年以上の有期懲役)

3-2―3 会社の飲み会

消防団に入ったら、訓練後の飲み会で無理やり焼酎のロックやストレートを大量に飲まされた。(ビールを少しずつ飲んでいれば問題無いのに) 気分が悪くなってトイレで戻すと「税金で飲ませてもらっているのに吐くとは何事か!」と分団長・副分団長、その腰巾着に支離滅裂な説教をされる。

飲み会に参加しないと「飲み会も団の活動」と怒られる。二日酔いで気分が悪いことは頻繁にあった。 消防団活動そのもの(火事等の出動や台風時の警戒等)には意義もやりがいも感じており、体が動くかぎり続けるつもりだったが、

「酒の飲めない奴には消防はできない」と勝手に署名捺印入りの退団届を消防団本部に出されてしまった。 納得できないので本部で抗議して届を撤回し、分団長を有印私文書偽造・同行使で刑事告訴した。

警察は正式に動いてくれたが、検察で不起訴になった。 分団長・副分団長は警察が正式に動き出したあとで、自宅に押し掛けて来たり、地域の集まり(消防団とは無関係な人が多数)で偶然会った時に「よくもあの程度の事を警察沙汰にしやがったな!」と脅迫まがいの言動を行う人間。

現在も書類上は消防団員だが、訓練や式典の参加連絡が全く無く、私個人の団員手当の口座がどのように管理されているのかもわからない。

消防団に入ったら、訓練後の飲み会で無理やり焼酎のロックやストレートを大量に飲まされた。

【脅迫して無理矢理お酒を飲ませた→ 強要罪 (3年以下の懲役)

【酔いつぶすことを目的にお酒を飲ませた→ 傷害罪 (15年以下の懲役、50万円以下の罰金)

住民を守る消防団でこのようなアルハラが起こっているのは本当に残念です。

第5章で法律に関して説明しますが、他にも

【飲酒を強要し急性アルコール中毒となった→ 過失傷害 (30万円以下の罰金又は科料)

【飲酒を強要し急性アルコール中毒で死亡させた→ 傷害致死 (3年以上の有期懲役)

上記のような判例もあり、アルコール中毒で死亡させた場合は3年以上の有期懲役という重い罰もあります。

4.こんな人には要注意!アルハラ加害者の特徴

4-1 40代以上の係長、課長クラスの人

いわゆるバブル世代と呼ばれている方々は、昔はこうだったなど自分たちの経験を押し付けがちです。

『ゆとり世代』とよく口にして、「若者はダメになった」などと酔っぱらいながら絡んでくる上司も多いようです。

そこまではまだいいですが、「俺達が若い頃は無理やり飲んでたぞ!」「今の若い者は飲み会に参加しないのか?」などと言われ半分強制的に飲み会に参加させたあげく、「俺の酒が飲めないのか?」と無理やり飲まされるケースも多いようです。

1日仕事をして疲れて、強制参加、上司の聞きたくもない話、さらに二日酔い。このようなアルハラが繰り返されれば会社に嫌気が出てくるのも時間の問題でしょう。

4-2 体育会系で軽い感じの人

学生時代は体育会系の運動部で、飲み会では幹事(まとめ役)というよりは盛り上げ役を任されるタイプです。とてもノリがよく、誰にでも軽い感じの人です。只々、飲み会が楽しい!!そんな人です。

そのノリを社会人になっても続けており、イッキ飲みを助長する言動が見られます。

飲み会の席で後輩を急に指名してイッキ飲みをさせたり、「俺も飲むからお前も飲めよ」と訳の分からない理由で二人一緒にイッキ飲みしたりと急性アルコール中毒者がでそうな飲み会になってしまいます。

このタイプの人は、事故(例えば死亡など)が起こるまで自分の行為を見つめることがありませんので気を付けないといけません。

4-3 お酒を飲むと性格が変わる人

普段は温厚で優しい方でも、お酒を飲むと全く性格が変わってしまうタイプもいらっしゃいます。

饒舌(じょうぜつ)になって永遠と語りだしたり、急に怒りっぽくなったり、時にはアルハラに変わってしまう方もいます。

このような方は、こちらの事情は全く聴いてくれません。当然相手も酔っぱらっているからです。

「今日は飲めません。理由は・・・」と理由を話してお断りしても、「俺の酒が飲めないのか?」「そんなの関係ない」などと言って絡んできます。(その理由が例え、車や家族の事であってもです)

前もって、会社内で噂は耳にすると思いますので注意が必要です。

4-4 弱い立場の者に集団で飲ませようとする人

新入社員、新入生などまだ新しい環境にまだ慣れていない人に飲ませようとする上司、先輩もいます。

やっかいなのは、集団で来られる場合です。先輩や上司が複数で来られると飲めないのに、飲む雰囲気になってしまい飲まざるを得ない状況になってしまいます。さらに、同僚も盛り上がり、先輩に認められたくて、あおる者も出てきます。

「この場をシラケさせてしまうのでは?」と考えてしまい飲んでしまう・・。とても危険です。

4-5 飲めない人に飲ませて苦しむのを楽しむ人

飲めない人に飲ませて苦しむのを楽しむ人です。

このタイプの人は根本的には意地悪な人です。社会人には少ないですが、大学生の中にはいわゆる「悪ノリ」と呼ばれている行為をする人もいます。

飲めない人が酔っ払って真っ赤になったり、変な行動をしたり、眠り込んだりするその姿を見ることを楽しんでいます。要は相手をお酒で潰して楽しんでいるのです。本当にタチが悪いと言えるでしょう。

以上、加害者のおおまかな特徴です。

これらの方々に共通するのは、「相手の立場になって考えることが出来ない人」です。酔っ払ってしまい正常な判断ができなくなってしまっているのも1つの原因でしょうが、根本的には相手の立場を考えることが出来ない人達と思った方が良いでしょう。

5.アルハラを受けやすい人の5つの特徴

5-1 上司のパワーに飲み込まれやすい人

上司のパワーに押されてしまって、あおられて飲まされる方は多いようです。

例えば、

「上司にあおられて3人で一升瓶を10分であけることになった。酒豪が居たのでどうにか助かったけど、きつかった」
「お前達新人なのに俺の酒が飲めないのかーと言ってきて順番にイッキ飲みをさせられた。」

などと、上司は部下を試したり、酔っているのをみて楽しんでいます。

上司だから言えない・・・と思っているとアルハラ上司はその立場をどんどん利用してきます。

5-2明るくて目立ちがちの新人

いくらお酒が飲める人でもこのタイプはターゲットにされやすい傾向があります。

最初の飲み会で目立ってしまうと、アルハラ上司、先輩に目をつけられやすくなってしまいます。

例えば、

「新人歓迎会で目立ちすぎて、アルハラ上司に毎回誘われるようになった。潰されるまで飲まされる。」

誘えば断られないと思われて毎回声をかけられるようになりますので注意しましょう。

5-3 聞き役に徹してしまう人

聞き上手の方も注意しましょう。

「延々と話につき合わされた」
「キャバクラと勘違いされるくらい話を聞かされた。」など

年齢層の高い上司は、若い女の子に話を聞いてもらえてとても嬉しいようです。しかし、上司も酔ってくると「君も飲みなさい」となりかねませんので深入りするのは注意が必要です。

5-4 嫌な顔を素直にできない人

人が良くて、いつもニコニコしている方はアルハラ被害に遭いやすいです。それは、嫌な顔や距離を置く動作ができないからです。

アルハラ上司の中には、嫌な顔をされれば嫌がられていると気づく人もいます。

しかし、ニコニコして断りづらい方はますますお酒を注がれて飲まされてしまう可能性が高いです。

「セクハラを受けた。直属の上司なので何も言えなかった」

さらに、酔った勢いでセクハラまでされかねませんので注意が必要です。

5.お酒を選ぶ「主導権」を渡してしまう

もうそろそろ酔ってきたのでウーロン茶で休憩をしようと思った矢先に、アルコール度数の高いお酒・・・

「頼んでないお酒を飲まされ、つぶされました」
「いろんな種類のお酒を飲む羽目に」

アルハラ先輩にお酒を選ぶ主導権を渡してしまうと飲めないお酒やアルコール度数の高いお酒を飲まされるはめになります。

特に酔ってしまった時は、積極的に自分から注文したり、飲めないお酒がきたら席を外したり、飲めませんとはっきり断ったり、相手に主導権を握らせないことも必要です。

6.対策を打つ前に!知っておきたい法律の話

残念ながらアルハラを直接規制する法律はありません。しかし、酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律(通称:酔っ払い防止法)と呼ばれている法律の第2条には、

“すべて国民は、飲酒を強要する等の悪習を排除し、飲酒についての節度を保つように努めなければならない。(第2条)”

出典元:衆議院

と記載されております。

さらに、刑事、民事責任を追及される場合もあります。

・脅迫して無理矢理お酒を飲ませた  → 強要罪 (3年以下の懲役)

・酔いつぶすことを目的にお酒を飲ませた  → 傷害罪 (15年以下の懲役、50万円以下の罰金)

・飲酒を強要し急性アルコール中毒となった  → 過失傷害 (30万円以下の罰金又は科料)

・飲酒を強要し急性アルコール中毒で死亡させた  → 傷害致死 (3年以上の有期懲役)

・アルハラ行為を煽った  → 現場助勢 (1年以下の懲役又は10万円以下の罰金もしくは科料)

・泥酔者を放置した  → 保護責任者遺棄 (3年以上5年以下の懲役)

・泥酔者を放置して死亡させた  → 遺棄等致死傷 (保護責任者遺棄等の罪と傷害の罪と比較して重い刑)

上記で注目して頂きたいのは、アルハラの加害者が訴えられることはもちろんですが、周囲の方も責任をとらされる可能性があることも覚えておいてください。

7.アルハラを阻止する2つの対策方法

ここでは対策方法をご説明いたします。大きく『相談』と『断り方』の2つに分けて考えてみたいと思います。

7-1 相談

7-1-1 上司や先輩に相談

社会人の場合で考えてみましょう。アルハラを受けていることを上司に相談する場合誰に相談すれば良いのでしょうか?

『上司』と一言で言っても様々な立場の上司がいますので、それぞれ考えてみましょう。

①社長や部長クラス

アルハラをする上司よりさらに上の上司に注意してもらうことが目的です。上手く行けば効果はテキメンでしょう。自社でハラスメント行為があると判れば対応も早いはずです。

しかし、難しい部分もあります。

・(被害者が)緊張して、思っていることが伝えられない。
・忙しいので相手にされない。

ひどい場合は「そんなことで相談するな」と逆に怒られたりなど、ハラスメントに対して意識が低い会社であれば、考えられることです。

「社長に告げ口した」とアルハラしていた上司の耳に入れば、さらなるアルハラ、もしくは悪質なイジメを受けることもあります。

いきなりトップの上司に言いに行くのはすこしリスクがあるでしょう。

②話しやすい上司(少し年上のクラス相談しやすい兄や姉のような上司)

話しやすい上司に相談するのも良いでしょう。

こちらの事を気にかけてくれる人、リーダーシップのある人、優しい人、様々なタイプがいると思いますが、こちらの悩みを真剣に聞いてくれる人に相談するとよいでしょう。

先ほどの①のような上司にハラスメントのことをいう場合に、話しやすい上司に同伴してもらうと心強いでしょう。一人で行っても、言いたいことが言えず、なかなか自分の思いが伝わらないことも多いので上司にサポートしていただくのも1つの手でしょう。

また、話しやすい同僚や同期に相談するのも1つの手でしょう。特に同じ部署の人ならば状況をすぐに分かってくれるはずです。

7-1-2 (社会人ならば)人事課、もしくは各企業のハラスメント対策室に相談

上記のような部署であれば、一人でも相談に比較的行きやすいと思います。

聞いてくれる方はいろいろな事例を知っているはずなので、一緒に対策を考えてくれることでしょう。

7-1-3 (学生ならば)学生課に相談

学生課は『生徒が安全に学生生活を送れるようにアドバイスしてくれる』ところなので、悩みを抱えている学生にとってとても心強い味方です。

大学側でも、アルハラで死亡者が出ないようにHPなどで必死に警告しておりますので、一人でも相談に行きやすいと思います。

7-1-4 アルコール問題全国市民協会(ASK:アスク)

2000年12月に、アルコール問題全国市民協会(ASK:アスク)は特定非営利活動法人(NPO法人)としての登記を完了しました。

このアスクは、アルハラで悩んでいる方の電話相談を受けてくれるのはもちろんの事、各地の相談先や自助グループを紹介してくれます。第三者機関としてとても心強い味方になってくれます。

7-1-5 行政機関(役所や労働局)に相談

ある市役所のホームページをのぞいてみると、ハラスメント相談窓口が掲載されていました。おそらくほとんどの役所で相談できます。住まれている役所のホームページを一度ご覧ください。直接お電話しても対応してくれます。

各都道府県の労働局にお電話する方がもっとも確実かと言えるでしょう。なぜならば、あらゆる分野の専門家が相談役といて常時いるからです。

難点は、都道府県の中心にあるので離れた場所からでは行きにくいことでしょう。地方の方では、近くの役所に相談して対応できないようであれば労働局に相談という風に段階を上げて行くのも1つの手段でしょう。

7-1-6 弁護士に相談

あまりにもひどい場合は、やはり専門家の登場となり得るでしょう。確かな専門的な知識で私たちの力強い味方になってくれることは間違いありません。

しかし、その反面いろいろな問題もあります。

相談料が高く、お金がかかる。物的証拠(アルハラの動画や音声など)が必要な場合が多いようです。

さらに、裁判となると企業と戦うことになりますので、仕事を辞めざるを得なくなります。さらに、費用と時間が・・・。大変ですね。

ですが、『訴える』だけが手段ではありません。そこも、やはり専門家なので別な方法を提案してくれるかもしれません。

7-2 断り方

次は、アルハラ対策として『断り方』について、考えていきたいと思います。

7-2-1 飲めない理由を説明する

「私、体質的に飲めません」
「今日は車で来ていまして・・・」
「明日、子供との約束がありまして・・」

アルハラで近寄ってくる加害者にまず飲めない理由を説明しましょう。しっかり説明すれば分かってもらえるかもしれません。

そして、最近は様々な種類のノンアルコールビールが発売されました。飲めない方やハンドルキーパーの方が乾杯の時によく頼まれるようです。飲めない方はノンアルコールビールやカクテルを上手に頼んではいかがでしょうか?

7-2-2 アルコールを飲んだ時の話をする。

「以前、アルコールを飲んだら過呼吸で倒れました。」
「真っ赤になって、吐いて救急車で運ばれました。」
「口つけるだけで全身蕁麻疹がでます。」

アルハラ加害者がしつこい場合は、自分のエピソードをマジメな顔をして話して見てください。多少話を大きくしたくらいが良いです。

相手に「責任とれますか?」というくらいの強い口調で言うともっと効果的です。

すると、ほとんどの方は「飲ませるとキケン」と感じて飲ませる対象から外してくれます。

さらに、周囲の人にも知ってもらえるので周りの方が止めに入ってくれる可能性もありますので力強い味方になってくれます。

7-2-3 パッチテストを目の前でする。

簡易型のアルコールパッチテストが販売されております。これを、飲み会の時に持っていって結果をアルハラ加害者に見せてあげましょう。また、周囲の人も巻き込んで話題作りとしてみんなで検査してみるのも良いでしょう。

インターネットで購入できますでの、ぜひ事前に1回テストしてみるのも良いでしょう。

パッチテストを試してみる。

7-2-4 アプリをダウンロードする。

なかなか直接断りづらい時は、便利なアプリを前もってダウンロードしておきましょう。

『アルハラ断りマウス!』というアプリです。動物たちが4つのパターンで代わりに喋ってくれます。

多少ふざけている様に思えますが、みんな注目してくれて場の雰囲気が変わったり、自分で言わなくていいのである程度の効果はあります。

また、同僚や先輩に前もって相談しておいて、アルハラ加害者が近寄ってきたときは一緒にアプリを見せつけてもらうように頼んでみるのもいいでしょう。

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出典元:ゆびとも

7-2―5 アルハラで訴えます!とはっきり伝える

やはり、あまりにもしつこい加害者には『アルハラですよ!!』『アルハラで訴えますよ!!』と言ってやりましょう。こちらの怒った態度に相手が気づいてくれるかもしれません。

この場合は中途半端に訴えずに、本気で嫌だと伝えるべきです。怒ってその場を帰ってもいいでしょう。

7-2-6 酔う前に事前に伝えておく

アルハラ加害者は酔っぱらうと人に飲ませたくなる人がほとんどです。ですから、飲み会が始まる前の相手が冷静な時に「今日は飲めません」と一言いっておきましょう。すると、冷静な時の記憶が残っているので飲ませてくることはほとんどなくなります。

また、アルハラ加害者が言いにくい上司であれば、相談しやすい上司、もしくは飲み会の幹事に助けをもらって一緒に飲み会前に言ってもらうと言いやすくなるでしょう。

それでも、飲ませてくるようであれば、真顔で冷静に「さっき飲めないとお伝えしましたが・・・」

と言ってやりましょう。

以上、対処方法をいくつかご紹介いたしました。

特に『断り方』ですが、1つの方法で解決することは稀ですので、複数の方法を組み合わせて使っていただければアルハラを撃退できる可能性は高まるでしょう。

8.まとめ

アルコールが元々好きではない、全く飲めないという方は全人口の1~2割はいらっしゃいます。

この方々は、飲み会が楽しめないことが多いのです。その理由は、酔っている人との温度差を感じているからです。そこに、アルハラ行為が行われたら・・・。さらに嫌になってしまうのは当然です。

飲める人も飲めない人もお互いが配慮しながら楽しくの飲むことによって、日々の疲れを癒したり、親睦を深めて、会話を楽しむことが出来るのです。

もし、会社やサークルの飲み会でアルハラに出会ったら、今回の記事をぜひご活用ください。

 

 

 

 

 

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